ManaのWebクリエイターカフェ。Web デザイナーでWebクリエイターウォックス
を運営しているManaです。この番組 では、Webコンテンツ制作で役立つ
知識やノウハウ、キャリアのお話を していきます。今回のテーマは
Mana的Webデザインニュース12月号 です。11月はゲストさんの質問に
お答えしていくというかたちで お送りしたんですが、今回はいつも
どおりですね。Web界隈のニュース だったり、リスナーさんからの
質問にもお答えしていきたいと思います。 それではまず、私の近況について
なんですが、10月にあったAndrogynous っていうライブ、Tyrone Grayっていう
バンドとPieroっていうバンドの対 版のイベントがあったんですけど、
それに行ってきました。東京ですね。 東京まで行ってまいりました。そこで
Web界隈の人も結構行ってらっしゃ ったみたいで、このポッドキャスト
でも101回目のゲストさんに来て いただいたバナーさんという方
にも久しぶりに再会し、ちょっと 熱く語ってみたりとか、他にも
いろんな知り合いとちょっとお 声掛けしてもらって、一緒にご飯
行ったりとか、そんな感じでちょっと 楽しんでまいりました。ライブは
久しぶりにですね、楽しめたんですが、 その翌月、11月には鈴鹿サーキット
の方にも行ってきまして、三重県 鈴鹿市にある鈴鹿サーキットっていう
ところで、私自転車に乗ってます ので、ロードバイクに乗って8時間
耐久レースみたいな遠流路っていう ものがありまして、8時間自分一人
で漕ぐわけではなくて、チームで 4人で参加して、何時間かごとに
交代して、8時間走り切るっていう ようなイベントにも参加してきました。
こちらも同じくですね、広島に住ん でらっしゃるWeb界隈の方と知り合い
になりましたので、その方と一緒に 鈴鹿で待ち合わせて参加したっていう
感じでした。結構いろんなところ 行ってますね。広島、私広島に住ん
でるんですけど、東京行って三重行って、 これが流れてる頃にはもう終わってる
と思うんですが、鳥取のイベント があって、広島あって、2月には
東京にも行きますし、ちょっといろいろ 動いてますね。はい、移動は大変
なんですが、意外と移動も好きです。 そしてお知らせですね。お知らせ
といえば、私新刊がまた出ます。 12月20日、一冊ですべて身につく
Web&グラフィックデザイン入門講座 っていうデザインに特化したような
入門書が出ます。こちらの方もまだ 完成してなくてですね、私の原稿
自体はできていて、構成という段階 です。編集の方と、ここを直した
ほうがいいんじゃないって言われた ものを直したり、追加するものがあったら
追加したり、あと最近でもないかな、 書籍を買ったら特典みたいなのが
つく本って結構あると思うんですが、 その特典を今せっせと作っていて、
何気にこの収録日、今日が締め切り なので、この後で必死に作ります。
これは概ねできてるので、できる でしょうという感じです。
この本がデザインの基本的なことについて 書いてはいるんですが、書けば書くほど
デザインに正解ってあるんだろうか みたいな、ちょっと負のループに
入ってたりもして、哲学的ですよね。 あれデザインとはこうですって
言っておきながら、デザインって こうなのかって思いながら書いて
いったんですよね。というのも、私 昔書道を少し習ってたことがあって、
それが大人になってからなんですね。 ウェブデザイナーとして働き始めてから
日本に帰ってきて、ちょっと習ってた という感じなんですが、なんか自由に
書いてみてねっていう感じで言われて、 バーッと書いてみても、書家の先生
曰く、どれも西洋風だねっていう ふうに言われるんですよね。それが
褒め言葉では多分ないんじゃない かなと思うんですけど、どうも私が
書くものはすべて整列されていて、 そろっていて、感覚も一緒で、切れる
ところもちゃんと極の切れ目で次の 行に行ってとか、すごく綺麗にそろって
ますっていうふうに言われるんですが、 どうも日本的ではないらしいんですね。
日本の書道っていうか、昔の書き方、 金書とかだったら、斜めに書いて
みたり、なんか変なところで区切って 次の行行ったり、余白をものすごく
空けたり、ものすごく詰めたりっていう、 このバランスがいいんだよ、みたいな
言われるんですけど、ちょっと私 その一気にはいけず、はぁーって言って
終わったんですよね。それって確かに、 国によって美しいっていうのは、おそらく
違っていて、時代によっても変わってくる ものなので、私が今思う綺麗だなとか、
デザインの基本ですねっていうふうに 言われているものを本ではまとめてはいる
んですが、なんか思い返せば、こういう 美しさっていうのは、本当に今だからこそ
言えるものであって、また20年後とか 30年後、デザインの本を書くってなったら
変わってくるんだなーって思いながら ちょっとまとめてみました。その辺に
思いを馳せながら、読んでいただけると 面白いかなと思います。
続きまして、最近注目のウェブ関連の ニュースについて話していきましょう。
今、この収録しているのが11月中頃なんですが、 特にもうほんとこの数日でワイワイ言ってるのが
Xですね、旧TwitterでAI学習についての話題が すごく頻繁にされていて、Xがもともと
AI学習の対象に、その投稿された絵だったり 写真だったり、投稿内容をAI学習の対象にするよ
っていうふうにあったんですが、それが 規約に明示されるというところで、特に絵師さん
っていうんですかね、絵を描いている方、 イラストレーターの方がざわついているという状態です。
そういうことがあって、他のSNSに移行しようよ っていう動きがあるみたいで、その中で
ブルースカイがワイワイ言ってるみたいですね。 これ海外でもブルースカイに移行している方が
多いみたいで、日本人だけじゃなくて、英語圏の方とかも 結構ね、移行していってるみたいです。
ただ、それを聞いて、じゃあブルースカイは 安全なのかっていうのが、ちょっともう率直に思ったところで、
規約に明示しているから、じゃあやめよう っていうのと、規約にないから、じゃあ安全っていうのがまた違うと思いますし、
特にエンジニアの方だったら納得いくんじゃないかな と思うんですが、XっていうのがAPIが有料なので、ものすごい値段なんですよ。
すごい高いんですよね。だからAPIが有料だから、 自由に画像を抜き取って学習させるっていうのはまた難しいと思うので、
だったら野放しされているSNSの方が、ちょっと学習しやすいというか、 取りやすいんじゃないかなって私は単純に思ったんですよね。
なので、じゃあX危険だからブルースカイに行けば 大丈夫っていう単純な話じゃないような気がして、ちょっとこの辺は注意が必要かなと思ってます。
あとは絵にウォーターマークっていう自分のサインだったりとか、 学習禁止って書いたようなスタンプみたいなのを押して、学習を阻害するみたいな動きもあるみたいなんですが、
これもなんて言うんですかね、ツケヤキバとも言わないですけど、 ちょっと苦肉の策かなというところもありまして、いろいろ調べてみたところ、今のところ良さそうなAI学習させないためのやり方としては、
小さめの画像にする、200ピクセルくらいだったかな、 250ピクセルぐらい以下のものだったら、AIが学習対象にしないみたいなんですね。
解像度が低すぎて学習できないとか、ノイズが入ってしまって、うまくデータが取得できないとかいうことで、小さい画像を対象にしないらしいので、
SNSにアップするのはそういう小さい画像にして、リンククリックしたら大きい画像が、鍵をかけたようなウェブサイトに飛ばしてみたいな形にすると、一番安全に守れるのかなと思いました。
もっと言えば、上げなきゃいいんですけどね。なかなかね、そういうのは難しいですよね。なので、オンラインで活動していきたいのであれば、そういうサムネイル、小さい画像を使っていく、そういう対策もありだと思います。
あと一つ調べていく上で、確かにと思ったのが、AI対策ということで、過去の作品、過去のイラストを消していく方がいらっしゃるみたいで、
そしたら、それもそれで問題がありまして、確かにAI学習はされないかもしれないんですが、今度、著作者としての権利が主張しづらくなるみたいなんですね。
この絵を描きました、それを誰かがパクって、私が描きましたというふうに、どこか違うところでアップしていたとして、
もし裁判になったとしても、最初に上げた人、最初にアップロードした人が原作者であるというふうに主張しやすいので、
その最初に上げたものを削除してしまうと、成りすましの方がオリジナルというふうに言われてもしょうがないんですよね。もう元がないわけなので。
後になって、いやいや、これほらほら作った日、この日じゃないみたいな感じで言っても、いやそれは言えないかもねーって感じで流されちゃうかもしれないので、
もうすでにアップロードしてしまっているものがあるのであれば、それはちゃんと保管しておいた方がいいんじゃないかなって思いました。
じゃあこれからどうすればいいのかって考えた時に、SNS以外のちゃんと自分のウェブサイト、ポートフォリオサイトだったり、イラストを掲載しているようなサイトをオリジナルで持っておいて、
ちゃんとアップロードした人が残るので、そういうのを管理して、SNSには小さいサムネイル画像だけにするとか、そういう対策にしておくと、
一応今のところ、いい感じに運用できるんじゃないかなと思っています。この辺は本当にいろんな意見があると思うので、もしよかったら、いやいやそうじゃないよとか、私もそう思うみたいなのがあったらお便りください。
やっぱりこの転換期っていうところにあるのかなとも思っていて、VRだったりARだったり、体験するアートっていうのも増えてきてますし、これからどんなものが流行るのか皆さんもちょっと考えてみてください。
それではここでリスナーさんからの質問にお答えしていきたいと思います。ペンネームミサさんからのご質問です。
ペンネームミサさん、はじめまして。いつもポッドキャスト楽しく聞かせていただいてます。11月1日の放送で新しい本を執筆中とのことでしたが、今回はどんな内容の本になるのか少しだけ教えてもらえたら嬉しいです。これからも本やポッドキャストを応援しています。
PS、初心者なので今までイベントはあまり行かなかったんですが、マナさんのポッドキャストを聞いて勇気を出して来年は行ってみようと思ってます。
ということですね。ミサさんありがとうございます。本の執筆中なんですよ。そう、冒頭でもちょっとお話ししたんですが、絶賛、執筆が終わって構成中という感じですね。
内容としては本当に初心者の方、デザインって何だろうという方から、デザインちょっと勉強してみたけど結局どうすれば良くなるのか分からないよっていうような方向けに
ちょっとした視点を変えてこういう風にやってみるといいよっていうアドバイスだったり、そもそもの解説だったり、あとは各章で実践のコーナーも用意しているので、日々の暮らしの中でこういうところでデザインを取り入れてみようとか、こういう風に考えてみようというポイントをちょっと残しています。
詳しい内容は来週放送される予定の駆け出しちゃんとのエピソードの中でもお話ししてますので、そちらも聞いてみてください。
あとイベントあまり行かなかったけど来年は行ってみようということですね。ぜひぜひ行ってみてください。私も来年参加するイベント何個か決まってたりもしますし、よかったら広島の方にも来ていただいたらいいかなと思います。
できればイベントに行った様子を動画で撮影しようかなとちょっと私思っていて、すごくその気持ちだけは強くあるんですけど、なかなか今までできてなかったので、YouTubeの方でもですね、もし上がってたらやっと撮ってくれたんだなという風に思っていただければいいかなと思います。
ぜひぜひ参加してみてください。ミサさんお便りありがとうございました。
今日のテーマは、まな的ウェブデザインニュース12月号でしたが、アートだったりデザインについて結構考える機会が最近増えてます。
冒頭でも話した通り、書道の話で言うと、和と洋で価値観が違ったりとか、あと本を読んでいく中で時代によって価値観によってですね、アートの良し悪しが変わってくるよとか、これからどういうのが流行るのか、どういう風に楽しめばいいのか、そういったところもすごく考える時期でした。
なので、来年は積極的に美術館行ってみるのも面白いなぁとちょっと今考えてます。本を書くことでアウトプットという形にはなってきたんですが、また新たな気持ちで来年はインプットの方も充実させていきたいなと思ってます。皆さんもぜひ試してみてください。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。XではカタカナでハッシュタグWebカフェをつけてポストしてください。そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできますので、こちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
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概要欄のリンクからぜひチェックしてみてください。またお会いしましょう。Webクリエイターボックスマナでした。