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WAKUWAKU RADIO STATION
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こんばんは、ワクワクラジオ森口です。
三田室です。
第190回目の配信です。
はい。
4月10日に、田田ひかるさんの初のベストアルバム、SCIENCE FICTIONがリリースされました。
おー、初なんや。
ナイス質問するじゃない。
いや、多分10人中9人は思う。
ナイス質問。
ベスト版ないんや。
25周年を記念して、今回はSCIENCE FICTIONというベスト版がリリースされたんですけども、
これまでのキャリアで、歌田ひかるシングルコレクションボリューム1とボリューム2というのがリリースされているんですよ。
なるほどね。
僕はそれを2つとも買ってるから、今回のこのSCIENCE FICTIONという作品が出された時に、キャッチとして歌田ひかる初のベストアルバムってついてたのよ。
で、あれ?と思って、その2つはカウントしてないんだと思ったわけね。
記事を読んでいたら、あくまでそれはシングルコレクションっていうコンピレーションアルバムっていう自分の中での扱いだったらしくて、
それまでの音源をギュッと集めてコンパイルしましたっていう作品だったそうなんですよ。
で、今回のベスト版っていうのが、ALL TIME BESTっていうそのデビューから今日までのキャリア、25年がギュッと詰まった。
だからシングルだけじゃなくて、アルバムの中の楽曲も選ばれて入ってたりとか、
あと完全に新曲っていうのも取り戻されたものが入ってたりとか。
26曲全部まで入ってるんですけど、3曲はもう取り直しされてるんですよ。
昔の曲を?
そうです。10曲はスティーブ・フィッツ・モリスさんがすべてミックスし直してて、それぐらいして初めてベスト版って歌田さんは呼ぶんだと。
これぞベスト版なんだと。
6曲のセレクトだけではないと。
じゃないんだって。
カッコよろしいやん。
めちゃくちゃカッコよろしい。
僕正直ね、ベスト版って結構もんやりする感じのタイプの人なんですよ。
まあ何でしょうね、その新しい何かが入ってるイメージはないな俺も。
レーベル的な視点で言うとよく言われるんですけど、習近版みたいな。
だよね。だからオフィシャルなミックステープみたいな。
そうそうそうそう。
ではないと。
ないと。
過去の名曲をミックスし直してる曲、聴こえ方が全然違うんだな。
オートマティックってそのめちゃくちゃ有名なデビュー曲ですけども、これ本当にミックスのし直しなの?って思ったぐらい、曲の構成自体変わってるからね。
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えーーー?ように聴こえるってこと?
いや実際変わってんの。そのブレイクの位置だったりとか、細かいねなんか随所随所変わってんのよ。
原曲を聴き倒してる人にしてみると、なんか違うって絶対多分分かったはずなんだけど、
なるほど。
そのシングルでは聴こえなかった裏の方で聴こえてる楽器の音がちょっと前に出てきてるとか、下の音、低域、アタックがめちゃくちゃ強くなってんなって僕思って、
いわゆる今の時代でも通用する音作りをしてるわけね。
あーなるほどね。
でこれ賛否あるんだろうなと思ったのよ。
20年代、2000年代の日本の楽曲ってちょっと軽いもんな。
そう、R&Bとかっていうようなジャンルでもそこまでズンズンくるような感じじゃなかった。
わかる。それは確かに印象違うんやろうな。
その名曲たちが全部ね、元気になってんのな。
その楽曲のスネアの音、最近の楽曲って僕スネアの音すごい元気だなと思ってて、
どちらかというとヘビーなんですよ。ドスとかバスとか、中域が目立つというか、
さくらドロップスという曲とか、キャンユーキーパーシークレットとかっていう曲、
その当時のシングルの状態、キックの後になる音がリムショットだったりとか、クラップが強めだったりとか、音なしのような。
でもなんかその年代的にはそのイメージあるね。
そうなんですよ。
確かにドラムの音ってあんま意識してなかったけど、時代を反映するんかもね。
めちゃくちゃ反映してるよ、これ。
そのどのジャンルの楽曲でも。
テンポよく聞こえるの。
キレになってるというか。
当時の10代とか20代とかの宇多田さんのボーカルにすごく合ってるの。逆に。
そんだけ聴き倒してた人からしたらガラッと変わってるわけでしょ。
面白いな。
めちゃくちゃ面白いんですよ。
だって宇多田ヒカルさんの楽曲なんか、それこそオートマジックにしてもカラドロップスにしてもファーストラブとかにしてもさ、
もうあれ以上足し算引き算できないじゃん。
もうあれで完成してるよねっていうイメージだったものを、新しい解釈をご本人が出してくれるっていうのは、ファンとしては喜んでほしいよね。
昔の楽曲の焼き直しってやっぱりどうしても昔のものに引きずられると思うんだよ。
その時にできたものは傑作だと思ってるから。
だからそんなにガラッと変えられないんじゃないかなと思ってたけど、ここまでなんか手こいでされてるっていうのはすごい素晴らしいなと思って。
すごいと思う。本人にとっても触りにくいもんではあると思うよ。
それをこういう風にして、それで賛否あるっていうのも分かるけど、やったってことはすごいよね。
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ニューミックスもすごく僕全曲大好きなんですけど、歌い直された3曲がトラベリングとアディクテッドトゥユー。
アディクテッドトゥユー歌い直すんや。
あとヒカリか。
ディスク1の一番最初がアディクテッドトゥユーの進録から始まるんですけど、言葉が追いつかないんですけど、ちょっと震えが止まらなかったですよ。
本気で。僕その中で、よく言うじゃん。SNSとかでも震えるとか言うじゃん。
言うけど、実際震えてないことが多いわけよ。
でもほんまにサブイボタンあったもん。
当時アディクテッドトゥユーなんて4枚目か5枚目のシングルだったんで、まだまだ歌田さんご自身若かりし頃ですよ。
ヘイヘイヘイに出てテトリスとかやってたよね。
やってたよね。
時代だったよね多分ね。
そのぐらいですよ本当に。
その頃の楽曲を今25年経って多分いろんな人生経験されてきてるんですよ。
上でのあのボーカルなんだなって思ったのよ。
無理してないというか、技術力の問題じゃなくって、気持ちのところでの無理をしていないというか。
トラベリングについては、これ歌田さん今だからできるんだろうなって思った表現が一つあって、
曲の冒頭でちょっとラップみたいなのを入れてたんですよ。
オリジナル版もシングル版も入れてたんですけど、シングル版は英語だけだったんですよ。
このアルバムサイエンスフィクションのトラベリングはそこを一部日本語にされてるわけ。
それがね、なんていうのかな。
昔はそのかっこいいにゼンブリしてたんだけど、今は日本語として楽しい音楽なんだこれはみたいなのを体現されてるっていうのをすごく感じて、
これは多分でも昔の歌田さんだったらきっと日本語でラップはしてないかもしれないなっていう気がした。
これも多分いろんなキャリア積まれてのことなんだなっていうのはなんか思ったんだよね。
へー、そんな音源ってなかなか出てこないもんな。
ここまでなんかもうギュッて引き込まれるそのいわゆるベスト版っていうのは本当に人生初かもしれないです。
サイエンスフィクションにおいては、レーベルがまたがって出されてるわけこれ。
えー、そんなことはね。
あんまりないよ。
ないよね。
エピックさんとユニバーサルさんで。
あー、楽曲によって現場のあれが違うのか。
それが違うんだって。
はー、もう出せたね。
ここにちゃんとエピックさんとユニバーサルさんで仲良く2つ会社が並んでるのよ、ロゴが。
へー。
あんまりないよこれ。多分歌田さんだからできたんだと思うよ。
そうよね。
すごいよ。これは奇跡のもしかしたらベスト版なのかもしれないですよ。
確かに確かに。通常版4400円で。
はい。
結構高いですね。
率直に。
率直やな。
はい、今週のワクワクラジオそろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
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はい。
今日はちょっと僕得解でしたけど。
熱がすごかったですね。
そうなんですよ。オタクみたいに早口で喋りましたけど。
これ受け取られる方で多分ね、いろんな感想が出てきそうな分野だなと僕は思っていて。
えー、いや僕もちょっと買って聞いて感想を。
聞いてほしい。
ぜひ皆さんいろんなお話を聞かせてください。お便りお待ちしております。
ぜひぜひお願いします。
はいそれでは次回ですけども。
はい。
4月の20日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
はい。
それではワクワクラジオ本日も最後までお付き合いありがとうございました。
お相手は森口と
三田村でした。