生命がいるかもしれない天体として注目されている、土星の衛星、タイタン。このタイタンの中には海があるからその中に生命がいるかも、なんていうふうに言われていたんですが、
今回新たな研究で、海はないかもしれない、これネイチャーで発表された非常に興味深い研究なので、こちら紹介していきたいと思います。
地球外生命体見つけるのに、あん運が立ち込めたのかそうじゃないのか、楽しみに聞いてください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで今日でエピソードが1902話目となってますね。
基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピックからぜひ聞いてみてください。 聞き返すときのポイントは、まあ
日曜特集、昨日のとかですね、聞いてもらえるとその1週間の内容をさっくりお話ししているので、それを聞いてもらえるといいんじゃないかなと思います。
そこを規定にね、毎週ちょっとずつ振り返ってください。 ということで、じゃあ
ちょっとコメントを紹介させていただきます。 リスナーネームももりんごさんから
純転調軌道って何?と思って少し調べましたが、面白い軌道の形ですね。 これはですね、導きのエピソードですね。
衛星にはよくある軌道なのかなということで、割とあると思います。 今日の配信で1900回フライングしますがおめでとうございます。ということで
ありがとうございます。嬉しいですね。もりんごさんもいつも聞いてくれて。 そしてもう一つ、リスナーネームフェリックスさんから、いつもコメント本当にありがとうございます。
配信1900回達成おめでとうございます。 毎日欠かさず宇宙の分かりやすい情報提供ありがとうございます。
ポッドキャスト配信や著作活動での地味な活動が、今後本格化する宇宙ビジネスを支える リテラシー向上につながると思っています。
これからも配信楽しみにしています。ということで、 ありがとうございます。嬉しいなぁ。もうみんなこういうのをたくさんあげていただけて、
なんかこういうのがあるから頑張れるなぁと、本当に改めて思うので、 ぜひ
まだまだ1900回おめでとうっていうエピソードは、 ガンガン募集してるんで、照れずに送ってください。お願いします。
で、あの1900回のお祝いの気持ちがね、溢れちゃったっていう人は、 あの11月の25日に発売した宇宙ビジネス超入門こちら、
手に取っていただけたら嬉しいです。やっぱり宇宙はすごい。でもいいですよ。 はいということで、とにかくね、あのお祝いの気持ち
はぜひ本を手に取ると。 2冊目3冊目ウェルカムでございます。
はいということでじゃあ早速本題行きましょうか。 今回お話しするのは結構衝撃的な内容ですね。
土星の月タイタン。このタイタンで まさか海がない。そんな研究、指摘する研究が出てくるとは思いませんでした。
こちら紹介していきたいとおもいます。 今回紹介する研究はネイチャーに掲載された非常にまあ
注目を集めそうな内容ですね。 これまで土星にとっての月、土星の衛星タイタンですね。
このタイタンには地下の海があって、その海の中に地球外生命体がいるかもしれない。
なんていうね。そんな指摘までされていて、かなり注目を集めている天体の一つだったわけです。
でじゃあ なんで海があるって
言われていたのか。 これポイントですよね。
あるんじゃないかっていう指摘がされているだけなんです。 タイタンは土星って実はすごい重力が強くてその周りをタイタンが回っている
からその重力に引っ張られるような形で ゴムボールが伸び縮みするような感じ。重力によって天体自体がギューって引き伸ばされたり
逆に縮められたりするみたいな。そんなのが観測によって明らかになっていて なんかすごい柔らかそうに動いてないかというようなところが指摘されていた。
でなんかこう茹で卵とかもめっちゃカチカチに茹でたやつよりも 中がねドロッと半熟系の方が
柔らかいじゃないですか。外からこう皮むいた状態の時ね。 という風になっているというようなぐらいのものであるわけですから
こう まあ中が液体になっているんだろうというようなところ
になってたんですけどなんかこの説に対していろんな見方をしてみるとそうじゃないん じゃないっていう見え方もあるんですよね
でその中の仮説として出てきているのは その内部に海があるんじゃなくて
タイタンが変形するときのその変形のとが海じゃないかもしれない でそれをタイタンが変形する形と変形に使うこのエネルギーとみたいなところを見ていって
なんでしょうこの中に海を作るような水を液体として保持するような あの
形なのかどうかみたいなところですねまあ研究しようというようなところになったわけ です
これね例えば液体じゃなくてもこのぐにゃぐにゃ度合いって一定再現できるだろう っていうふうに考えられていて
例えば摩擦ですねまぁ今回注目されているポイントは摩擦なんですけど 摩擦が起きやすい状態かどうか
それによって重力で受けたエネルギーを星のその変形にどれぐらい使うかどうか 硬ければエネルギーめっちゃ使わないとダメだし
めっちゃ柔らかいんだったらちょっとのエネルギーで星の形をぐにぐに変えれる わけじゃないですか
で8中に液体があるパターン以外でもその摩擦とかを計算していくと中をもっとより 正確に理解することができるんじゃないかというようなところで
この重力でもらうエネルギーそして変形の形 ここをベースに研究を進めようというところで今回研究チームは2000
シミュレーションじゃなくて2004年から2017年までの土星を観測した 土星の探査機カッシーニですね
これが出し残した ラジオ追跡データまあレディオデータですね
これを使ったと再解析したというようなアプローチです 単に過去のデータを見るだけっていう感じではなくて
開発あのまあ最近年こう使われているようなデータの処理技術というところを使って 過去その2004年から2017年までのデータを分析した頃よりもより精度を上げて
データ分析を進めていくというようなアプローチをとったんですね でこれを
解析した結果わかったこと タイタンの内部でのエネルギーっていうのがまあ思ったよりもでかかったと
でもそのタイタンがグニグニ動いてるけどエネルギーの消費量めちゃめちゃ高かった つまりめっちゃエネルギー使ってタイタンをグニグニ曲げてるってことは中の摩擦力が
めっちゃ 高いってことです思ったよりも
思ったよりも重力でパワーを受けているのにを受けていて思ったよりもそのタイタンを グニグニするのにめっちゃパワー使ってだ
中が海ってみんな言ってるけど中が海だったらこんなエネルギー使わないじゃん っていうような研究結果が出てしまったわけですね
そう考えると中は海ではないと じゃあ何なのか
これは液体ではなく粘り気のある柔らかい氷みたいなもの なら表現で言うとシャーベットみたいな感じのものが入っているだろうというようなところが
今回指摘されているポイントですね つまりタイタンは半熟卵というか中が海の水のボールっていうよりは中にシャリシャリの
シャーベットみたいなちょっと反発力の強い なんかダイラタンシー液までは行かないですけど
あの片栗粉固めたね なんかあんな感じの中がちょっと
抵抗が強い摩擦力の大きい ゼリー状シャーベット上水ではない何かみたいなものになっているっていうことが今回明らかに
なったわけですね でそうなってくると
何だろうじゃあ