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社長に聞くin WizBiz
WizBizの新谷です。先週の続きをお聞きください。
創業のご苦労なんてありましたか?
苦労はたくさんありましたね。
会社を作って4年間はいつ潰れてもおかしくないというふうに私は思っていました。
私たちが目指すモデルは、海外で成功しているデベロッパー、太陽光の発電所をまず作り上げるということと、それを金融に結びつけるということです。
これが私たちが目指したモデルなんですけれども、国や電力会社などもうぞうぞうと人たちがたくさん入ってしまったので、規制をどんどんかけていくんです。
規制はマイナスなんですけれども、生き残った人にとってはプラスなんですよね。筋肉質になる。
ただ、私は基本的にアクセルしか踏まないので、アクセル踏む中でいろんなものが飛んでくるわけです。
これをバッと打ちながらいくと、時々つらくなることがあるんですね。
それも今みたいに、今もまだそんな大きな会社ではないですけれども、本当に吹けば飛ぶような会社になったので、
私は投資銀行にいたときに、マネージャーの仕事ってなんだと。
マネージャーの仕事というのは部下のために、さっき言った5分で解決しないと悪いマネージャーだと申し上げましたけれども、
問題を解決するのは仕事だと、こういうふうに思っていたんですね。
ただ、問題解決しないことって結構あるんですね。
そのときの一緒にやっていた会長が、「いやー、真田さんと日が昇らない日はないから、必ず問題解決するから。」
というふうに何度も言われましたけれども、その日問題解決しないで持って帰るということも結構あって。
そうすると、家族みんな寝てるわけですよ。
家帰ってテレビ、メジャーって見たことあります?アニメの。
茂野吾朗くん。茂野吾朗くんお父さん亡くなって、一人で頑張るわけですよ。
茂野吾朗くんも頑張ってるから俺も頑張ろうと言って、ちょっとお酒飲んで寝て、次の日また頑張ると。
これは実話ですから。
メジャーっていうのをリスナーの皆さんはわからないかもしれないが、アニメですね。
野球の漫画である意味大谷がメジャーの漫画を超えてるんじゃないかって今話題になってますけども、
それに近いようなぐらいなんで、皆さんもしよろしければどっかで探してみていただければと思います。
はじめはメジャーがずっと成功の階段を登っていくんですけど、はじめは本当にかわいそうな状況なので、
それを見て、こんなちっちゃい子が頑張ってるんですか、俺も頑張ろうということとか、
あとはしばらく後ですけど、わうわうかなんかで下町ロケットを見てですね、
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これは半沢直樹なんかもそうだと思うんですけど、だいたいはじめは悲惨なとこからスタートして、
それからどんどん悲惨になっていって、それで頑張って上に上がっていく。
だいたい最後はハッピーエンドなんで、はじめの大変なところってだいたいみんな覚えてないんですよ。
でもリスナー方とか上場を経験されてるような会社さんって、もうみなさん大変な思いをしてるはずなんですよね。
だからその下町ロケットもひどい状況からスタートして、
強豪に訴えられ、貸し明かしにあい、家族から見放されみたいな、
なんてまるで似てるなみたいな状況の中、
たぶん上場される会社さんとか、みなさん苦労されてる方っていうのは、
言わないけれどもみんな下町ロケットみたいなことを感じてしながら、
いや言えないんだけどと、私でも言えない話もありますけど、
言えないんだけれども、いろいろあったけどと、
お酒があった時でもお話しましょうかみたいな、そんな感じじゃないかなと。
そういう当初の4年間は、自分が今まで経験したことがない、自分がコントロールできない、
もしくは外部病院によってなかなか厳しい状況っていうのがずっと続いたのが、
当初の4年間だったんじゃないかなと思いますね。
なるほど。上場は最初から狙われてたんですか?
いえ、上場はしないというふうに初め決めてました。
それがなぜ上場しようっていうきっかけになるんですか?
上場しようって決めてたのはマネーゲームに参加しないっていうことだったんですけれども、
始め、資本金一応喧嘩始めたんです。
4年間始めたんです。
ちなみにその頃、ゴードマン・サックスさんが資本を入れられたジャパン・リニオブレイナーですね、
今はエネモさんが買われてますけど、大体創業も同じくらいですね。
資本金100億です、うち1億です。
たぶん上場されたレイノバさんは10億円くらいはその頃あったはずなんですね。
デベロッパーとしての1億って本当に一瞬のうちになくなるんです。
それがやっぱり相当大変でしたね。
それで初めにいくつかのパイプラインというか案件のリストがあってですね、
初めの40メガぐらい、40メガあって、
総工費言うと4億の、160億円とか156億円くらいの総工費の案件が
全部で10、トータルで10件くらいあったと思うんです。
それを案件化して資金調達をして、投資家を連れてくるって
それをやろうとしてたんですけれども、なかなか厳しいんですね、お金がないので。
このままいってもたぶん、昔はAリストとか言ってたんですけど、
この40メガの案件を将来1000メガ目指すとか勝手に言ってましたけど、
この40メガできない、どうしようと銀行がお金貸してくれないしというので
資本調達を始めてやろうと。
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そのときにビジネスをやっていたパートナーさんたち、機関投資家さんたちなんですけど、
その方々に声をかけて、うちゆゆゆの成長に協力してもらえないかと、
資本を入れてほしいというお願いをしたんです。
そのときに、その人たちの出口どうするかというときに、
配当金すぐに払えるわけではないので、
上場を目指せるモデルに切り替えていこうと、こういうふうに思いました。
なるほど。資金調達がすごかったので、上場を目指すしかないかなと。
そうですね。
上場に向けてのご苦労はございましたでしょうか。
上場に向けての苦労、そうですね。
たくさんあったけど、どこまで話していいか分からないけど、
やはり社内体制をきちんと作っていくということかなと思っていまして、
これはですから、私ども自身がパブリックカンパニーになった際には、
きちんとした形というか、ガバナンスも含めて、きちんとした枠組みを作らなければいけない。
そこがどこまでやらなければいけないのか分からない中で、
新しいビジネスですと。
かつ途中からFITがなくなるかもしれません。
もしくはFITが低くても授業できるんでしょうか。
そういったところが東京証券取引所さんも含めて理解いただくことが大切で、
ですから私どもとしては、もともと目指そうと思っていたのは、
再生可能技術のデベロッパー、発電所を作り上げるということと、
それを金融商品にします。アセットマネージャーですと。
これが会社を作った8年ですから、上場する前には出来上がっていたと。
一方で、FITだけではなくて、それ以外のビジネスもすでにできますというところまで持っていけたので、
上場の承認いただけたんじゃないかなと思いますけれども、
苦労という意味では、東京証券取引所さんがどこまでだったらいいんだろうというところが、
ちゃんとなかなか分からない中でデザインしていくということが大変だったかなと思います。
なるほど。ありがとうございます。
そうしましたら、リニューアルブルージャパンさんの授業内容、
ちょっと宣伝があったらご説明いただきたいんですが、どんな授業をなさっていらっしゃいますでしょうか。
一番分かりやすいモデルとしては、今私も会社を作って11年目になるんですけれども、
再生可能エネルギーのデベロッパー、それも海外で成功している人たちのビジネスモデルをそのまま持ってきました。
それは発電所の開発、例えば土地を探してきて、日本の場合には造成といって土地を平らにして、
そして本体工事でやる発電所を作り上げて、その後にそれを金融商品にしますと。
そして発電所を管理していく。
要は開発と金融を一体にしていくということが、私どもの一つの特徴になります。
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それを私房、公募、証券投資所、今公募のファンドを買い分けてしまいましたけれども、
金融商品として機関投資家さんに持っていただくと。
こういうと難しいなと聞こえるんですけれども、
私が似ているんじゃないかなと勝手に思っているビジネスモデルは星野リゾートさんです。
星野リゾートさんと似ていらっしゃると。
星野リゾートさんは銀行からお金を借りる、機関投資家さんから出資していただく、
そして出来上がった旅館、もしくはホテルを第三者に持ってもらいます。
それを私房、公募のリート、要するに金融商品として持ってもらって、彼らはオペレーターをやります。
星野リゾートさんのリートだったら安心できるよね、と皆さん持っていらっしゃると思うんです。
ですので要求リーマリーは下がります。
要するに常に買ってくれるファンがいるんだとすると、事業をいかでも拡大できます。
それを同じようなモデル、かつブランドを太陽光の、もしくは再生可能意義の中での金融機関でのブランドを作ろうと思って、
ほぼほぼ私でも出来たと思っています。
なるほど、たぶんリスナーの皆さんが、星野リゾートさんそういうビジネスモデルかと逆に声を上げていらっしゃると思うんですけど。
まあ秘密だったかもしれませんけど、金融界の人はよく分かっていると思います。
なるほど、ありがとうございます。
そうですね、星野リゾートさんは金融商品を作っていると言わないですかね。
私どもで言うしかなかったんでしょう。
じゃないと銀行がお金を貸してくれなかったんでしょう。
ただそのビジネスモデルが8年経って出来上がったので、
それだけではなくて、自分たちも発電所を保有しようと。
太陽光だけではなくて風力、そして先日発表させていただきましたけれども海外、スペインでも事業をスタートして発電所を買いましたと発表させていただきましたけれども、
そういった形での事業も行うことが出来ると。
あとは国民負担、再燃費課金って電気料金でも見られたことあります?
再燃費課金はだいたい1割ぐらい払っていると思うんですけれども、国民の負担によってFITが成り立っていて再生可能率が復旧したと。
今後はその負担が少ない、もしくは無いもの、これをノンフィットと言います。
FITって無いものと。
ここで事業を拡大していくということが必要でございまして、
私、業界団体の会長をついこの間までやってました。私初代の会長なんですけれども、
弊社が会長というとどんな団体かと思うかもしれないですけれども、
エネオスさんとか東ガスさんとか東芝さんとかオリックスさんとか東急道さんさんとかがコアのメンバーで90社ぐらいの方々がいて、
日本の再生可能率をどうやって広げていくかということを議論する団体で、
私もそこの会長として中心メンバーにいて、経産省さんともいろんなお話をさせていただきましたけれども、
どうやったらノンフィット、国有負担が少ない、もしくは無いものを広げられるかということをずっと2年間ぐらい議論させていただいています。
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その中で私の質問は、私の金融がすごく強いので、金融を使いながらこのビジネスを広げていくと、
こういったことにも寄与できるんじゃないかなとこういうふうに考えています。
ありがとうございます。
そうしましたら、全く違う質問をさせていただければと思うんですが、
事前に好きなもの、好きなことをお聞きしまして、これは大変私に注目なんですが、
猫とトラヤさんということが出ていて、猫好きはご自身でお買いになっている猫ですか?
それとも猫全般ですか?
結婚したら猫が付いてきたっていう、そんな感じですかね。
じゃあ、お買いになっている猫のどんなところが好きとかそういうのありますでしょうか?
結構、女性もB型が好きなんですけど、気まぐれなんで。
うちの家内もB型ですけど、気まぐれにやっとくのは結構いいかなと。
今日も3時ぐらいに起こされると本当につらかったですけどね。
なるほど、社長様らしい答えじゃあ社長様らしい答えですね。
もう一つ、財務の面もお聞きしましたが、これも素晴らしいんですが、
1年数転ということで、意味と選ばれた理由をもしよろしければ教えていただきたいんですが。
わかりやすく言うと有限実行なので、いったことはやろうと。
もしできなかったらできなかった理由も言おうと、そういうふうに思っています。
会社も大きな戦艦だと、皆さんそういうリスナーの方もそういった経営をやられている方がたくさんいらっしゃると思うんですけども、
大きな戦艦を動かしていくには小手先では難しいと思っているので、
リーダーとしてこういう会社にしたいんだと、こういうようなビジネスをしたいんだということを
常に同じことをメッセージで伝えていくということが大事だと思っていますし、
あとは社員だけではなくていろんな方々にサポートいただくという中でも
同じメッセージを伝えていくと。
有限実行、1年数転というのは私のビジネスの根幹を支える最も大切なところだと思っています。
ありがとうございます。
最後のご質問なんですが、この番組は経営者向け、全国の社長さん向け、もしくはこれから起業する方向けの番組でございまして、
もしよろしければ社長の成功の秘訣を教えていただけたらと存じます。
成功しているかどうかちょっとわからないんですけれども、最近再生金エネルギーの将来みたいなことを聞かれたり、プレゼンテーションしたりとか
外国の記者の方もいらっしゃいましたけれども、再生金エネルギーをノンフィットの中でどんどん広げていくというのはなかなか困難もあるんです。
ただFITが40円の頃から今10円です。36円になって辞めた方々もいらっしゃって、今10円で治療できるなんて信じられないわけです。
ですので今からのノンフィット、カーボンニュートラルに向けていろんなことをやらなきゃいけないです。
という中では私がよく言うのは、再生金エネルギーの将来を信じること、そして諦めないことということだと思っています。
これが信じることと諦めないことですけれども、私の授業の中でも諦めないということを大切にしているので、
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その意味では諦めないということが私にとって大切なことなのかなと思っています。
なるほど。ありがとうございます。ぜひリスナーの皆さん、私も諦めずに頑張っていきましょう。
本日もリスナーの皆さま、お忙しい中をお聞きいただきまして本当にありがとうございました。
ぜひ皆さんもご参考にしていただければと存じます。
マーベル社長さん、本日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に行くウィンウィズウィズは、リニューアブルジャパンの真田部社長様、
ジョジョキューノの社長様でした。
頭がいい、大変頭がいい方で何も文句もないですし、すごいですね。自信もありなんでしょうね。
そういう意味でジョジョキューノの社長らしいし、金融業界で大試練もまれてきて大成功されている方だなというふうに感じました。
そういう意味で、そういう方でも諦めないということなりご苦労なりがおっしゃっていらっしゃいましたので、
そんなに聡明でもそうなのかというのを感じております。
ぜひ皆さんが諦めずに、そして頑張って事業を広げていっていただけたらなと思います。
本日の社長に行くウィンウィズウィズはここまで。また来週。
今、親の会社を継ぎ経営者になりました。しかし前任の経営者の右上として働いていた人が会社を仕切っていて、
彼をはじめ従業員は私のことをあまりよく思っていないように感じます。
確かに私は会社を継ぐ寸前までは経営はおろか、出社もせずにいました。しかしこれからは経営者として責任を持って働きたいと思っています。
今、この状況から従業員に信頼される経営者の中のどの、どうすればよいでしょうか。ご協力いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
これは大変難しいお話ですが、まずは一生懸命教えてくださいと言って、一生懸命働いていくことしかないんじゃないでしょうか。
まずはBさんの背中を見せるしかない。
昔業績が悪かった旅館を建て直すコンサルタントの先生の話を聞いたんですが、
とにかく最初全員社員操縦しろということを言って、社長自らが一番操縦することをしなさいと言われた方がいらっしゃいました。
従業員なかなかやってくれないんですが、社長自らが一生懸命やってた、それを手伝う方が出てきた。
さらにそれを手伝う方がさらに出てきたら、どんどんその間が広がって、みんな掃除するようになっていった。結果的に業績上がっていったんですね。
それは何を示しているかと言いますと、社長自らが率先推判して一生懸命働いていて、頑張っている。それも明るく元気に頑張っている姿。
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そんな姿を見せていくと、社員たちは自分たちもやらなきゃ、みたいな風になっていくし、反発する人はやめていくし、こういう風になっているんじゃないかと思います。
ですので、まずは自ら一生懸命働かなきゃいけないと思います。
その上で、いわゆる人事評価制度とか経営理念とか就業規則、社内規定等々を揃えていくというのをやられることが重要です。
この辺はもう揃えていらっしゃったら、揃えていった方がいいし、そのまま浸透させていけばいいと思いますし、もし揃っていないんだったら、しきりで作っていったらいいんじゃないかと思います。
特に経営理念が必要重要ですね。かつ社長さん自らが、あっちの方向性いくぞということをやらなきゃいけません。
社長の一番の仕事はリーダーシップですから、リーダーとはあっちにいくぞ、こっちにいくぞということですね。
そのあっちにいくぞといった目的やゴールに向かって、いち早く到達させるのがマネージメントですので、それは経営者の右上の方がいらっしゃるならば、その右上の方がマネージメントをやればいい。
でも方向性は社長が決めなきゃいけません。そういう意味で社長は一番勉強しなきゃいけない商売かもしれないですね。
誰よりも勉強し、誰も未来が見えないといけない。じゃないと、あっちにいくぞというのが当たっていないとですね、社員たち、従業員たちも不安になるわけですね。
でもあっているとですね、この社長についていけばもしかしてというふうに思うわけですね。
そういう意味でリーダーシップというのも勉強しなきゃいけないし、一番未来を予測を当てるように勉強もせなきゃいけないのが社長さん。
さらに率先垂範で謙虚に一番働かなきゃいけないものは経営者、社長。こういうのが社長業ですね。
結構ですから、社長業って私からするとですね、辛い商売だと思います。私もその社長の端っこですけども、誰よりも一生懸命会社のことを考えなきゃいけないし、やらなきゃいけないということになると思います。
そういった姿勢を示していくと、従業員の方々もだんだん少しずつ、お一人、またお二人、三人みたいな感じでついてこられる方が増えていくんじゃないかなと思います。
ぜひそんなふうに率先垂範されてはいかがでしょうか。
細かいことはちょっとわかりませんので、もし右前の方の問題があるようでしたら、また別の機会に相談に乗りたいと思います。
本日の3分コンサルトはここまで。また来週。
本日も社長に聞くイン・ウィズビズをお聞きくださり誠にありがとうございました。
この番組は2017年1月から毎週配信を続けております。これまでにたくさんの生光社長、生光経営者のインタビューをお届けしてまいりました。
この内容はすべてテキスト化いたしまして、私どもウィズビズが運営するウェブサイト、経営ノートでも閲覧いただけるようにしております。
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音声だけでなく文字で読み返すことで新たな発見や気づきがあり、皆さんの会社経営に役立つヒントがきっと見つかるのではないかと思いまして、サイトの方にもさせていただいています。
ぜひネット検索で経営ノートスペース社長インタビューと入力いただき、経営ノートのサイトをご覧になっていただければというふうに思っております。
本日の社長に行くインウィズではここまで。また来週。