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2023-03-15 14:05

886. 宇宙から地震予測!?JAXAが採用した新実験に可能性しか感じない

日本人が付き合っていかなければいけない地震。その地震予測を"地盤"ではなく"空"から行える?

実際の観測事例から、宇宙へのチャレンジがスタートした、堅実かつ将来性が非常に高そうな実験です。

JAXA革新的技術衛星技術実証に採択された、日本大学の電離層を宇宙から観測する研究を紹介します。


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ソース

https://www.jaxa.jp/press/2023/02/20230208-1_j.html


00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回は、地震を宇宙空間から予知できる、そんな日本人が一生付き合っていかなければいけない災害に対して宇宙からアプローチする、そんな新しい研究見つけました。
この研究、僕も知らなかったので、みなさんにがっつり共有していきたいなと思って、しっかり調べてお話ししてますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、ジャパン、スペース、ジャパン、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース、スペース
86話目を迎えております
基本的には1日10分、1話完結でお話ししておりますので
気になる宇宙のタイトルとか気になる宇宙のワードとかそちらから入っていただいて
まあ面白いなぁと思ったらぜひですねチャンネル登録
していただけたら嬉しいなぁと思っております
そんな感じで毎日お届けしている宇宙話ですが、今回お話しするのは
地震を宇宙から予知できる
そんな研究についてお話ししていきたいと思います
今回紹介するのは実は昨日話した
革新的衛星技術実証4号機という
未来の宇宙開発のスタンダードになり得るような技術
これをJAXAが取りまとめて
宇宙空間で実証実験しますよっていうプログラムがありまして
でここに第4号機として採択された研究の中に
この地震を予測するっていう研究があるんですね
なので今回はそれを見て僕実はこの研究初めて知って
すげー面白いなぁと思って
なんでこんなになるんだろうっていうところがすごく気になったので
今回はそのお話をちょっとしていきたいなというふうに思っています
なのでこう僕も初めて知ったしそれをすぐにみんなに話すことによって
なんかこうちょっと自分の中でも覚えるみたいなところもあるしみんなにも知ってほしいみたいな
もう一石五鳥ぐらいのそういう話だと思って
勝手に自己満で話させていただきたいと思います
今回紹介するのは
革新的衛星技術実証プログラムっていうところに採択された
第4回で新規で採択された日本大学が行っている研究なんですね
で今回そのテーマの名称っていうのが
地震先行現象の検知による
03:02
確率地震発生予測実証キューブサットと
もうね漢字が漢字を呼ぶ漢字の嵐の状態になってるわけなんですが
今回のはとにかく
地震が起こる前に何か別の現象が
発生していることが過去にわかっているので
しかもそれが宇宙から見れるものなので
今回はそこをあえて宇宙から見ていこうっていうそういう研究ですね
地震も日本にいたら
必ずすきまとう
生活の中にも一種食い込んできているような現象じゃないですか
でもちろんこれって大きな災害になりうるっていうところで
私たち日本人は結構そこに敏感になっている
ところはあるじゃないですか
でその中で
まあいろいろ
地震に対する研究っていうのは行われているんですよ
でただやっぱり直接的に観測していこうとか
地球の何かこう地盤の状況を理解しようっていう研究はよくあるじゃないですか
でよく
まあ
理科の実験じゃない実験とか理科の授業とかでも
プレートがこう沈んでいってそれが弾かれるのの反動で
地面が揺れますよみたいなところがあって
ただこれって実は地震が起こる前兆っていうのは
そういうなんかちっちゃい地震が起こるとかそういうところよりも前に
地球全体に実は影響を及ぼしているっていうそういう研究が
えっと2000
何年だえっと311のタイミングで
よりちょっと前かなぐらいで
えっと確認されていたというところがありますでこれのえっと当時結構ニュースになっている
なっているあの記事っていうのを見つけたんですけど
でこれが明確なこう地震の前兆であったと何があったかっていうと
地球にはここからがっつり説明に入るんですけど地球の大気
地球の空気っていうところが地震の直前に
ゆらゆら揺れるというかなんか状況が変わる
空が落ちてくるみたいなそういう現象が発生したんですよ
これ具体的に話すと地球の空気っていうのは層になってるんですよね
大気があってで大気圏ってなんか聞いたことあるじゃないですか
自分たちが住んでる大気とかがあってでそれの上にもっとこう
清掃圏大流ス圏から清掃圏とかって呼ばれて
でもっと中間圏あって熱圏があって
宇宙みたいな感じで結構こう
10キロ20キロ50キロよりは上はこれ100キロより上はこれみたいな定義が決まっているんですね
そんな中でそのいろんなレイヤーがある中で
06:03
電磊層と呼ばれる層があるんですよだいたいこれ
地上から
60メートルぐらい上からだいたい上空800キロぐらいまでのところを
電磊層っていうふうに呼びますでこの電磊層が
遊覧するグニャグニャ動くだけじゃなくて
電磊層がより地上に近づいてくるっていう現象が
実は地震の前に起きるっていうことが
311のあたりからわかってきたんですよね2011年とかから
っていうところが結構今回注目のポイントになっている
この電磊層っていうのが
結構地球にとっても重要な部分で
実は
ポッドキャストの中でも何回か電磊層っていう言葉ではないにしても
電磊層で起こる現象っていうのは説明していたりするんですよ
見当つきますか
何回か何回も長期的に宇宙話聞いてくれている方だったら
もしかしたらピンとくるかなと思うんですけど太陽フレアの話の時に
実はこの電磊層かなり悪さをしています
電磊層っていうのは簡単に言うと電気を帯びている
電気の帯びている度合いの強い
大気のことを言うんですねでそれがあることによって
宇宙空間との境目でいろんな現象っていうのを引き起こしてくれるまあいい意味で
だったりするんですよでただ太陽が超巨大な大爆発
太陽フレアっていうのを発生した時に
太陽フレアってもう自然災害になりうるぐらい危険なんですよ
でなんで危険なのかっていうとその爆発した時に
電気を帯びた大量の粒子
が宇宙空間を爆発の勢いで弾き飛ばされてガーって思いっきり大量の量が飛んでくるんですよ
そうするとまあ電気の性質を持っている者同士って
近くに行ったら何かしらの相互作用をするっていう状況があるんですねでこの
太陽から飛んできた電気を帯びたものが
地球の表面にある電気を帯びた層にぶつかることによって
そこを思いっきり乱すっていうそういう現象が確認されているんですよこれが
これちょっと
難しい言葉を使うとデリンジャー現象って言うんですけど
全然こんな言葉を覚えなくてよくて宇宙話では
極力こういう言葉を覚えない方針でいきたいなと思うんですよ
でデリンジャー現象っていうのが発生してこれによって
もうこう電気を帯びている層っていうのがもうぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃになって
それによって地球の表面にあるこう電気通信を行っている機器の
09:04
通信だったりっていうのを阻害してしまうっていうようなそういう現象が発生するのが
この太陽フレアの怖いところになっております
今回は太陽フレアの話じゃないので一旦話を戻すと
まあそういった電気を帯びた層っていうのは宇宙空間からもそういう影響を受けるんですけど
地上でも
地震の前にその電磊層と呼ばれるところがゆらゆら揺れる
でなんならこうだんだん高度を下げていって言うような現象が見つかっておりました
でこれどうやってその
なんだ空気の層が降りてきている現象を
見つけるのかっていうところで言うと実は
電波例えばラジオとかまあこのラジオに関しては
ネットのラジオなので電波に乗っているわけじゃないんですけど
あの普通のラジオあるじゃないですかあのラジオの電波って
遠くまで届きすぎじゃないですか
障害物とかどうしてんのみたいな思ったことないですかね
こういうところに疑問を思うのが実は重要で
それを
サポートしているのが電磊層なんですよ
もうちょっと詳しく話しますね
ラジオの電波っていうのをどこか基地局から発しました
でその発した電波
あのラジオの乗った電波っていうのは直進でガーって直線的に進むだけではなくて
実はその上空60キロとか80キロとか以上上にある電磊層に反射させて
でなんか山とかを越えたりするみたいなそういうのでより遠くへ飛ばすっていうような
電波を反射させるような現象っていうのが見つかっているし
なんならそれを人類は今まで利用してきているというようなそういう状況があります
なので生活を支えてくれてるんだなっていうところわかるんですけど
それのおかげで
電磊層って呼ばれるところが
どのぐらいの高さにあるのかっていうのもわかるんですよ
なんでかっていうと上に向かって電波を発した
でそれがある場所に帰ってくるまでの時間って
距離がずっと一定だったら例えば5秒で届く場所だったらずっと5秒で届くはずなんですよね
ただ電磊層が
ちょっと下がるだったりとかちょっと上がるだったりっていう
その上下を起こすことによって例えば今まで5秒で届いていた電波が
上空に反射させたらこれ6秒かかるとか逆にあれ4秒でついたみたいな
そういう
違いが出てくるとこれって
電磊層が降りてきているとかっていうそういうところに結びつけられるじゃないですか
そういった感じで実は電磊層の高さっていうのは測ることができて
12:00
でこれが
過去大地震が起きた時の前に電磊層が下がっていってるっていうような現象が
いくつか確認されているというところがあるのでじゃあこれを
地上からの電波っていうのは定常的に観測できるんだからこの電磊層を
宇宙空間から観測してあげることによって両面から地上と上空両方から
この電磊層を研究してあげるでこの研究を進めることによって
最終的には地震予知っていうところにつなげられるっていう研究を
今回JAXAの革新的衛星技術実証4号機っていうところに
採択されたミッションで行おうとしているというのが今回紹介したかった
お話ですね
日本人として生きている中で地震
っていうところはもう切っても切り離せない
ものじゃないですか
でそれを予測しようとしていろいろ今まで動いている人たちもいた中で
今回こういうふうに宇宙空間から本当に災害に直結するような
予測システムみたいなところを提供してくれるのは非常に面白い部分だなと思っているので
ぜひですねこういう災害に使われる宇宙からの技術みたいなところもこれから紹介していきたいと
思います
これたぶん知らなかった人多かったんじゃないかなと思うので知らなかったなぁと思ったらぜひですね
わっこれは知らなかったともう一言ツイッターとかで拡散していただけたら嬉しいなと思っております
そんな感じで今回は以上にしていきたいとおもいます
今回の話も面白いなと思ったらお手元のスポティファイアプリでフォローボタンの下にある星マーク
よろしくお願いいたします
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それではまた明日お会いしましょうさようなら
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