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みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は日曜日ですので、今週お話ししてきた内容を振り返ります。
今週のテーマは、マネージャーは、組織に何を残すのか、でした。
そして、今週、私がみなさんに最も伝えたかったことは、
マネージャーが残すものは、自分が出した答えや、在任中の成果だけではない、ということです。
マネージャーには、成果を出す責任があります。
目標を達成する。問題が起きれば対応する。
チームが進む方向を示す。
どれも大切な役割です。
しかし、マネージャーが自分の経験だけを使って答えを出し続けていると、
その人がいなくなった時に、部下が判断できなくなることがあります。
そこで今週は、マネージャーの経験を、どのように部下やチームへ残すのかを考えてきました。
最初に、経験を言葉にすることについてお話ししました。
経験のあるマネージャーは、部下から報告を聞いた段階で、
このまま進めると問題が起きそうだ、と気づくことがあります。
しかし、経験からわかる。
普通はこのようにする、と結論だけを伝えても、部下は次の場面で自分で判断できません。
何に注目したのか、何を優先したのか、何を避けようとしたのか、
判断の背景にある考え方まで伝えることで、
マネージャーの経験は部下も使える経験へ変わります。
次に、会議を学びの場へ変えることについてお話ししました。
一人ずつ報告し、マネージャーが指示を出すだけでは、情報を得るのは主にマネージャーです。
誰かの困りごとに対して、似た経験をした人はいませんか、と聞く。
実践した後には、この結果から何が分かりましたか、と振り返る。
そうすることで、一人の成功や失敗をチーム全体の学びへと広げることができます。
また、部下へ仕事を任せた後の振り返りも取り上げました。
仕事を任せただけで人が育つわけではありません。
何を考えてその方法を選んだのか、実際に行動して何が起きたのか、
予想と違ったことは何か、次は何を続け何を変えるのか、
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このような問いによって経験が次の行動へつながります。
うまくいかなかった時だけでなく、うまくいった時にも振り返りは必要です。
なぜ成果が出たのかを本人が理解できれば、自分の強みや工夫に気づき、別の場面でも生かすことができます。
昨日は、マネージャーの判断基準をチームの基準へ変えるという話をしました。
何を大切にするかが共有されていなければ、部下は上司の顔色を見ながら求められている答えを探します。
反対に、私たちのチームでは何を大切にするのかが分かっていれば、
マネージャーがいない場面でもその基準を手がかりに考えることができます。
マネージャーが組織に残すものは、細かな方法や自分と同じ答えではありません。
部下が自分で考えるための視点、経験を振り返る習慣、困った時に相談できる関係、
成功や失敗から互いに学べる空気、そして判断する時の共通の基準です。
私はこれまで、マネージャーは成果を出す立場であると同時に、
人を育てる立場でもあるとお話ししてきました。
成果を考える時、部下の成長を考える時では、視点や関わり方を変える必要があります。
すぐに答えを伝えた方が良い場面もあります。
自分の答えを脇に置き、部下の考えを聞いた方が良い場面もあります。
マネージャーはその場面に合わせて考え、迷いながら関わり方を選びます。
完璧なマネージャーはいません。
部下を育てる立場であっても、マネージャー自身も成長の途中です。
人を育て、組織を育て、その関わりを通して自分自身も成長していく。
それが私がこれまでの経験を振り返って皆さんに伝えたかったことです。
皆さんが今の役職を離れた後、部下やチームには何が残っているでしょうか?
部下は自分で考え、周囲へ相談しながら行動できるでしょうか?
皆さんの経験は次の人が使える形で残っているでしょうか?
今日は自分が挙げてきた成果だけでなく、
自分が部下やチームに残してきたものにも目を向けて見てはいかがでしょうか?
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最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。