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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。今回は、宇宙で一番最初にできた星、この星をAIで探していくっていうような、最新技術と世界の宇宙開発のトレンドと、っていうところを掛け合わせた、非常に面白い研究結果出ておりましたので、こちら紹介していきたいと思います。
そして最後には、僕がスタートさせる新しいポッドキャストチャンネル、こちらのオープニングを少し、フライングゲット的に流させていただきたいなぁと思っておりますので、そちらもお楽しみください。それではどうぞ。
3、2、1、イギネション、スタート。
スペース、ブラックホール、ジャパン、スタート。
佐々木亮の宇宙話。
2023年3月28日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが899話目を迎えるというところで、次回がなんと900回放送ですね。
ここまでエピソード伸びてくるとなかなか感慨深いものですが、聞いてる皆さんには特に関係ないよっていう人もいると思うので、宇宙話好きなタイトル聞いていただいて、900本もありますので聞いていただいて、それで面白いなと思ったら是非登録していただいてですね。
その後いろいろ毎日宇宙ちょっと深掘りしてくれたら嬉しいなと思っております。
そんな感じでですね、まあ今日も相変わらず宇宙の話をしていくわけなんですけど、今日紹介するのはAIが紐解いた宇宙の最初の姿。
こちらのお話をしていきたいなというふうに思っております。
今回のはなかなか結構刺激的な内容というか、これからの宇宙開発に対して結構いい結果をもたらしてくれたんじゃないかなというような、そういう研究結果ですね。
こちら紹介していきたいと思います。
最近はポッドキャストで話すときに、宇宙の初期の頃の話、あんまり触れてこなかったかなと思うんですよね。
どうやって宇宙ができて、今一体、世界中の宇宙開発がどういうところに向いているのかっていうところからお話ししていこうかなというふうに思っております。
まあこう、今宇宙空間がある、この状況は何となく当たり前かのように捉えられてますけど、この空間ができたのって140億年とか、そういったところの前のお話になってくるわけなんですよね。
で、その時にビッグバンと呼ばれる現象が起きて、で、そのビッグバンができた後に、今は宇宙空間に無数にある星ですが、まず最初に初代星って言われるような、これ初代星って読むのかな日本語で、ファーストスターって呼ばれるものですね。
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もうまさに言葉のまま、なぜファーストスターを初代星、初代星と略したのか、略したのかっていうところは、当時の研究者の方がね、になっていたので何とも言えませんが、そういったものが生まれて、で、その星がチリジリになって、星ができて、爆発火なんか起こして、周りにもの吹き飛ばして、
その素材をまた別の星が使ってっていうので、こう、だーっと星が増えてきて、今の宇宙空間の星たちができているっていうような、そういうところになってるんですよ。
で、そうなってくると、一番最初にできた星、このファーストスターって呼ばれるものが、一体どういうものだったかによって、その連鎖反応的に、今できている宇宙空間っていうのができていると思うと、その最初の星の性質ってめちゃめちゃ重要な感じしませんか。
ただ、この一番最初の星、ファーストスター、今のところまだ見つけることができていない、観測ができていないという、そういう状況なんですね。
そんな中で、そのファーストスターっていうものを発見するために打ち上がったという目的を一つ持っているのが、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡。
もうこれ1年ちょっと前ぐらい、もう1年半ぐらい経つかな、に打ち上がった人工衛星になってますね。当時はいろいろな、1年ぐらい前か、打ち上がって、当時いろんな研究結果とかもバーって出てきたり、とうとう打ち上がるんだみたいな、なかなか打ち上がらなかったんですよ。
宇宙業界のサグラダファミリアと言ってもいいぐらいの、そのぐらいもう結局できないんじゃないかみたいな言われてて、結局綺麗な宇宙船みたいなものが宇宙に打ち上がって、実はその組み立てをしていた施設、NASAの施設に僕行ったこと、滞在していたので、
集合写真のこれじゃん、みたいなっていうのを見てたりもしたんですよ。そんな感じで、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡が打ち上がって、今まさに宇宙の果て、ファーストスターと呼ばれるものの光を捉えようと研究が進んでいるという状況なんですね。
なんか多分、人工衛星のその主目的の一つであるわけですから、ファーストスターを見つけるっていうのは、そろそろ出てきてもいいんじゃないかなっていうところと、正規の大発見みたいな形になるはずなので、もし見つけていたとしたら、多分今世界中のどこかの研究室で、
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ゴリゴリゴリゴリ分析をして、もう絶対にそうだっていうところを明らかにするっていう作業を、きっと今展開してるんじゃないかなと期待しているんですよね。
そういった宇宙の歴史を紐解いていく、僕たちが住んでいるこの宇宙空間に様々な星がある、この太陽も含めですね。あったときに、それのもう大大大先祖様である最初の星っていうところの研究は、やっぱり今の宇宙開発の中では非常に重要な位置になっているっていうところが、時代背景としてはあるんですよ。
ただ、見つかっていない。見つかっていないけど、今までいろんな研究が行われてきたことによって、こういう感じの星であろうっていう状態は見えている。そして、星ができて、その星が爆発するっていう超新星爆発と呼ばれる現象で、周りに星の中でできた物質っていうのをまき散らした。
星って、星の中でいろんな物質を作れるんですよ。まずは、太陽が輝いているのも、水素をくっつけながら、そのエネルギーを外に放出しているから、あれだけ明るくなっていて、そこから水素作って、ヘリウム作って、みたいな感じで、そこから炭素とか酸素とか、いろんなものができていくんですよね。
こういった、いろんな元素のバリエーションを、まず星の中で作れるよっていう話があって、最初の星もきっとそういうものを作っていたであろうという状況を考えたときに、じゃあ、その星が爆発して、宇宙空間にまき散らされた材料が、その次の世代の星、第二世代の星みたいな感じですね。
そういったところに含まれているだろうと。なので、じゃあ、その結果、宇宙の第二世代的な星をめちゃめちゃ観測して、そいつらを理論的な話とくっつけながら、2つ区分けしてあげれば、初代の星がどういう性質を持っていたのかとかが、分かるんじゃないかっていうのを、AIを使って予測してあげるという。
そういう実験を今回行った研究チームがあったっていうところですね。で、これが論文として出ていたので、非常に面白いなと思って紹介するんですけど、今回どこに注目したのかっていうと、初期の星、ファーストスターっていうのが単体でいたのか、それとも複数いて、その、いたのかっていう単体か複数かっていうところですね。
ここに言及しようとする研究です。だから、簡単に言うと、初期の星っていうのは、こういう性質を持っているよねっていうのが、これまでのいろんな研究で、ここはだいたいこういうもんだろうっていう固い路線ができてきた。
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で、その星がじゃあ、初期の頃に1個あったのか複数あったのか、近くにね。あったときに、それらが爆発したら、1個が爆発してできる星の中身の、そういうこと、さっき言った水素、ヘリウム、酸素、炭素とか、いろんなもの、鉄とかもそうですね。
っていうところを、混じり合い方と、いくつか星があって、その複数の星から何かものを得たときに、例えばここだけこの物質が多いなとか、そういった偏りが出るような、複数の星、複数のファーストスターが宇宙の初期にあっただろうっていう説と、
第2世代の星の中身を見ることによって、そこに言及できるんじゃないかっていうところを考えたのが、今回の研究結果です。つまり、宇宙の初期にファーストスターが1つだったのか複数だったのか、そういったところに言及しようっていうところで、
AIさんお願いします、みたいな。もうね、AI使えばいいんか、みたいな話もあるんですけど、僕も宇宙の研究してるときも、その後の仕事でもこうやって機械学習みたいなところを使ってるので、使い方結構上手いなって今回は思うわけですよ。
人間が見つけられないような、本当に複数、いろんな星の情報っていうのを機械に読み込ませてあげることによって、機械が、この星は多分1個の元々のファーストスターからできてるはずだよとか、この星はここら辺に例えば複数ファーストスターがあって、
この複数のファーストスター、図ですかね、ファーストスターから組み合わされた星の元素でできてますよっていうのを機械に読み込ませてあげて、区分してもらうということに成功したのは今回の研究ですね。
だから人間の目だととか、人間の感覚とかで分析している部分っていうところで言うと、どうしても見つけられないような複合的な情報っていうのを見つけるために機械学習を使うっていう意味では、使い方としてはかなりいい部分なのかなと個人的には思うわけですね。
それで研究してあげた結果、結果が面白くて、第2世代の星、何百個とかだったっけな、400とか500だったかな、っていうような450個の分析を行ってあげた結果、そしてAIに区分させてあげた結果、なんと68%、450個のうちの68%の星が、
これ、なんと複数のファーストスターの要素っていうのを持ち合わせているような性質だろうっていうところが結論付けられました。逆に言うと残りの32%っていうところは単独の星からできたんじゃないかっていうところがあって、
初期の宇宙空間の中でできたファーストスターって呼ばれるところも、なんかそういう比率が出てくるんだなっていうところと、むしろ単一の星から単一の星ができるっていうところではなくて、複数の星、複数のファーストスターから供給された材料を使って新しい星ができるみたいな、そういった状況ができてたっていうのは、
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今、まだ観測ができない状況だからこそ出てくるすごく面白い状況かなと思って、普段AIを使うっていう仕事もしてますし、ちょっとこのあたりは紹介しておこうかなと思ってこの研究紹介させていただきました。
これから最初に話したみたいに、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡がいろいろ研究成果を出してきて、その研究成果によってファーストスターと呼ばれる宇宙初期の星の情報、観測的に、つまり直接的にその結果が出てくるっていうところがあると思います。
なので、そのあたりは必ず宇宙話でもうすぐにでも取り上げて、その日にでも豪快豪快みたいな形で取り上げようかなと思ってますし、その時に過去の研究って本当に整合性取れるんだっけみたいなところもちょっとお話ししていければ面白いかなと思っておりますので、引き続き次回で900回を迎えるポッドキャスト佐々木亮の宇宙話ですが、
ぜひこれからも応援していただけたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで、本題は以上にしておこうかなと思っておりまして、ちょっとお知らせというか、明日900回を迎えるというところで、実は昨日とかちょっと前からお知らせしておりましたが、新番組の情報、今日もまた少しお話しできればと思っております。
なんと今日はですね、オープニングをちらっと公開していこうかなーなんて思っております。
いやこれはね、いいですよ。ちょっと僕の憧れてたラジオスタイルに結構寄せていっていて、けどポッドキャスト佐々木ちゃんと残すみたいな感じで音源作ってます。
ナレーションを友人に頼んだり、オープニングの音源作るのも友人に頼んだりみたいなところで、結構色々試行錯誤してようやくできたものになるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
前回のポッドキャストでデータ分析とかの話をしますっていう話をしましたけど、まあそうですね、設定としては会社だったりとか友達とかみたいに隣にそういうデータの話きれいに聞ける、簡単に気軽に聞ける友達がいたらいいなというところの状況をフランクにお伝えしながら、
まあね、もう誰しもがデータ活用しろ、データ見ろとか数字強くなれみたいな言われてたと思います。そういったところをちょっとでもなんかポッドキャスト暇だから聞きながらっていうのをやってたら、あ、そういうこともあるんだっていうのをちょっとずつわかってもらえるようなチャンネルにしていこうと思っておりますので、公開したらぜひ皆さんチャンネル登録もしていただけたら嬉しいなと思っております。
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900回っていうところをね、目前にして新たなチャレンジスタートしておりますので、そしてポッドキャストを中心にして実は結構いろんな面白い話、まだ公開できないから900回で話せるかな、話せるとこは話したいなと思うんですけど、そういったところも1000回に向けてドドドンといろんな企画動いていきそうな感じしておりますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
ちなみに800回の時はあれですね、宇宙兄弟コラボだぜ、イエーイみたいな、っていう感じですね、ポッドキャスト800回やったら憧れの宇宙兄弟とコラボできちゃったみたいなところになってたと思いますので、今回もぜひですね、これからの900回迎えてどんな感じになるのか、そして1000回に向けてどういった流れになっていくのか、そういったところですね、楽しみにしておいてください。
そんな感じで今回の放送は以上にしていきたいと思います。今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マーク、こちらでレビューお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問、宇宙の最初の星、こういうのだったら面白いよなとか、AIってやっぱすげえなと思ったら、ぜひハッシュタグ宇宙話をつけてTwitterでつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。