今回のこのナンシー・グレース・ローマンは 大型の望遠鏡で技術の水を詰め込んでいるからこそ視野を広くしても能力をそのままにできると
つまりハップルが200時間 ハップルが例えば1時間かけて1箇所を観測していたとしたら
ナンシー・グレース・ローマンが見る視野全部をカバーするのにその200倍 つまり200時間かかった
それを一発の撮影でバシッとやってしまうっていうのがこのナンシー・ グレース・ローマンの特徴なんですね
この目の良さと視野の広さっていうので遠くの銀河の形 明るさっていうのを明らかにすることができる
そしてそれをたくさん観測することができるっていうのでそれらをかき集めることで 宇宙の膨張に対してアプローチしていくと
加えて偶発的に発生する超新星爆発 その中でも明るさが一定の1A型超新星爆発っていうのがあるんですね
明るさが一定だから僕たちの近くで起きても遠くで起きてもどこで起きても 銃っていう光の輝きを放つ
だからその銃の輝きが減衰してれば大体これぐらいの距離で発生しているみたいなのが分かると
じゃあその明るさの量がある程度わかっているものが どうやって光を届けてくるかっていうのを観測すると
これをまた宇宙の構造っていうのは明らかにする ヒントになるというので非常に重要な能力なわけですね
これによって宇宙の加速膨張を駆動していると考えられている ダークエネルギーに対して理解を深めていくっていうのが
このナンシー・グレイス・ローマン望遠鏡の重要なポイントですね これができるようになったっていうのは相当でかくて
やっぱハップル宇宙望遠鏡って今でもトップレベルの観測能力っていうのを誇っているわけですよ
でそこに対して200倍の視野を持たせてくれるっていうのは本当に重要な そしてかなり強いポイントになってくるなっていう印象があるので
活躍楽しみにしていきたいポイントですね ただこれNASAの大型基幹計画として昔だと
グレートオブザーバトリー計画って言ってそれこそハップル宇宙望遠鏡とかもそれに含まれてたんですけど
だからもう超お金かかるんですよ 多分何百億何千億とかのレベルかなっていう風になってきて今のところ
2026年打ち上げを目指してるんですけど 今の宇宙開発のコストがかなりシビアになってきている流れとか
あとはジェームスウェップもかなり時間かかったしとか グレートオブザーバトリーの時も遅れあったよねみたいな話を考えると
まあ2030年とかそれぐらいのタイミングで打ち上がるのが理想なのかなと思いますね 理想というか
そのぐらいのタイミングになるんじゃないかなというような予想をちょっと持っていたりはします 個人的な話ですけどね
だって2026年ってもう8月だし 2年後には打ち上がってると思ったらなんかもうちょい
あれあってもいいなって情報の開示あってもいいなと思うと どこまで進んでるんだろうって感じですね
でじゃあもう一つの能力説明しようと思ったんだけど 明日話しますかなんかすごい駆け足になっちゃいそうだけど
個人的にはもう一個のその太陽系以外の惑星 境外惑星っていうのを詳細に観測していく能力っていうところにかなり期待したいなと思っている
ポイントですし 加えてこの能力を担保するためにというか能力をしっかりと作り上げるために
日本も協力体制入ってるんですね このナンシー・グレイス・ローマンのプロジェクトには日本も関わっていて
その中でも特に 境外惑星に対するアプローチをする観測装置はですね
あの日本の能力が使われる予定になっているのでその角度も含めてちょっと明日 お話ししていきたいと思います
なので昨日のエピソードでナンシー・グレイス・ローマン 誰なのっていう話が分かって
今日で宇宙の膨張ダークエネルギーとかをどういう能力によってアプローチしていくのかっていうのが分かる
ハップルの200倍ってやばいよねみたいな ダークエネルギーってワクワクするよねみたいな人向けでしたね今日は
で明日は太陽系以外の惑星に対してその超すごい観測能力っていうのをどう活かしていくのか
そして何を 解明しようとしているのかこの辺りを話していきたいなと思ってますのでぜひ
明日のエピソードも楽しみにしておいてください それではアフタートークです
今日一撃で話し切るつもりだったんですけどね すいませんオーバーしちゃいましたまあまあ
楽しく喋らせていただいております勝手ですが ではですね一つコメントを紹介していきたいと思います
リスナーネームテンテムさんからいただきました 科学系ポッドキャストの日のあの x のハッシュタグもつけていただいてますね
ナンシーグレースローマンの昨日のエピソードでそんなに最近の方なんだと思った けど勝手に宇宙開発史を長く感じているだけかも実力のある方なんだなぁと
コメントいただきましたね いやもうまさに
宇宙開発は長いのは長いんですよ長いんだけど あの
名前を残している人たちとかっていうのは結構最近の人も多かったりするんですよね なんかそのやっぱ技術が発展していってできることがどんどんでかくなっていってみて