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誰かのまねで終わらず、自分のものにする
2026-08-25 08:10

誰かのまねで終わらず、自分のものにする


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皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は格言シリーズです。
格言には時代が変わっても通じる普遍的な学びがあると思っています。 ただし、格言が目の前の問題に対する正解を具体的に教えてくれるわけではありません。
私は格言を自分の考えや行動を振り返り、進んでいる方向を確かめるための言葉として受け止めています。
自分の経験を正解だと思い込んでいないか。 自分の考えを相手に押し付けていないか。 大切なことを忘れていないか。
格言を思い出すことで一度立ち止まり、謙虚な気持ちに戻るよう自分自身に言い聞かせています。
格言は答えを教える地図というより、自分の向いている方向を確かめる包囲磁石のようなものかもしれません。
今日取り上げるのはブルース・リーの言葉です。
ブルース・リーは自分の経験をよく見つめ、役立つものを取り入れ、合わないものは手放し、最後に自分らしさを加えるという趣旨の言葉を残しています。
私はこの言葉を優れた人の方法をそのまま真似るのではなく、自分に必要な部分を選び自分のものにしていくという意味で受け止めています。
昨日は高校野球のナイヤスの守備力が高くなっているという話から、成長が早くなったのは才能だけでなく学び方が変わったからではないかという話をしました。
今の選手たちは好きな選手や憧れの選手をただ真似ているわけではありません。
自分の体格や動き方を確認し、自分に近い特徴を持つ選手を探します。
その選手の動き出しや足の運びを動画で確認し、自分のプレーに取り入れて試しています。
全てを真似るのではなく、自分に役立つ部分を選んでいるのです。
これは職場での部下育成にも通じる話だと思います。
私たちは部下に、あの先輩を見習いなさい、あの人のやり方を真似してみたら、と伝えることがあります。
私もマネージャー時代に同じような言葉を使っていたと思います。
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もちろん優秀な先輩から学ぶことは大切です。
しかし今振り返ると、私は部下に誰から学ぶかは伝えていても、その人の何を学ぶかまでは伝えていませんでした。
私はそこをどういうところを学ぶかというところを見ていました。
優秀な先輩のやり方でも全ての部下に合うとは限りません。
経験も違います。性格も違います。得意なことも違います。お客様との関係も違います。
話すことが得意な先輩の営業方法を話すことに苦手意識がある部下がそのまま真似ようとしてもうまくいかないかもしれません。
うまくできなければ自分には才能がない、この仕事には向いていないと感じてしまう可能性もあります。
しかしその先輩から学べるのは話し方だけではありません。
お客様と会う前の準備、相手の話を聞く姿勢、質問をするタイミング、訪問後の振り返り。
その中には部下が取り入れられる部分があるはずです。
指導者の役割は優秀な人のやり方をそのまま部下に実行させることではありません。
まず良い見本を見つける。その中から部下に役立つ部分を探す。
部下の経験や強みを考えながら実行できる形に変えていく。
実際に試してその手応えを一緒に振り返る。
全部を一緒にやる必要はありませんが、ポイントポイントで一緒に取り組むということが大事です。
そのためにはその先輩のどこが参考になると思う?
自分でも試せそうなところはどこだろう?
あなたの得意な部分とどう組み合わせられるだろう?
次の仕事で何を一つ試してみる?という問いかけができます。
また全てを一人の先輩から学ぶ必要もありません。
説明の仕方はAさん。準備の進め方はBさん。
相手の話の聞き方はCさん。
仕事を振り返る習慣はDさん。
このように複数の人から役立つ部分を取り入れても良いと思います。
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そして最後は自分の経験や強みと組み合わせ、自分に合った方法へ変えていきます。
私たち指導者も自分の経験から得た方法を正解として部下にそのまま渡していないか、振り返る必要があります。
自分にとってうまくいった方法が部下にも合うとは限りません。
自分の方法を教えることはできます。
しかしその方法を採用するか、どの部分を取り入れるかは部下と一緒に考えていく必要があります。
今日の格言は部下に向けた言葉であると同時に、指導する側の私たちに向けた言葉でもあると思います。
良い方法を知ったときそのまま押し付けるのではなく、相手に何が役立つかを考える。
そして自分自身もその他の人の考え方や方法から学び続ける。
私もこの言葉を思い出し、自分の経験や考えだけを正解にしないよう謙虚でありたいと思います。
今日皆さんに考えていただきたいのは、自分は部下に誰かのやり方を真似させようとしていないだろうか。
部下が自分に役立つ部分を選び、自分のものにできるよう支援しているだろうかということです。
格言を答えにするのではなく、自分を振り返るきっかけにする。
優れた人から学び、最後は自分に合った方法を作っていく。
それが学んだことを自分、本当の意味で自分のものにするということではないでしょうか。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。
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