1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2022-05-02 11:57

572. ロボットが宇宙飛行士の代わりになる時代

世界から注目される宇宙スタートアップ「GITAI Japan 株式会社」。

時給300万円-500万円とも言われる宇宙飛行士が行う作業を代替するロボットの開発がぐんぐん進んでいます!


ソース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000042239.html


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今回は、宇宙ビジネスのお話を していきたいと思っております。
今回紹介するのは、宇宙スタートアップ、 日本の宇宙スタートアップですね。
ギタイジャパン株式会社というところが 開発している、宇宙空間で使われるロボット、
こちらについてのご紹介です。
今回紹介するのは、4月の末、4月26日に発表された プレスリリースの内容を元にしていて、
簡単に言えば、宇宙の外、つまり国際宇宙ステーションとかの中ではなくて、
外側の作業をロボットに担わせることができる、 そんなような実験が地上で成功したというような実験を 紹介させていただきたいと思っております。
宇宙飛行士に代わるロボットを、 っていうところをテーマに進んでいるような実験になっていて、
宇宙飛行士の訓練から、選抜訓練、 そして打ち上げ作業っていうところ諸々を考えると、
宇宙飛行士の時給っていうのは、 宇宙空間だけにギュッと凝縮すると 500万円とかかかってしまったりするわけです。
そんな費用を、1時間500万円かかってしまう作業を、 より安全に、そして繰り返し使えるようなもので、
っていうところでロボットの開発が進んでいて、 今、それの実験がちょうど完了したというところで、
次は宇宙だっていうような流れになってきているので、 今回はこちらについてご紹介していきたいと思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イグネーション。
本日5月2日も始まりました。
佐々木亮の宇宙話。
1日10分宇宙時間をテーマに、 毎日最新の宇宙の話をお届けしております。
ということで本日でエピソード572話を迎えました。
でですね、最近は精力的にコラボ活動というか、 コラボというかゲストで出させていただくみたいなところを
やらせていただいているお話、 何度かさせていただいていると思いますが、
来週、再来週かな、 また新たに収録の予定が決定いたしました。
でですね、今回コラボで収録させていただくのが、 Rekoboi っていうポッドキャストチャンネルですね。
で、このチャンネルはおすすめ系ラジオと言っているような感じで、
なんかこう、いろんなことを勝手にお勧めしてくれる。
また、男性2人がやられてるんですけど、 その2人の掛け合いがめっちゃ面白くてですね、
僕は結構定期的に聞いているチャンネルになってます。
で、Twitter でいろいろやり取りさせてもらっている中で、
ぜひコラボさせてくださいっていうお話をして、
今回のコラボが実現したっていう感じになってるんですけど、
向こうのお二人が本当に、まあきっとすごい言い方なんだろうなっていうのを、
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まじまじと見せつけられている感じがあるんですが、
というのも、ざまざか。
えっとですね、コラボをするにあたって、
視聴者の方からお便りを募集すると。
で、これはですね、ぜひこの宇宙話を聞いているリスナーの方にも、
そのお便りを送っていただきたいので、
概要欄にそのGoogleフォームっていうのを貼らせていただきます。
で、そのGoogleフォームを作るだけではなくてですね、
そのコラボがスタートするっていう風になって、
コラボ収録までのお便り募集のための動画とかをわざわざ作ってもらったりして、
なかなか面白い状況になっております。
まあそのあたりもですね、Twitter で共有させていただいているので、
気になる方は覗きに来てみてください。
はい、ということでですね、5月16日に収録をさせていただくレコボーイコラボ、
そのために僕の方でもお便り紹介したいし、
向こうでもお便り紹介するっていうような立て付けでいきたいなと思っているので、
このポッドキャストを聞いている方もですね、
あんまりお便りでとか皆さんの質問に、
ポッドキャストの中で答えるっていう立て付け、
あんまりやったことなかった気がするので、
そのあたりはですね、ぜひよろしくお願いいたします。
はい、ご協力お待ちしておりますので、
概要欄チェックしてみてください。
それじゃあ早速今日の本題に行きたいと思います。
今日の本題は、日本が誇る宇宙スタートアップ、
擬体ジャパン株式会社が、
宇宙空間で使えるロボットの開発を順調に進めている、
というようなお話をしていきたいと思っております。
でですね、この擬体ジャパン株式会社、
世界中、この後から擬体って呼ばせていただくんですけど、
世界中からの注目度が結構日本のスタートアップの中だったら
トップクラスに高いんじゃないかなっていうのが、
肌感として感じている部分になります。
もちろん他にも有名な会社いくつかありますが、
やっぱりこう未来っぽさというか、
やっぱり分かりやすさみたいなところが一番、
僕的には面白いポイントなのかなと思っています。
具体的にどういうところをしているのかっていうと、
簡単に言えば宇宙空間で人に変わる、
作業を人に変えて行うロボットを開発している会社になっています。
すでにですね、国際宇宙ステーションの中で作業をするということは、
去年の時点で実際の実証実験というのを終了していて、
今回プレスリリースで報告されたのは、
国際宇宙ステーションの中ではなくて外側、
つまり宇宙飛行士が今まで戦害活動、
EVAと呼ばれるものをしていた、
その作業をロボットに代替することができますというような、
そういう実験結果ですね。
まだ宇宙空間での実証実験を行ったわけではなくて、
地上のJAXAの実験施設で、
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熱だったりとか真空だったりとか、
そういったところの実験に成功した、そんなお話です。
そもそもギタイジャパン株式会社というのは、
どういうところなのかというところで言うと、
ギタイは宇宙に安価で安全な作業手段を提供することを目指す、
宇宙ロボットスタートアップですというふうに掲げていて、
2040年には世界的な宇宙ロケット開発企業との
対等なパートナーとして、
月だったり火星だったりの都市の建設、
あとはいわゆる宇宙コロニーという部分ですね。
そこの建設をするために人を送るのではなくて、
ロボットでそこら辺を解決しましょうというところを掲げております。
これをですね、ロボットを送ることによって、
まず輸送コストというのを一気に下げたり、
作業コストというのを下げられることが、
宇宙空間を利用する人たちへの大きなメリットです、
というようなところが、
自体の掲げている目標というかコンセプトになっているわけですね。
実際に冒頭でもお話しさせていただいた通り、
宇宙飛行士を送るというのは、まずやっぱり人間なので、
宇宙空間がどんなに危険かどうかというのを、
しっかりと段階を踏んで理解できた状態で、
人間というのは行くはずなので、
そうなってきたときに、やっぱり、
そこまでの作業ステップというのはかなりかかってしまったりすると、
一方でロボットを送るっていう風になって、
遠隔で例えば作業するってなった場合でもですね、
そのあたりはロボットの放射線がどんなに食らったところで、
ロボットが壊れるだけ、表現が良くないかもしれないけど、
人間に健康被害が出るっていうところじゃなくて、
そこをロボットに代替できるっていうところが、
非常に重要なポイントになってきております。
そんな中でですね、2022年の2月に、
JAXAにですね、大きさ8メートルの大きさのある
真空チャンバーと呼ばれる小さな小屋みたいなのがありまして、
その中を宇宙空間を再現できるようになっているわけですね。
具体的には無重力の再現はできないものの、
真空っていう表現ができたりとか、
あとはその中で宇宙の温度環境を再現することができたり、
っていうような実験ができる施設があったりします。
宇宙空間で物が作動するかどうかっていうのの試験っていうのは、
結構厳しくいろいろやられるわけなんですね。
具体的にはまず熱真空っていうところ、
真空状態で物が動くかっていうのは、
地上では実はあんまり気にしなくてもいいかもしれないんですが、
宇宙空間では結構重要で、
例えば普通の、
私たちの身の回りにある物って真空に持っていっても、
基本的にはなかなか正常に作動することは難しいんですね。
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つまり真空にちゃんと対応させた設計をしなければいけないと。
これがなぜなのかっていうと、
物をいろいろ製造していく中で、
例えば物の塊の中には、
小さな空気の粒みたいなのが含まれてしまう可能性があると。
こういった小さな空気の粒っていうのは、
地球上では全く問題ないにも関わらず、
宇宙空間に持っていって無重力になると、
外側からかかる力っていうのが全くなくなるようなイメージなので、
その中の空気が膨張してしまって、
内部から言ってしまえば物を破壊してしまうだったりとか、
あとは空気が抜け漏れする状態を、
道を作ってあげないといけなかったりとかで、
その今地上で成り立っている設計が、
宇宙空間で正常に作動するかっていうところで言うと、
結構難しい部分があったりするんですね。
そういった部分で、
ちゃんと真空に対応してますかっていうところだったり、
あとは宇宙空間本当に1日の間で、
100度近く温度が変わったりするっていう状況をしっかり超えられるのか、
あとは先日の宇宙天気の文脈でお話させていただいたみたいに、
宇宙空間で作業しているとどうしても無視できないのが放射線ですね。
放射線の飛来してきたものが、
どれぐらいぶつかっても機械として正常に作動するのか、
なんていうところの実験もしっかり行った上で、
無重力以外の、
他にも似たような実験はきっとあるんだろうけど、
とにかく宇宙空間、宇宙環境っていうところを模擬した状態で、
ものが作動するのかっていうところを、
今回実験として成功させたというようなお話でした。
そうするとですね、じゃあ次はどうやって宇宙に持っていくかとか、
どういうフローで作業をこなしていくのか、
宇宙空間での実証実験どうやって成功させるのか、
そういったところに今きっと移行しているはずなので、
今後ですね、宇宙空間で活躍しているこの擬態のロボットが見れるときが、
来るんじゃないかなというふうに期待しております。
実際にもう去年の時点で仙台の活動は行っていたので、
皆さんも見かけたことあるかもしれませんが、やっぱり宇宙空間、
外側で作業できるっていうのはまたひと味違った、
ワクワク感を私たちに提供してくれるんじゃないかなと思っているので、
そのあたりは一緒に楽しんでいきましょう。
ということで今回は、日本が誇る宇宙スタートアップ、
擬態ジャパン株式会社が宇宙の戦害活動を模擬した実験に成功した、
というようなお話をさせていただきました。
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宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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