締め切りと創造的プロセス
はい、1335、今日は5回に1回、シミポタとは離れた話をさせていただく日でございますが、
絞り出すという話をしてみましょうかね。絞り出しているんです。それは何かと言いますと、とある締め切りがございまして、その締め切りが明日ということでね。
明日ということは、実質今日ということなので、絞り出しているんですけども、
絞り出して、ある企画を作っているんですが、それを作って完成をさせて終えて、今これを録音しているんですが、絞り出した後、もうカスカスになっている状態なんですけど、
でも、なんかすっきりしたなという感じがします。
あるね、本を書かれた方の、書者の方がこんなことを言ってあって、本を書くというのは、自分がこう思っていることや、学んできたことや、研究してきたこと、経験したこと、
そして、例えば創造で考えたことを文字に起こしてですね、一つの作品として作っていくわけなんですけど、
本になって出来上がった時点から、どんどん古くなるという言い方をしてありました。
というのは、その本を書いた時点での考えを、そういった文字にしているのでね、絞り出して本にしているので、
そこからたとえ1分経ったら、もうそれは過去の話でして、1時間後、1日後、1ヶ月後、本出たてなんですけども、
1ヶ月の間にね、さらに考えは深まるかもしれないし、もしかしたら書いたことと違うことを考えちゃってるかもしれないですよね。
そういう意味で、書いた途端に古くなるねという話をされていたのがすごく印象的だなと思いました。
買い物でもね、例えばカメラか何か買ってね、最新のカメラか、スマホでもいいですね。
最新のスマホ買ってですね、いい買い物したと思ったら、もう1ヶ月もせんうちにそれが安く売られていて、
次また同じ値段でもっといいのが出てるみたいなね。ないですか、そういうのね。
どんどんどんどんそうやって流れていくわけで、絞り出した瞬間というのは、その一瞬のあれを絞り出したことになるのかもしれませんが、
じゃあ絞り出さなくていいのかというと、そんなことなくてですね、絞り出す行為、そういった形にする行為というのはすごく大切なことなので、
今絞り出したカシカシになっている、私はとっても今気持ちいい状態にあります。
何の話しや。絞り出した後の話を聞いていただきました。
今日も聞いていただいてありがとうございました。また明日から新ポター頑張りましょう。