【きょうのうた】✨愛しき春梅−上海の恋人
2026-07-05 05:46

【きょうのうた】✨愛しき春梅−上海の恋人

✨なにかこころで感じたい……そんな、あなたへお贈りするオリジナルソングです。

🍀愛しき春梅−上海の恋人

作詞:永田喜嗣(バード永田)
 歌 : 劉麗蘭

⭐️歌詞

海の向こうで見つけたキミは
最初はひとりの通訳で
黒い瞳のその笑顔
上海の夜にゆれていた
二人は心を語らずに
二人は海をながめてた
わが心の恋人よ
愛する上海のひと春梅

めぐる悲しい歴史のなかに
二つの国がゆらめいて
二人でめぐったその場所で
二人の心は近づいた
いつしか心はむすばれて
面影一つになってゆく
わが心の恋人よ
愛する上海のひと春梅

親のない子の悲しい歌を
ぼくは静かに聴いていた
笑顔の後ろに隠れてる
悲しみ見せずに微笑んで
はるかに離れたこの国で
見つけた奇跡のこの愛で
二人はひとつになったんだ
愛する上海のひと春梅

人もまばらな南京路で
寂しくなるわねと笑ってた
愛を残して去るぼくは
力のかぎり抱きしめた
いつか二人は結ばれる
約束残して抱きしめた
心はどこでも変わらない
愛する上海のひと春梅
※(歌には収録されていません)

黒い瞳は涙に濡れて
空港ゲートもゆらゆらと
口づけ交わして去ってゆく
二人の頬は離れずに
二つの国があろうとも
二人の心は離れない
わが心の恋人よ
愛する上海のひと春梅
※(歌には収録されていません)

時は流れていく年月か
届いた便りもなつかしく
かわいい子供を抱きつつ
親のない子の幸せに
写真のなかで微笑んで
幸せつかんでいる君
いつまでも愛しいその人は
愛する上海のひと春梅

国は違えど心は同じ
なんの変わりがあるだろうか
二つの国の国境を
今日も越えてゆく渡り鳥
故郷がどこであったって
人の心は変わらない
愛する心は変わらない
愛する上海のひと春梅


★ひとこと
かつて、深く深く愛しあったひと組の恋人がいました。日中戦争の歴史の取材のために、上海をおとづれた日本人の男性、現地で雇われた通訳の中国人女性。上海から南京へ、二人は日中の悲しい歴史の足跡をたどりながら、その旅のなかで、二人のなかで愛が生まれ、強い絆が生まれました。
親のない孤児として育った女性は、悲しみを見せずに、いつも笑顔を絶やしませんでした。
12日間の瞬く間の恋の光は、上海の空港で涙の別れの抱擁のなかで二人の思い出となりました。
春梅、こころの恋人の笑顔は上海の外灘の夜景のなかで、いまも輝いています。
いつまでも……いつまでも……


作者について
永田喜嗣:
作家、詩人、大学講師。博士(人間科学)
専門は歴史社会学、ドイツ文学、著書は映画研究『戦争映画を解読せよ!』や小説『幽霊と自転車』詩集『徒然幻灯記』などなど。自ら「キング・オブ・発達障害」とカミングアウトしている。周囲の人びとによると「いい加減だけど憎めない人」だとか。

© 2026 Yoshitsugu Nagata. All Rights Reserved.
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f87f95a37dc4cc7e10f55ac

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

05:46

コメント

スクロール