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2017-08-09 16:06

第31回 沢木恵太氏(株式会社おかん代表取締役CEO)【前編】

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「働くヒトのライフスタイルを豊かにする」をミッションに掲げ、法人向けぷち社食サービス「オフィスおかん」、個人向け惣菜定期仕送りサービスなどを展開している、株式会社おかん代表取締役CEOの沢木様にお越しいただきました。
奥様と、0歳と2歳のお子様がいる中でスタートアップを決意したという沢木社長。
まずやってみる「チャレンジ精神」と、成果が出るまでに諦めずにやり抜く「胆力」を大切にしながら事業を軌道に載せたストーリーは、深い気づきをもらえるインタビューとなっております。


00:04
社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞くWizBizは、沢木社長様でいらっしゃいます。
沢木社長様は、私の後輩でもあられます。
今流行りのおかんというサービスをスタートさせた沢木社長様、創業者でいらっしゃいます。
まずは、経歴をご紹介させていただきます。
1985年、長野県生まれ、中央大学卒業後、当初は一部上々企業であるベンチャーリンクに入られて、新企業開発をやられていらっしゃいました。
その後、ゲームプロデューサーを経て株式会社スララの方に移られて、そちらの立ち上げをやっていらっしゃいます。
スララの方も上々準備をされていらっしゃるんじゃないかなと思います。
その後、2012年に辞められ、株式会社おかんを設立して現職でいらっしゃいます。
導入企業数は700を突破していらっしゃるということで、BtoBtoEサービスの代表例としては多数のメディアにもご紹介されている注目の社長様でいらっしゃいます。
では、最初の質問ですが、ご出身は長野県でよろしかったですか。
はい、よろしくお願いします。長野県出身です。
長野県で小学校・中学校時代はどんな幼少期を?
そうですね。特徴的なのは中学校のときでして、私はハンドボール部に入部をしたんですが、ハンドボールってなかなかメジャーなスポーツじゃないじゃないですか。
私が入学した中学校も部員がどんどん減っていて、私は同期が1人もいないという状況で、実は最後の部活だと。
要するに僕が最後の台で、これで終わりにするよという話になったんですけれども、最後はやはり大会に出てしっかりと結果を出したいというところで、
当時1人で、ハンドボール部は7人スポーツをやるために必要ですので、他の部活から野球部、サッカー部、バスケ部、陸上部、いろんなところから借りてくるではなく、
全員辞めさせてハンドボール部に連れてきて、一緒に練習をして大会に臨むということをやったので、もともとリーダーシップあるタイプではないだろうなというふうに自分のことを思っているんですけれども、
よく振り返ってみると、そんな経験が中学校のときにあって特徴的だなというふうに自分でも思っていますね。
なるほど。じゃあ中学のときからリーダーシップが現れたということで。
逆にそのときのスカウト術を今思い出して採用に使いたいんですけれども、なぜそんなに引き抜けたのかというのは私もちょっと不思議なんですが。
そうですか。なんか熱い思いが。
そうですね。みんな来てくれましたね。
なるほど。その後、高校に行かれていらっしゃると思うんですが、これも長野の高校で。
長野の高校ですね。
長野の高校の時代はどんな様子を受けたんですか。
高校は普通科ではなく英語科というところだったので、少し変わった勉強もしていたんですけれども、どちらかというと不真面目というかめんどくさい生徒だったはずですね。
授業も一応出ている部分もあるんですけれども、ちょっとそのあたりは怪しいときもありつつ、ただテストとかしっかりやるべきところはやってうまくバランスをとるみたいなところがありましたね。
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それがたぶん後ほど大学もあると思うんですが、大学も結構似たような感じですね。
めんどくさいというのは先生ともめたとかそういうのはありますか。
いや、悪いことはしないんですけれども、真っ当に何でも言うことを聞く感じではなかったかもしれないですね。
要領欲というかずる賢くみたいなところはあったかもしれないですね。
中央大学を選んだ理由というのは何からなんですか。
それなりに入れそうで、私は長野の出身なのであまり都心に行きたくなかったんですよね。
当時一定レベル以上でメインキャンパスが多摩というか緑豊かなエリアにあるのが中央大学というところで、すごい意識低い選択方法なんですけれども、それで行きましたね。
なるほど。長野はどちらのご出身ですか。
長野の諏訪の地域の知之というところになります。
なるほど。そうすると知之に似た多摩を選んだという感じですね。
そうですね。実際に住み心地はすごく良かったですね。
大学時代はどんなことをして過ごされましたか。
二つあって、一つはサークルを自分で立ち上げて要するに人間関係を学ぶじゃないですけれども、やはりメンバーを募って一緒に活動するということをやっていました。
もう一つは徐々に徐々に大学ぐらいから将来自分が事業を作る、仕組みを作るみたいなことに興味を持ち始めていたので、大学とは別のダブルスクールという形で会計の勉強を専門学校でしていました。
その後は私の出身のベンチャーに入られるわけですが、会計士を目指そうとは思わなかったんですか。
最初はですね、会計の勉強で税理士の勉強をしていたんですね。
税理士の観点から経営に携わるみたいなことを考えていた部分もあったんですが、やはり自分でやりたいという思いの方が、もともと部活も自分で、サークルも自分でみたいなところがあったので、そういった観点から事業会社というところを前提に就活していましたね。
なるほど。そのベンチャーリンクを選んだ理由というのは最終的にはどういう理由だったんですか。
もともと大学のときから将来仕組みを作るということを考えていたんですけれども、仕組みって政治でやるかビジネスでやるかの中のビジネスだと思っていて、世界的にうまく広がっている仕組みの一つがフランチャイズだというふうに思っていたんですよね。
当時ベンチャーリンクはこのフランチャイズにおいては非常に力がある、伸びているというところでしたので、それにすごく興味を持って入社をしたというところが理由ですね。
なるほど。もともとリーダーシップが荒れて、割と仕組み仕組みというお話が出てくるので、割と頭のいい、ベンチャーリンクの私の後輩たちや先輩たちと比べると頭のいい人らしいタイプということでいらっしゃいますね。
なるほど。ベンチャーリンクでは何年くらいいらっしゃったんでしょうか。
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ベンチャーリンクは実は1年で辞めております。
何か勉強になったことはありますか。
かなり濃い時間というか時間的にも長い時間を過ごしていたので、後的に同じ学年年代の新卒の別の会社の同期よりは成長したなという実感はあるんですけれども、
何よりすごくよかったのが本当に他の会社、他の仕事でも通用するような仕事の仕方みたいな部分ですよね。
仕事の立て方、業務の分解、ブレイクダウンの仕方、そういった部分も非常に厳しい上司だったんですけれども、
そこをすごく大切にしている上司だったので、その基礎、ベースの部分が叩き込まれたのは非常によかったなというふうになっています。
その後1年してゲームの会社さんに入られたりすると、それは何か経緯があるわけですか。
やはり将来事業を作るときにIT、ウェブの力というのは絶対必要だなというふうに感じていたんですね。
当時一番IT業界で伸びていたのがソーシャルゲームというところだったので、
とりあえず伸びている業界に行ってウェブ一通り経験してみようということで、その業界に飛び込みました。
何年ぐらいいらっしゃったんですか。
そこには2年おりました。
2年後、スララに入られたんですよね。
このスララはベンチャーの子会社、もともとは子会社で外に出て独立して今上場を目指していらっしゃるんだと思うんですが、
スララは戻ってこいと言われたんですか。
そうですね、声掛けもしてもらいましたし、
ゲームをやりながら逆に感じていたのが将来事業をやるときにどれだけ強い思いを持って単力を持って事業をやるかというのが重要だと思っていたんですが、
ゲームに対するモチベーションがなかなか私個人としてはあまり強く持てない部分があったんですね。
そうしたときに非日常的なゲームではなく、より日常的な生活インフラ領域でやるというのはやはり自分にとってプラスなんじゃないかというところと、
ベンチャーリーグから独立するタイミングですごいスリムな体制で、
それこそ経営計画とかそういったものも一緒に作りながらというフェーズだったので、
より小さいフェーズというのを求めて将来の企業に向けて経験したいというところも踏まえて移りました。
今話が出たところでちょっと気になったことで横道にされますが、
単力というのをおっしゃったんですが、単力が必要なんてもうその頃からご存知でいらっしゃったんですか?
何ですかね、もともと中学の部活もそうですが、つぶれかけている部分で何とか立ち上げるって、
要するにそのままやっていたらなくなっているものを自分が諦めずにやり続けることによって成果が伴ってくるというのは、
きっとそれまでの経験で感じている部分があったのかもしれないですが、
単力という単語を使って言っていたかわからないですが、
今振り返ると確実にそれはそういう考えを持って判断をしていたなというふうには思いますね。
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もともと社長様の素質が荒れたんですね。
私なんかも論語を勉強していたので、知識・見識・単識、単力の単識が大変重要だというのを勉強しながら、
自分は社長に向かないなと思いながらやっているんですが、沢木社長様は最初から社長に向いていらっしゃるんですね。
その後、スララは何年くらいいらっしゃったんでしょうか。
スララは2年いらっしゃって、その後独立するわけですが、独立のきっかけというのは何だったんでしょうか。
もともと30歳までに自分オリジナルのアウトプット、要するに事業をつくるということを目指している中で、
当時27歳ですので、そろそろかなというところで少し迷ったんですね。
また転職をして、まさに新規事業立ち上げみたいなものをやるのか、独立をするのかと。
ちょうどスララネット、スララのときに退職の意向を先に伝えた上で、退職まで半年くらい引き継ぎ期間があったんですね。
その間に転職活動もしつつ、ただいいビジネスアイデアが浮かんだらやりたいなと。
逆に起業するためにいっぱいビジネスアイデアを考えてというつもりではなかったので、
考えながらいいものが浮かんだらチャレンジしようという中で、運よくいいものが浮かんだというところで起業を選んだということですね。
最初から辞める方が先?
辞めるというのを先に伝えています。
珍しいパターンっていらっしゃいますね。
ベンチャーリンクも辞めてから次を探していますので、比較的そんな感じでやっちゃうタイプですね。
わりとチャレンジャーな方でいらっしゃるんですね。そこも経営者向きでいらっしゃいますね。
3分コンサルティング。ウィズビズが社長の悩みを解決。
本日の3分コンサルティングはR社様。本業は印刷業で年賞12億。すごいですね。印刷業で年賞12億は。
しかしこの20年近く年賞は下がり続けています。再生金は25億円ほどあったのですが、92年代の話だそうです。すごいですね。
私は現在52歳で3代目になります。祖父父ともに高い姿勢いらっしゃるそうです。
こういう右肩下がりの状況ですから、何か新しい取り組み、収益の柱を作らなければダメだと思っているのですが、いまだその一歩を踏み出すことができておりません。
3年ほど前に介護ビジネス、小規模デイサービス事業を取り組もうとしたこともあるのですが、その際介護保険制度の法改正が迫っていて、
介護をやっている支配の会社が今は取り組む時期じゃないよと言われ、やめたことがございます。
余談ですが、ウィズの会員にもなっております。会員になって2年くらいでしょうか。毎週膨大なメルマが来ますね。
結構読まずに捨てているのですが、たまに面白いタイトルで迷惑が来ることがあって、先日のそのデイクリックスとフランチャイズビジネスの紹介でした。
そのときは白髪染め専門店が紹介されていました。ありがとうございます。
まず白髪染め専門店って何と思いました。白髪染めだけやるお店なんですよね。
正直メルマやるお店でそんなにお店で儲かるんだろうかと思いました。
何か控えもって興味も持ったんです。そんな商売あるのかという感じで。
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参加費無料の言葉に捨てて白髪染め専門店のセミナーに申し込み、詳しい話を聞きました。
いきなり善言撤回ですけども、このビジネスは真面目にやれば儲かりそうだなという感想を持っていらっしゃいます。
ありがとうございます。でもちょっと引っかかるんです。
フランチャイズビジネスでもあまり良いビジネスじゃないというか、知られてもフランチャイズに感銘したけど儲からないと言っていたやつもいます。
私たちに卒業したやとない人間が新企業を立ち上げるとなれば、どこかフランチャイズビジネスに加盟するという手もあるなとは思いつつ、まだ疑念が拭えません。
実際のところどうなんでしょうかということで。
まずフランチャイズというものは、ある意味素人がやっても成功するようにパッケージングされているからフランチャイズビジネスというふうに言えるんじゃないかと思います。
ということは逆に言えば素人にできるような仕組みがちゃんとできている本部さんと付き合わなきゃいけないということになります。
まずそこを見極めされたらいいんじゃないかなと思います。
フランチャイズビジネスにいっぱい取り組んでいらっしゃって成功されている企業さんの皆さん方はこんなことをおっしゃいます。
フランチャイズ本部さんが商品サービスをつくってくれて、それを一生懸命マネジメントするのが我々の仕事だと。
トップチェーンのトップ店舗になりさせれば必ず儲かるんだとこういうことまでおっしゃっていらっしゃいます。
先日も社長に含むウィンウィズウィズにご登場いただいた中島社長様も同様のことをおっしゃっていらっしゃいます。
私はもう20社ぐらいフランチャイズに加盟して成功した企業さんのインタビューを取らせていただいたことを記事にさせていただいたことがありますが、
皆さんが幾度にマネジメントの仕事だけやるだけだと、それを一生懸命やるんだと、つまり人材教育と人材採用だとこういうお話をされていらっしゃいます。
そういう意味では、儲かっているフランチャイズに加盟してトップ店舗を目指して一生懸命マネジメントすればいいので、
そういう意味では素人さんが加盟するビジネスとしては非常にフランチャイズというのは良いのではないかなと思います。
もちろん儲かるかどうかの見極めというのは大変大切です。
ある経営者の方に来ました。
フランチャイズの加盟店でいっぱい成功しているのですが、ある本部さんのものに加盟したら失敗だったと。
それは見極めが自分が悪かったと。
本部さんと交渉してやめることにしたと。
それは何かというとマニュアル化ができていなかったりとか、仕組み化ができていなかったりとかできているのではないかと勘違いしてしまったと。
こういうようなお話をしていらっしゃいました。
ですので、私どもでは必ずオーナー面談というのをフランチャイズ本部さんにもすべきだと言っていますが、
皆さん方もフランチャイズ本部のオーナーとお会いになりでお話、一気投合できるのかどうか。
フランチャイズの加盟店さんというのはフランチャイズ本部さんにとっては一緒にビジネスを広げていく仲間でいらっしゃいますので、
やっぱりオーナー様同士で一気投合できるかどうかというのもポイントの一つなんじゃないかなと思います。
いろんなフランチャイズもありますので、ぜひいろんなところにご参加いただいて、
この本部ならいけるんじゃないかというのを見つけ出されたらいいんじゃないかなと思います。
ちょっと余談ですが、私なんかは介護のデイサービスやるんだから介護のフランチャイズを3社ぐらい見たほうがいいんじゃないかとか、
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今だと流行っているのが放課後等デイサービスという障害者を放課後は預かるサービスが大変儲かっていらっしゃいますが、
それも3社ぐらいフランチャイズ本部を見てから選ばれたほうがいいんじゃないかという話をよくさせていただいています。
ぜひいろいろ見ていただいて、この本部とは一緒にやれるな、この本部は仕組みはできているな、
この本部はチェーンストア理論とかわかっているななんてことを思いながらご加盟されたらいいんじゃないかなと思います。
素人さんが初めてやるビジネスというのはフランチャイズからが一番簡単なんじゃないかと思っていますので、ぜひご検討いただければと思います。
もし何かご相談がございましたら、ウィズムまでお問い合わせいただければと思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポトキャストはここまでになります。
また来週お楽しみに。
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