で、そのエネルギー、吸収されたエネルギーの一部っていうのが、宇宙側に逆に放射される、直感的に見たら反射しているようなイメージですよね。
実際はその受け取ったエネルギーを放出しているっていう感じではあるんですけど、そういう状態にあったと。
で、これが温室効果ガス、二酸化炭素とかそういったのが行っているし、あとはエアロゾルっていうもの。
エアロゾルもこれ、太陽光の逆に赤外線ではなくて、もうちょっと短い波長の方なら、紫色の光ですね。
僕たちが目で見える光の赤っぽいか紫っぽいかで言うと紫っぽい光を反射する、そんな性質もあると。
つまり、この地球表面を覆っているガスたちっていうのは、その量に合わせて太陽の光を宇宙空間に向かって逆に反射というか放射するような、そんな気候を持っているわけなんですよ。
で、コロナウイルス流行ってロックダウンが起きて、ってなって温室効果ガス、エアロゾルの量が下がったってなると、
その分、大気中に含まれるガスが減るから、太陽から受けるエネルギーを反射する能力が下がるみたいな。
で、その反射した光っていうのが、一部月に向かって飛んでいっていて、で、それを受けて月の表面っていうのは、ある程度のエネルギーを受けて温度が上がっていたっていう状態だったのが、
これ、反射する量が減ったから、月の表面の温度も下がっていったというようなことが、今回の研究で明らかになったわけなんですね。
で、実際の温度でいうと、月の夜間、暗くなっている部分ですね、夜の部分の地表の表面温度っていうのが、大体8℃から10℃低下したというふうに言われているわけなので、
まあ、これが有意な差であったというような、そんな状態ですね。
いや、すごいですよね。これなんか、その冒頭でも話したけど、やっぱ風が吹いたらおかやが儲かるみたいな。
コロナウイルスが流行ると月の温度が下がるっていうと、なんで?
温室効果ガス少なくなって、エアロゾル少なくなって、そうすると太陽の光を反射したりエネルギーを輸送する気候の能力が下がって、
それによって月が受けるエネルギーが減って、だから温度が下がるんですみたいな。
こんなんね、20年前とかの人たちに説明しても多分伝わらない?
あの、いろんなことが解明されたからこそ、今この結論にたどり着けたっていう感じなので、
なんか、現代版とか宇宙版、風が吹いたらおかやが儲かるシステムみたいな感じで、あれ、皆さんには使ってもらえたら嬉しいなと思いますね。
なんかちょっとあれっぽいですよね。豆知識っぽい感じがあって、雑学っぽくていいかなと思うんで、皆さんの頭の中に入れといてくれたらいいかなと思います。
で、これ面白いのが、こんな二酸化炭素とかそういうのの話してるタイミングで、ちょうど僕がもう一つやってるポッドキャストチャンネルですね。
隣のデータ分析屋さん、毎週水曜日に更新してるんですけど、そっちでも温室効果ガスの排出量に関するデータ分析の話させていただいてるんですよ。
で、ちょうど今話したみたいな、二酸化炭素の量がロックダウンのタイミングで減ったんだって、ちょうどこの間の収録で話してたものがいきなり記事として出てきてたんで、
いやなんか二酸化炭素、地球を語る上では相当重要なポイントなんだなっていうのを改めて実感しました。
ぜひ、そっちのエピソードも聞いてもらいながら、今日のエピソードもね、深めていっていただけたら嬉しいなと思っております。
はい、ということで、じゃあ今回は以上にしていきましょうか。
で、本日10月の17日木曜日はですね、満月、そして1年の中で一番月が地球に近づくタイミングであるスーパームーンでございます。
つまり、月から受けるパワーが最も強い日。
このポッドキャストにあんまりいるかわかんないですけど、そういうなんか月のエネルギーがみたいな言ってる、ちょっとスピリチュアル系の人とかも結構テンション上がる日って感じですね。
で、まぁそんな中で今回、例えばね、昨日おとといとか、おとといとか僕、彗星観測とかしてましたけど、
やっぱ太陽、太陽じゃない、月の光めちゃめちゃ明るいんですよね。
で、本当に見た目の大きさも単純に明るくなるし、明るさも確か10%up、20%upとかそんな感じだったっけなっていうぐらいで、結構実感できるぐらい違いあると思うんで、
ぜひね、天気のいいところ住んでる方は見てみるといいんじゃないでしょうか。
少なくとも確実に今年一番明るい満月であることは確かなので、ぜひ注目してみてください。よろしくお願いいたします。
はい、ということで、まぁ宇宙話では月例どんどん紹介していって、次、新月を迎えるのが2週間後ですね。
そこまでの月の道かけも一緒に楽しんでいければと思ってますね。
はい、ということでじゃあ、明日、明日どんな話しようかなーっていうところなんですけど、
明日は、ちょっと最近宇宙話、宇宙の中でも近いところの話しすぎてたかなと思うんで、もう宇宙の初期まで飛んでいっちゃおうと思います。
初期って言っても、宇宙ができてからまだ全然10億年とか数十億年っていうタイミングの、
ここから見て131億光年先にある天の川銀河に似た銀河のお話をしていこうかなと思っております。
これまた最新の研究出てきて論文を別に紹介しますんで、ぜひ明日もチェックしてみてください。宇宙の果てまでぶっ飛んでいきましょう。
アフタートークでーす。
はい、ということで、じゃあ一つ質問、紹介していこうかなと思います。
えーっとですね、わー質問なくしちゃったー。
あったあったあった。リスナーネーム、これ山尚さんからいただきました。
ありがとうございます。毎日ワクワクしながら聞いています。
先日SpaceXがスターシップの打ち上げ、スーパーヘビーのキャッチに成功したと報道されましたが、
今後このスターシップがどのように活用されていく予定なのか解説していただけると嬉しいですということで、山尚さんありがとうございます。
そうですね、これ僕のXのアカウントでもイーロンマスクの上げてた動画をリポストしたらめちゃめちゃバズったやつですね。
スペースXがめっちゃでっかいロケットの打ち上げの試験っていうのをやってるんですよ。
でなんかそのめちゃめちゃでかいロケット全体をとかを一応なんかスターシップって呼んでて、で具体的に見ると
てっぺんの方、なんかそのロケットって2段目とか1段目2段目とか言ってるんですけど、
その先っちょの方についているところをまあ一応スターシップ、で下のそのめちゃめちゃでかい推力をブワーって作っていく
そのロケットの角になるような部分、これがスーパーヘビーって呼ばれてる部分というふうに分かれてるんですよ。
でその先っちょのでかいところ、まあでかい推力使ってでかいものを宇宙に飛ばそうとしてるわけなんですけど、
このスターシップ自体は、あの友人宇宙探査とかね、人を宇宙に乗せて飛んでいく。
しかも結構長期的にどっちかというとこう宇宙船みたいな感じで使えるような形にしていこうとしている。
まああとはたくさん荷物を持っていくっていうところの用途で使われそうですね。
ここからどんどんどんどんあの、でスターシップは確かあれですね、火星に向かう時のロケットとしても使いたいっていう話があったりとか、
あとはえーと、今人類みんなで月面目指しましょうって言って動いているアルテミス計画。
アルテミス計画において月に向かう、そして月に降り立つところまで確かスターシップだったのかなっていうところまで使っていこうとしているっていうのがあるんで、
本当にあのスペースXこれまでも十分すごかったけど、これからの宇宙開発、特に有人宇宙探査っていうところでめちゃめちゃ重要になってくるのが今回のこのスターシップの打ち上げって感じになっておりますね。
だからスペースXの動きマジで、マジで目が離せないと思うんで、なんかそのね、Xの改良の仕方が下手くそだとかね、そんなこと言ってないで、
あのスペースXの進化のスピードとそのイーロンマスク仕掛け方すげーなっていうところだけなんか注目すればいいかなと思います。