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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、金だったりプラチナだったりっていう、いわゆる、気金属を豊富に含んだ星って、いつ、どうやってできたのか、そんなお話をしていきたいと思います。
地球上で気象だと言われている金属が、実はたくさん含まれている星があるっていう、まあ驚きの事実から、宇宙の歴史について触れていく、そんなお話になっておりますので、
ぜひ最後までお付き合いください。そして今日は、アルテミス計画、アポロ計画の後継プロジェクトが動き出す記念の日になるのかもっていうところなので、そちらも最後お話ししております。
ぜひ最後までお付き合いください。
ささき寮の宇宙話
2022年11月16日始まりましたささき寮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の寮が毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております
ということで本日でエピソードが772話目というところになっていて
今日紹介するのは金だったりプラチナだったりっていういわゆる貴金属がたくさん含まれてる星って一体どうやってできたんだろうっていうそんなお話をしていきたいと思います
このポッドキャストでまあいろいろお話ししているんですけど
天文学っていうのは観測的に宇宙を見るっていう状況とあとは計算でそしてコンピューターの性能を使ってモデルをどんどんがあって作っていって
まあ何て言うんでしょうね仮想の宇宙空間みたいなのを作って行う理論的な方実験的な方と理論的な方っていうところの大きく2種類に分けられる中で
今回はこの理論的な方のお話をしていくそしてその理論の方から見えてきた傾向っていうのが実は実際の観測の結果ともよく一致しているっていうような
まあそういう確からしさの確かめ方っていうところのお話で最後お話を終了していきたいというようなところになるわけなんですよ
まあね計算の中で宇宙空間っていうのを再現したところで
まあなんか計算上は正しいのかもしれないけど本当に現実で起こり得るんですかみたいな
まあそういう上げ足の取り方も一種できちゃうじゃないですか
これは多分別に天文っていう業界じゃなくてどこでもそうだと思うんですけど
非常の空論っていう言葉があるようなまあそういったところから派生はするものの
それが実際に観測でも確かめられているっていうのは結構強固な
なんて言うんでしょうねしっかりとした理論になっているっていうようなところが挙げられるんじゃないかなというふうに思っているので
まあそういった目線で聞いていただけたら嬉しいなというふうに思っております
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そもそもですね宇宙空間には様々な星が存在していますね
でこの様々な星っていうのはもちろん太陽みたいに光ってる星から私たちがいるような惑星だったりとか
であとはそれをもっと引きで見ると銀河だったりとかがあったりするっていう状況があって
でもちろんブラックホールとかもあってっていうところで
まあ宇宙誕生して138億年っていうところが今立っている状況なんですよ
で先日なんか115億光年先のとかっていう話をしたと思うんですけど
今回はそのあたりでどうやって星が進化してくるのかみたいなそんなお話です
その中で宇宙空間様々な星がある中で今回ピックアップするのは
キキン族と呼ばれる物質が比較的多く入っている星って何なんだろうっていうところの謎ですね
キキン族例えば金だったりとかプラチナだったりとか
まあそういったところの物質っていうのが結構たくさん含まれている星っていうのが
宇宙空間には結構存在するんですよね
ただこれが何でそんなものが存在しているのかみたいなところの説明っていうのが
今までなかなか付けきれていなかったっていう状況があって
そういう物質ってどうやってできるのかっていうと
例えば太陽みたいな星ってガーってどんどん自分の中で星の活動を進めていく
いわゆる年を取る進化するっていうんですけど
恒星が進化していくことで水素の核融合っていうのを起こしていたところから
どんどん重い星を作っていって
最終的には鉄まで作るっていうのが
星の中で行われる一連の現象なんですね
それよりも重い星 重い元素っていうのは一体どうやってできるのかっていうと
例えばもっと強い力が加わらないともっと重いものはできないっていうようなところで
星が最終的に起こす大爆発の超新星爆発って呼ばれるものだと
もうちょっと重めの金属とかそれこそシリコンとかそういったのを作ることができるっていう状況があり
でもそれよりももっと重い星 元素
例えばそれこそ金だったりとかプラチナだったりとか
そういったものはどうやって作るのかっていうと
星が爆発して死んだ後にまた新しい星を作るまでの間に
ブラックホールができたりだとか
あとはそれよりももうちょっと条件を満たしてないと中性子星って呼ばれるものをできたりとか
っていうところのいろんな星ができてきて
それらの合体だったりとか
より強い重力のもの同士のくっつき合いっていうところで
またさらに強い力が加わって
金だったりプラチナだったりっていうのが作られるっていうのが想定されてるんですけど
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実際に普通の星を見ていくことによる
他のところで作られたはずの木金属っていうのが
豊富に含まれている星っていうのがちらほら見つかるんですよね
それが何でなんだろうっていうところで
計算の中でこれまでの宇宙の歴史っていうのの中で
銀河がどうやってできたのか
その銀河の中で星がどうやって生まれて
その星たちがどうやって最後の死を迎えて
また新しくどうやって星ができてみたいなところを
ガーってシミュレーションをしたんですよね
今まで紹介してきたいろんな星っていうのを
その中にギューっと詰め込んでいくと
そうすると他の星が死んで爆発を起こす
他の星同士がくっついて爆発を起こすっていう風に
爆発を起こして散りばめられた素材っていうのを
また別の星が別のところで星を形成する材料に使うっていう
なんていうんでしょうね
自然の循環っていうのが宇宙空間でもできてるんですよ
何かが死んだらそれを養分にして自分の星を作る
っていうのがどんどん繰り返されていく中で
そういった金とかプラチナっていう
すごい貴金属っていうところを蓄えているような星っていうのは
100億年以上前にそういった元素っていうのを取り込んで
ちっちゃい銀河の中でそれらを作ってきた
っていうようなところが今回計算の中で明らかになってきた
っていうところがあって
そこに加えて実際に天の川の中の星とかを観測していくと
そのシミュレーションで明らかになった
星たちの生まれるペースだったりとか
数だったりとか分布だったりとか
そういったところで整合性が取れるっていうところで
計算の中で作った小さな銀河
そしてそれが100億年前の姿っていうのを
シミュレーションで作り出した結果
今回今の宇宙の空間っていうのを再現できる
いいモデルだったっていうところで
国立天文台から発表されたっていう経緯が実はありました
そんな感じで計算によって宇宙を解き明かすことができる
みたいなところが今回新たに明らかになってきたので
そのあたりでまたどんどん宇宙空間
138億年っていう歴史があった中で
一体どうやって今の状態が作られたかとか
それこそ太陽系
太陽ができて50億年弱かかってるわけなんですけど
その中でどうやって太陽系が進化してきたかっていうとこすら
今どんどん探っている段階ではあったりするので
そこのバランスっていうところをうまく取りながら
宇宙空間138億年っていう歴史を
どんどん紐解いてくれるいい研究が
これからも出てくるんじゃないかなとちょっとワクワクしているというような
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そんな状況になっておりますので
今回はそれに関連したお話をさせていただきました
ということでこんな感じで
本題は以上にしていきたいなというふうに思ってるんですけど
じゃあ近況報告というか
皆さんにちょっとお知らせっていうほどのお知らせじゃないか
このポッドキャストでも何度か話してる
アルテミス計画であるじゃないですか
アポロ計画の後継プロジェクトとして
世界中が今スキーをめがけて
どんどん飛んでいこうとしているっていうところがある
そんな中でそのアルテミス計画のロケット
SLSスペースローンシステムが打ち上がるというところが
実は今日ですね11月16日の日本時間でいうところの
14時とか15時だったかな
っていうところで行われるので
ぜひですね皆さんこう
そのニュースとかもちょっと気にしつつ
明日なんかその辺りの話とかできたら面白いんじゃないかなと思っているので
ぜひ楽しみにしておいてください
まあねロケット打ち上げなんていうのは
延期が常の世界なので
実際に今回のSLSで
9月に紹介いろいろさせていただいているのも
覚えてくださっている方がいるかなとは思うんですけど
まあその9月の時点で打ち上げを予定していたところから
今まで延期延期延期っていう状況になっているので
実際に今回で本当に打ち上がるかっていうところありますが
前向きに打ち上がるだろうというところで
楽しみに待つのがいいんじゃないかなと思っているので
打ち上がったらなんかそんなエピソードもお話しできればという風に思っております
ということで今回の話は以上になります
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さよなら