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2023-07-05 24:43

第338回 豊島俊弘氏(株式会社マーキュリアホールディングス代表取締役)【後編】

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今回は、株式会社マーキュリアホールディングスの豊島俊弘氏にお越し頂きました。

不動産バブルやインターネットバブルの崩壊、リーマンショックやコロナショックなど、多くの経済的な転機を、投資をする側として経験。その流れの中で見つけた成功の秘訣から、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

なお、過去にこの番組で配信した内容は、経営者インタビューメディア「経営ノート」にも掲載しています。ぜひこちらもご覧ください。

■経営者インタビューメディア「経営ノート」
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■WizBiz社長塾
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00:06
社長に聞く!in WizBiz。
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
その後、世界銀行にお移りになっていらっしゃるようなんですが、
この世界銀行というところに行こうと思う方は、かなり稀だと思うんですが、何かきっかけがあられたんでしょうか。
そうですね。90年代はずっとこの不良債権の処理をやってきました。
そして、非常に多くの新しい金融手法、日本の中の第一号案件というものを手掛けてきたわけですね。
いわゆる証券家でいうと、日本初のCNBSであったりとか、プロジェクトファイナンスであったり、事業再生、さまざまなことをやってきたわけです。
ただ、この政策投資銀行という組織の中でやっていると、やっぱり当時まだ若かったものですから、
どんどん自分がやることというのは、一つの不良債権処理の線の上でどんどん深めていく、拡大していくということなんですけれども、
上司の方というのはどんどん変わっていく。それから部門が大きくなると、不動産はこの人がやることにするから分割しようということで、
自分がやっている仕事が、自分のチームメンバーも含めて、どんどん大きくなると分割されて、別の人の手に委ねていかなければいけない。
そういう状況に、実はフラストレーションを感じていたというのが一つあります。
それからもう一つは、やはり海外、アメリカで留学した時に非常に学びがありましたし、
世界の流れ、特に東西の冷戦が終わった後、ソビエトが崩壊し冷戦が終わった後の世界はどういう風になっていくのか、
このところをとても勉強したいという気持ちがあったんですね。
それを見るには、やはりこの世界銀行というのはいいんじゃないか。
人生の中の2年間は、そういうようなところからものを見てみたいというのは、もともとずっと思っていた。
その時に思い切って1回転職という形で世界銀行の試験を受けて、世界銀行でしばらく働くということになりました。
なるほど、ありがとうございます。世界銀行での思い出なんてございますでしょうか。
世界銀行ですか、これはもう話すごくたくさんあるんですけれども、
まず、これはもう今の仕事に直結するということでいうと、
2001年にアメリカがベトナムと貿易投資協定をするんですね。
それから中国が同じ2001年にWTOに入るわけです。
実は95年のWindows95以降の世界では、
知恵学の世界ではもうみんなプロダクターアウトからマーケットインだと、
こういう議論をしているわけですね。
結局WTOという単一世界市場というのがどんどんできてくる。
03:01
それから90年代の初めの頃には、ドイツだ、イギリスだというのがバラバラだった。
フランス、バラバラだったヨーロッパの市場がEUという1つの市場になっているわけです。
そうすると日本の市場って人数とか規模から言うともう大きくない。
そこなところで6社も5社も6社も同じような事業がいっぱいある。
これはもう明らかにこのプロダクターアウトの発想なんです。
みんな同じようなものを作る。
だからその時にこのマーケットの変化がどういうふうになるのかというのをしっかり見極めようと。
これはもう最初からある程度思ってたことではあるんですけど、
それの動きというものがその時にこのいわゆる延長期間とか海外延長、
日本なんかでも海外に行って青年協力代で移動を持ったりする人はいるんですが、
そんなことよりも経済が捕まった時のお金の動きの速さと、
それからそれに比喩する経済に参加できるローカルの人の成功するスピード、
この速さというものにやはり目を見張るものがあったんですね。
これがやはり世間で見てきたもので、
もっとも私としては今の仕事につながったポイントかと思います。
なるほど。ありがとうございます。
その後、日本の企業について、
マーキュリアインベストメントの方の設立、創業になっていくんだそうですが、
この世界銀行を退職してマーキュリアインベストメントをやろうみたいなことを
思ったのは何かきっかけがございましたでしょうか。
これはですね、世銀で3年目ぐらいの時にですね、
毎年世銀大会っていうのがあって、
世界各国の開発金融機関の人が集まって、
その時に政策投資銀行の社長だった小倉さんという方がいるんですけど、
この方が私のことをよく覚えてくれていたんですね。
その小倉さんという方の時に、実はその倒産した会社に融資をする事業再生の
第1号案件というものをやった。
実は非常に大きな影響を受けたんですね。
その後、この会社に入って、
倒産した会社に融資をする事業再生の第1号案件というものをやった。
実は非常に多くの人が、
そういう倒産した会社にはヤクザが絡んでいるとか、
反社がいるとか、いろんなことで手を出すなという中で、
彼はやっぱりこれを正統金がやるべきだということで、
非常によく覚えてくれたんですね。
彼が世銀大会に来た時に、
最近何を考えて、どういうことをやっているのか話を聞きたいということで、
正統銀のワシントン事務所を通じて、
一回食事をセットしていただいて、
そこで日本経済というのは成熟しているけど、
世界経済はものすごい勢いで伸びていくんだと。
そこのところに、いわゆるメインバンク制、
銀行のローンを原資とするお金では、
世界経済は伸びについていけない。
やっぱり伸びていく世界経済についていくためには、
エクイティアの突破力が必要なんだと。
そんな話をしたら、非常に感動していただいて、
06:04
なるほどと。
要するに日本のための政策投資銀行が、
日本のための仕事をしようとする時に、
日本の中だけじゃなくて、
その反対側、世界で広がっていくマーケット側も
取り組まなきゃいけないということなんだなと。
だから、国際協力とか海外投資じゃなくて、
クロスボーダー、こういう考え方になるんだなと。
ということで、だから私たちは海外投資ファンドではなくて、
クロスボーダー投資って言ったら、
必ず片側に日本を持ってるんですね。
そのアイデアが気に入っていただいて、
あの、水銀辞めて戻ってくるんだったら、
そういうファンドの立ち上げを支援していただけると。
そういうお話があって、本当に本当にそれが本当だったら
すごいことだなと、いうことを聞いたら、
ドーン本当にやってくれると。
いうことなので、水銀を退職しまして、
また日本に戻ってきたと。
そのような事情です。
なるほど。ありがとうございます。
上場は最初から狙っていらっしゃったんでしょうか。
そうですね。
これは正直言うと、狙っていたわけではありません。
2つあると思うんですね。
この2005年にこのマーキリアインベストメントを始めて、
で、割と調子よく最初の頃の案件投資っていうのは
うまくいっていたわけですけど、
この2007年にサブプライムショックっていうのが始まりまして、
これが2008年にリーマンショックっていうことになって、
投資業界、メタメタになっちゃうんですね。
で、この時に、もう当然、このお金を出してくださっていた
政策投資銀行の方々も含めて、
調子いいこと言ったけど、メタメタじゃないか的なことを
おっしゃる方もいっぱいいました。
当然だけど、今見ても中国経済ってすごく大きくなってますし、
世界経済伸びについていくわけですから、
当然そこは頑張らなければいけない。
そこは頑張ったから、私たち今あるわけですけど、
その時にやっぱり何くそって思ったっていうのは
一つ目ですよね、このダウンサイドで。
自分としてはちゃんとこの価値がある。
頑張らなければいけない。
頑張る価値のある仕事ができている。
もちろん苦しいわけですけれども、
決して間違ったことをやっているとは思っていないけれども、
もうこれはもう君はもう間違ったんだから、
負けを認めなさいっていう圧力っていうのがかかってくる。
ここにやっぱり何くそって思う。
これが一つ目ですよね。
それから二つ目は、2016年の上場前のダウンサイドで、
リーマンショック終わって世界金融危機も超えてますから、
やっぱり良い投資したよね。
既に2013年にはスプリングリートっていう形で、
香港で投資先の不動産をリートで上場させてますし、
すごく良いサイクルにいるよねっていうふうに思っているわけです。
一緒に苦しい時代を戦ってくれた仲間もいるわけです。
そこら辺ですね、
私たちがやっぱり、
一緒に苦しい時代を戦ってくれた仲間もいるわけです。
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そこら辺ですね、
株主が政策投資銀行と、
その他に若干民間の株主の方もいらっしゃったんですけど、
その民間の株主の方も、
とてもこの投資に対する見る目っていうのはあるんですけど、
今のシリアルアントレプレーナーなんか多いと思うんですが、
自分が投資をしたいわけですね。
そうすると、
私たちが頑張ってきちんとリターンが上がっても、
そうすると、そのお金は自分が全部吸い上げて、
それをまた自分で投資をしたい。
だけど、10年かけて得た大きな成功報酬っていうものを、
全部配当してしまうと、
またゼロからファンドを立ち上げていかなければいけない。
であれば、
私たちがこれまでのファンド運用の成果としての成功報酬を、
税引き語で配当としてお配りするのと、
また上場して、
あなたたちが株を売るのどっちが得なんですかと、
そういう議論で上場しました。
ただ、それは私の個人から出る2つの理由であって、
もう1つは、
その時に見回してみると、
低流動性のファンド、
特にプライベートエクイティっていうのを修行にしている会社で、
日本国内で上場している人はいなかったんですね。
もうみんな、このファンドって言われる業界は、
KKRのクラビスやロバーズでさえ、
つい最近リタイアしたわけですし、
ブラックストーン、シュバルツマンとか、
今でもいらっしゃるわけですから、
まだ第一世代の人が生きていらっしゃるし、
ただ海外の第一世代の人たちは、
その会社も上場しています。
だけど国内の場合は、
第一世代の人たちは、
レジェンドなんですけれども、
みなさん全部プライベートの形でやっておられる。
ただ、このプライベートエクイティっていうものが、
必要とされる場面ってすごく多いんですね。
社会的使命が非常に大きいし、
それは一部の目立つ大きな案件だけやってればいいっていうことではなくて、
要するに日本の不動産っていうものが、
そういう上場していない、
個別性のある不動産っていうものが、
日本中で取引されるためには、
30万社の宅建の免許を持った、
仲介業者って必要なんですね。
じゃあ日本の上場企業以外の、
何百万社ってある企業っていうものが、
プライベートエクイティですか、全部これ。
どんどん流動するためには、
そういうものをやっぱり専門に見て仲介する、
こういう業をやる必要だし、
こういう業をやる人は、
自分の儲けだけではなく、
ちゃんと自分自身も、
そういうパブリックなドメインで、
監視される中でやることが、
こういう低流動性分野における、
ファンドマネージャーの役割を大きくする上で、
必要なんじゃないかと、
そういうふうに考えて、
上場という道を選びました。
なるほど。ありがとうございます。
上場に向けてのご苦労なんてございませんでしたでしょうか。
苦労ですね。
12:00
苦労はもちろんありました。
一つはですね、
日本の場合は、
良い仕事をしても、
悪い仕事をしても、
悪い仕事をしても、
上場する前2年間というのはですね、
あまり新しいことができない。
合併をしたりとか、
新しい新規部門を立ち上げるということが、
できませんので、
やはり上場審査を受けている間、
証券会社のご指導を受けて、
上場審査を受けている間というのは、
おとなしくしなければいけない。
これはですね、
上場を目指す多くのスタートアップの方、
みんな同じ悩みがあると思うんですね。
だけど、
上場して資金を得たら、
ジャンプスタートで、
事業を拡大して成長しなければいけない。
逆に言うと、
そういうアイデアがあるわけですから、
やりたいわけですね。
だけど、上場するまでは、
あまり派手に動き回っちゃダメだと。
この葛藤というのは、
意外とありましたですね。
私たちのファンドというのは、
1つ1つのファンドの投資期間が、
5年5年と、
こういうふうに長い期間があるので、
この上場審査を受けて、
ファンドを作ることができなくて、
これの結果はどうなるのかというと、
いわゆるファンドの成功報酬とか、
エグジットという面で言いますと、
2020年前後のあたりが、
少し減ってしまったんですね。
昔からやってきた、
2005年からやってきたファンドは、
すごく良い成果が出ているんだけど、
2010年過ぎに作ったファンドというのは、
あまりないものですから、
それの刈り取りができなかった。
だけど、
今は、
上場後にスタートしたものの、
刈り取り段階になってきていますし、
その次のファンドも、
立ち上がってきていますので、
そういう意味では、
ちゃんとした成長サイクルに、
今、乗ってきたと思いますけれども、
上場前は、
なかなか身動きが取れないというのは、
ちょっとジレンマでしたね。
なるほど。
インベストメントバンクでいらっしゃる。
ご苦労だなというので、
ちょっと珍しいパターンのご苦労だなというのを、
聞きました。
では、
ここで、
御社の授業内容を、
ぜひ宣伝があったら、
教えていただきたいんですが、
どんな利用がなさっていらっしゃいますでしょうか。
そうですね。
まず、
専門用語でいうと、
低流動性のオルタナティブに対する、
投資をマネージする会社です。
こういうふうに言うと、
普通の人はなかなかわからないと思うんですね。
この低流動性は、
どういうことなのかというと、
これはもう、
上場株なんかをイメージしてもらえると、
これはもう、
ネット証券とかでボタン一つで、
売ったり買ったりできるわけですけれども、
この、
そういう上場していない会社に対して、
投資をするということを考えますと、
これはもう全部、
今はもう株権不発行ということで、
株権出していない会社が多いですから、
全部まず契約をしないと、
そもそも投資はできませんし、
契約をする前に、
15:00
その会社の財務であったり、
本人会計士監査があって、
上場しているわけではないので、
そういうものをつぶさに調べて、
やらなければいけない。
だから会社を買うのにも、
時間がかかりますし、
それから会社を売却する場合にも、
買ってもらう相手の人っていうのも、
上場した場合は別として、
やはりきちんとそういう、
デュージリエンスって言うんですけども、
事前調査をし、契約によって、
エグジットしなければいけない。
そういう意味では、
売買のタイミングを選べない。
上場していないものは、
ほとんど定流同性で、
不動産であったり、
太陽光発電設備であったり、
それから上場していない会社の、
これはもう全部定流同性と、
まず考えていただきたいと。
それからこのオルタナティブ、
オルタナティブってのは、
大体何々の代わりっていう意味であって、
オルタナティブ自体には定義がないんですね。
その他もろもろということで、
オルタナティブに対して、
トラディショナル、伝統示唆っていうのがあるわけで、
この伝統示唆は何かっていうと、
我々金融業界では、
伝統四資産と言われるんですけれども、
株と債券、これを国内株、国内債券、
海外株、海外債券、
この4つが伝統四資産。
これ以外のものは、
全部その他もろもろ、
オルタナティブに言われてしまう。
こういったものの、
いわゆる上場されていない、
毎日トレードができない、
時価が立たない商品を、
しっかり投資し、管理し、
これが生み出すキャッシュフローを刈り取り、
それを投資、お金を出した人たちに配っていく。
これが私たちの仕事であると、
いうふうになります。
ありがとうございます。
そうしましたら、
全く違う質問をさせていただければと存じます。
好きなもの、好きなことを事前にお聞きしまして、
旅行と読書ということをお答えいただいているんですが、
旅行はやっぱり海外系でもあるんで、
海外旅行とかも行かれるんですか。
そうですね。
旅行と読書というのは、
特に書くことがない場合の言い訳のようなものでございまして、
もちろん旅行も楽しい、
読書も目的を持ってやれば楽しいかなと思います。
ただ、本当の趣味というのは、
これは座右の銘にもなるかもしれないんですけど、
いわゆる、
ものを考えて気づくということが、
私は好きなことなんですね。
だから、いろんなものを見たときに、
そこが、たとえば、
旅行と読書というのは、
特に書くことがない場合の、
ものを見たときに、
そこが、たとえば、ニュースの記事でも、
そう記事に書いてある通りに、
理解するんじゃなくて、
なんでこういう事件が起きたのかって、
その背景を考えるとか、
その時に、こういう事件が起きるのは、
こういう背景なんだな、
こういうことに気づくっていうことが、
私はとても個人的には好きです。
結果として言うと、
旅行したとき、
海外で違うものに交わったときに、
気づくものが多い。
たとえば、私は世間に行って、
一つ気づいたものっていうのは、
自分無宗教だと思ったんですけど、
世間の中で、
やっぱりキリスト教、ユダヤ教、
18:01
それから、
イスラム教、
さまざまな宗教の人に出会うわけ、
ヒンズー教とか出会うわけですけど、
そうすると、反対解釈からすると、
自分の考え方って、
仏教との影響、東洋思想の影響って、
すごくあるんだな、
こういうことに気づくわけですよね。
これって、なかなか、
日本だけにいて、
日本人だけで議論してると、
みんな気づきにくいポイントなんだと思いますね。
【佐藤】なるほど、ありがとうございます。
その座右の銘は、
お話いただいてしまったんですが、
考え、気づくこと、
覚えたものは忘れるが、
気づいたことは忘れないということで、
ほぼ理由もお話いただいたんで、
ちょっとここはですね、
そのまま飛ばさせていただいて、
これが座右の銘だそうです。
最後のご質問なんですが、
この番組、経営者向け、
社長様向け、
もしくはこれから起業する方向けの
番組でございまして、
もしよろしければ、
社長の成功の秘訣を教えていただけたらな、
と思います。
【佐藤】まず、一つ目はですね、
座右の銘ですけれども、
やはり気づきがなければ、
成功っていうのはないと思います。
たまたま儲かるっていうことは、
私はないなと思うんですね。
やはり、ここのところに、
マーケットに隙間がある、チャンスがある。
だから、それをやるから、
だけど、正しいことをやったからって言って、
儲かるっていうことは、
保証されるわけではないんですね。
気づいてる人はいっぱいいる。
だけど、それをやる人も、
結構いっぱいいる。
だから、やり遂げる人、
さらに成功まで持ってくる人っていうのは、
なかなかいないわけですね。
だから、最初の時に、
まず何らかの気づきっていうものがなければ、
成功っていうのは絶対ないっていうのは、
同時に言えると思うんですね。
このように考えた時にですね、
やはり、
自分が何かに気づいて、
これはうまくいくだろうと思うから、
多くの経営者の人って、
創業して事業をやってると思うんですけど、
非常に多くの困難にぶち当たると思うんです。
私の場合は、
この中でも話してきましたけど、
マブル崩壊後の日本経済の困難っていうものを見てきたり、
それから、
創業した後のリーマンショックの困難で、
早く負けを認めなさいっていうことがあったり、
そういう様々な厳しい時代っていうものを、
乗り越えてきました。
だけど、私の中には常に自分の気づいたものの価値を、
ずっと信じ続けて、
その中でコンスタントにブレずに、
自分が信じる価値に向かい合っていく。
これをずっと守ってきたのが、
大切だと思ってます。
なので、
自分としては常に、
自分は信念を持ってやってる。
けれども、周りの人は、
お前はもうダメだ、うまくいった失敗だとか、
また上場したりすると、
すごいね、すごいねって言ってくれる人がいるんですが、
実際は、
自分がダメだって言われてる時であっても、
信念があれば、そんなに実はダメなわけではないし、
すごいねって言われてる時も、
21:01
そんなに自分がすごいわけではない。
真実はその中ほどにあるという、
勝って奢らず負けて卑屈にならない。
これが私が、
変動の大きい金融業界で長年サバイブできた、
一つの理由かなというふうに考えております。
ありがとうございます。
ぜひ私も、勝って奢らず、
負けても卑屈にならないようにしていきたいなと思います。
リスナーの皆さま、本日はお寄せしながらお聞きいただきまして、
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さまのご参考にしていただければと存じます。
豊島社長さん、本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の社長に行くインウィズビズは、
株式会社マーキリアフォールユーズ代表取締役、
豊島豊次郎様でいらっしゃいました。
東証プライム上場企業の社長さん、
昔の東証一部の上場企業の社長さんですが、
ちょっとレベルが違いますね。
東大法学部に出ているというのもあるし、
頭も良いですし、
かつ金融業界があるファンドとか、
事業再生とかそういうところで、
素晴らしい知見を持っていらっしゃるので、
私としては銀行コンサルタントをしていて、
財務長官20億の企業を3社分かけて、
復活したプランを作ったこともあったものですから、
ちょっと私、新谷が一番興奮して、
お聞きになっているリストがあったら、
新谷の興奮聞くのが趣味なんじゃないというのを、
お怒りになっていらっしゃるかと思って、
いらっしゃるかもしれませんが、
本当に素晴らしいですね。
かつ姿勢がしっかりしていらっしゃるんですね。
考え気づくこととか、
勝って終わらず負けて引き継ぎにならず、
というふうにおっしゃっています。
軸を持ってということをおっしゃっていました。
そういう意味では、
上場企業の社長様らしい、
素晴らしい社長様だなというふうに、
私自身は思いました。
ぜひ皆さん方も、
豊島社長様を真似て、
素晴らしい企業を作っていっていただけたらな、
と思います。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。
また来週。
本日も社長に聞くインウィズビズをお聞きくださり、
誠にありがとうございました。
この番組は、
2017年1月から毎週配信を続けております。
これまでにたくさんの成功社長、
成功経営者のインタビューを
お届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、
私ども、ウィズビズが運営するウェブサイト、
KAノートでも、
閲覧いただけるようにしております。
音声だけでなく、
文字で読み返すことで、
新たな発見や気づきがあり、
24:00
皆様の会社経営に役立つヒントが
きっと見つかるのではないかと思いまして、
サイトの方にもさせていただいています。
ぜひ、ネット検索で
KAノートスペース社長インタビューと
入力いただき、
KAノートのサイトをご覧になっていただければ
というふうに思っております。
本日の社長に聞くインウィズはここまで。
また来週。
24:43

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