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2020-10-01 10:03

今日はコーヒーの日だからいい話を「保留コーヒー」

 
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おはようございます、しょーへいです。皆さん、今日もコーヒー飲んでますか?
さあ、今日10月1日は国際コーヒーの日でございます。以前からお伝えさせていただいておりますけれども、
えっとね、これ朝一でね、今日コーヒーの日だからね、コーヒー飲んでねって言う話をね、もっと早く上げたかったんですが、もう10時になろうとしております。
僕の場合はこの育児をしながらラジオを撮ってますんで、なかなか自分の思い通りに時間が行かないってことはあるので、こればかりはしょうがないなと思ってはいるんですけれども、
その代わりと言ってはなんですが、この10月1日は国際コーヒーの日ですよっていうことを、僕が言わなくてもたくさんの人たちがお伝えしてくれているようですね。
昨日あたりからね、ネットのニュースとかツイッター、インスタグラムでも至るところでコーヒーの日について目にすることができました。
これはね、僕にとっては非常に嬉しいことで、やっぱりそうやってコーヒーについて少しでも興味を持ってもらえるように、もう今日だけでもいいんです。
コーヒーの日なんだっていうのを知った人が、じゃあコーヒーの日だからコーヒー飲もうかとか、コーヒーの日だからコーヒーについて調べてみようかとか、そういうことをちょっとでも思ってくれて、コーヒーの消費量が増えれば、
最終的にコーヒー農家さんだったりとか、仕事をされておられるバリスタさん、ロースターさんに還元される、そしてさらに良いコーヒーが生まれてくるっていう循環を強めることができますので、
本当に今日これ聞いている方たちはね、本当に今日だけでもいいので、コーヒーについて少しだけ深く考えていただけたら、僕はとっても嬉しいなと思います。
コーヒーの日がどうやって制定されたか、どういう日なのかということについては、以前お話ししておりますので、そちらを見ていただければと思うんですけれども、
今日はね、コーヒーのちょっといい話っていうのをしたいと思います。ちょうどね、毎週木曜日はスローバックサウスデイということで、木曜日にちょっと昔の話を思い出そうっていう企画をやっております。
昔話とこのコーヒーの日っていうのを合わせて、ちょっといい話、心がほっこりするようないい話をしたいなと思っております。
それは何かと言いますと、イタリアの文化なんですが、イタリアはナポリですね。ナポリにある文化で、サスペンデッドコーヒーっていうものがあります。
あまり耳慣れない言葉ですけれども、日本語にすると保留コーヒー。コーヒーを保留するっていう意味です。
イタリア語だとカフェソスペーザーですね。これは一体何かというと、コーヒー屋さん行きますよね。向こうではバールと言いますけれども、バールに行ってエスプレッソを買うときに、自分のエスプレッソ、コーヒーだけではなくて、次の誰かの分のコーヒー代を払っておいてあげるという文化があります。
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そのバールに行ってコーヒー頂戴って言うわけですけれども、普通だったら1杯分のお金をね、これは前払い制になってるんで、前払いでお金をポンっておくわけですけれども、2杯分のお金を置いて、あ、これ保留で、サスペンデッドのコーヒーでっていう風に言うんですよ。
保留コーヒーでって言われたバリスタは帳簿につけておくわけです。余分にお金をもらってますよと、これだけ分の保留コーヒーがありますよっていうのを帳簿につけておくんですね。
その後に誰かお金を持ってない人、コーヒー飲みたいんだけれども飲めないっていう人が、今日って保留コーヒーありますかって言ってくると、ありますよ、保留コーヒー前の人が買ってってくれたんで、これ飲んでくださいって言って出してくれるっていう、そういう文化がありました。
最近はかなり減ってきてしまっているようですけれども、なんかとても素敵な文化だと僕は思っております。これはお金を持ってる人が余分に出してあげて、持ってない人が投稿するとか、そういうシステムとはまたちょっと違うと思ってます。
これ、しっかりと説明させていただきたいんですけれども、まず背景ですね。僕の考えも入ってはくるんですけれども、まずイタリア人にとってコーヒー、エスプレッソっていうのは、もう魂です。命みたいなもんなんですよ。
イタリア人の男性は、お金か、お金じゃねえや、仕事か女かエスプレッソの話しかしないって言われるぐらい、もうその3つの話しかしないって言われるぐらいエスプレッソって大事なものなんです。彼らの人生なんですよ。毎日エスプレッソ飲んで、仕事行って、女の子と遊ぶっていうのが彼らの人生なんです。
そのエスプレッソが飲めない状態っていうのは、おそらくはイタリアって戦争に負けた国なんですよね。かなり貧しい思いをしている人たちもいらっしゃるっていうのは事実なんです。
今現在どういうふうかわかりませんけれども、僕そんなに世界情勢詳しくないので、そこはあれなんですけれど、戦後の時代はやっぱり貧しい思いをした方もたくさんいらっしゃったんだと思うんですよ。そんな中で、たくさんその人たちのお金を恵んであげられるほど自分も裕福ではないんだけれども、コーヒーはやっぱ大事だろ。
コーヒー飲めないなんて、生きててもしょうがねえよ。死んでるのと一緒だよっていうぐらいの感じなのかなって勝手に思ってて。そういう人たちが、もし自分がコーヒーが飲めなかったら、もうそれは生きてる意味がねえやって思ってる人が、じゃああの人がもしコーヒー飲めなかったらかわいそうだなって。
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生きてても価値ねえよな。よしじゃあ、あいつの分の、あいつの分というか、誰かわかんないけどそういう奴がいたら、俺がコーヒー代ぐらい出してあげるからこれ飲んでよって言って保留コーヒーをするっていう文化が、もしかしたら生まれたんじゃないかなって思うんです。
もしね、この自分が貧しい状態になってでもどうしてもコーヒーは飲みたい、今日コーヒー飲めないんだったら死んじゃおっかなってぐらいの、大げさに聞こえるかもしれないんですけれども、実際にイタリアの自殺者がねすごい増えた時期っていうのがありまして、その時にコーヒーを飲んで元気になってもらいたいからって言って、この保留コーヒーの文化がちょっとなくなってきていたところに、
ちょっとうちのお店で復活させるからぜひやりましょうっていうようなことを言い出したお店があるぐらいなんですよ。それぐらいインパクトのあることなんです。
仮に自分がね、コーヒーがどうしても飲めないという時に、誰かがそうやって前もって払ってくれてて、このコーヒー飲んで頑張ってよ、まだ人生してたもんじゃねえだろっていうことを言ってもらったらすごい頑張れると思いませんか。
これがね、いわゆるペイフォワードの精神。いいことを先にしてあげて、そのいいことをしてもらった人がまた次の人にいいことをしてあげるっていう連鎖が生まれるようなものだと僕は思ってます。
だからコーヒーをその日は保留コーヒーで、ただでコーヒー飲ませてもらったって人がそれに感謝して、自分も誰かにコーヒー飲ませてやりたい悩んでる人、今日明日の生きる術がない人、でもコーヒー飲んで頑張ろうよっていうのをできるわけです。
向こうのバールのコーヒー、エスプレッソっていうのはだいたい1ユーロとかですね、言ったら100円とか150円ぐらいの金額で買える、そんなにすごい高いものではないんですけれども、そのコーヒーをいっぱい誰かにおごってあげることで、誰かの人生をつなぎ止めることができるかもしれない。
そしてそれは良いことの連鎖として次につなげることができるかもしれないと。そんな素敵な習慣なんですよ。もしかしたらね、誰かずるい人が、サスペンデッドコーヒーやったらただで飲めるからちょっと聞いてみようよみたいなもんね。もしかしたらあるかもしれないけど。
あるかもしれないけど、でもやっぱり心意気としてはこれ良くないですか。語彙力、語彙力。もうね、僕の伝え方が下手なばかりに大して響かねえよって、9分も話しておいてあれなんですけれども。
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いや、こういう良い連鎖がコーヒーで作ることができる。これはコーヒーが世界を救って豪語している居崎秀則さんとかね、僕もそうなんですけれども、コーヒーが生活を変えるって言ってる人たちの象徴だと思うんです、この文化っていうのは。だから今後も大事にしていってほしいなと。
そして日本や他の国でもそういうものが広まっていってほしいなと思います。今日は国際コーヒーの日でございます。僕の喋り方が下手なせいで魅力が9割減となっておりますが、内容に関しては良かったと思うんです。
あたからこの話がちょっといいなって思ったら、シェア、フォロー、いいねよろしくお願いいたします。今日は国際コーヒーの日ということで、皆さんなんかね、ツイッターとかであげてみてもいいんじゃないですか。今日コーヒーの日ですよーなんて言ってね、コンビニでコーヒー買ってもいいですし、そうやって楽しんでいただけたらと思います。それではまた、バイバーイ。
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