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こんばんは、内海あさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、私内海が夜中にぼんやり考えていることをお話しする番組です。
さて本日は、上司が素手で蛾を捕まえた話です。 この上司は、私のラジオではほぼレギュラー並みに登場している上司なんですけれども、
第16回の危険運転安全運転の未来と走る喜びの時に登場したり、第3回のスーパー戦闘の誤差事件の時にも登場したりしている上司です。
さて、上司が素手で蛾を捕まえた話、タイトルがすでにオチなんですけれども、皆さんの上司は、
蛾を素手で捕まえるタイプの上司ですか? うつみは、友人の上司含め、蛾を素手で捕まえるタイプの上司は一人しか知りません。
うつみは虫がめちゃくちゃ苦手です。死ぬほど苦手です。 苦手になった原因は、小学生の頃にクラスの男の子がふざけてうつみのTシャツの背中に虫を入れてきたんですよ。
そんなことさえ言ったら、虫もうつみもびっくりするじゃないですか。 背中とTシャツの間で虫が大暴れしまして、
それ以来めちゃくちゃトラウマになりました。 飛ぶタイプの虫は特に苦手で、
遭遇するとだいたい泣きます。発狂します。 大学の野球部でマネージャーをしていた時に、下級生のマネージャーはオフの日に電話番をしないといけないんですよ。
そのことをオフテルって言うんですけど、 オフテル中にマネージャー室にトンボが迷い込んできちゃったんですよ。
電話が来たら通行類内で出ないといけないっていうルールもあるので、 マネージャー室を出ることもできず、部屋の中でトンボと対角線で逃げ惑っていたことがあります。
誰かに助けを呼べないかって私も思ったんですけれども、 マネージャー室っていうのはレギュラーが住んでいる寮の1階部分にありまして、
オフの日に寮の中にいるレギュラーなんてほとんどいないんですよ。 だいたいみんな遊びに行っちゃうんですね。
絶望の中、トンボと宇住は数十分もの間にらみ合いを続けていましたが、 たまたまどこにも行く予定のなかった通りすがりの4年生のレギュラーの先輩が助けてくれました。
当時1年生だったので、4年生の先輩に虫を捕まえさせるっていうのはなかなかの暴挙だったんですけれども、
めちゃくちゃ良い人だったので、心よく助けてくれました。本当に感謝しています。
素手でがを捕まえた上司なんですけれども、 状況としては社外で会合がございまして、
大変長引いた帰り道に終電で上司と一緒に帰っていたんですけれども、 夏だったんですよね。
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駅に電車が止まっている間に、 明かりに引き付けられて、がが電車の車両の中に入ってきちゃったんですよ。
で、プシューってドアが閉まりまして、田舎の路線だったんで、一駅一駅の間がめちゃくちゃ長いんですよね。
で、閉じ込められたがは、 車両の中をバタバタと飛び回りまして、
まあもううつみは発狂者ですよね。 会合の帰り、しかも終電っていう状況、それだけでも割といいじゃないですか。
会合だったのでお酒も入っていて、 そんな時に電車の中を自由に飛び回るががいたら、うつみは恐怖でギャン泣きですよ。
で、まあ電車もガラガラで、まあそれでも何人か人はいたんですけれども、 飛び回るがと逃げ回るうつみと
頭を抱える上司の密度萌え状態で、しばらく固着状態、割と地獄だったんですけれども、 最終的に見かねた上司が素手でガッと
捕まえまして、がを。 あまりに怖がるうつみに、
呆れた上司は、 いやお前がの身にもなってみろ、どう考えてもお前の方がでかくて怖いやろって言われたんですけれども、
その上司の手の中にはががいるんですよ。 何を言われてもうつみはそれどころじゃないんですよね。
話を聞けるような状態ではないんですよ。 いや、が?
手の中にが?みたいな。 上司は生き物に優しいので、がを殺すことなく手の中で捕まえた状態で次の駅まで
がを握りしめ、次の駅でがを解放してあげていたんですけれども、 それから二駅ぐらいで
うつみもやっと落ち着きを取り戻して、 私は上司にがを素手で捕まえさせたんだということに気づき始めまして、
がって手の中で暴れたりしないんですか?って 聞いたんですけど、
上司には、 確かにがも暴れていたけどうつみの方が暴れていたわと
たしなめられました。 まあ確かに、
確かに、 相当逃げ惑っていたので、まあ確かにって思いました。
まあそんなこんなで、上司が素手でがを捕まえた話でした。 皆さんの上司は
素手でがを捕まえますか? もし他に素手でがを捕まえる上司がいたら
メールください。 それではおやすみなさい。
