森野誠之の毎日堂、マーケティングラジオ
この番組は、私が平日毎日発行しているニュースレター、毎日堂のトピックをもとに、SEO、広告、EC、AIなど11のジャンルをその道の専門家と本音で掘り下げる番組です。
変化が早い業界ですので、一人で追いかけるのって本当にしんどいですよね。
今日も現場のリアルな事件をリスナーの皆さんにお届けしていきます。
今回は、前回に引き続き、コマースピックの船本さんと竹内さんとお話をしていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
後半はですね、ウェブメディアってどうやって儲けてるんですか?確信に入っていきたいんですけれども。
普通の人がウェブメディアって聞くと、いわゆる広告、バナー広告だったり、アドセンス的な広告だったり、記事広告という、主に広告収入がありそうなんですけれども。
広告収入はあるとして、他何かあるんですか?どんな収入源があるんですか?言える範囲で大丈夫ですけど。
そうですね。コマースピックは結構コンテンツの支援とか制作の支援とかしていたりして。
これはコマースピックのメディアに乗るわけじゃなくて、例えば小冊子を作ってほしいとか、動画を制作してほしい、自分たちのYouTubeに載せる動画を作ってほしいとか、
そういったところをやったり、あとは自分たちのオンドメディアに載せるコンテンツ記事を作ってほしいというような相談もあったりしますね。
コンテンツ制作会社みたいなこともやってる?
やってます。
それは最初からやってるんですか?
最初からというよりは、前半でもお伝えしたように、いろんな方と接点を持っていくうちに、こういうの困ってるんだけど、コマースピックで作れないというようなところから、どんどん新しいサービスが作られていった感じですね。
なるほどね。
結構最初からやってますよね。海外外資の会社さんの外資、その国のオンドメディアを日本語訳して、その会社用に掲載するみたいなののお手伝いとかもしてたんですけど。
結局、小冊子もそうですし動画もそうなんですけど、ある程度専門的な言葉だったりとか知見がないと、用語の意味だったりとか文脈がおかしくなったりするので、
僕らが間に入ることで、そこをちゃんと咀嚼して、その業界の人たちに見てもらいやすいような編集の仕方ができるっていうところに価値を感じていただいているのかなっていう感じはあります。
それは、いつも通常業務とそんなに変わらないですね、そしたら。持ってきがって編集して読みやすくするみたいな感じなんで。
そうですね。そこは変わらずに竹内さんがいろんなところに頼られて、毎回どうしよう、こうしようみたいなところを相談しながら形に作っていくっていうような。
なるほどね。前半でお話になった人脈作りとかしながらやってるうちに、記事も書いてもらったり相談も受けたり。竹内さん、営業なんですか?
営業ですね。もともとずっと営業でやってきたんで。
あとは広告とそういったコンテンツと、他にもあるんですか、収入って。メディアだとイベントやったりとかよくあるんですか。
いわゆるイベントもそうですし、あとはセミナーとか資料とかうちに掲載できるんで、それで申し込みがあったりとか、セミナーの参加したりとかするたびに成果報酬型で行かれてたりしてます。
なるほど、そういう感じなんですね。今、広告収入って伸びてます?減ってます?横ばいです?
地道ですね、はい。
いわゆる広告営業とかないってことですもんね、いろんな企業回るみたいなとか。
そうですね、そんなに頑張ってはいないですね。
僕一人でやってて、営業以外もいろんなことやってるんで、そんなに頑張ってなんかテレポしないですね、そもそも。
なるほどね。
その中で広告って、コマスピックさんってあんまり見たことないんですけど、どんな広告があるんです?
大体記事広告、バナー広告ぐらいしかメディアってイメージないんですけど、なんか特殊な広告とかあったりするんですか?
そうですね、記事広告、バナー広告、メルマガ広告、あとは動画の広告とかもあるんですけど、
やってることは一緒なんですけども、企画が一緒に考えてくれるっていうところが結構皆さん喜んでいただけたりするのと、
あとはPDCA回すためにこうした方がいいっていうようなこともやっていくんで、
よくある出して終わりっていうよりは、じゃあ次どうやってやろうかとか、こうしたらいいんじゃないかっていうところをお話しするんで、
個人的には出せば費用対効果が合うように調整している理由としては、僕一人で営業をしてて焼き畑営業ってあんまりしたくないんですよ。
焼き畑営業って言うとあるんですけど、とりあえず取った。取っちゃえばもう終わりっていうパターンってあるじゃないですか。
でも業界って狭いんで、こういうECB業界は狭いんで、やっぱりすぐ広がるじゃないですか。
あそこ出したけどダメだったとか適当だったっていうのは出ちゃうんで、そうなるともう大変なんですよね。
首を締めちゃうんで、とりあえずマスピックに出せば一生懸命やってくれてると。
効果はもしかしたら思ったよりなかったかもしれないけども、やれば目が出るなっていうような感じのメディアにしたいっていう思いでちょっとやってますね。
厚い思いがあるんですね。
はい、そこがあります。
とりあえずPV撮るためにコンバージョン率130%にしますか140%にしますかとかではないんですね。
そうですね。逆にそうきたらちょっと難しいですっていうように言ってます。
ちょっとそれだと記事バズんないからさ、もうちょっといいタイトルないの?とか言われないですか。
それは大体いただいたタイトルなんで、もうちょっとこうしたらいいんじゃないかっていうご提案はさせていただいてますね。
その辺はちゃんと誠実にっていうか、枠を埋めるって感じはやってないってことですね。
そうですね。そもそも広告の写数を撮ってないんですよ。
なのでそれこそ一月に数件っていうお客さんを対応しているんで、しっかりと向き合ってやれてるっていうのは強いかもしれないです。
その中で前半でSEOとかあんまり意識されてないってことだったんですけど、
じゃあそのメディアの価値として何を前面に出して売ってるんです?
SEOを意識してないっていうとちょっと語弊はあります。僕がちょっと言葉足らずなんですけども、
SEO目的っていうよりはSEOも含めてのいろんなところの設計をちょっとやらせていただいてますね。
例えばまずその会社さんをまず理解します。
その会社さんの施策で一番うまくいっていることは何かっていうところを聞いて、それに合わせた記事を作ろうとか。
ちょっとあまり言いすぎると他の会社さんにも真似されちゃうんで難しい部分はあるんですけども、
しっかりとペルソナを聞いたりとか、向こうがうまくいっている施策を確認して、
じゃあそれをもとにCommerce Epicでどう見せるか。
あとは向こうの弱みは何なのかっていうところを、ちょっと弱みを補完するような形で企画を作ったりしてるんですよ、実は。
そういうコンテンツ作りを一生懸命やるところに価値があると。
そうですね。
なるほど。量じゃなくて、そういうところをしっかりやって、尖らせてさせる人にさせていこうって感じですね。
そうですね。
確かにいわゆるメディアとは考え方が違いますね。さすが2人というか。
山本さん何か補足あったりしますかね。僕のやり取り見てて、両の。
いや、ないんじゃないですか。僕は案件獲得、メディアの広告周りの獲得とか本当にやってないので、
竹内さんが取ってきて、じゃあこういうふうにしたらもっと良くなるかもね、みたいなのを話し合ってみたいなところで、
初めて僕が話に入るぐらいな感じなので、うまく話がまとまって、それめっちゃいいですね、みたいなケースもありますし。
なるほど。じゃあ今ね、そういった広告とかやっていくと思うんですけど、
いかんせいその収入も減るかもしれないし、いろんな、今世の中ぐるんぐるん買ってるじゃないですか、AIも出てきて。
その中でこれを先、ウェブメディアってどうしていくしどうなっていくと思ってます?
山本さんに聞いたほうがいいのかな。
そうですね。ウェブメディアがどうなっていくかは結構難しい話だと思うんですけど、
要はウェブメディアというとテキストのイメージが何となく昔ながらのであるかなっていう中で、
テキストニーズみたいなのって、メインストリームではないにせよ、ちゃんと学びを続ける人にとっては欠かせない領域として生き残り続けると思うんですよ。
僕はそれはある意味いいことだと思ってて、なぜかというとそういう人たちがおそらく決済者としても残り続けていくので、
確かに確かに。
読者の層としてはむしろちゃんと学びを持っている人たちに生きた情報を届けられるウェブメディアが意味があって残り続けるんじゃないかなと思ってます。
じゃあ動画とかショートとかボンボン出してSNSボンボンっていうよりは、ちゃんとしたものをテキストで残していくっていう。
っていうところに大部分価値はありつつ、僕らも余裕という取り合いがあれば動画とかも回せるとはいいよねって話はしてるんですけど、
やっぱり優先度としてはそっちがそこまで大きくなってるとは思ってないっていうところがあって、テキストに絞って今動いている側面が多いっていう状況ですね。
なるほどね。
ていうことは、わざわざそういうのやってるってことは、こういう時代だからこそ、自分もそうなんですけど、なんもかんだテキストが読むの早くて理解が早いんですよね、一番。
動画とかを寄せて時間かかるんで、ポッドキャスやってみながらあれですけど。
そうですね。
その辺が。
竹内さん、補足もあればっていうところで。
そうですね。
結局、他のメディアに、僕が結構情報収集してるときに、他のメディアさんとかいろんなところを見るんですけども、その中で他がやらないこと、やりたくないこと、うちができることっていうのをやってるんですよ。
そうすると死なないというか、うちにしかないんで、ずっと続けられてる。
うちの、そもそもさっき言った記事広告もしっかりですけども、他がやりたくないようなところをちょっとやってるから、うちに連絡が来るんですよね、最終的に。
他のメディアさん全部ちょっと断られましたとか。
よくあるのが、外資計算だと結構難しかったりするんですよ、いろいろと。
わかります。
そこを、うちだと数をさばくっていうよりは、一社一社向き合ってやれるんで、やっていけるっていうのがありますね。
普通のメディアって売上目標とかって、今月こんだけ枠埋めなきゃいけないとか大体あるんでね、そうなると向き合ってる時間とかなくなるし、
そう、ないんですよね。
こなす感じになっちゃいますもんね。
確かにね、外資計算、ブランドイメージとかもグローバルに決まってるからこうじゃなきゃダメとか、こういうふうに言わなきゃいけない。細かいですよね。
そう、細かいしめんどくさいと思いますね。
いや、わかります。その分ね、ちゃんとやってくれるんでね。
なるほどね。じゃあこなすくさん、そんなふうに儲けてるってあんま知らなかったなとは、ふなもとさんの出稼ぎ。
出稼ぎ。
はい。
出稼ぎです。
あとなんか、チャリンチャリン入ってくる細かい収入とかあったりするんですか、なんか。
さっき言った、成果報酬型のやつは何もしなくても毎月、うちのメディアが継続的に読まれていけば入ってくるような形ですね。
それぐらいなんですね。
なるほど、わかりました。
で、今はね、こう何年かやられてきて思うんですけども、これじゃあ今、この時代にウェブメディアなんか立ち上げようと思ったら、まずそもそもやりますかやりませんかっていうところと、
あとやるとしたら何やるかっていうのをちょっとお二人から教えてくださいということで、まずふなもとさんから。
ウェブメディアなんかゼロからやるって思います、今。
僕やりたいことがあって。
常にあるんですね。
時間が足りなくてできてないだけなんですけど、焼酎が好きで。
焼酎のメディアをやりたいなとすごく思ってるんですよ。
コマースティックやりながら。
まあやりながらでも、もうちょっと先の未来でもいいんですけど。
焼酎ってやっぱり、日本酒がやっぱり国酒であれば想像がつきやすいと思うんですけれども、
焼酎もどっちかというとスピリッツ領域としては世界に羽ばたける可能性が多分にあるお酒だと思いまして、
実際に今、飲まれてる機会とかも増えてはいるんですけど、
取材先だったりとか、情報仕入れの先が酒蔵もあれば酒屋もあるし、飲食店もあったりとか、
結構多面的に一時情報を仕入れられる場所がありまして、
そういうところに自分の知的好奇心も満たしながら世に面白い情報を届けて、
かつ取材という名でお酒を経費で飲めるっていう、
これ最強スキームになるんじゃないかなとか思うところがあり、
もうちょっと子育て仕事含めて落ち着いたタイミングでやっていきたいなと思うんですよね。
でもそれはメディアやってきたからこそ見えてきた感じですね。
そうですね。
ただ飲み屋歩いてるだけだとメディアやろうと思わないですからね、そんなね。
そうなんですよね。経験を価値にして外に発信して、
さらにそれを巻き込んでいけるような土壌みたいなのが作れるんじゃないかなっていうのは。
さすが経験者。
竹内さんはもうあれですか、もうしんどいから二度とやらないって感じですか?どうですか?
いや、そんなの強かったらコマースフィックをやってないですね。
なるほど。
地下っていうと発想がそもそも多分違くて、
儲けるためにやるっていうよりは、このメディアをどうやったら回せて稼げるかっていうところでやってはいるんで、
もし今後メディアを作るにしても、まずは自分の好きなことをですね、
テーマに、自分が変わっていることをテーマに、今とちょっと子育てだったりとか、
働き方だったりとか、そこら辺がやっぱり気になるところなんで、
パパのためのなんか子育てとか面白いかなと思っているんですけども、
ただちょっと時間がないので、あまりやろうとは思ってます。
やろうとは思ってないですね。
時間があればそういうメディアもやっていく。
その時に、いわゆる稼ぐためっていうよりは、
そのメディアをどうやったら回せるかっていう規定から、
ビジネスモデルを作っていくような形にやってます。
お二人ともメディアやってるからこそ、いろいろアイディアが出てくるんですね。
どこなんですかね。わからない。
自分の中ではそんなアイディアっていうものでもないですけどね。
でもメディアやってなかったら小中のメディアやりたいわ。
僕は絶対思ってなかったなと思います。
なるほどね。じゃあ最後にお聞きしたいんですけど、
こういう話聞いて、メディア面白そうだなと思っている人がいたら、
どんなアドバイスされるかっていうのをお二人に聞きたいんですけども、
一つは、実際そんなに甘くないよってこともある前提でアドバイスいただければいいと思います。
作ること自体はウェブの時代だからできちゃうと思うんですけどね。
それが続くかどうかは別物なので、その辺をクリアした前提で、
今の聞いて小中をやるんだったらワインやりたいなとか思っている人がいたら、
どんなアドバイスするかっていうのを教えていただきたいんですけども、
じゃあこちらも舟本さんからいいですか。
そうですね。
事前にいただいてた質問だと、続けることが大事ですっていうことを書いてたのに、
質問で今、続けることは除いてと言われてしまったので。
それを除いて言うならば、やっぱり網羅的に知りたいと思うだったりとか、
伝える必要があると思える情報だったり、
自分の中に興味があることっていうのはすごく大事だと思ってて。
取材とかもそうですけど、仕事でやらされているスタンスであると、
結構しんどいんじゃないかなと思うんですよ。
文字に起こすところは結構AIでできる部分も増えましたけど、文字起こしとかも含めて。
ただ、好奇心を持って人に話を聞くであったりとか、
好奇心を持って情報を外に伝えていくだったりとか、
何においても興味とか好奇心みたいなポイントっていうのは、
メディア運営において欠かせないかと思うので、
一番大事なのは続けることだと思いますけど、
同じくらい、続けるために必要なこととして、
興味や好奇心っていうのは必要なのかなと思っているので、
そこに情熱を注げることに取り組んでいくといいのかなと思いました。
情熱なかったら、記事更新とか辛くて仕方ないですよね。
そうですね。
続けられないですよね。
やっぱり僕が今、記事読んでて面白いなと思うこと多いので、
世の中の変化も含めて。
竹内さんはどうですか。
そうですね。
やっぱり周りが何を必要としているかっていうところを把握することと、
あとは自分たちだけしかできないところが何なのか、
自分たちだからできることは何なのかっていうのをやると、
うまくいきやすいのかなと思っていて。
例えば、マスピックでいうと、
他のメディアさんが上げているような記事。
でも、うちはこれ以上違う記事を書けないなと思った場合、
その記事を載せないという選択をすることもあります。
なるほど。
これを他のメディアが載せてるから、
うちも載せないとってやっちゃうと苦しいですよね。
いろんなメディアがある中、
これも載せないと、あれも載せないとっていう風になっちゃうんで、
コマースピックだからどういう記事を載せようっていう運営方針を決めることで、
それとぶれない選択ができるんですよね。
というところが自分たちメディア側を作る上で大事だと思いますね。
確かにね。
他のメディア側が載せてるニュースがないってなると、
自分のところだけ情報収集力がなさそうに見えちゃいますけど、
そこをあえてってことですからね。
そうです。あえてそうやってます。
そこにしちゃうとダメだなと思っていて、
やっぱり周りは周り、自分は自分っていうところ。
そこを競争っていう観点で考えちゃうと、やっぱりずれちゃうんですよ。
やってると最初は読者のためってあるじゃないですか。
だんだん売上とかいろいろ考えていくうちに、
他のメディアの真似をする。
あそこがやってるからここもやろうってなっちゃうと、
もともとの読者のためからちょっと見方が変わってますよね。
目的が変わっちゃうんで、そこはやっぱり意識してやってるところがあります。
分かるな。自分もこのポッドキャストやってて、
ついつい隣を見たくなったりしますからね。
こんなポッドキャストあるのに気づいちゃうとまたそれ気になってしょうがなくなるんで、
どんどんブレていくんですよね。
なるほど、分かりました。ありがとうございました。