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経験があるから、答えを言いたくなる
2026-08-11 05:46

経験があるから、答えを言いたくなる


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皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、経験があるから、答えを言いたくなる、というテーマでお話しします。
昨日は、管理職になったら成長は終わるのか、という話をしました。
管理職になった時点で、マネージャーとして、完成しているわけではありません。
部下やチームと関わり、判断や失敗を繰り返しながら、マネージャー自身も成長していきます。
今日は、私自身の関わり方を振り返ってみたいと思います。
マネージャーは、経験を積むほど部下から報告を受けた段階で、その後の流れを予測できるようになります。
このまま進めると、どこで問題が起きそうか、
お客様はどのように反応するか、
次に何を確認し、どのように動けばよいか、
経験があるからこそ、答えが早く見えてきます。
これは、マネージャーの強みです。
問題が起きた時には、影響が広がる前に、対応しなければなりません。
お客様や関係者へ影響する場面では、着地点を考え、必要な行動を早く決めることも必要です。
一方で、その経験が部下育成では注意点になることがあります。
私は以前、部下へ、
君はどう思う?
どのように進めようと考えていますか?
と質問していました。
質問をしていたので、部下の考えを聞いているつもりでした。
しかし、心の中には自分なりの答えがありました。
部下の答えが自分の考えに近ければ、そのまま話を進めます。
違う答えが出てくると、質問の仕方を変えながら、自分が考えていた答えへ近づけようとすることがありました。
その時の私は、それが部下のためになると考えていました。
失敗する可能性を減らせる。
仕事を早く進められる。
部下も成果を出しやすくなる。
特に経験のあるマネージャーであれば、
自分の方法を伝えた方が早く成果へつながることがあります。
その判断が全て間違っていたとは思いません。
ただ、振り返ってみると、私は部下へ質問をしながら、実際には自分の考えを確認したかったのかもしれません。
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それが続けば、部下は自分の考えを話すより、
上司はどの答えを求めているのだろうと考えるようになります。
自分で考えるのではなく、上司の正解を探すようになります。
また、私が考えなかった方法や現場にいる部下だからこそ、気づいた情報を聞き逃す可能性もあります。
経験を重ねる中で、私は部下が出した答えだけでなく、そこへ至った考え方を聞くようになりました。
なぜその方法を選んだのか。
どのような情報からそのように考えたのか。
どのような結果を想定しているのか。
話を聞き、考え方に大きな違和感がなく、問題が起きた時の影響も管理できるのであれば、
部下の考えた方法を試してもらいます。
必要であれば、チームのミーティングで意見を出し合い、方法を考えることもできます。
もちろん、研究性の高い問題では、マネージャーが早く判断しなければなりません。
育成を理由に必要な対応を遅らせてはいけません。
着地点を示し、部下の考えを聞きながら一緒に行動を決める。
部下を育成しながら問題を解決することができます。
マネージャーの成長とは、これまでの経験を手放すことではありません。
経験の使い方を変えることだと思います。
答えをすぐに伝えるためだけに経験を使うのか、
部下の考えを理解し、必要な支援を考えるために使うのか。
同じ経験でも、使い方によって部下との関わり方は変わります。
皆さんは部下へ質問するとき、相手の考えを聞こうとしているでしょうか?
それとも、自分の答えを確認しようとしているでしょうか?
今日の話が、自分の経験の使い方を振り返るきっかけになれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それでは、さようなら。
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