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2025-06-06 07:44

1699. ispace2度目の月面着陸挑戦!失敗の報告会見も含めてレポート

ispaceお疲れ様でした!!

サマリー

ispaceは月面着陸に挑戦しましたが、残念ながら失敗という結果になりました。報告会見では、ハードランディングの原因について詳しく分析し、今後の反省点も述べられています。

月面着陸への挑戦
打ち上げから約半年。 ispaceがとうとう月面着陸にチャレンジする、そんなタイミングがやってきました。
で、このタイミングで今収録しているときは、実際に着陸にチャレンジしてその結果が出ているという、そのタイミングで収録していて、
でですね、まあ結果としては残念ながら失敗という形になってしまいました。
まあその後の会見でどんなことが語られたのかも含め、クイックにお話ししていこうと思いますので、ぜひ最後まで楽しんで聞いてください。
ということで改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1699話目ということで、明日で1700話を迎えます。
ちょっとねバタバタしてて、今日は出先での収録になってしまってるんですが、ちょっとね最近若干忙しすぎる感はあるんですよね。
けどあの、こうやって若干、音質とかそういうの本当はこだわんなきゃいけないんだけど、
それでもみんなにこう宇宙の話を毎日伝えていくっていうところを優先して、こんな感じでお届けできるのも許してみんなにもらえるなら
続けていけそうな感じがしているという感じですね。僕の中ではポッドキャストめちゃめちゃ大事な存在なので絶対にぶらしたくない。
そんなポイントもあるからこそこうやってお届けさせていただいております。
はい、でですね、冒頭でもお話ししましたが、本日2025年の6月6日、日本時間の夜中の3時過ぎからですね、
中継が始まりまして、朝方4時に月面着陸にチャレンジするというようなのがアイスペースから出ました。
でですね、これ結果から先に話すと、まあ残念ながら失敗というような形になってしまったと。
で、どうなったかっていうと、その後の会見の内容とかもちょっと仕事をしながらバックグラウンドで聞いていたんですが、
簡単に言うとハードランディングしてしまったんじゃないかっていうのが一番今考えられているところですね。
どういうことかっていうと、ほら、飛行機とかも空飛んでて降りてくるときは、なるべくこうなんかこう斜めにサーって入っていってソフトに着地していくじゃないですか。
で、こうヘリコプターとかもホバリングして落下速度をゆっくりにしてピタッと止まるみたいな。
で、あの月面着陸っていうのはそのヘリコプターの降り方と比較的似ていて、宇宙空間から月に突入していって、
で、地面に着くところに対してどんどん減速していって、ピタッと降りていく、こういう方向性でやっているわけなんですが、
それの速度制御っていうのがうまくいっておらず、下がっていくときのスピードが落ちずにそのまま着陸に入ってしまったというようなところで最終的な通信が確立できない状態になっていて、
最終的な状況的にはハードランディング、まあこう墜落したみたいな形に見えるような状態になってしまったんだろうというような形になっているみたいですね。
いやーでも、で、このどうしようかな、まあ感想から言うか、感想からで言うとやっぱちょっと残念な気持ちはめっちゃ強いっす。
めっちゃ強いけど、けどまあなんかこんなワクワクできる話を提供してくれるような、まあそんな状態を作ってもらっていること自体が相当すごいことだなぁと思ってるんですよね。
そう、だからなんかいい時代にこうやって宇宙に興味を持ちながらいろいろできているなぁと思っている感じですね。
でもこう前回、今回ミッション2ってなっていて、ミッション1がその2022年に行われた打ち上げが行われたところから、でその時も月までは確かうまくまでいっていて、
今回もこのいわゆるハードランディングみたいな形でうまくいかなくなってしまったというような感じですね。
でこのサクセスのこうシークエンスっていうんですか、どんどんどんどん月に近づいていくところが全部こう丁寧に完了しましたってSNSとかで報告されていたところの流れから結構期待はしていた感じではありましたね。
会見での報告と反省
けどまぁこう今回のがダメだった、で会見とかでは社長の坂本さんとかが登壇されていて、で事実としてこういうところまでわかってるみたいな、で落下の時のスピードがちょっとどうしても落としきれてなかったような事実が見えている。
ただ細かい原因とか、それを例えば今回iSpaceの場合だとミッション1、ミッション2っていうところに入っていって、この後まだ控えてるんですよね、2027年とかに、そこに対してちゃんと反省を生かすためにどういう風な原因究明をしていくか、でそれをどうやって実装していくか、
あとはそのミッション1で失敗したところから、それがちゃんと機能していたのかどうかっていうのの検証もこれから細かく分析していくっていう言葉で丁寧に表現されてましたね、会見の中では。なのでその分析っていうところの結果がこれからいろいろ出てくると思うので、まあ宇宙版社の中でも紹介していこうかなと思っております。
はい、でですね、ちょっとこの後TBSラジオ、金曜ボイスログに出演させていただくことになっているので、今スタジオに向かう、ちょっと前で会議室みたいな個室で撮らせてもらってる感じですね。そうなんですよ。で生放送の中で多分どこよりも早く割と専門家目線でラジオでお話できてると思うので、金曜ボイスログは、
多分これ公開されている時はもう終わってるかな。昼の12時から1時ぐらいで出演させていただきますので、もし聞き逃したよっていう方いたらラジコとかそういったところで聞いてくれたら嬉しいなと思っております。
まあとにかく、アイスペースのチャレンジをこうやってみんなと一緒に共有しながら見れたのはすごい良かったなと思ってますし、アイスペースの方々、もし聞いてらっしゃいましたら本当にお疲れ様でした。これから多分バタバタすることもあると思いますが、宇宙話では全力で応援させていただきたいなと思っているので、応援しております。はい、ということでじゃあ今回は以上にしていきましょう。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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