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今回は、宇宙の膨張に関するお話をしていきたいと思っております。
宇宙っていうのは、できてからビッグバンで爆発がどんどん広がっていって、ずっと膨張し続けている、なんていうお話をさせていただいたことがあるかなと思いますが、
こちらについて今回はお話ししていくというところで、最新の研究結果だったりっていうところも含めでお話ししていければなというふうに考えております。
で、なんでこのお話をトピックとして扱っていこうか考えたかというとですね、これ最近スポティファイのアプリ上で番組の感想だったり宇宙に関する質問っていうところを募集する欄をですね、エピソードの末、まあエピソード出てたらそれの下スクロールしていただけたら見れるっていう話を昨日だったり一昨日だったりさせていただいてたかと思いますが、
そちらで宇宙の膨張っていうところがいまいちピンとこないなっていう方ご質問いただきましたので、今回はそちらについてご紹介していこうかなというふうに考えておりますというところで、質問回答会プラス最新の研究もご紹介していくという形になりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。
5月25日始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに最新の宇宙トピックスをお届けしております。ということでですね、今日のエピソードで596エピソード目を迎えるというようなところで、なかなかいい筋になってきました。
で、こんな中でですね、最近の近況報告のお話もこのタイミングでさせていただこうかなと思うんですが、昨日、この放送から見て、昨日、一昨日か、5月23日のタイミングで、僕の大好きな漫画宇宙話、めっちゃ言い間違えた。全然おこがましいですね。
宇宙兄弟の単行本41巻が発売されていて、昨日とかはそれをもうかじりつくように読んでいたというような、そんな感じになってます。宇宙兄弟ですね、きっと新しく読み始めたなんていう方もいっているかなと思うので、あんまりネタバレはしていきたくないなと思うんですけど、前回の40巻に引き続き、もう宇宙兄弟。
もうまさに宇宙兄弟みたいな感じの展開がどんどん続いていて、本当に面白いなっていうところになってるんですよ。ただ、めちゃめちゃ残念なことが、ここ最近であって、何かっていうと、結構宇宙兄弟って、僕が天文の研究をし始めてからも、いや本当になんかちゃんと調査してるなみたいな取材力半端ないなって思うぐらい、
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例えばJAXAだったりNASAだったりっていうのが方針として考えている部分だったりっていうのが、リアルに漫画に落とし込まれている部分っていうのが多いんですよね。なのですごい関心してるんですけど、そのリアリティの部分が、ロシアのウクライナへの進行っていうところで、
ロシアが今言ってしまえば世界中から関わりを絶たれているような状況になっている中で、宇宙兄弟の中ではアメリカでNASAの中でいろいろもがいていた宇宙飛行士とそれに相反するというか、世界中で宇宙開発を担っているロシアのロスコスモスっていうところが結構大秘的に描かれていて、
最終的にはそこもやっぱ国際宇宙ステーションとかでもわけ隔てなく関わっている部分ではあるので、そういったところで協力し合っていろんな宇宙開発だったりとか宇宙の課題っていうのを解決していくっていう描写が結構後半になるにつれて増えるんですよね、最新観になるにつれて。
っていうところが、今まですごい取材できれいにリアルに宇宙空間描かれていたところが、現実の世界の情勢が変わったことによって、ちょっとそこにリアリティがなくなってきてしまったっていうのがものすごく残念だなって僕は思っています。
【佐藤】ありがとうございます。
【佐藤】ありがとうございます。
はい、ファンとして何か好きなエピソードが出てきたりしたらどんどん発信していきたいなと思っております。
はい、そういう感じで最新の単行本をめっちゃ楽しんだというようなものすごくざっくりとしたお話をですね、こんな2、3分も長々としてました。
ということでじゃあ早速今日の本題に移っていきたいと思います。
今日の本題はですね、宇宙が膨張しているって一体どういうことっていうお話をさせていただきたいなというふうに思っております。
で、今回このトピック紹介する理由になったのはSpotify 上で質問を募集した、宇宙に関する質問を募集したところをいただいた質問をもとに今回お話しさせていただこうかなというふうに考えております。
いただいたコメントですね、ご紹介させていただきます。
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じゃあ読み上げますね。宇宙は膨張し続けていると聞いた記憶がありますが、膨張の中心っていうのはどこにあるんでしょうか。
また新しくできた空間に星の材料っていうのはあるんでしょうか。膨張するときに星の材料も一緒に引っ張られていく感じなのでしょうか。
イメージできなすぎてワクワクしますというお話をいただきました。
コメントいただいて本当にありがとうございます。
そうですね、なのでここをちょっと解決できるようにお話ししていこうかなと思っているんですけど
これにプラスしてですね、実はもう一件面白いコメントをいただきました。
これがですね、相対性理論に関するお話なんですね。
お手紙読み上げさせていただきます。
最近、佐々木さんのポッドキャストに出会ってより宇宙に興味が出ました。というか本格的に興味が湧いてきました。
そしておそらく年齢が同じぐらいで勝手に親近感を湧いて毎日楽しみにしております。
質問があります。
初歩的で申し訳ありませんが、宇宙での相対性理論がいまいちピンときません。
頭が悪くて申し訳ありませんが、簡単に説明してもらえると嬉しいです。というようなところをいただいてます。
こういう二つのコメントをいただいて、正直にお答えすると
相対性理論に関しては結構複雑な部分も多かったりするのと
僕自身の理解がめっちゃ届いていない部分が多くて
音声で10分で伝えられる自信がないっていうのが正直なところなんですよね。
なのでここはですね、おいおいなんか喋れるタイミングができたら
喋っていきたいなと思っているわけなんですけど
なぜ二つエピソードを紹介させていただいたかっていうと
今回のお話が一定そこの相対性理論っていうのも絡みつつある
っていうところだったので両方ともちょっと紹介してみました。
ではですね、早速回答に行きたいと思うんですが
まず宇宙っていうのが膨張しているっていうところ皆さんご存知でしょうか。
ここはですね、結構ポッドキャストでも何度かお話ししているから
なんとなくイメージされたことがある方は多いんじゃないかなというふうに思います。
で、宇宙っていうのが膨張している状況っていうのを
どういうふうにイメージすればいいのかっていうところなんですけど
これやっぱ難しいんですよね。
そもそもその爆発から空間が広がってるんであれば
中心があるんじゃないかっていうような発想があるんですけど
これっていうのは実は宇宙空間の爆発には中心っていう概念はなくてですね
これは宇宙原理って呼ばれる
宇宙論と呼ばれる宇宙を数学でどんどん研究していくような
理論物理みたいな部分があるんですけど
そこで宇宙には中心だったり端っていうのは存在しなくて
宇宙空間の各それぞれの点っていうのは本質的に同じであると。
なのですごい引きで宇宙を見たら
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どこをどう見ても均等に星が分布されていて
一様なそして東方的である分布っていうのが考えられてるんですね。
なので宇宙の爆発に中心は存在しないというのが
この宇宙のまず大前提の原理になるんですよ。
そんな中でただ中心がなくて
プラス広がっていってるってどういうこと?みたいなところになると思うんですけど
これでよくイメージの例として挙げられるのが風船ですね。
風船どういうことかっていうと
例えば風船がありますね。
風船の表面に点を3つぐらい描くとします。
この3つの点がいわゆる銀河みたいなものだと思っていただければよくて
これじゃあ風船をどんどんシューシューシューシュー膨らましていく息を吹き込んで
膨らましていくとどうなるのかっていうと
例えば3つ描いた点っていうのは膨らませば膨らますほど
それぞれの距離ってどんどん離れますよね。
それにプラスして例えば一吹き入れた時の点の離れ具合っていうのは
この風船が大きくなればなるほど
一回り大きくなるだけで点と点の距離っていうのは
最初にちっちゃい風船が一回り大きくなるのよりは
どんどん点の距離っていうのは離れやすくなってる
一吹きで例えばそれぞれが1センチ離れてたところが
ある程度大きくなると一吹きで2センチ離れる
みたいなところになるっていうのが
この宇宙空間をイメージするときによく使われる手法ですね。
ただこれはあくまで風船の表面で2次元的に見えてる
つまり表面だけが見えてる状態ですが
そういった状況が3次元的に広がっているものが宇宙です
というような回答がされるんですよね。
なのでこれですね、風船を実際に膨らましてみたりだとか
あとは宇宙、膨張、風船なんていうふうに調べていただけたら
なんとなく図とかも出てきて分かりやすいかなと思うので
そちらちょっと試してみていただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
さっき話したみたいに宇宙には中心もなければ端もないというところで
ご質問にあったような、星の材料みたいなところが
新しくできた空間にあるのかっていうところで言うと
そのいう発想ではなくて、星の材料になるもの自身も
宇宙の膨張と一緒にどんどん広がっていってるので
なんかその広がりに合わせて位置が変わっているだけで
決して宇宙空間が広がったその先に新しい材料があるとか
そういうような発想ではなくて
あくまで今ある宇宙空間がどんどんどんどん広がっていってる
っていうような感覚なので
星の材料になる部分っていうのは
比較的近くにずっと一緒にいるというような状況になっていたりします。
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そんな感じでですね
宇宙全体が広がってるっていう宇宙の膨張
っていうところが語られていくわけなんですけど
ここですね
実際に空間が広がってるっていうところに対して
あとは星とかが動いているっていうところの
効果っていうのも実は少しずつ考えなければいけなくて
そういったところがアインシュタインが考えた
相対性理論っていうところにつながってきたりするというような感じになるんですね
なのでこういった疑問を持つのはすごい素敵なことだと思うんですけど
僕はちょっとマジでこの音声だけで
相対性理論をきれいに語りきれるかっていう自信がないので
ここはちょっとですね 僕の宿題にさせてください
時間があるタイミングでしっかり自分の中で勉強した上で
皆さんの回答にもお答えしていけたらなというふうに思っております
ということでですね
今回のこの回答で分かったかと思いますが
なかなか伝えきれなかった部分っていうのは
もちろん質問への回答で伝えさせていただきますし
分からないことは僕はもう分からないと回答させていただきます
それのおかげでですね
また僕の勉強のモチベーションとかにもつながってきたりするので
皆さんの質問が僕の脳みそをどんどん活性化させてくれるみたいな
そういうイメージでですね
Spotifyの下にあるQ&Aコーナーからじゃんじゃん質問と
あとは感想もつぶやいていただけたら非常に嬉しいなと思うので
引き続きよろしくお願いいたします
ということで今回はいただいたコメントに対して
お答えさせていただく
宇宙の膨張って何なんですかっていうお話をさせていただきました
今回の話も面白いなと思ったらSpotifyアプリでフォローしていただきですね
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星5をつけていただけたら継続のモチベーションにつながるので
ぜひよろしくお願いいたします
それではまた明日お会いしましょう
さようなら