1. 描いた姿を実現しキャリアをつくる!
  2. 部下の成長を、指導者が決めす..
部下の成長を、指導者が決めすぎていないか
2026-08-29 07:14

部下の成長を、指導者が決めすぎていないか


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/66e55c3406dbc95aeeb4f023

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:05
皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、部下の成長を指導者が決めすぎていないか、というテーマでお話しします。
今週は、高校野球の内野手の守備力が高くなっているというお話をきっかけに、 人の学び方について考えてきました。
昨日は、自分の強みは自分だけでは気づけないことがある、という話をしました。 指導者が部下の日常の行動を見て、具体的な言葉で強みを伝える、 そして、その強みをどのような場面で生かせるか、本人と一緒に考えることが大切だ、という話をしました。
では、部下の強みがわかったら、指導者が次の役割や成長の方向まで決めれば良いのでしょうか? 私はそうではないと思います。
指導者は部下の育成方針を考える必要があります。 でも、部下の成長を指導者だけが考え続ける状態にしてはいけないと考えています。
それは、部下自身にも自分がこれから何に取り組み、 どのように成長したいのかを考えてもらう必要があるからです。
私はマネージャーの頃、部下の強みを見つけて、 すぐに、では次はこれをやってください、と答えを渡さないことがありました。
まず、本人に強みを伝えます。 そして、その言葉を一度本人に預けます。
次の答えを求めるのではなく、しばらく考える時間を置きます。
自分の強みをどのように受け止めたのか、これから何に活かしたいのか、 次の機には何に取り組みたいのか、
本人なりに考える時間も成長には必要だと思うからです。
その後、役割分担を考える場面で、 部下に新しい役割を任せることがありました。
その時、私は、次はあなたがこの役割を担当してください、 と伝えるのではなく、なぜその人を指名したのかを説明するようにしていました。
例えば、今回この役割をお願いしたのは、 あなたが周囲の意見を丁寧に聞き、整理できるところを評価しているからです。
今回の役割を経験することで、 その強みをさらに伸ばしてほしいと考えています、などと伝えます。
03:01
つまり、役割だけでなく、その役割を任せる理由と、 マネージャーとして考えている育成方針を伝えるということです。
ただ、そこで伝えて終わりにはしません。
私はこのように考えているけど、あなたはどう思います? というような形で、本人の考えも確認していました。
指導者が良い機会だと考えても、本人が同じように受け止めているとは限りません。
本人には別の課題意識があるかもしれません。
挑戦したいことが他にあるのかもしれません。
その役割に対して不安を感じているかもしれません。
だからこそ、指導者の考えを一方的に押し付けるのではなく、 本人がどう受け止めているのかを聞く必要もあります。
そして、もう一つ私が大切にしていた問いがあります。
それは、「あなた自身は次の期に何に取り組もうと考えていましたか?」という問いです。
この質問をしても、すぐに答えが返ってくるとは限らないです。
まだそこまで考えていませんでした、という返事も十分あると思います。
私はそれでも良いと思います。
その場で立派な答えを出してもらうことを目的としていないからです。
質問を投げかけることによって、自分の成長は上司だけが考えるものではない、
自分でも次に取り組むことを考える必要がある、
なりたい自分というのを考える必要があるということに 気づいてもらうことに意味があると考えていました。
指導者が部下の成長を真剣に考えることはとても大切です。
指導者が先回りして、役割も課題も次の行動も全てを決め続けると、
部下は自分で考えなくなる可能性があります。
上司が答えを用意してくれる。
上司が自分の強みを見つけてくれる。
成長の方向を決めてくれる。
その状態が続けば、部下はいつまでも指導者に寄りかかってくると思います。
だからといって最初からすべてを本人に任せられるわけではないと思います。
まだ経験が少ない部下には、指導者が選択肢を示したり、
考える視点を伝えたりする必要があります。
本人が迷っているときは、指導者の考えを明確に伝えることも必要です。
06:00
大切なのは部下の経験や成長段階を見ながら、
少しずつ本人へボールを返していくことだと思います。
指導者が育成方針を持つ。
その考えを部下にしっかりと伝える。
本人に納得しているかどうかを確認する。
そして本人がもし何か考えていることがあるのかどうかを聞く。
指導者の考えと本人の考えを持ち寄り、次の挑戦を決めていく。
今日皆さんに考えていただきたいのは、
自分は部下の成長に真剣に考えるあまり、
次に進む方向まで決めすぎていないだろうか。
部下自身にも自分の成長について考えるボールを返しているだろうかということです。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
07:14

コメント

スクロール