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あなたの経験は、部下に伝わる言葉になっているか
2026-08-18 05:34

あなたの経験は、部下に伝わる言葉になっているか


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皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、あなたの経験は、部下に伝わる言葉になっているか、というテーマでお話しします。
昨日は、マネージャーは組織に何を残すのか、という話をしました。 マネージャーが残すものは、自分が挙げた成果だけではありません。
部下が自分で考える力や、困ったときに相談できる関係、判断するときの基準も組織に残していくものです。
そのためには、自分の経験を言葉にする必要があります。
マネージャーは、経験を重ねるほど部下から報告を聞いた段階で、その後の展開を予測できるようになります。
このまま進めると問題が起きそうだ、今のうちに確認した方が良い、と感じることがあります。
ところが、その理由を聞かれると、経験からわかる、普通はそこを確認する、としか説明できないことがあります。
マネージャーには見えているものが、経験の少ない部下には見えていません。
それにも関わらず、結論だけを伝えると、部下はその場面で何をすれば良いのかはわかっても、次の場面で自分で判断することができません。
私は営業マネージャーの頃、部下からトラブルの報告を受けることがありました。
その時は、原因を調べるだけではなく、まず今回の対応で何を守る必要があるのかを考えていました。
売上への影響を小さくする。担当者の変更を避ける。他の製品や得意先への影響を広げない。
目指す着地点を考えた上で、お客様が何を求めているのか、どのような経緯で問題が起きたのかを確認します。
そして、できるだけ早く訪問することを考えます。
しかし、部下へすぐに訪問した方が良い、と結論だけを伝えたのでは、私がどのように考えたのかは伝わりません。
次に違う問題が起きれば、部下は再び上司の答えを待つことになります。
そこで、今回最も避けたいことは何だろう。お客様は何を求めているのだろう。
対応が遅れるとどこまで影響が広がるだろう、と問いかけます。
このように考えることで、部下はその場の答えではなく、判断するときの視点を学ぶことができます。
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もちろん、緊急性が高い場合には、マネージャーが先に指示を出す必要があります。
その場面でも、対応が落ちていた後に、なぜその判断をしたのかを振り返ることができます。
経験を言葉にするとは、成功した方法をそのまま教えることではありません。
何に注目したのか、何を優先したのか、何を先ようとしたのか、どのような結果を想定したのか、
判断の背景にある考え方を伝えることです。
方法は相手や状況によって変わります。
しかし、何を確認し、どのように考えるかという視点は、別の場面でも使うことができます。
また、自分の経験を言葉にしようとすると、自分自身の振り返りにもなります。
経験から判断したと思っていても、言葉にしてみると、以前の成功体験にこだわっていただけだと気づくことがあるかもしれません。
自分の考え方を部下へ伝える。
その上で、君はどう考えますか?と聞く。
部下の考えから新しい方法や、自分が見落としていた情報が見つかることもあります。
経験を伝えることと部下の考えを聞くことは、どちらか一方ではありません。
その両方を行うことで、マネージャー個人の経験が部下も使える経験へ変わっていきます。
皆さんは部下へ結論だけを伝えていないでしょうか?
最近部下へ出した指示を一つ思い出してみてください。
なぜその指示を出したのか?
何に注目し、何を守ろうとしたのか?
その考え方を部下が別の場面で使える言葉にできるでしょうか?
今日の話が自分の経験を次の人へ渡す方法を考えるきっかけになれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
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