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#32_Cross Talk:コーディングも設計もAIに任せた先、エンジニアに残る仕事とは?
2026-07-06 22:14

#32_Cross Talk:コーディングも設計もAIに任せた先、エンジニアに残る仕事とは?

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【今回のエピソード】

第32回は、第31回に続く雑談会 第2弾の後編。AIで実装・設計の工数が圧縮される中、エンジニアはどう変わっていくのか。

現場に飛び込む「FDE」という新しい役割、デザイナーとの境界が溶ける現象、そして「信念と狂気」という言葉で語られた、AIにはまだ奪えないものの正体に迫ります。

【出演者】横澤 秀一(ソフトウェア開発部 部長)石川 真也(プラットフォームエンジニア)佐々木 成海(ロボットエンジニア)

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サマリー

AIの進化により、コーディングや設計といったエンジニアの従来の業務が圧縮される中、エンジニアの役割はどのように変化していくのか。本エピソードでは、現場の課題解決に深く関わる「FDE(フォワード・デプロイメント・エンジニア)」という新しい役割や、デザイナーとの境界が曖昧になる現象について議論。AIにはまだ奪えない「信念と狂気」といった人間の感性や、対人コミュニケーション能力の重要性が、今後のエンジニアに求められるスキルとして浮き彫りになった。

AI時代のエンジニアの役割の変化
Ugo Robotics Radioです。本日は、Ugoのロボティクスエンジニアとプラットフォームエンジニアによる雑談会第2回の後編をお届けします。
司会は、Ugo株式会社ソフトウェア開発部の横沢です。 そして、座談会参加メンバーは、前回と同じくプラットフォーム開発部石川さんとソフトウェア開発部佐々木さんです。
よろしくお願いします。
ということで、前編ではAIの進化というところで、我々エンジニアの開発スタイルが大きく変わっていったというところをお話ができたと思います。
そういった中で、逆にAIがすごくなった一方で、エンジニアはこれからどうあるべきか、生き残るにはどういったスキルセット、どういったメンタリティが必要なのかとか、そういった観点でまた雑談ができればと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いろいろな話でも、エンジニアが将来なくなる仕事になりそうというところで言われているし、実際、コーディングとか設計も前編の話で言うと、ほぼAIに任せているというところで、これからエンジニアとしてどういったところが大事になるかなというところが、いろいろ皆さん考えていると思うので、そこら辺についてお話ができればと思うんですけれども、
現場への深い関与とFDEという新役割
石川さんは最近どう考えていますか。
なるべくそうなんですよね。現場に出るようにしています。実装設計であまり悩むことが減ってきたので、その分現場からの要求を吸い上げたりとか、それに対してどの順番で実現すると価値が最大化できるかみたいなところにとても関心があります。
自動会話機能という、融合と人が音声で会話できる、簡単な質問に答えられるみたいな機能を作っているんですけど、そこの導入先の納品先に私同行させていただいて、
融合を置いてみてどうですかって現場のエンドユーザーの方に話を伺ったりとか、もっとこういうことができればいいのにみたいなところ、営業にかなり近い活動になってくるんですけど、
そういうまだ対面コミュニケーションだったりっていうのはAIができていないところだとは思うので、そこ積極的に時間を使うようにしてますね。まだ大丈夫だと思う。まだ奪われないかなっていう。
だんだんそれを聞いていると、お客様だったりとか製品の課題を解決するためにどういうことをやっていくかっていうところを技術的な目線で見ていく、結構コンサルティングに近いようなポジションでもあるのかなというふうな印象を受けました。
そうですね。最近なんか新しい言葉が出てきて、フォワードデプロイメントエンジニアでしたっけ。FDEって略されたりしますけど、フォワードデプロイドエンジニアか。本当にコンサルプラスAIみたいな感じですよね。
ちゃんとシステム作りきるところまでやっていくっていう。お客さんの組織の内部に入って、本当にAI中心で、今までDXとか何か言葉がついていたようなものを、本当に独力でガンガン進めていくみたいな人が出てくるらしいですよ。
AIの独力で。
そうなんですよ。
いや、すごいですね。ちょっと前だったらこう開発費、すごい開発費をかけて、すごい時間をかけて一気にやってたのが、だんだんもう一人で回っちゃうっていう世界ですもんね。
逆にそういった、あるビジネスドメインでの課題だったりとか、そういったところを実際にシステムに起こすために必要な作業っていうのが、それを言語化するっていう作業が発生するのかな。
もともと発生していたけれども、むしろそれに対してそっちの価値がだんだん今は上がってきているのかなというふうな印象を受けました。
実際、AIに何か作らせるときに困っていること自体の言語化だったりとか、それをどういう手段で解決することができるのかっていうところは、
それはその手のエンジニアベースの知識がないとうまく言語化できないところっていう領域は当然あるような気がするので。
石川さんのやられている取り組みっていうのがまさにエンジニアの進化の先にありそうな印象を受けました。
まさにですね。
みんなFDEになるみたいな感じですかね。
課題の言語化と体系的なシステム設計
そうですね。個人的にも同じようなことを考えていて、さっき横沢さんがおっしゃっていたように、
現場の課題とそれをシステムでどう解決するかっていうところにはやっぱりまだギャップがあって、
課題が見つかったからといって、それをすぐにいいアプローチで解決できるわけではない。
エンジニアが今までやってきたことって、課題を解決するためにそれをどうシステムに落とし込むかっていうのを考える部分と、
それを実際に形にするための実装の部分が大きくあったと思っていて、
そこの実装の部分のコースがすごい今圧縮されているので、
相対的にお客様の課題をどう解決するかっていうところにすごくフォーカスがこれから当たっていく。
これは個人的な祈りもあるんですけど、エンジニアという仕事はなくならないけど、
形が今おっしゃっていたFDEみたいな形にどんどん変わっていくのかなっていうところで、
食い口があるといいなって思っています。
全職でですね、全職にいたときに後半の頃にやっていたのがモデルベースドシステムエンジニアリングっていうやつで、
自動車とかでよくやられている大規模なシステムを作るときに、それをいかに分析していってモデリングしていくか、
それを設計していって、物を作るときにあまりにも規模がでかすぎるので、
うまくコンポーネント化していって、各コンポーネントレベルで要求を作っていって、
それを他の開発部隊に共有していって、各々が開発していくというふうなことをやっていて、
まさしくそれを使うような世界観にだんだんなってきているのかなって、
すごく大きなものを作りたいときにそれをいかにブレイクダウンしていくかとか、
その大きいものに対して最終的に何が実現できればいいんだっけっていう要求の部分を整理していって、
それを実現するためには、それができるシステムを作るためにはコンポーネントとしてこういうものがあって、
そのコンポーネントごとにそれぞれどういう要求を満たさなきゃいけないのかっていうところを体系的に整理していく。
そういったところも全職で携わってたときは、それやりきるのはかなり大変なのではないかというふうには思ってたんですけれども、
まさしく前編で話した過去にいいとされてた設計が手を動かせるようになったからできるようになったのを延長で、
これも何かできるのかなと思いつつ、そういったところもエンジニアの価値として出てくるんじゃないかなというふうに思いました。
ハードウェア開発における競争優位性とチーム編成
それと半分やっぱり祈りも入って、お二人ちょっと雰囲気かなとは思いつつ。
でもそう、実際真面目にUGOのエンジニアとして、例えばコンサルの人がAIを使うとかと比べて、
SIRの人が開発も全部デプロイまでやるみたいなのと比べて、どういう価値が競合優位性が生み出していけるかっていうのは真面目に考えないといけないなとは思ってるんですよね。
UGOは今ハードウェアの自社開発で完結してやっているので、組織をまたぐことで一気にスピードダウンしてしまうみたいなのは、
そういう障壁は取り除いて速さは出していけると思うので、そのあたりでFDE的な振る舞いができれば、ハードの開発とか提供まで含めて速さ、アジリティーはすごく出していけるなというのはこう思ってますね。
そうですよね。一回、例えば営業さんとかエンジニアっていう枠組みを取っ払ったときに、じゃあその営業さんのチームだけでお客さんとの接触からものづくりまでを全部できるのかっていうと、やっぱりそれは人手が足りなくなってくると思うので、
だんだんとお客さんとの案件を前に進めるチームと、それをシステムに落とし組むチームっていうのはどうやっても自然に分かれてくると思うので、その後者が今エンジニアの次の未来の形になっていくのかなと思っています。
そうですね。単にAIを使うだけだとまだまだできないことっていうのが多分あって、そこは我々の経験と感みたいなので、うまくドライブしていくってあるのかなとは思いますね。
デザインと実装の境界線の曖昧化
でも、今ハードウェアのデザインとか画面のデザイン、美的センスが要求されるところって、まだダサいですよね。コーデックスとかクロードの出力。
そうですね。まだ完全にいけてないっていう。
いけてない。時間の問題かもしれないんですけど、そこのうまく言語で説明できない部分っていうんですかね。わからない。
画面のデザインとかも本当にコーデックスに全部任せようとしたらかなり破滅的で、テスト用のページがそのまま出てくるのと、めちゃくちゃ全部文字で説明しすぎるみたいなのがあって、
うまく指示出しをすればいいかもしれないんですけど、ここはまだまだ人が火出ている領域なんだなって思いましたね。
そこで言うと今デザイナーさんと呼ばれている、今デザイナーさんとエンジニアが、今住み分けがあるじゃないですか。そこもどんどんガッチャンコしていくような形になるんですかね。
溶けていくかもですね。プラットフォームチームもUXデザイナーの方がいますけど、その方がクロードデザイン使って動くページまで作ってみました。
デザインはカッチリちゃんとしていて、
それを実装に落とし込むのが私の仕事だったはずだけど、
浸食されてますね。
仕事を奪っていただいた感じで。
そこがかなり実装の手間がスキップされることで、設計とか要は要求にフォーカスできますよね。前半の話でもありましたけど。
それでいうと、
我々エンジニアってどちらかというと、もともと要求からシステムに落とすというところと、それと実装というところがセットになっていたので、みんなそっちの残っている領域に進みたがりというか。
逆にエンジニアじゃない、もともとデザイナーの領域の方だと、自分が今まで手が出せなかった武器を手にしたので、その領域まで進めるようになったっていうふうに読み取れますね。
なので、今の話でいうと、例えばエンジニアのこれから必要になる職能がうまく要件をシステムに落とし込む部分で、
なので、それが今後の、例えば新卒で新しく社会に出てきた時に、エンジニアになりたい、営業になりたい、デザイナーになりたいって言った時の目指すべき部分というか。
そこで専門性がまだそれぞれ残っていくから、エンジニア、営業、デザイナーみたいな仕事はそれぞれなくならないんじゃないかなっていう、今の我々の結論なんですかね。
AIによる個人事業主化とボトムアップのシステム開発
逆に1人でデザインもできます、ものづくりもできます、お客さんとのコミュニケーションもできますみたいなのが、例えばAIのサポートありで1人ができるようになっていっちゃったら、本当になくなっちゃうんですかね。
みんな個人事業主になるしかない。
そうなっちゃうのかな。
SaaSの市とか言われてますけど、そういうサービスを誰でも作れる、使える形に加工して提供していくみたいなのが視野を奪われているっていうのが、
AIの巨大なプレイヤーが類似のサービスを作って駆逐していくっていう方向もありますけど、よりボトムアップに現場の人たちが自社内で使えるシステム程度であれば割と使えますよ。
今までノーコードツールで何とかしてきたようなところがAIでよりしっかり動く、それなりに動くものっていうのが簡単に作れるようになってきたので、そっちの方向でも進んでいく感じですよね。
その後者のボトムアップでそれぞれの会社内に自社で使えるものくらいであれば問題なく作って運用ができるみたいな、在野のデザイナープラスエンジニア人たちみたいな、上質のよりすごい場所みたいなのが大量発生していくみたいなのはなんとなく想像していますね。
スタックちゃんコミュニティ、私はスタックちゃんというロボットを個人で開発しているんですけど、でもやっぱり最近コーデックスとかの登場で、システムとかソフトウェア、ハードウェアは全然経験がないんだけど、
とにかく作りたいものがあるとか解決したい課題があるとかこだわりがあるっていう人たちがそれを何とか実現するための手段としてAIを活用していくみたいな方向をすごい見てるんですよね。なので、何ていうかこう作りたいものがある、熱量があるみたいな人がやっぱり今後そういう何でもやっていくみたいな役割になっていくのかなと想像はしています。
「信念と狂気」がもたらす価値
モチベーションが最後要になるっていうところですかね。
そうですね、なんか信念、狂気、うまく言語化できないかもですけど。
その手の狂気を持っている人は体感、AIがなくても実はもうある程度作れるところまで来てるけれども、それがより加速される作詞で。
ですね。
今のお話でいくと、例えば今まで一社でまかないきれなかったから、例えば外注していたそのノリ、何かシステムとシステムのノリ付けになる部分とか、あと隙間産業的なプロダクトがAIによってどんどんその自社内でできてしまうので、やっぱり全体として雇用は減っていっちゃうんですかね。
ちょっと怖さを覚えました。
それを実際他の国はやり始めてるっていう。
そうなんですよね。
レイオフの。
レイオフの話でいうと。
まじで半年前の第1回、4回目と比べて、すごいシリアスな空気をずっと感じてるんですけど。
やっぱこの空気感も一緒に共有できれば。
そうですね、これPodcastでぜひこうお伝えしていきたい。半年でここまで空気感変わってきたぞっていう。
やっぱできることが増えすぎてますよね、AIで。
本当に怖いですね。
AIが苦手とする領域:感性と対人コミュニケーション
さっきAIができないことの話をちょっと受けてですね。
やっぱりその画面のデザインはさっきまだ下手っぴって言いました。
あとはハードウェアのデザインっていうのも、一応Fusion360とかMCP機能を出していたりとか、なんか兆候は見えるんですけどまだまだこれかっていう。
あとはやっぱりその、正解が唯一に定まらないようなものが、やっぱりそのAIだけではダメで、人間の信念みたいなものが重要になってくるなっていうのの、
一個の例としてですね、かわいいっていう、かわいいロボットの画像を生成してってAIに言うと、こんな感じのPodcast音声では伝わらないんですけど、
なんていうんですか、キュルン、ブリブリみたいな。
お鼻に囲まれて。
はい、のを生成してくるんですけど、やっぱりここをいかに、なんていうか、スタックちゃんで言うとミニマルな、てんてん棒だけどかわいいみたいな、かわいさにしていくかみたいなのは、まだまだ人間のサポート必要ですよね。
なので語彙力って言うんですかね。
いかに自分の作りたいものが具体的に描けているかっていうのと、そのAIにつられずにそれを貫き通せるみたいなところは、今後の能力としては必要だなと思っていますね。
確かにそうですよね。
結構AIに引きずられてるなって思うように感じるところはやっぱりあって、別にこういう絵だけじゃなくて、何かこう自分の考えをまとめるときにAIが出されてるところを見て、なんとなくこれでいいかなと思ったけれども、よくよく読み返してみると、いや、ちょっと待てと。
なんかすごく面白くないところに着地させようとしてきてるぞ、このAIはみたいな。
確かに。かわいいとか面白いとか、そういう本当に言語化できない感性の部分は、まだAIじゃなくて人間が入り込まないといけないそうな分野ではありますよね。
そういったところが我々の仕事にもあるのかどうか。かわいいはありますよね、デザイン。かわいいとか美しいとか。
一個例としては、はい。ありがとうございます。
ただ少し思ったのは、エンジニアとしてAIに関わる機会がすごく多く、何ならエンジニアじゃなくてもAIに関わる機会っていうところはめちゃくちゃ増えてきた一方で、
割と対人間とのコミュニケーションっていうところももう少し重点を置いても良いのかなというふうには思いました。
特に自分の立場でチームとして組織を回していくとかっていうふうな話になると、
結局、AIとかに例えばこの人に対してこういうことを言いたいけれども、ちょっと当たり障りのないもんみたいなところで助けてはもらいつつも、
でも結局大事なのは個々人との対話といいますか、そこで一つなりを知って、
その人の何が得意で何を考えててとか、そういったところを理解しながら仕事をしていくというか、
仕事って割とそういうのの延長のところというか、対人で成立するような機会がすごい多いのかなと思うので、
すごいざっくりまとめると、改めて今コミュ力に対してコミュ力の価値が実は上がっているんじゃないかというのを感じております。
これはさっき人と言いつつ、なんだかんだAIに関しても言語化してやり取りをしていくっていう点では、
そういう捉え方をするとコミュニケーション能力の一つなのかなと思いつつ。
確かに言語化力はいいとしてコミュ力が必要となると、やっぱりエンジニア的にはちょっとつらい。
そこを避けようとした進路選択の一つですからね。
受け皿としても。
受け皿として。
もう避けられなくなってくるのか。
逆にコミュ力なしで突破できるケースというのは。
確かに対話の重要性はチームの中でもお客さんとの間でもどんどん必要になっているような気がしますね。
今までも重要だったけど相対的にその比重が。
そこが比重としては上がってきていますね。
まとめと今後の展望
というわけで2週にわたりエンジニアの雑談会をお届けしました。
また開催しますのでその時にはよろしくお願いします。
ということで実は石川さん佐々木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
22:14

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