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今回は、量子インターネットと呼ばれる新しいインターネットが実現すると、なんと天文学がめちゃめちゃ発展するかもしれない。
そんなところがネイチャーの記事になっていたので、すっげーワクワクしたので、このお話ししていきたいと思います。
もうね、今後の最新技術の
筆頭角の一つが、量子コンピューターだったり、量子インターネットって呼ばれるものになると思うんですね。
そのあたりは正直専門外なので、専門家に説明を譲るとして、それを応用した先に天文学の発展があるっていうところが、
僕初めて知って結構ワクワクするポイントだなぁと思ったので、そちらどんなお話になりそうなのかお話ししていきたいと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました笹木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1420話目を迎える状態になっておりますね。
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピックからじゃんじゃん聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
一つコメントを紹介させていただきたいと思います。リスナーネームしゅしゅさんからいただきました。
この間もコメントいただきましたね。ありがとうございます。
1418話聞いていただいての感想です。
タイトルが今太陽フレアがなぜ危ないと言われているのかについてですね。
しゅしゅさんから。
太陽にいつもある黒天が見られなくなった時に、地球ではテムズ川が凍ったなど普通にない現象が起こったというエピソードをはじめ、
太陽の活動とその時地球で何が起きていたのかを照らし合わせると、いつも亮さんが言われている地球も天の川銀河の一員であるということを実感できる興味深い内容の回でした。
番組の最後紹介していようとしていたメッセージが見つからなくなってしまった件、私も pc 画面の整理が苦手なので親近感が湧きました。
まとまらない感想になりましたが次回のエピソードも楽しみにしております。
コメントいただきました。ありがとうございます。
仲間いましたね。
きっとこのエピソード聞いてなくてもね、あのパソコンの画面整理できなくて、例えば
google の検索のタブがめちゃめちゃ増えちゃうとか、そもそもアプリめっちゃ開いちゃうとかね、そういうのたくさんある人いるんじゃないでしょうか。
ドキッとした人、僕の仲間ですね。僕としゅしゅさんの仲間。
で、この回ぜひね、みんなにも聞いてほしかったです。
太陽が今超活発だって言われているところを、まぁちゃんと専門家目線でお話しさせていただくっていうところが、僕的にもかなり熱量が入ったポイントだったんで、1418話ぜひですね、チェックしてみていただけたらと思います。
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みんなでね、宇宙の一員なんだよっていうところを毎回毎回実感できればいいかなと思いますね。
はい、ということで、まぁそんな中で、ありがとうございますしゅしゅさん。
で、そんな中で、こう、宇宙の一員だと実感できる要因の一つはやっぱり、月を見上げるっていうことだと思いますね。
で、本日8月30日は新月に近くなってきて、かなり月が欠けている状態。
まぁこれ9月の1日が、9月3日だ。9月の3日が新月なので、そこから見ると、まぁかなり欠けてきているので、新月目前っていう感じがするかなと思います。
ただね、まぁ関東もそうだけど、今九州台風停滞しているっていう話もありますし、こっからどんどん日本列島をね、ガーッと舐めるように動いていく過程なので、
まぁ8月中はなかなか、こう、天気のいい場所っていうのはないかもしれません。とにかく皆さんのお気がないように、安全第一で過ごしていただけたらと思います。
で、僕、あの会社の人とかと喋ってたら、なんか出張で鹿児島に行ってるみたいな話とかを聞いて、あの全然帰ってこれなくなっているっていう、
そういうヤバい状況になってるっていう話もあるので、皆さんもね、お気をつけください。
ということで、じゃあ早速今日の本題に行きましょうか。今日はちょっとワクワクする漁師のお話です。
はい、ということで、今回お話しするのは、これ、漁師インターネットが実現すると天文学が超発展する。
そんなお話をしていきたいと思います。 これ、ピンとくる人いたら、正直全然僕よりも今回の話、詳しい人だなぁと思うんですけど、
基本的には多分みんなそんなに知らないと思うんですよね。 で、何の話しようとしているかというと、そもそもね、今回の話につながったのは、
Nature が出しているニュースインフォーカスっていう記事があるんですよ。 Nature のホームページ行くと見れるんですけど。
で、そんな中で12.5km の漁師もつれを大都市で生成することに成功したというニュースが出ていました。
漁師もつれ、これも全然ピンとこないし、漁師力学とかやってなかったりするとマジでわかんないと思うんですよね。
僕はまあ、そもそも大学が理工学部物理学科なので、ほんとがっつり理学。
だから、いつからだっけな、大学の2年とかから漁師力学の授業とかがっつり入ってきて、
勉強させられたので、しかも割と成績良かったんじゃないかな、僕漁師力学。
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なんか意外とこう、なんて言うんだろうな、ゼロベースで理解し始めるんで、みんなで。
だからなんかこう、高校までの数学力とか物理力っていうところから、ある程度リセットされた状態で話が進んでいったりするから、
逆に今までめちゃめちゃ勉強してた人たちは、普通の物理学と古典力学みたいなところと違いすぎて逆にびっくりするっていう話だったみたいなんですけど、
頭が弱かった僕はですね、そんな下積みがあんまりないと。
ガチガチに固まるほどないっていう話があったので、すんなり入ってきたっていう話もあるかもしれないですね。
で、これやっぱり、古典コンピューターと古典力学とか、ニュートン力学って言われるようなものと対応なしている状態で語られるのが漁師ですよね。
で、その中で重要なのが漁師もつれと呼ばれる状態。
簡単に言うと、2つ以上の物理の物理系があったときに、どれだけ離れてても、
片方を観測したら片方の状態がわかるっていうような、表裏一体というか、そんな情報を持っている状態のことを漁師もつれ状態って言ったりするんですよ。
で、このもつれている状態を用いて進めていくのが漁師インターネットだったり漁師コンピューターっていう世界ですね。
なんかよく、この漁師力学とか漁師の話をするときに話に出てくるのは、物が波の性質を持っているよって話だったりとか、状態を観測するまでどんな状態かわからないよねっていう。
シュレディンガーの猫って言葉聞いたことないですか?なんか箱に入っている猫っていうのを想像する思考実験なんですけど、
箱の中にじゃあ猫いますと、その猫が生きてるか死んでるかわかりますか?みたいな言われたときに、
まあなんか生きてる猫がいますって言われても、観測するまではそれの状態がどちらかわからない。
なんかこの発想って結構みんなしちゃうと思うんですよね。なんかこう、例えば受験の合格発表とか、もう全部出てるんですよ。
だってもう裏で誰が合格するか決まってるんだけど、なんかこう、それに対して一個一個数字見てドキドキドキドキみたいな、まだわかんない、まだわかんないみたいな。
本当はその時状態が決まっているのに。まあその感覚ってわかると思うんですけど、それと同じこと、
みたいなのが実際に漁師力学のその漁師の場では起きているんじゃなかろうかというような話がシュレディンガーの猫。
つまり箱を開けるまでわかんないよねっていう、両方の状態があり得るっていう、ふわっとした状態から観測をすることによって、その観測された状態が理解される。
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ってことは、そうじゃない状態っていうのも帰却されるっていう、一瞬でその状態の二状態が決まるっていうような、そういう性質がありますよね。
これが漁師力学とかっていうのを考える上で、一番最初に出てくるポイント。
で、まあそんな状態を応用して使うのが漁師インターネットと呼ばれるもので、簡単に言うと片方の測定結果がわかるともう片方がわかるから、
なんかこう通過になるというか、通過って言葉が正直僕も世代ではないんですけど、通過になる。
片方でこうって言ったら向こうも一瞬でその状態を把握することができるみたいな。
で、これ観測したらもう一方の状態も明らかになるっていう話と一緒になってくるので、こうなんて言うんだろうな。
例えば従来のインターネットとかだったら、情報を飛ばしている間に抜き取られる可能性があったんだけど、
漁師インターネットになると片方の状態が決まったら、受け取る相手側の情報も全て決まる。
ってなってくると、このデータ輸送している間に情報が抜かれる可能性が極めて低くなるというような、そういう状態が漁師インターネットでは作れるらしいんですね。
で、まあそれを実現させるために今いろんな方法を使って研究が行われて、結構なんかいい研究も出てくれば多分
日の目を浴びない失敗とかもたくさんあるんだろうなっていうそんな状態です。
だから今はAIとか宇宙とか言われてるけど、こういう漁師力学みたいな、そういったところを漁師の性質を用いたテクノロジーっていうのはこれからどんどん発展していくポイントなんですよね。
だからまあ頭の片隅に入れとけばいいかなってぐらいなんですけど、でそんな中でこのネイチャーのニュースオンフォーカス?
ニュースインフォーカスか。っていう中で面白いのがあったんですよ。
これちょっとそのまま文章引用しちゃいますね。漁師インターネットが実現すれば、
秘密情報を守るための暗号鍵をほぼ破ることができない方法で配送することが可能になるだろう。
漁師物量をフルに活用すればさらに多くのことが可能になると考えられていて、
例えば離れた別々の漁師コンピューターを接続して一つの大きな、より強力な漁師コンピューターを作ることだったり、
複数の光学望遠鏡のネットワークを作ることにより直径数百キロメートルの反射鏡に相当する解像度の望遠鏡を実現することが可能になるかもしれないと。
この後半の部分ですよ。望遠鏡を漁師インターネットで接続することで、
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様々な国の様々な場所の直径数百キロの反射鏡に相当する解像度を持つことができるんじゃなかろうかと。
つまり、今ってちっちゃい望遠鏡がいくつも世界中にあって、それぞれの観測結果で論文が出てきたりとか研究が進んできている中で、
漁師インターネットができるようになったら、各望遠鏡を接続して一つの仮想望遠鏡というのにすることによって、
例えば観測した時にどこが光を得てどこが得られなかったかっていうのを即座にシグナルとして保存することができる漁師の性質を用いて。
そうすると、まるで1個の望遠鏡で観測しているかのようなデータのリアルタイム性というか、
ここで取られたものとここで取れなかったものっていうこの性質が全部決まっていく。
これによって仮想の巨大望遠鏡っていうのが作れるんじゃないかみたいな。
そういうのが提案されてて、漁師インターネットの未来にまさかそんな天文学の要素が入ってくると思ってなかったんですよ。
だから読んでめっちゃワクワクしたから、これねどれだけ伝わるかわかんないけどみんなに紹介したくてポッドキャストのエピソードとして公開させていただいております。
でもこれと似たようなことっていうのはすでにやられていて、ブラックホールの写真を撮るみたいな赤いリング撮るためのミッションって覚えてますか?
イベントホライズンテレスコープって呼ばれるものを使ったんですけど、これまさに今話した内容を地でやっているミッションで、
北極の方にある望遠鏡と、例えば韓国とかアメリカとか南米とかそういったところの望遠鏡を組み合わせて、
仮想の地球サイズの望遠鏡として観測したっていう実はそういう結果なんですよね。
でこれ裏話をすると、そこで撮られたデータ量って一箇所一箇所で撮られたデータ量マジ半端ない量なんですよ。
だから噂によるとこれハードディスクをそのまま物理輸送していたっていう、遠隔でデータを送れないからっていうね。
実際に僕もそれのもっとスモールなバージョンの実験っていうのを研究室で、研究室の仲間がやっているところを手伝ったことあったりするんですけど、
その時にですね、先方にハードディスクこれ使ってみたいなので、パソコンの中に埋め込むようなでかいやつをボーンと送るみたいな。
これもらえたらマジ助かるわみたいな話とかやり取りがあったりするんですよ。
それぐらいデータ量がシビアになるし、輸送できないぐらい、転送できないぐらいの量になるから物理輸送っていう方法が取られたりしてしまうぐらいの、そういうハードな状態なんですね。
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ただ両子インターネットっていう接続して光学望遠鏡を仮想の一つの望遠鏡にすることに成功すれば、
たぶんこれ本当に一度にバーって撮ってるのと同じような、そんな感じでデータを保管することができるんじゃないかなぁと思うんですよね。
そうすると研究スピードががっつり上がるし、もっとフレキシブルにいろんな望遠鏡を組み合わせるとかっていうのもできるというところで、
まあなんか今までやってきたことよりも、より最先端な、最高品質の研究っていうのがすごいライトにできる世界がやってくるのが、この両子インターネットが出来上がった世界だと思っているので、
ちょっとここね、ワクワクしながら楽しみにしていきたいなというふうに思っております。
はい、今日のでちょっと誰かのテンションを上げられたら嬉しいなと思うんですけど、今日はとりあえず両子コンピューター、両子インターネット、これがうまくいった先に天文学の発展があるっていうところだけ頭の片隅に入れといてくれたら嬉しいなと思っております。
はい、ということでじゃあ今日は以上で、明日。 明日は
ちょっとオーロラの話しましょうか。 地球で今たくさんオーロラ見えてるけど、
面白いオーロラ、木星でも起きてるんですね。 しかもこの木星のオーロラ見ることによって、なんか生命いるかもしれないとか、いろんなふうに言われてる、
その木星の周りを回っている衛星、エウロパの理解まで深まったっていうね。 なんかほらNASAがエウロパクリッパーとかやろうとしてるじゃないですか。
まあその研究につながりそうな、かなり面白いオーロラの研究、明日紹介していきますので、 ちょっとね何言ってるかわかんないよっていう人は聞けばわかりますから、ぜひ明日も楽しみにしておいてください。
はい、ということで今日は以上にしていきましょうか。 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク
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