転職を申し出た若手有望株への対応
前川孝雄の上司力実践ケーススタディ
人を育て活かす上司力提唱の第一人者である、FeelWorks代表前川孝雄が、
noteにて、悩める管理職の皆さん向けに、ありがちなケースごとに2択クイズを出題。
noteでは、2択の中から、おすすめの選択肢と、
多様な部下のマネジメントのヒントとして、その解説を掲載しています。
では、今回は第49問です。
若手の有望株として期待をかけている部下が、
「これまでお世話になりました。成長したいので転職します。」
と、突然退職を申し出てきました。
できれば引き止めたいのですが、どう対応すればいいでしょうか。
選択肢1 「最近はキャリアアップに向けて、
スタートアップなどの成長企業に転職する人が増えているけれど、
ムードに流されて後悔している人もいると聞くよ。」とアドバイスし、
「うちは大手だし、もったいないんじゃないかな。」と冷静になるように諭す。
選択肢2 「そう考えたんだね。
あなたには、まだうちの会社でステップアップできる場があるんじゃないかな。」
と、他の部門で活躍する先輩たちのキャリアの例を示す。
その上で、「今の仕事だけで判断しないで、
5年後、10年後のキャリアをどうしたいのか、
じっくり考えてから判断したらどうかな。」とアドバイスする。
さて、あなたはどちらを選択しますか。
多様な部下のマネジメントのヒントとして、
これまでも様々なケースを掲載しています。
おすすめ案とその解説については、
前川孝雄のnoteでぜひご確認ください。