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#29 「自分じゃなくてもいい仕事」から脱却する。年収が下がっても手に入れたかった「心」とファミリーキャリア【ゲスト:リチャードさん】
2026-08-19 53:20

#29 「自分じゃなくてもいい仕事」から脱却する。年収が下がっても手に入れたかった「心」とファミリーキャリア【ゲスト:リチャードさん】

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『アラフォー、ゆるっとウェルビーイング』は、多忙なアラフォー世代が「自分らしく、よく生きる」ためのヒントをゆるやかに探求するポッドキャスト番組です。

睡眠不足の解消、運動の習慣化、人間関係の整理……。 2人が実際に試して分かった「リアルな失敗と発見」をベースに、精神論ではない、具体的で持続可能なセルフケアを深堀りします。

難しい話は一切なし。明日を少しだけ軽やかに生きるための考え方を、飾らない言葉で分かち合います。

💡今回のエピソード 

今回はゲスト回!パーソナリティの飯野が、異色の経歴を持つリチャードさんをお迎えしました。大手商社、リクルートを経て、妻の海外赴任への帯同に伴い仕事を辞めて「主婦」へ。現在はポッドキャストスタジオを運営する会社の社長を務めるリチャードさんと、アラフォー世代の「自分の物差し」や「リスクの正体」についてゆるやかに語り合います。

  • 「自分じゃなくてもいいじゃん」からの脱却: 大手商社からリクルートへの転職。年収が下がっても「自分の心を取り戻す」ために下した決断
  • 「ファミリーキャリア」という選択: 妻のロンドン駐在のチャンスを「家族全体のキャリア」と捉え、主婦になって帯同した合理的な天秤の傾け方
  • 「お化け」を怖がっていませんか?: 曖昧な不安を言語化・分解し、無収入で何ヶ月耐えられるかという「計測可能なリスク」に落とし込む方法
  • 「人生の物差し」と引き出し: 自分の測れないものに出会った時、他人の物差しを羨むのではなく、自分自身の「引き出し」を広げていくということ
  • 「喋る瞑想」が生む内省の力: 8月3日に池尻大橋にオープンしたスタジオ『STORYS STAND 池尻大橋』で、言葉にして自分を紐解いていくビジョン

🎙️ゲスト

リチャードさん:https://x.com/tiedfamily244

STORYS STAND 池尻大橋:https://www.storys.jp/podcasts/stands

🎙️パーソナリティ

飯野 希:https://x.com/nozomuiino

楠富 智太:https://x.com/tomokusutomi

感想

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サマリー

今回のエピソードでは、異色の経歴を持つゲストのリチャードさんを迎え、アラフォー世代が「自分らしい物差し」を見つけ、キャリアや人生の選択について深く語り合います。リチャードさんは大手商社からリクルートへ転職し、その後、妻の海外赴任に帯同するため仕事を辞めて「主婦」という選択をしました。年収が下がる決断をしても「自分の心を取り戻す」ことを優先した経験や、妻のロンドン駐在のチャンスを「家族全体のキャリア」と捉え、家族でイギリス留学するような機会だとポジティブに捉えた「ファミリーキャリア」という考え方が紹介されます。 また、「自分じゃなくてもいい仕事」という感覚から脱却するために、自身の興味関心を追求することの重要性が語られます。曖昧な不安を「計測可能なリスク」に分解し、例えば「無収入で何ヶ月耐えられるか」を把握することで、漠然とした恐怖を乗り越える方法が示唆されます。さらに、自分のキャリアを振り返り、他人の物差しに惑わされず、自分自身の「引き出し」を広げ、人生の選択肢を増やすことの大切さが強調されます。最後に、リチャードさんが現在運営に関わるポッドキャストスタジオ「STORYS STAND 池尻大橋」のビジョンとして、「喋る瞑想」を通じて自己の内省を深め、物語を発信していくことの意義が語られ、AI時代における人間の価値や、自分自身の物語を大切にすることの重要性が示唆されます。

ゲスト紹介と近況、そしてキャリアの始まり
スピーカー 1
リチャードです。
スピーカー 2
このアラフォー、ゆるっとウェルビーイングは、多忙なアラフォー世代が自分らしくよりよく生きるヒントをゆるっと探求するポッドキャストです。お願いします。
お願いします。
スピーカー 2
リチャードさん、最近暑いですね。どうですか?
暑くて、私暑いの本当に苦手で。
スピーカー 2
あ、そうなんですか?
スピーカー 1
うん、超苦手で。
あの、もう、室温が27℃を超えると、機能低下が始まりますね。
スピーカー 2
へー、感じますか?
スピーカー 1
感じます。
スピーカー 2
僕、割と強いんですよ、暑さに。
なんで、今こういう暑さでも、行き帰り、オフィスの行き帰り、自転車で行ってるんで、1時間くらい1日自転車漕いでますし、
1週間くらい前まで寝てる時もエアコンつけてないんで、割と強いんですよね。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
何の話だっていう感じで、くすとみはどこ行ったってみんな思われてると思うんですけど、
今日はゲスト回でリチャードさんをお呼びしてるんですけど、くすとみさんがお休みということで、この2人でお届けしたいなというふうに思っております。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ということで、今回のゲストはリチャードさんです。お願いします。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
リチャードさんでいいんですか?
スピーカー 1
リチャードさんで。
スピーカー 2
はい、オッケーです。
じゃあ、リチャードさんの簡単な自己紹介をお願いしていいですか?
リチャードさんの異色の経歴
スピーカー 1
はい。私、リチャードですね。
生まれは群馬。
スピーカー 2
群馬。
スピーカー 1
育ちも群馬。
スピーカー 2
群馬。
スピーカー 1
副首都に名乗りを挙げている。
そうなんだ。
スピーカー 1
なんかね、はい。知事が、ぜひ副首都に。
スピーカー 2
副首都。
スピーカー 1
副首都。なんで、よう分からんけど。
群馬に群馬育ちで、新卒で商社に入って、5、6年働いた後にリクルートで転職エージェントをやりまして、
転職エージェントを7、8年やってたと思ったら、今度は妻の海外駐在にくっついてイギリス、ロンドンに行きまして、
スピーカー 1
その時仕事を辞めて、子供2人連れて、いわゆる主婦として2年半ばかりですね。
コロナが終わりつつある2022年の秋から。
スピーカー 2
その時期ですか。
スピーカー 1
25年の4月までロンドンにいて、ロンドンにいる間にXを始めたり。
スピーカー 2
その時期なんですね。
スピーカー 1
そうです。主婦になるということで。
さらに今でSNSとかしんどいじゃないですか。
スピーカー 2
そういう感覚なんですね。
スピーカー 1
かなり真っ当な感覚の持ち主だと、自分で言うならです。
なるほど、聞きたいそういうのを。
主婦になってやって、コーチングとかも現地で始めて、
もともと転職エージェントだったんで、いろんな人の話聞きますけど。
その時にポッドキャストを始める、
コーチングで出会った相方とポッドキャストを一緒に始めて、
それがこうじて今収録をしているスタジオストーリーズスタンド池尻っていうのが、
8月3日にオープンしているんですけれども、
スピーカー 1
配信している頃には多分営業してますね。
ここを作って、運営している会社の、気づいたら社長という肩書きになっているっていうのが私です。
リチャードでした。
スピーカー 2
以上リチャードでした。
キャリア選択の軸と「自分の物差し」
スピーカー 2
すごい経歴じゃないですか。
もう勝者なんか、新卒で入ったらピカピカの皆さんが憧れるキャリア。
スピーカー 1
人生の勝者。
スピーカー 2
すごいかっこいい。勝者と勝者を掛けるって。
これ勝者鉄板ネタですか?
スピーカー 1
これはもう二度と言わないやつです。
じゃあレアな話を聞きましたね。
スピーカー 2
その後リクルートも皆さんが憧れるところですよね。
そこからいわゆる難しい決心だったと思うんですけど、
奥様についていかれて、その後フリーランスとしてコーチングをやられて、
今は社長をやられているっていうところで、
かなりキャリアとしては、
異端って言っちゃうとあれですけど、
普通じゃないところに行ってるなって思っているんですよ。
ただこのキャリアっていうところの選択の中心には何かしら軸があったのかなって思っていて、
最近僕思うのはアラフォーになって、
自分の人生どうすればいいんだろうなみたいなところとか悩んでる人結構多いと思ってるんで、
それをどういう軸で決めてきたのかとか、
今どういうメンタリティなのかとか、
リチャードさんに色々聞きたいなと思ったんですよね。
ということで今日のテーマ、何て書いてあるんだっけな。
自分の物差しってどうやって育っていくんですかっていうのをリチャードさんに聞きたいっていうのが、
スピーカー 2
今日のテーマです。
「勝者」からの脱却と年収減の決断
スピーカー 2
この概要だけ聞いて思い浮かぶこととか感想とか反応とかありますか。
スピーカー 1
テーマを聞いて、
もしかしたら僕物差しありそうって思われてるんだろうなって思いました。
スピーカー 2
物差しないですか。
スピーカー 1
そんな立派なものはないかもしれないって思いますね。
スピーカー 2
ただ何もせずにOKリクルート行こうみたいな話ではないじゃないですか。
ただその時は決心があって、
そこら辺聞きたいんですよね。
例えば僕も一番最初はキャリアとしてはCanonという会社にいて、
おそらく他の人からすると一部上場だしいいじゃんって思われてたんですけど。
スピーカー 1
大企業だろうと。
スピーカー 2
思われてたんですけど。
僕はダサいなと思いながらいたんですけど正直。
そこから50人ぐらいのベンチャーに行くってなった時に周りに全反対されたんですよ。
もう明らかにおかしいみたいな。
辞めるのは馬鹿だってずっと言われてたんですけど、
それが正しいと思ってやってきてたんですが、
勝者から辞めるみたいなのもあんまり当時ないルートかもなと思ってて。
逆に今から新社会人に戻れたとして、
今社長をやってる自分みたいなのってイメージできました?
スピーカー 1
できてないですね。
まず訂正というか補足しておかなければいけないのは、
社長っていうのはただの肩書で、
実態としては従業員はゼロですよ。
取締役しかいない会社で、
設立メンバーが5人。
この5人がそのまま取締役で、
私は一応代表取締役社長だけど、
共同代表として東京と沖縄で事業をやっていて、
沖縄側にも共同代表の社長がいて、
2人社長でやってるっていう話だし、
自分が何十人何百人の社員のリーダーとして、
背中を見せながら切り開いていく市場をね、
みたいなポジションにはいないです。
みんなさんの知見を借りながら、
やってるっていう感じなんですよ。
過去の自分と現在のキャリアのギャップ
スピーカー 1
質問は新卒の時にイメージできたかなんですけど、
いつか社長になりたいなとは思ってたんですよ。
スピーカー 2
そうなんですか?
スピーカー 1
部活動とかもずっとリーダーやってたんですよね。
スピーカー 2
ラグビーブのキャプテンとかやって、
スピーカー 1
大学でも弱い弱所のラグビーブだけど、
それでもキャプテンをやって、いろいろやってきたと。
そういうふうに自分の人生観を捉えていたから、
学生の時は。
いつか自分も何かのリーダーになって、
自分が率いていくみたいなことをやりたいと。
勝者には入ったけれど、
子会社の社長とかになっていくっていう未来は、
多分あるんだろうなと。
それは既定路線みたいなもので。
あわよくば自分の事業とかを起こせたら、
すごくいいなと思ってたけど、
でもどうやって?
あるいは何で?
っていうのは全く浮かんでなかったので、
イメージはできてなかったです。
スピーカー 2
じゃあ、当時のリチャード少年、
リチャード青年が今見たら、
今のリチャードさんを見たら、
どういう印象とかどういう感想を持つんですかね?
どう思うんだろうな。
スピーカー 1
もうちょっとしっかりしてほしいと思うんじゃないかな。
もうちょっとしっかりしてよと。
スピーカー 2
どのあたりがしっかり感が?
スピーカー 1
そうですね。
もうちょっと稼いでてほしいとか。
お金的なところかな。
価値観が切り替わってないから。
スピーカー 1
たぶん勝者に入ってね。
人生の勝者だと思い込んでた。
っていうところでいくと、
40歳なんだから、
こんぐらい稼いでてほしいみたいな。
今から40歳までに年収がこれぐらい上がっていく。
そのルートを外れて企業までしてるんだから、
こんぐらい稼いでてくれみたいなイメージを
たぶん持ってたし。
スピーカー 2
でもそこが聞きたい話に近いなと思ってるんですけど、
「自分じゃなくてもいい仕事」からの脱却
やっぱりそれこそ新卒勝者みたいなところ。
リクルートも給料がいい会社じゃないですか。
スピーカー 2
その中でお金っていう軸みたいなところを離して、
そこのカードはちょっと違うところに切ってるような感じはあるんですけど、
どこでその価値観が変わったとか、
価値観変わってないけど、
違うカードを切ったみたいなところでいくと、
どういう感じなんですか。
スピーカー 1
そうですね。
まず最初の理解しがたいポイントって、
勝者辞めてリクルート行ったって話。
リクルートも上々企業だし、
給料いい会社かっていうと、
私は現場だったので、
必ずしも給料は普通。
普通。
スピーカー 1
一部上々メーカーぐらいっていう言い方ですかね。
やっぱ差額があった。
転職をした時に、
当時6年目だったけれども、
スピーカー 1
随分の差額が、
年収ベースで見るとあったと。
その差額を払ってでも、
もう少し自分が生きていると思える環境に、
身を移したいっていう感じだったんですよ。
だからこの差がる分、
スピーカー 1
年収数百万の幅、
1年間に払うこの金額は、
僕が自分の心を取り戻すための金額みたいな。
スピーカー 2
取り戻せたんですか。
スピーカー 1
多分。
スピーカー 2
それは後から思って、
いい決断だったなって感じなんですか。
スピーカー 1
後悔はしてないですよ。
これで正しかったのかと当時思ってた時期はあります。
それは深夜残業して、
家に帰って、
家の玄関を開ける時に、
スピーカー 1
この残業代って、
月給に含まれてるんだって思いながら、
深夜ドアを開ける時に、
住所にいた時は、
1分単位で残業代が、
スピーカー 1
割増賃金として支払われてたし、
12時超えたならばタクシーに乗って帰ることも、
倍の値はできたのに、
この時間に帰ってきた私、
この分も含まれてるんだって思った時に、
これで良かったのかなとは思った。
スピーカー 2
すごい。
めちゃくちゃリアルですね。
残業が何時間っていうのが含まれてるってことですね。
スピーカー 1
そうです。
固定残業代。
スピーカー 1
入った時は48時間分とか。
スピーカー 2
絶妙に刻んでますね、48。
スピーカー 1
いっぱい。
48時間残業しても、
基本的には残業代の範囲だし、
っていう感じの。
スピーカー 2
でもそこである程度、
自分の心を取り戻したなっていう感覚があって、
多分その中で、
奥さんの海外駐在とかの話が出て、
そこでまた、
チョイスを選ばないといけないって状態になったってことですね。
スピーカー 1
そうですね。
そうですね。
まず、
僕のキャリアの話をするとき、
前提として共有されるべきが、
必ずしも活躍してなかったっていう部分だと思うんですよ。
別に僕できる社員では決してないし、
面白いやつだとは思われてた可能性は高いです。
イベントごととか司会とかできるし、
スピーカー 1
賑やかな人なので。
なんだけど仕事には、
やる気はあったけど、
パフォーマンスできてなかったから、
スピーカー 1
仕事に打ち込んでひたむきに頑張ってたとは思われてないんじゃないのかなと。
周りの先輩とか上司とか。
っていう感じのローパフォーマーだったと思うんですよ。
スピーカー 2
でもこれ、
多分僕聞いてる人とか、
スピーカー 2
ギャップやっぱあるなと思ってるんですよ。
言うても住所じゃんとか、
言うてもリクルートじゃんってなると、
例えばですよ。
仮に本当にハイパフォーマーじゃなかったとしても、
一般の中から言うと、
全然ハイパフォーマーじゃんって思っちゃう人も多いなと思うんですけど。
スピーカー 1
それは、
自分の可能性を信じた部分だとは思うんですよ。
ここでこの仕事をやってても、
スピーカー 1
僕は目が出ないだろうって思ったので、
もっと自分が、
端的に言うと興味関心のある分野に行きたいって考えたんですよ。
スピーカー 1
正直入るときは何でもやりますって。
鉄でもカップラーメンでも魚でも売ってきますみたいな。
やると言われたらやります。
経理でもやりますって言って入ったけど、
入った後に鉄工だったんですよ。
1ミリも興味ないっていうことを見せつけられた数年間っていう感じで、
こんなもののために生まれてきたんじゃないみたいな気持ちを持ったんですよ。
だからそれは私が若かったっていう話。
スピーカー 2
でも今もう一回言ってもやっぱそう思うなって感じですよね。
スピーカー 1
絶対興味ないし。
ナノブマイビジネスっていうやつじゃないですか。文字通りね。
僕じゃなくてもいいじゃんって強く思ったし。
スピーカー 2
それキーワードですよね。
その仕事に意味がないとは思わないんですよ。
スピーカー 1
インフラを支える仕事だったし、
僕は石油ガス関連の資材のパイプですね。
スピーカー 1
石油ガスを掘削するためのパイプの勝者なので、
仲介をするっていう感じ。
スピーカー 2
実質メーカーの営業部隊みたいな感じで。
スピーカー 1
入札のプロジェクトの案件で、
いわゆる札を作るっていうことで、
入札にあたって条件をメーカーさんと詰めて、
入札の分厚いファイルを作るっていう仕事だったんですけど、
俺じゃなくてもいいじゃんって俺よりももっと頑張りたくて、
名を挙げたい人たちがいて、
興味ないなって思いながら、
スピーカー 1
今日何時に帰れるんだろうとか思いながらやってたっていうのは、
情けないけど事実だなと思っていて。
頑張って長尻れば好きになるかもしれないって思って、
オイルショックとキャリアの迷い
スピーカー 1
自分を奮い立たせたし、
自分に機会も先輩たち、上司とか与えてくれて、
いろいろ面倒を見てもらっていたけれども、
スピーカー 1
オイルショックがあったんですよ、2014年に。
で、石油ガスの価格が5分の1くらいになったんですよ。
100ドル前後、WTIの原油のアメリカの取引価格が、
100ドル前後までバブってたところから、
20ドル前後まで落ちて、
そうすると世界中の石油ガス会社がもうほーらないって言って、
一回ストップって言って。
そうするとその資材の価値ってめっちゃ下がるじゃないですか。
だから世界的に長期契約で定期的に買ってくれてたお客様は発注を止めるし、
なんなら都度買い付けしてた人たちはここぞとばかりに大量買い付けをするって言って、
もう超大型の入札案件とかが出てきて、
めちゃくちゃ景気悪いけどめちゃくちゃ忙しいっていう状況になったんですよ。
その時に失敗もしたし、今もおよばばかみたいな失敗もいろいろ重なり、
業務方もあり、もうなんなんだろうこれって思っちゃったっていう。
スピーカー 2
そういう時結構よぎりがちですもんね。
これって自分の人生にどういう意味あんだっけみたいな話とか。
スピーカー 1
そうですね、ちょっと生々しく思い出しちゃったんですけど。
スピーカー 2
思い出させちゃって申し訳ないです。
スピーカー 1
僕のキャリアって、大学4年で卒業して住所行ってリクルート行って、
主婦になって今社長やってるっていうことで楽しそうな人生じゃんってあるけれど、
20代と30代の前半まではリクルートに転職した後も別に活躍してなかったんですよ、特に。
頭でっかちになってて、もう分かりません教えてくださいってお客さんに言えるかどうかが勝負の分かれ目の世界で、
分かったふりをして佇まわなければいけなかったっていう。
お前は分からないって顔するなっていう教育を受けてきた場所で、
分かってるかのように振る舞ってしまい、そうするとお客さんに
ごめんなさい分かりません教えてくださいって言えるまで、
スピーカー 1
僕は20代転職してから2年ぐらいかかっちゃったんですよ。
素直にこう分かりませんって。
後輩とかにマウント取らなきゃ。
スピーカー 1
自分の精神が保てないみたいな状況から、いいものはいいと。
彼の方が優れてる分は優れてるって言って。
認められるようになってようやく自分がパフォーマルできるようになってっていうプロセスがあって、
だから基本的には僕挫折の連続っていうのが僕のキャリアなんですよね。
スピーカー 2
なんかさっきの出てきたキーワードの中でその自分にしかできないことみたいな、
だからもう仲在でついていく。
「ファミリーキャリア」という選択肢
自分にしかできない仕事のめちゃくちゃ一番だなっていう風に思って聞いてたんですよね。
スピーカー 2
なんかもちろんいろんなところでこの話とかされてると思うんですけど、
なんかそこが多分他の人は普通にできない意思決定だなっていう風に思っちゃいますし、
逆にやっぱりまだジェンダーギャップとかがある中で奥さんについていくっていうのも、
周りの目を気にしなければ別に関係ないとは言えども、
例えばご両親とか知り合いとかなんかいろいろあったと思うんですよ葛藤は。
なんかその時はどういう感じで意思決定されてたんですか?
スピーカー 1
そうですね、いろんな前提がこれもあって、
まず僕リクルートに転職した後、最後の5年間は海外駐在案件の専門エージェントだったんですよ。
だから僕が海外駐在に関して日本で一番詳しい人の一人だったんですよ。
あの分野は偏りますけどね。
スピーカー 2
それ海外駐在の人員を圧戦するということですか?
スピーカー 1
そうですそうです。企業さんが海外駐在を前提とした求人。
スピーカー 2
じゃあ海外で自分の力試したいって人はそこにすごいマッチするってことなんですね。
スピーカー 1
市場としては需要が少なくて供給型。海外行きたい人だらけ。
海外駐在専門エージェントですって声かけると、
他のエージェントは返信率0.5%とかの世界、僕は10%くらい返信もらえるって。
その案件には興味ないけどあなたの仕事には興味があるって言って、
ちょっと話しませんかみたいな感じ。
でも案件は基本的には業界3番手企業以下の閉地駐在。これが多いです。
分かる気がしません?
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
例えば三菱商事でニューヨーク駐在の中途休止に出るわけないじゃないですか。
エースがそこは行くってことですよね。
スピーカー 1
そうですそうです。
だし基本的には大都市の駐在っていうのはエースが行くところだからそれぐらいはいるんですよ。
だけどインドの市社長とか上海のCFOとか。
上海は決して敵地じゃないしインドも場所にはよるんだけれども、
とにかく専門性が必要だったりとかするっていう。
そういう兼ね合いで、そういう風に急に偏っていきますよ。
スピーカー 1
まあまあまあそういう仕事やってたんですよ。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
なのでロンドン駐在の可能性が妻に来たっていう時に考えたことがいくつかあるんですよ。
まずこの休止の希少性。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
こんなにすごいチャンスを妻が得たと。
大したもんだというところ。
これは素晴らしい機会だっていうのが前提にあったんですよね。
じゃあそれを。
あとあれですね。
単身不倫はありなかったんですよ。
我が家では。
あるいは子供だけ連れて俺が残るっていうのを家族は一緒にいたい。
嫁さん大好きなんで。
それ諦めてもらった時に見返りとして得られるのが僕がグレード1個上がるかどうかみたいな。
マネージャーになるかならないかみたいな。
スピーカー 1
それと妻のロンドン駐在のチャンスを天秤にかけた時に。
これはだから個人のキャリアとしてもそうだし、家族全体のキャリアとしても、
日本に留まって子供たちが普通に小学校行くのと、2年間イギリスに行って帰ってきて帰国子女になるっていう。
家族でイギリス留学するみたいな。
そういう機会だって考えたら。
どっちの方が変数が大きいか。
期待値の差で考えた時に。
天秤がこういう釣り合いじゃなくてバーンって。
バーンっていったんですよ。
あとは自分のキャリアの価値みたいなのを転職エージェントとして見定めた時に。
この仕事はあるなと思ったんですよ。
行った後に生成AI出てきて、僕の想定とは違うレベル、スピード感で世の中が変わっているので。
新しい仕事を結果得たので。
それはそれで良かったと思うんですけど。
そういう打算もありました。
スピーカー 2
じゃあ割と何かと何かを比べて捨てたというよりは結構ポジティブに全体最適。
家族の全体最適みたいなところで意思決定されていたという感じですよね。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
でもあれですね。
思ったのは20代の時の意思決定って自分の意思決定じゃないですか。
ただ30,40代とか30の手前とか今アラフォーとかでもしかしたら聞いている人もいるかもしれないですけど。
意思決定の主語が変わるタイミングがあるなと思ってて。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
それが自分から私たちみたいになる瞬間。
それがぴったりはまると結構それはそれで幸せになるなというふうに思ってて。
スピーカー 1
僕のこの話ってファミリーキャリアってやつだと思うんですよ。
スピーカー 2
そういう言葉があるんですね。
スピーカー 1
あるんですよ。ご存知ない。
スピーカー 2
ないです。
スピーカー 1
だからキャリア選択を家族でしていくっていう。
家族の意思決定としてしていくっていう。
そういう意味では役割分担が入れ替わった瞬間があったっていう話ですね。
スピーカー 2
でもやっぱりまだ日本とかだと珍しいっていうなりがちな感じですよね。
そうじゃないですか。
スピーカー 1
僕イギリス行ったタイミングであった本でデュアルキャリアカップルっていうのがあって。
スピーカー 2
なんか読んだ方あるかもしれないです。
スピーカー 1
これはだからパワーカップルというか夫婦がどうやってキャリアを両立させていくかっていうのを実証研究というか。
事例をたくさん集めてたぶん200文近くの事例へのインタビューで論文にした本なんですけど。
結論結構残念でお互い譲り合いしかないよねなんですよ。
なるほど。
スピーカー 1
変数大きすぎると勤務地とか役職とか忙しさとかあと子供の年齢タイミングとか数とか収入のバランスとかいろんな変数多いからケースバイケースだし。
上手くいってる人たちの特徴は今はあなたの番今は俺の番みたいなそういう順番ができてるよねっていう。
スピーカー 2
でもライフスパンみたいな本も同じような感じでしたよね。
100年間をどう生きるかみたいなところで今は俺がんばるけどここは妻がんばってオッケーとかそういう人生に山とかこういうのを作っていくっていうのがこれからの人生だみたいな書いてる本もありましたね。
スピーカー 1
だからそういうことなんですよ。
そういうふうに考えられる相手と一緒になるかどうかはめちゃくちゃでかいポイントだと思いますよ。
意思決定の主語の変化と「私たち」
スピーカー 2
逆にその時に今の話と重ねるとリチャードさんは一回ついて行ってるわけじゃないですか。
その後のキャリアみたいなその時に会話されてたんですか。
スピーカー 1
その時考えるわーっていう感じではありましたね。
妻がイギリスから行って帰ってきて得られるものは何かって言ったらキャリアアップだと思ったわけですよ。
大都市への駐在があるぐらいの大きい会社ではあるのでそこで女性の駐在員として行って帰ってきてっていう実績は多分ずっと役に立つだろうって。
これは転職エージェント的な見立てで。
スピーカー 2
あとは社内でもそれこそエースでもうエリートというかその昇級の改造には乗ってるわけじゃないですか。
スピーカー 1
客観的に客観的というか外から見たらそう言える立場ですよね客観的に。
本人はそういう認識は持たない。
自分なんて精一杯やってるだけっていう感じ。
スピーカー 1
だけど外から見たらバリキャリーになってるっていうそのギャップに本人は苦しんでるんですよ妻はね。
けどそれを受け入れつつ頑張ってるっていう感じですね。
それだから妻はキャリアアップするだろうというところ。
そしたらそれが心地よくできる生活のためには子供の面倒見るっていうか子供育つんで面倒って手間がかからなくはなる。
その代わりに起こす問題の種類がでかくなるみたいなそういうものだと思うんですよ子育てって。
スピーカー 1
それとあと家事とかもいろいろあるわけでそういうのを在宅勤務だったらできるよなみたいな感覚とかはコロナのときにいろいろあったし
主婦を経験していろいろ家事を回せるように人識になったというときに僕は自分でとにかく楽しかったんですよイギリスで主婦やってるの。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
基本午前中に筋トレをして午後コーチングして読書してブログ書いて飯作って早めに寝るみたいな感じの生活だったからすごい筋肉育ったしコーチングとか自分の事業をちょっとずつ作るっていうのも楽しかったのですごい楽しいだと。
もう会社員誰かのために言われたことをやって働くってことはもうできないなと思っちゃって。
分かるって顔してますか。
スピーカー 2
分かります分かります。
で帰ってきてからなのでそういう何かこう人に振り回される仕事をしないためにはどうしたらいいかみたいなことをすごい考えたんですよ。
スピーカー 2
そっから逆算したんですね。
スピーカー 1
逆算したってことになるんですかね。
そこは外さないように気をつけようっていう感じ。
スピーカー 2
僕も全く一緒なんですよね。
結局いろんな事業とかやってきて人の問題にぶつかるんですよ絶対。
でその人の問題にぶつかると会社を大きくするために自分の心もあげるみたいな瞬間が結構出てくるんで。
スピーカー 2
なんかそれってあんまり良くないなみたいな。
でお金稼ぎたかったんだっけっていうとまあまあ家族が暮らせる分あればいいなっていうふうに思って。
そっから人間関係とか楽になる働き方とか何なんだろうなみたいな感じで今にたどり着いてるんですけど。
ただ結構皆さん気楽そうでいいですねとか自由でいいですねとか何て言うんですかね。
リスクの見え方と「羨ましい」という感情
スピーカー 2
悪気はないんだろうけどなんかそっち側のリスクを見えてないで羨ましいって言ってくる人も多いなみたいな感覚はありますね。
ただリジャーさんもなんか1回話した時になんか自分の時間を自由に使えるのって幸福度高いですよねみたいな話もされてたと思うんですよ。
ただ言うてもなんか天秤で失ってるものもあるじゃないですか。
スピーカー 1
そりゃそうですよ。だから積み上げているものがあるかないかで会社という枠に入ってればやってることが全部積み上がってるとも言えるわけですよね。
ただし他の講座に移せない信頼だけどもねっていうやつじゃないですか。
楽天ポイントポイント経済圏みたいな話でしょポイント還元があるから楽天マラソンとか一生懸命やってたまるの楽天ポイントなんで楽天ポイントって結構汎用性高いんですけどそうじゃないポイントみたいな。
ウェルコインみたいな。会社で役に立つコインみたいな。そういうのをずっと貯めてるかどうかって何も考えなくても会社が潰れないそしてこの会社で自分は潰れないって思うのであればそれで一生懸命頑張るその代わり楽しくなくて味気ないみたいな。
ものの時に井野さんみたいな人を見て恨ましいって言うんでしょうね。見てないものを見えないものがないものとするっていうのは別にそういうサラリーマンに限らず我々もそうじゃないですか見えてないものないものに扱うっていうのは。
他人を羨ましがるってすごく残酷であり傲慢な行為ですよね。
スピーカー 2
その会社も中途とかもいるんでほぼほぼみんな辞めないっていう会社だったんですよね。その中で僕は同期の中で2番目に辞めちゃっててすごい皆さんからお前もったいないっていう話も多分ポジティブにもネガティブにもしてもらったっていう感じなんですけど実際10年今経って多分働いてる同期どんどん減ってるんですよね。
なおかつもっと早く辞めとけばよかったみたいな人も結構多くて今だとその会社では働けるけど他の会社で働けるケーパビリティがないんで結局同じような業種で同じような仕事に転職しちゃうみたいなそうすると転職したかった理由って今の仕事があってないとかなのに根本が解決できてない。
なんか違う箱に入ったみたいな感じになっちゃっててなんかそこで苦しんでる人も多いなっていうふうには思ってるんですよね。
スピーカー 1
これは教育の敗北?
スピーカー 2
教育の敗北かもわかんないですけど。
手遅れであることに手遅れになるまで気づかないっていう話。
スピーカー 2
それもありますよね。
キャリアの「物差し」と「引き出し」
スピーカー 2
割と今40とかでそれこそ仕事なんかあんま楽しくないんだよなって人やっぱりいると思うんですよね多く。
でも割と僕とかリチャロさんもそうかもしれないですけど行動してきたというか自分で道を選んできた方なんでなら辞めちゃえばいいじゃんって思っちゃうんですよね僕は結構簡単に。
ただそれは結構難しい意思決定なんだろうな普通の人というか。
スピーカー 1
確かにな僕転職エージェントじゃないですかもともと今はコーチングやってるからいろんな人の悩みに寄り添うことが多いですけど。
そうね辞めちゃえば飯野にねって思うんですけどね。
スピーカー 2
僕も辞めちゃえばいい派なんですよね。
スピーカー 1
例えば今日も勝者からリクルート思い切った転職だと思うんですって言ってくれましたけど僕イギリスで主婦やってたんでその時の感覚からすると例えばイギリスにいて出会ったイギリス人に僕のキャリアどんなだったか説明しようとした時に僕はもともと住友コーポレーションにいてその後リクルートホールディングスという会社で働いてたんだって。
日系企業Aから日系企業Bに移ったって変数としてほぼ変化が起こってないんですよイギリス人からしたらでも僕自身は思い切ったと思っていた。
なんだけど今は主婦になった方が思い切ってるのでそのあの時思い切ったと思ってたことって視点によっては全く変えてないんだっていう話だったってなるとなんて狭い世界を生きてたんだろうとは思ったわけじゃない。
スピーカー 2
本当にそうですよね僕も同じ経験をしたことがあって50人ぐらいのベンチャーに大きいところから転職してそこから自分で新規事業を立ててそれをグロースさせて子会社化して経営するみたいなことを複数回やってるんですよ。
わりかし多分キャリアとしては珍しいかなというふうに思っていてこういうどっちもまだ会社残ってるんでわりと失敗した授業じゃないっていう感じで一から自分から一人から340人ぐらいまでの組織っていうのは何回か作ったって自負があったんですよ。
スピーカー 2
一回Googleの日本に一人しかいないUXエキスパートみたいな人と話す機会があってその時にキャリア相談とかさせてもらったときに自分のキャリアとかこういうことやってきたんですって言ったんですけど悪気もなくで何してきたのってもう一回聞かれたんですよ。
全然何も刺さってなくてそれで結局何してきたのみたいな本当に悪気はないすごいいい人だったんですけどこの人たちからするとそんなちっちゃい会社立ち上げてなんか運億の売り上げ立てたみたいなところで全然見えてなくてもう全然なんていうんですか自分が恥ずかしくなっちゃったんですよ。
スピーカー 1
物差しの話じゃないですかこれ。
全然違うスケールで考えてたっていう話ですな。
そうですそうです。
スピーカー 1
いいですね物差しの話戻ってきましたね。
スピーカー 2
戻ったやっと戻った。
僕らずっと物差しの話してたんじゃないですかこれ。
スピーカー 2
いやでも物差しの話をしてました。
スピーカー 1
だからね。
スピーカー 2
だいぶ物足してくれた。
いやでも完全にそうでしょ。
スピーカー 1
いや全くそうなのかな。
ところ物差しをいろんな種類の物差しをカバンに入れといて都度こう当て直せるみたいな。
自分の測れないものが出てきたときに物差しないからないものとするじゃなくてこれってどう捉えればいいんだろうかっていう幅の広さとかが多分人間としての懐の広さにそのままなっていくし。
物差しで測った後それを引き出しにしまっていくっていうのが大事で。
測った結果自分の引き出しに入らない場合引き出しの方をでかくしていく必要があるっていうそういうメタファーはあると思うんですよ人生において。
スピーカー 1
それが物差しの種類が多くて引き出しの容量がでかければでかいほど人生ってどんどん楽しくなっていくっていう話なのかなと思うんですよね。
あと一方で多分こういろんな定規を常にカバンに持っておくのも大変になるじゃないですか。
スピーカー 2
なのでこの物差しもあるけど自分はこの物差しで行くぜみたいなのを決めるみたいなのも多分このぐらいの年齢なのかなっていうふうに思っていて。
なんかその柔軟性とか多様性みたいのは理解はしつつその中でも俺はこれを使うぜみたいなところをちゃんと持っておくってことは結構大事なんだろうなっていうふうには最近思ってるんですよね。
スピーカー 1
なるほどな。なんかそうで聞くと矛盾するのかなと思いながらそんなに種類って多くないですよね実はみたいなことは思いますね。
測れるものばかりじゃないしねっていうのもあるし。
スピーカー 2
でもそれこそもうなんか家族はもう一緒にいるっていうのも全て決定事項としてリチャードさんはあったわけじゃないですか。
リスクの正体と「計測可能なリスク」
スピーカー 2
なんかそういうこう自分がこう決めてるみたいなところの軸みたいのはなんか一つやった方がやっぱ動きやすいんだろうなっていうふうには思いますし結構僕はそのさっきの転職の話とかもそうなんですけど
なんか自分がちょっと今気持ち悪いなと思ったら思い切って動いてみるみたいのはなんかもっと気軽にやっていいと思うんですよね。
スピーカー 1
そこが引き出しの問題なんでしょうね。
ここから先どうなるかがわかんないっていう時に怖いから動かないっていう人多すぎるというかそれ普通の挙動なんですよね多分人間のリスクが。
リスクじゃないんですよね計測できてない時点で。
怖がってるだけお化けいるかもしれないみたいな話と一緒で実際に何ヶ月無収入で耐えられるんだろうって今測得できる人何人いるのかって話。
スピーカー 1
ファイナンシャルプランみたいなこと言いますね一つはそうだって先立つものがないとっていう話だしリスクを取れるって言った時のリスクには最大値があるはずでそれっていうのは無収入で何ヶ月生きられるかに依存すると思うんですよね。
その期間はあのねじゃあ商売当てるまで挑戦できる期間であるあるいは好きな仕事を見つけるまで探し続けられる期間である。
あるいは自分の心が整うまで何もしないで過ごす期間にできるっていうすごく大事な指標のはずだけどそれを把握しないまま会社行きたくねーとか言ってるのって。
スピーカー 2
なんか文句だけ出てるみたいな。
スピーカー 1
そういう状態で人に相談しなはんなっていうのはアラフォーの作法じゃないですか。
受けてきてる受けてきた経緯もあるってことですか。
スピーカー 1
そういうそうですよ何百人も何千人も何百人か面談とかね。
僕は結構ハイクラス層をターゲットにした組織のエージェントで自分でスカウトしてお話をするっていうケースだったので基本的には活躍されてる方が次のキャラどうするかっていう提案をする話だったから。
あんまり何も考えてねーなアンさんみたいな展開はあまりなかったですと。
スピーカー 1
ランダムに受ける転職相談は結構そういうことありますよ。
そもそもみたいな話をすることはありますよね。
スピーカー 2
いやーでも結構そういう人多いんだろうなと思いながらもなんか別に僕もそうですけど今自分で会社やっててなんかリスクを取ったって気持ちもあんまりないんですよ。
一回なんか行動しちゃえばそれが当たり前なんで別に何とも思わないというか。
スピーカー 1
リスクは取ってるじゃないですか問題はそれを大博打だとは思ってない。
リスクはあってただそれは取れるリスクだ。
だから不確定要因の不安ではないということですよね。
でもみんな不確定要因の不安のことをリスクって呼んでて。
そういう話だなと。
スピーカー 2
何が起こるかわかんないなんとかかんとか。
スピーカー 1
怖い。おばけ怖い。
だから100回伸びるから飛び降りたら死ぬのはリスクですかって言ったらそうじゃないじゃないですか。
100%死ぬんだからそれはリスクじゃなくて前提ですっていう。
2回から飛び降りた時に骨折するかどうかがリスク。
スピーカー 2
なるほどなー。
スピーカー 1
これなんかファイナンシャルの先生の講座に参加した時に聞いた話。
一生心に残るだろうなこれと思って。
リスクとは100回から落ちて死ぬことではないと。
スピーカー 2
なるほどじゃあ何をやっぱ怖がってるのかっていうのを言語化していってそれをうまく分解していくと実は怖がるものじゃなかったりするよねっていう話ですよね。
AI時代における人間の価値と「喋る瞑想」
僕は仕事を辞めてイギリスに主婦として行くっていう時に取ったリスクの最大値はまた転職エージェントやるっていう。
でも僕は転職エージェントって一緒の仕事だと思ってたんで当時ね。
スピーカー 1
大好きだったから。
だからそれはそれでいいと。
で想定できてなかったのはその仕事がかなりAIに代替されうるっていう。
マッチングっていうのはAIの得意だからそこで生き残るためには相当抜きんでなければいけないってなった時。
ただイギリスでの自分の経験って絶対肥やしになると思ったんですよ。
そうですね。
自分にしかできない相談とかがあるだろうみたいな。
なのでコーチングっていうその個人の心のケアの方に行ったし、
でこの個人の心のケアっていうのを受ける対象が経営者であればその恩恵を受ける人ってピラミッド上でなんていうんでしょうこれトリクルダウンっていうか。
トリクルダウンどころじゃないんですよね。
経営者が健全であれば会社も健全じゃないですか。
なので僕はそのやっていることの半分はコーチングですけど、しかも個人向けのパーソナルコーチングですけどもその対象はエグゼクティブの人たちで、
そうすると世の中に対する影響も総合に大きいと自分が満足納得するレベルで広げていけるっていう感覚を持っているので。
なので本当に例えばこのスタジオの事業とかマジで立ち行かなくなって解散とかなったらばコーチとして頑張るし、
転職エージェントとしても頑張れば家族を食わせるっていうことは最悪できるし、
もっと言うと妻がちゃんと出世してるので僕は健全な心さえ正気さえ保っていれば幸せの過程は築けるんじゃないかと。
スピーカー 2
そこの自信が大事だなって思ってますし、僕もいざ自分の会社が本当にうまくいかなくなったら、
正社員として戻ればこのぐらいの給料をもらえるだろうみたいなところも一応もうリスケッチとしては分かっているというか。
なのである程度出せてるみたいな、強くいけてるみたいなところはあるのかもなって思いました。
そこを作っていく作業、それがもしかしたら自分の物差しみたいな形になるのかもしれないですし、
さっきの話でいくと引き出しみたいな話になるのかもしれないですし、
リスクを分解してそもそもリスクじゃないっていうのを理解するって話なのかもしれないなと思いながら、
それをアップデートしていく作業っていうのは多分普通の仕事をずっと続けてるだけだとあんまり出てこないんだろうなって思ったので、
それを小さくでも冒険してみるみたいなところはこの世代だからやらないといけないことなんだろうなっていうのは改めて思ったというのが、
今日のざっくりまとめにはなっております。
スピーカー 2
でもリチャードさんは喋るのうまいんで、ちゃんと修正してくれるし、いろんな方向に揺さぶってくれるし、すごい楽しく話しちゃいました。
スピーカー 1
今日は僕はのんべんだらりとおしゃべりしてただけなんですけど、でも自分の話聞いてもらえるの嬉しいですね。
スピーカー 2
リチャードさん、ここのPRというか宣伝をしないといけないですよね。
そうですね、でもポッドキャストで40分経過した後の宣伝だから聞いてくれてる人って、
スピーカー 2
結構でも残ってるんですよ。
スピーカー 1
さすがですね。
スピーカー 2
多分聞いてないのかもしれない。流してるだけなのかもしれない。
スピーカー 1
この場所はすごいね、僕らやってる授業、こういうのもあるんですけどビジョナリーなんですよ。
池尻大橋駅徒歩2分にポッドキャストスタジオを作ったらこんぐらい儲かるだろうっていうところから始まってない授業で、
ここも町の人がフラッと立ち寄って自分の話を、今日まさに僕が井野さんに話聞いてもらったみたいに、
スピーカー 2
聞いたつもりはなかったですけどね。
スピーカー 1
自分のことを説明する、話す、話す上で質問を受けて考えてしゃべる。
それによって自分の中にあったものっていうのがどんどん出てきて形を得るんですよ、言葉にするとね。
頭の中で思考だと、それこそお化け怖いとか、お化け怖い。
お化け怖い以上いかないんですよね、頭の中で考えてると。
でも何が怖いんですか?色ですか?形ですか?温度ですか?見た目ですか?
いろいろ質問を受けたら、あ、俺が怖いのはくっぱくれることだ、みたいになってくるわけで。
そういうプロセスが人が正気を保つためにすごい重要だと思うんですよ。
正気を保つって結構キーワード。
スピーカー 1
なんで正気を保つ必要があるかっていうと、AIが僕らにとって変わるからですよね。
僕らがすごく価値があると思って、特に2010年代に新卒で会社に入った僕らの世代が会社に入って一生懸命やってたことって、
今、AIの標準機能でできますよね。議事録を書く、スプレッドシートをまとめる、
スピーカー 1
ウェブでリサーチしてプレゼンを作る、これらってAIにどうお願いするかのところまできちゃってて、
でもそれをずっとやってたし、それの差分、それの出来の良さの差分がいわゆる仕事ができるとか優秀かどうかみたいな指標になっていた。
で、それらはほとんど今役に立たないってなってて、もう特に世の中は価値観が入れ替わっている。
だからなんだろうな、僕らは20代30代、もうすぐ40代、アラフォーだから。
にして、早くも引退した、リタイアした企業の従役たちの気持ちを味わっているわけですよ。
昨日までみんな俺に、ヘイコラ、頭下げて承認してくれたの、やれ、こういう事業をやりたいだの、いろいろ言ってきてたくせに、
引退した瞬間誰も俺に相談してこないじゃないかみたいな話とか、
俺がやってたことってそんなに簡単に今できるんだみたいなものを盆栽育てながら、
盆栽って趣味があるならまだマシで、本当に何にもやることなくて、
奥さんからもういつまで飯野、今日出かけないわけとかって言われながら、
あてもなく散歩して帰ってくるみたいなことに30代40代なりかねないっていうのが現代だと僕は思っていて、
なんでそうなっちゃうかっていうと、仕事と自分の人格を同一視しちゃうとか、
スピーカー 1
自分にできることが自分の価値だと錯覚してしまうとか、自分の収入が自分の価値であり伸びしろであり、
っていうものと勘違いしてしまうっていうのがすごく現代に生きていると、
僕らは心を苛ませるというか、追い込んでいく。
そんなことないのになっていうのは自分の心とかを喋って言葉にしていくと、
紐解いていくとたどり着けるわけで内省ですよね。
そういうのをやれる場っていうのがあってもいいよねっていうのを相方と一緒に。
スピーカー 2
じゃあ結構喋る瞑想みたいなの近いですね。
スピーカー 1
喋る瞑想です。
ナラティブセラピーとかそういうものをする機会として、
この池尻大橋のスタジオでお喋りしてもらって、それを収録する。
今日もinnoさんにやってもらいますけど。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
この後喋ってもらうけど。
そういうのをやれる場所にしたらいいよねっていう。
だからこの本棚を並べていて、歌詞本棚として自分の物語をそこで発信してもらうっていう。
スピーカー 1
その本棚を見てみんなで内省が深まるわけですよ。
その人が心が救われた本とかが並んでて、
この人こういう本読んで心が救われたんだ、名前は知ってる本だけどまだ読んでなかったみたいに出会って、
それを自分の中で取り込んで取り込んだものをここで喋ってもらって、
出ていく時にはちょっと違う自分で出て行ってもらうっていう感じの場所にできたら何か良くないですかみたいなものが結構ビジョンとしてはあって、
物語の発信と全国への展開
スピーカー 1
それを全国に作りたいんですよ。
僕ら本社は沖縄にあって、沖縄のヤンバル地域、もう北部の山村ですね。
そこの地域の人たちの物語を集めて発信していく。
地域の結びつきは強まってくれたらいいなと思うし、その地域の発信を例えば東京にいる我々が見て、他人とは思えなくなっていつか遊びに行っちゃうみたいな。
遊びに行ったらいる場所もあるんですよ。コワーキングスペースがあって、ポドキャスト撮る場所があって、創業メンバーは宿泊施設もやってます。
そういうところで沖縄も日本なんだみたいな。
自分のふるさと日本の概念が拡張していくわけですよ、それが訪れると。
そういう拡張を日本全国で起こしていって、他人とは思えない人が日本全国にいるみたいな。
熊本の地震大変なことになってますけど、そこに他人以上の、他人とは思えない中の人たちがいて、だから助けたいなって思うみたいな。
気の毒だからお金出そう以上に、あの人たち大丈夫かなっていう関係が日本全国で広がっていって、お互いをこういう時に助け合わなきゃねって思える相手が増えるって言ったじゃないですか、人生が。
スピーカー 2
じゃあ今まで結構こういう地方はこういう機能がある。だから来た方がいいよねみたいなところを、どっちかっていうと人を媒体にしながらそれを再構築していく。
実験みたいなところも含まれているって感じですね。
スピーカー 1
そうですそうです。
スピーカー 2
でそれを、まさに言っていただいたように機能として、あるいはすごいこれがお金をかけてこういうことをやったらこういう人が。
基地拠点いくらってみて。
スピーカー 1
こういうのが起こるだろうっていうよりは、こういうモデルがあってこういうことをやっていて、なんかよくないですか一緒にやりませんかみたいな感じで仲間が増えていったらいいねっていうのは言っていて。
だからフランチャイズをやろうとしているわけではないけど、ストーリーズっていうブランドで物語を集めて残して発信していく。
あとは僕らのこういう話とかも、ここでこうやって話さなかったらもう残んないじゃないですか。
私39歳なんですけど、39歳の私が今考えていることってこうやって発信しなかったらもう残ってなくて、45歳になってから39歳の時考えてたことを喋るっていうのはもう嘘なんですよ。
今日僕の20代30代の話しましたけど、全部もうすぐ40の僕から見た開広録なので、だいぶ脚色もされてるし美化もされているであろうと。
でも現時点の39歳時点で考えていることはそれは事実として残るので、それ残しておいたらなんか残しておいたらよくないですかっていう話もあるんですよ。
ポッドキャストスタジオにしてるのは。
スピーカー 2
でも前に社内報とかに携わるサービスみたいなのやってた時に、例えばソニーとかのいぶかさんとかが当時喋ってた音声とかがそのまま聞けたらめっちゃいいよねみたいな話とかやっぱり盛り上がるんですよ。
会社がこれからどんどん歴史とかが大きくなっていったりとか歴史が繋がっていく中で、当時この人は何考えてたのかとかテキストじゃなくてやっぱり音声とかで残ってた方がいいよねみたいな話も当時もあったので、すごいなんていうんですかね。
スピーカー 2
それは音声のパワーっていうのは結構あるよなっていうふうには思いながら聞いてました。
スタジオの活用法と今後の展望
それが8月3日にオープン。
スピーカー 1
一般の予約を受付して、予約カレンダーからスタジオを予約して自分の番組を撮っていただくこともできるし、この場所は会議室としても使っていただけるので、そこにロールスクリーンがあってプロジェクターを使って写しながら喋っていただくこともできるし。
スピーカー 2
円卓だしいいっすよね。
スピーカー 1
僕らのこの画角も重要で、よくあるじゃないですか、平たい机に横並びでこうやって正面向いて喋ってる。めっちゃ不自然じゃないですか。
そんなありえないじゃないですか。その画角で人と対峙することってないし、でもこれ遠景なので僕らの視線がちょうど90度でクロスするようになっていて、マイクとの口の位置関係も変わらない。
正面向いてたらこうなるんで変わっちゃうんですけど、こうやってずっと同じ位置で喋れるんで音質的にも合理的だし、画角的にも落ち着くんですよ、丸いテーブルで視線がね。
スピーカー 2
じゃあそれをどうやって調べればいいんですかね。
概要欄に貼ってくださいよ、リンク。
スピーカー 2
そりゃそうだ。
自分たちこれを出してるだけなんで概要欄っていう概念がなかったです。
スピーカー 1
新しい概念を引き出しにしまっていただいて。
スピーカー 2
ありがとうございます。
じゃあ今日リチャードさんすごい長い時間いろいろ僕が聞いちゃいましたけど、ありがとうございました。
スピーカー 1
いや、ごちそうさまでした。ありがとうございました。
スピーカー 2
楽しかったです。またちょっといろいろ聞かせてください。
スピーカー 1
はい、ぜひ。
エンディング
スピーカー 2
くすとみさんはいないですが、次はくすとみさんも一緒に。
スピーカー 1
ぜひぜひ。
正真正銘アラフォーなので。
スピーカー 2
そうですよね。いろいろ話したい。
このアラフォーゆるっとウェルビングは水曜朝6時に配信しております。
各種ポッドキャストをプラットフォームで聞けますので、ぜひレビューとかコメントとかお願いします。
スピーカー 2
じゃあ改めてリチャードさん今日はありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
53:20

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