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  2. #044 めろん先生、バイトする。
2024-08-02 09:24

#044 めろん先生、バイトする。

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文京区バイト

サマリー

めろん先生はバイトしている。久しぶりに文京区に来ためろん先生は、かつて住んでいた地域を散策しながらバイト先の書店に向かっている。

文京区の思い出
久しぶりに文京区に来ました。
今日はね、今から書店でバイトなんですけども、
文京区の書店の方なんで、ちょうどいいからというので、昔、
2年前、昔って言っても2年前まではね、ここまで住んでたんですよね、俺。
10年ぐらい住んでたんですけど、トータルで。
10年以上だな、14、15年住んでたんですけど、ここ。
ちょっと住みすぎたんですよね。
結局出たんですけど、最終的には3年前かな。
2年前かでも、2年前ぐらいか。
その辺で、やっぱりずっと暮らしてたんで、縁が深いんですよね。
その書店で、ちょっと今行くんですけども、
久しぶりに家を通ってますが、へー、こんな風になってんだ。
へー、なるほどね。
なんか前の家潰すって言ってたのにね、見事に残ってるんですよね、これがまた。
なんてこったですよ。
ちょっと見てみよう。
塀がなくなってるんですよ。
でも昔のエアコンがない部屋があってですね、
すごいエアコンないまま暮らしてる。
えらいな、ここ大変なんだ。
暑いのによく生きてるな、ここで。
ここのエアコンってでも、どうしてるんだろうな。
へー。
で、ここを通って書店に行くわけですが、
散策する東大前
東大前はね、僕もほんと十何年住んでるから、第二の故郷みたいなとこだよね。
今まで住んだ中ではね、朝ヶ谷が一番好きなんですけど、
2番目に好きなのがこの東大前ですね。
めちゃくちゃいいとこでね。
東大前っていうのは、
昔ね、乱歩が、江戸川乱歩が二人処房という古本屋をやっていた団子坂とかがありまして、
D坂の殺人なんていうのはね、このD、団子のDなんですね。
なので、江戸川乱歩由来の街でもあるんですが、
それよりも、霞漱石とか森鴎街がね、暮らしてた家が近いんですよ。
だから近くに、霞漱石の昔住んでた家があるんですよ。
で、そこが残ってたり、残ってはいないけど、跡地がちゃんと石碑に残ってたりするんですよね。
この辺はですね、漫画のですね、ぽっちゃんの時代っていう孤独のグルメの人がやってる漫画があるんやけど、
それを見たら、多分載ってるかな。
それがね、このちょうど本郷の辺の明治の時代を舞台にしてるんやけど、
非常にこの辺が描かれていてね、舞台。
読んでると、なんか聖地巡りというかね、フィクションの中でさ、
自分がいつも見てる風景が出てくると、すごい不思議な気持ちになるよね。
ドラマで自分の家の近所が映ったりさ、漫画で自分の部屋が映ったりね、そうなんですよ。
あの、俺のこの灯台前の家っていうのはですね、アンダーニンジャっていう漫画の主人公の住んでる部屋が俺の部屋なんですよね。
で、昔担当さんがね、写真撮りに来たんですよ。
先生は割とね、あの先生、花沢先生、写真から起こす人なんで、いろんなロケハンしてて、変わった家なんでね、うちが。
面白いやろうっていうので撮って採用されて、アンダーニンジャの主人公が住んでる部屋なんですよ。
だからあれ見てるとね、めっちゃ懐かしいですね。あんまりない部屋ですよ。
もう本積んであって、もう余剰、うなぎの寝床みたいな余剰に本が積んであって、
そこにトイレと洗面所と布団があるっていうものすげー変な家なんですけど、その一軒家の中の一室なんですけどね。
めっちゃいい感じで作画されてて、そうなんですよ。いいんですよ。
でですね、灯台前駅からちょっとね、坂の上なんですけど、根津神社方面に歩くとですね、病院があるんですよ。大きな。
これが日大病院って言われてるものでね。日本医科大学付属病院と根津神社がある方面なんですけど。
こっちに行って、この坂道をですね、下るとその本屋があるんです。
でよくね、昔はこの神社に毎日遊びに行ってね、散歩して、飯食ったらこの辺を散歩するっていうのは日課でね。
で、書店行って、今日なんか新刊出てんかなーみたいな感じで散歩して帰ってきて、昼寝するみたいな。
そんな生活を繰り返しておりました。原稿をぽちぽち書いたりね。
いやー、なんか変わってねぇな、あんまり。でも日大はね、建て替えたからね、一階。建て替えてね、一階にスタバが入ったんですよ。
だから昔、もうここにずっと住んでたとしたら僕もスタバに毎日行ってたかもしれないですね。
カフェがね、少ないんですよね。この坂の上にね、なんかちょっと、なんだっけな、よく行ってたね、カフェが。
古いカフェがあるんですけど、そこもいいんですけどね。クーラーめちゃめちゃ効くんですよね。
この辺はいいとこですよ。坂道がある地形ってやっぱり起伏があってね、いいよね。
記憶に残りやすいっていうかね、オープンワールドのゲームやっててもやっぱり高低差があるとか、ちょっと記憶に残るよね。
ずっと平坦だとか、街とかわかんなくなっちゃうんで、迷うんだけど。
これはいいな。
ネズ神社周辺の風景
よし、来たな。ネズ神社久しぶりに来たな、ここ。ネズ神社はね、よくイベントやってるんですよ。
夜店もやったしな、昔はね。夜店もあったし、お祭りもあったし、ネズ神社積極的にそういうのやってて、境内広いしね。
都内にしてはこの敷地なんか無くないぐらいだからな。面白いとこなんですよ。
めっちゃ好きでしたね。そしてちょっと涼しいんですね。
いや、いいね。
この辺はね、高段車の社員寮かなんかがあって、高段車の人も多いんですよね。
よく高段車の編集者に会ってましたね。
またね、夜になるとね、またいいんですよ、この辺。
夜になるとね、屋根線近いからね、飲み屋さんとかいろんな食べ物屋さんが開いてね。
夜までやってて、しかもちょっと古い感じでね。
僕、昔ね、関西に住んでる時に、やっぱり東京に住みたいと思った時に、
まず思った、一番住みたいとこが屋根線だったんですよね。ネズとかさ。
やっぱり乱歩の雰囲気、昔のなんか怪しい東京の感じ。
あの感じが俺はめちゃくちゃ好きだったからな。
ここ、ほんまにめっちゃ好きだったな。
でも、ほんまここ住んでる時にさ、ここ舞台の小説書いたらよかったな。
もったいない。そういう後悔がね、ずっと。
今もね、阿佐ヶ谷の時は阿佐ヶ谷でさ、書いて保存したらよかったなって思うからさ。
だから最近それをすごい考えて、近所のことを描写して保存していこうかなと思って。
近所の風景を、写真とかじゃなくてね、文章で残していくのもいいなと思って。
情緒豊かにね、頑張って、その活動をちょっと目標にしてますね。
いや、いいなやっぱり屋根線。屋根線というかネズのこの辺が。
久しぶりや。風がね、坂道から吹いてきて。
ネズの坂道を今、仙台の坂を下りました。
下るとね、これがね、何通りやったっけな。ネズ通り、そんなのあるかな。
ネズ、何だっけ、これ何通りって言うんやったっけな。
もう昔忘れてもうたな。お、本屋見えた。本屋見えたで。
本屋見えたぞ。忍バズ通りや。忍バズの池って名前いいよな。
忍バズの池。忍バズ通りなんですよね、これが。
忍バズ通りも商店街っぽくてね、渋くていいんですよね、これ。
いいなあ。相変わらずや。
よし。この辺ね、担当編集者の家があるんですけど。
マンション買ったって言って、すげえ値段だよね。
いやー、いいね、これ。よし、来た。
よし。今からちょっと文庫房に帯をかける作業をするんですけど。
じゃあ、また今度。高松から帰ってきた。
1週間後にこれ撮ってるんですけど。
なんか高松のこととかね、もう一個やってるラジオの崎本達彦さんとやってる
人間改革っていうポートキャスト番組で喋ってるんで、ぜひそれを聞いてください。
とりあえずまた会いましょう。
09:24

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