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皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、自分と同じ人を探すより、役立つ部分を探す、というテーマでお話しします。
今週は、高校野球の内野手の守備力が高くなっているという話をきっかけに、人の学び方について考えています。
昨日は、憧れの人と自分の成長に役立つ人は同じとは限らないという話をしました。
部下にとって、最も優秀な人が必ずしも最も学びやすい人とは限りません。
部下の現在地を確認し、今の課題を乗り越えるために参考になる人を一緒に探すことが、指導者にはまとめられます。
では、部下と経験や得意なことが近い人を探せば、それで良いのでしょうか?
今日は、そこからもう一歩進めて考えます。
自分と全く同じタイプの人は、簡単には見つかりません。
経験が近くても、性格は違うかもしれません。
得意なことが似ていても、仕事への向き合い方は違うかもしれません。
同じ仕事をしていても、お客様や周囲との関係は違います。
私たちは一人一人違います。
それにも関わらず、自分に合う人を見つけようと考えすぎると、
全ての条件が合う完璧なロールモデルを探すことになってしまいます。
しかし、そのような人はなかなか見つからないでしょう。
だからこそ、自分と同じ人を一人探すのではなく、
周囲の人の中から自分の成長に役立つ部分を探すという考え方が必要になります。
例えば、部下が将来管理職を目指しているとします。
社内にいる一人の優秀な管理職を選び、
あの人のようになりなさいと伝えるだけでは、
部下に合わない部分が出てくるかもしれません。
一方で、複数の管理職を見ていくと、
それぞれに学べる部分があります。
会議の進め方はAさん。
部下の話の聞き方はBさん。
判断の速さはCさん。
会社の方針を分かりやすく伝える力はDさん。
一人の管理職を丸ごと真似る必要はありません。
様々な人の優れた部分を、
自分に必要な形で取り入れていけば良いと思います。
この考え方は、部下にとってだけでなく、
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指導者にとっても大切だと思います。
私たちは、自分がこれまでに経験してきた方法を
部下にも進めたくなることがあります。
自分が成功した方法だから、
部下にも役立つと考えるのは自然なことです。
しかし、その方法の全てが部下に合うとは限りません。
指導者が自分の方法を伝える時にも、
この方法をこのまま実行しなさい、ではなく、
私の場合はこのように取り組んだ。
その中であなたに役立つそうな部分はあるだろうか、
と伝えることができます。
答えを渡すのではなく、
選べる材料として経験を示すという形です。
そして、指導者には職場の中にある
様々な強みを見つける役割もあります。
大きな成果を出している人だけが
部下の手本になるわけではありません。
報告が丁寧な人、準備を欠かさない人、
困っている仲間に声をかけられる人、
失敗した後必ず振り返る人、
こうした日常の行動も
部下の成長に役立つ手本です。
指導者がそれを言葉にしなければ、
部下は気づかないかもしれません。
あの人は訪問前の準備が丁寧だね、
あの人の報告は相手が判断しやすいように
整理されているね、
と具体的に伝えることで、
部下は何を見ればよいのかが分かります。
その上で、今の自分に必要なのは
誰のどの部分だと思う?
次の仕事で何を一つ取り入れてみる?
と問いかけてみたらいかがでしょうか。
取り入れてみて、
うまくいかなければ修正すればよいと思います。
他の人に役立った方法でも
今の自分には合わないことがあります。
反対に、最初は自分に合わないと思った方法が
少し形を変えることで役立つこともあります。
大切なのは、
誰かと同じ人になることではありません。
複数の人から学び、
自分で試し、
自分なりの方法を作っていくことです。
今日皆さんに考えていただきたいのは、
自分は部下に合う完璧なロール戻りを
探していないだろうか?
職場にいる様々な人の中から
部下の成長に役立つ部分を見つけられているだろうか?
ということです。
自分と同じ人を探すより役立つ部分を探す。
指導者が職場にある多様な強みを見つけ、
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それを部下が選べる材料とするということです。
その中から部下自身が必要な部分を選び、
試しながら自分の仕事の進め方を作っていく。
それが誰かのコピーではない、
その人自身の成長に繋がると思います。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それでは、さようなら。