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みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、昨日に引き続き電子書籍の朗読をします。
電子書籍のタイトルは、日常業務で成長する若手社員のための実践ハンドブック
新入社員、若手社員が今日から始める成長週間という書籍です。
第2章になります。それでは早速始めます。
第2章 報連相で自己成長を加速させる
2章1 報連相の基本
ただのルールではないスキル
報連相、報告、連絡、相談は仕事の基本中の基本とよく言われます。
しかし、多くの人は上司が決めたただのルールと感じているかもしれません。
実際は、報連相はあなた自身の成長を加速させるためのスキルです。
正確で適切な報連相を行うことで、上司や同僚との信頼関係が築けるだけでなく
自分の仕事の進め方にも良い影響を与えます。
私からの問いかけ、報連相はできていましたか?
第2章の2 報告
論理的思考を鍛えるチャンス
報告は、上司や関係者に進捗や結果を伝えるための基本的なコミュニケーションです。
しかし、ただ事実を伝えるだけでなく、適切な順序と内容で報告することが求められています。
報告のポイント
1 結論ファーストで伝える
例えば、案件Aの進捗ですが、現在80%完了しています。
納期には間に合う見込みです。
このように結論を先に伝えることで、相手が話の全体像を把握しやすくなります。
2 背景と理由を補足する
事例としては、納期が短縮されたため優先順位を変更して対応しました。
などの背景とか理由を補足して伝えます。
そうすることによって、相手に納得感を与えることができます。
3 報告が成長につながる理由
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報告を通じて物事を整理し、分かりやすく伝える力が鍛えられます。
この論理的思考は、他の業務やプレゼンテーションの場でも活かせる重要なスキルです。
4 ワーク 報告力を鍛える練習
例えばですけども、毎日自分が行った仕事を簡潔に3分で説明する練習をしてみましょう。
このような練習をすることによって報告力が身につきます。
私からの問いかけ 結論ファースト
補足説明は実行できていますか?
第2章3 連絡
チームを動かす情報伝達と共通の技術
連絡は情報を正確かつ迅速に伝えることが目的です。
しかし単に情報を伝えるだけでなく、どう解釈しどう活用するかが大きな差を生むポイントとなります。
情報の受け取り方と価値の違い
同じ情報でも受け取る人によってその価値や活用の仕方は大きく異なります。
例えば、新製品のプロモーション情報が断片的にしか入手できない場合でも
誰が関わっているかという視点を持つだけでプロモーションの方向性を予測するヒントが得られることがあります。
実例としてプロモーション情報の解釈、これは私の経験です。
ある時、ライバル企業の新製品プロモーションに関する情報が入手できました。
しかしその内容だけでは、どのようなプロモーションをかけてくるのか分かりにくい状況でした。
対策を考えるのが難しい状況でした。
そこでプロモーションの監修者が誰であるかという情報を入手しました。
その誰が監修しているかということによって、その方の専門を調べることによって対策を打てることがあります。
このように一つの情報で私たちの対策というのが打てるような形になってきます。
私からの問いかけ、大したことじゃない。
自分基準で判断していませんか。
コラム、発明やひらめきが生まれる瞬間。
発明やひらめきは何回かの失敗や試行錯誤を繰り返す中で、たった一つの情報や出来事がきっかけとなり、大きく進展することがあります。
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このような情報の価値は、それを受け取る側の視点や背景知識に大きく依存します。
先ほどのライバル企業のプロモーションに関しても、断片的な情報でも誰が関わっているか、その人の得意分野は何なのかということを知ることによって全体像の予測ができます。
こうした視点を持つことで、日常業務の中で得られる情報の価値を大きく引き上げることができます。
第2章4 相談 学びを得るためのアクション
相談は問題解決の手段であると同時に、自分を成長させる大切なアクションです。
仕事の壁にぶつかったとき、相談することで新しい視点やアドバイスを得ることができます。
相談するときのポイント 問題を明確にする
事例① A案件で優先順位をどうすればよいか迷っています。現在の状況を整理すると以下の通りになります。
自分が抱えている課題を具体的に伝えることが大切です。
それと解決策を考えてから相談する
相談する際に自分なりの解決案を持参すると、上司や同僚もスムーズに対応できます。
例えばですけども、AかBの方法で進めようと思っていますが、どちらが良いでしょうか?というような解決案も一緒に話をするということです。
相談が成長につながる理由
相談を繰り返す中で他の人の考え方や経験に触れることができます。
これがあなた自身の視野を広げ、次回以降の意思決定力を高めます。
私からの問いかけ、相談できる上司、先輩、同僚はいますか?
第2章5 法連想を通じた信頼関係と情報の価値創造
法連想をしっかり行うことで、情報が個人のものからチーム全体の価値へと変わります。
そして、情報の共有や解釈を通じて、より深い洞察や具体的な行動につなげることができます。
行動のヒント1 情報の背景を探る
得られた情報の意味を掘り下げ、何を示唆しているかを考える習慣を持つ。
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2 共有で視点を広げる
自分一人では気づかなかったことでも、同僚や上司との共有を通じて新たな視点を得ることができます。
私からの問いかけ
情報を共有してもらって、お礼を言われたことはありますか?
また、逆にお礼を言われた経験はありますか?
活動のヒント
メール
メールで報告や情報共有をする時の事例です。
タイトル 競合弊社のプロモーション情報共有
結論 自社製品Cと競合製品Dの比較データで製品の差別化活動を実施しています。
得意先の反応 製品置き換え検討先1社 確認
置き換え検討中2社 変化なし5社 その他は未確認
予想される影響 データを信じて置き換えを検討する得意先が出てきています。
対策が必要です。
詳細や得意先のコメントは以下に記載します。
このように予想される影響などはもう少し詳しく記載していきます。
まとめ 情報共有と解釈力を武器にする
法令相は情報を伝えるだけでなくその価値を引き出す手段でもあります。
報告で正確さと論理を鍛える 連絡で情報共有を活性化する
相談で新たな視点を得る これらを実践することで
あなたはチームの中で情報価値に変える人として信頼を得ることができるでしょう。
私からの問いかけ どのくらいの頻度で上司に報告相談をしていますか
ここまでが第2章 法令相になります。
明日第3章を 朗読します。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら