00:00
今日は、科学系ポッドキャストのトークテーマ、女性の活躍っていうところで、天文学の歴史に名を刻んで、人工衛星の名前にもなった、そんな偉大な研究者の方を紹介していきたいと思います。
その方の名前は、ナンシー・グレイス・ローマンさん。2018年までご存命だった方で、もうかなり天文学の業界に貢献された素晴らしい方なので、一体どんな成果を残したのか、そしてそこからどんな人工衛星が作られて、今いるのか、この辺りまでカバーしていこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ということで改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1396話目になってますね。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるところからぜひぜひ聞いていただけたらと思っております。
ということで1400話目前となっております。 でですね今日のエピソードいいと思いますよ結構。
正直1話で話し切れるかなっていう感じで、もしかしたら明日に続いちゃうかもしれないですけど、 あの昨日1395話のジェームスウェップとハップルは全然違うから比較すんなよって。
そんなちょっと過激なタイトルにさせていただいてますが、 今日紹介する
研究者の方ナンシー・グレース・ローマンさんはなんとハップルの母と言われているぐらい活躍された方なんでね。
昨日の聞いて楽しんでくれた方は倍楽しめるんじゃないかなと思ってますのでぜひぜひ期待していってください。
はいということでじゃあ今日の月の様子みんなで見ていきましょう。 今日
8月の6日、8月の6日ですね。 一体どんな月の姿かというと
新月から2日経ってようやく姿が見えてきたかなっていうところです。 一応ね明日がいわゆる三日月なんですけど
どうですかね 三日月は多分実感しないよねって何度も話しているぐらいですけど
でまぁ今日とかはもし天気良かったら月の姿なんかこう輪郭までくっきり見えるのがこの2日目の月とかの面白さ
結局月って丸いんだなっていうのが実感できると思うんでここね ぜひ空見上げてみてください。写真で撮るのは難しいかな
はいということで心に収めましょう 天体観測もおすすめです
03:01
ということでじゃあ本題行きましょうか今日の本題は女性科学者の活躍 ここにフォーカスしていきます
今日お話しするのは女性科学者女性の天文学者で歴史上かなりの業界貢献をなさって
人工衛星の名前にもなって今大型ミッションが展開されている ナンシーグレースローマンさんについてお話ししていきたいと思います
宇宙話で 人にフォーカスして
人をピックアップするっていう回 なかったんじゃないかなっていう風に思えるぐらい初の試み
なので どうやって話そうかワクワクしてるんですけど今回お話しするのはナンシーグレースローマンさん
あそうだそうだ大前提のお話しましょうね 今回のお話なんでこれを紹介するかっていうと
毎月やってます科学系ポッドキャストのトークテーマ 今月が女性の活躍となっております
女性科学者の活躍っていうところに僕としてはフォーカスしていこうかなと思っていて なんでこのタイトルというかこの特集で行こうかってなった理由がですね
まあ今 科学系ポッドキャスト特集いただいてるんですよ
でこれなんでかのアップルポッドキャストね特集いただいてて で何でかっていうとこう
理系にたいへの進路を前向きに女性が考えていけたらいいよねみたいなところの 月間としてあの含んでいただいている感じですね
でそれがあったんで再演トークでポッドキャストチャンネルありますね 多分宇宙話聞いているみんなも聞いてるんじゃないかなと思うんですけど
のレンさんとこれこのまんまテーマにしたら面白いんじゃないってことで あの今月の科学系ポッドキャストのトークテーマ女性の活躍ってことにしたんですね
なのでこの女性の活躍テーマにしたものの何話そうかなってなったら そうだ宇宙話では行ったことないけど人にフォーカスするような内容で
ナンシーグレースローマンを紹介しようというところになりました ということでアメリカ人天文学者のナンシーローマンさん紹介していきます
ナンシーローマンさんは1925年から2018年まで いろんな活躍をされたそんな方になっています
で異名がありまして異名というか二綱みたいなのが ハップルの母って呼ばれてるんですねハップルの母
すごい名前ですよね 昨日紹介したハップル宇宙望遠鏡の計画において
06:02
天文学のコミュニティだったりとか あとはこう予算承認というかね議会を
調整するっていう役割を担われたというかその成果を残されたっていうところが このハップルの母っていう名前をつけるゆえになったというふうに言われています
でやっぱこの方ナンシーローマンさんはご活躍されたタイミングっていうのが 時代背景的にこう女性の研究者が大きく活躍しやすいタイミングだったのか
でいうと今と比較するともう全然こう難しい 厳しい状態だったそんな時代背景の中でご活躍されたっていうのでそういう意味でも
やっぱすごいわけですよね でしかもこの方何がすごいかって言ってやっぱ
NASAの中でも多大な貢献をしたという認識をされているからこそですね あの
今NASAが大型天文ミッションとして3つ4つ掲げてて本当 何百億とかっていうレベルのお金をかける
なんなら何千億っていうふうになるんじゃないかなっていうぐらいの ミッションの中に
なんと彼女って言っていいのかなの名前が名前を冠した 人工衛星宇宙望遠鏡っていうのが作られています
その名もナンシーグレースローマ宇宙望遠鏡というものですね 一体じゃあそういう名前を冠して衛星が作られるぐらい一体どんなところに貢献したのか
っていうところ もうほんとね wikipedia とか見てみてください超長いから
だから抜粋して僕目線で喋って面白いポイントだけお話しようかなと思っていて あの
やっぱ宇宙望遠鏡っていうところに対して貢献度合いがかなり強かったっていうふうに 言われている方なんですね
でそんな中で1970年なら今から50年以上前の話ですね リカルドジャコーニーと呼ばれる研究者とともに
X線探査機ウフルっていうところに関わった方でもあります この天文衛星の開発と打ち上げを監督したのがまさにナンシーローマンさん
でこのウフルっていうのはとそしてリカルドジャコーニーっていう方 この方はまさにX線天文学の父と言ってもよくて
そもそも僕が研究して天文学者を志して 白紙買って白紙号まで取りに行ってっていうのをやっていた分野がX線天文学
X線で宇宙を見る でその業界を切り開いたのがこの方の一人がリカルドジャコーニーさんという方なんですね
なのでこの方なくしてX線天文学がなかったっていうぐらい そしてそれの初期のミッションの一つとして有名なのがウフルなんですね
09:07
でこのウフルの監督を務めたのもナンシーローマンさんだと でX線探査機っていうのは
僕よく人工衛星の分析の話してますよね で運用とかもしてましたっていう話してると思うんですけど
そもそもX線天文学って 衛星とかを地球外に飛ばしていかなきゃいけないっていうそういうハードルがあるんですよね
これ何でかっていうと地球の大気でX線というのは吸収されちゃって だからこう宇宙からめちゃめちゃいろんなX線って飛んできてるんだけど
地球の大気がそれをガードしているっていうような形で僕たちの体には全く影響がない そんな状態で僕たちは過ごしているわけですよ
でそんな中で 人工衛星を打ち上げるまあロケット打ち上げて宇宙にものを持ってくるとかっていう技術が
まあアポロの時代とかまあいわゆる冷戦の時期にそういうのがガーッと伸びていって それによって宇宙にものを持っていけるってなった時に理論上考えたらやっぱX線とかも出てるよねみたいな
話でスタートしたのがこのX線天文学なんですよ それを監督されたのがリカルド・ジャコーニさんはその世界を切り開いていった
X線天文学のキーマンであるんですけど ローマンさんはそれを開発と打ち上げを監督された方っていうところで
X線天文学の人としてすごいっていうよりは天文学全体の底上げをしたっていうところの 一つやっぱキーマンなわけですね
でその後も1970 70年にリカルド・ジャコーニさんとウフルっていうのをやってその後72年に ガンマ線宇宙望遠鏡そして75年にX線望遠鏡っていう風にどんどんどんどん
時代を進めていって 天文学新たに切り開いていっていただいたというような感じですね
なのでハップルの母と言われているところもそうだし 今回その未来のナサの超大型ミッションに名前が載ってるっていうのもそうだし
X線ガンマ線の天文学をプッシュしていったっていうところもそうだし やっぱ望遠鏡を宇宙に持っていってそれによって新たな成果を残していくっていうところに多大な貢献をされた方
そしてそこに対して期待値がかなり高い方というような感じになっているわけですね 加えてやっぱ彼女のすごいポイントっていうのはやっぱそのリーダーシップもそうだし
研究能力っていうところも本当に評価されている ポイントなんですよ
なので研究自体のインパクトっていうのも相当だと言われています アストロフィジカルジャーナルかなアストロフィジカルジャーナルに
12:10
載っている論文の中で最もインパクトのある論文100選みたいなところにも選ばれている研究を持っていたりと とにかく研究能力も高ければリーダーシップも半端ないっていうそういう方ですね
そんな方が女性が活躍するのはなかなか難しかった時代背景の中で これだけの成果を残してきているっていうのは本当に素晴らしいことで皆さんにも少しは知っておいて
いただきたいなぁと思ったポイントでしたね でそしてですねこう
ナンシーグレースローマンさんあの 2018年の12月の25日にお亡くなりになられているんですけど93歳ですね
あの僕ちょうどそのタイミングで アメリカのナサの研究所に滞在していたんですよ研究でね
でだからなんか正直その時あのこの方の業勢業績功績っていうのを そこまで実感もできてなかったんだけど当時やっぱこう
書内というかっていうところでかなり話題にもなっていたなっていう記憶はありますね もちろん彼女が出入りしていた研究所の一つでもあったっていうところだったので
なんかすごいタイミングで僕は なさゴダードスペースフライトセンターっていうところにいたんだなっていうのを改めて実感させ
られますね そしてまあこう
2018年にお亡くなりになられた後2020年の5月にこう そのタイミングで動き出していて今ももうガンガン開発が進んでいると言われている
ナサの次世代大型ミッションですね ここの中で
使われる赤外線宇宙望遠鏡っていうところの名前がナンシーグレースローマン宇宙望遠鏡というふうに命名されて まあ以降はそうやって呼ばれていく
まあなんだローマン望遠鏡って言われることが多いのかなと思いますが まあそうやってあの偉大な研究天文の研究者たちっていうのは自分の名前を
関した人工衛星っていうのが生まれていくんですね 今活躍している x 線の衛星でいうと xmm ニュートンというのもそうです
あとはアメリカのチャンドラ宇宙望遠鏡っていうのもブラックホールの 研究をされていた方だったりっていうのでとにかく
あの著名な方が名前を載せていくというようなところに対して ナンシーさんも名前乗って名前になったと人工衛星のっていうところになってかなり
すごいことだなと思うんで次回ですね 次回はこのローマン宇宙望遠鏡
15:03
一体どんな科学を達成しようとしているのか ここをちょっとピックアップしていこうかなと思いますので明日のエピソードもぜひ
楽しみにしておいてください
アフタートークです ということで今回は科学系ポッドキャストのトークテーマでお話しさせていただきましたが
どんどんねあの女性の活躍っていう目線で今回22番組 24番組かなあの参加するぐらい超盛り上がってます科学系ポッドキャスト
あのそれぞれやっぱいろんな専門とかいろんな好きな分野がある中で同じトークテーマで 話すっていうことになると
そういう目線で 物事を捉えるのかっていうのがすごいわかりやすくなってきている感じがします
でちょっとずつエピソードも増えてきてるんでぜひですね ポッドキャストで科学系ポッドキャストとか女性の活躍とか入れていただくといろんな
の出ますし 8月の2週目ぐらいにはサイエントークのレンさんの方からプレイリストも公開されると
思うんでぜひこちら チェックしていただけたら嬉しいなと思ってますまとめていろんな感想も皆さんの楽しみに
しております ということでじゃあ明日もナンシーグレースローマンさんの名前が関した衛星についてお話しして
いくのでぜひぜひ楽しみにしておいてください 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローフォローボタン
の近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです 番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターのハッシュタグ宇宙話
またはスポティファイの q & a コーナーだったり概要欄のお便りフォームから じゃんじゃんお寄せください
それではまた明日お会いしましょうさようなら
