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2024年5月21日、始まりました、佐々木亮の宇宙話。 本日は、歴史書から太陽の1400年の活動を予測する、そんな研究を紹介していきたいと思います。
今回、いろんな歴史的な書物、古典籍から1400年の太陽の活動性を見る、っていうところだけじゃなくて、個人的に見てて面白かったのは、織田信長がオーロラを見ていると。
ただ、不吉なものと捉えなかった。なんかここ結構、人間性出てて面白い部分なのかなと思ったので、その部分も含め、太陽の1400年の歴史、こちらお話ししていこうと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。 ということで、改めて始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1319話目を迎えるというところですね。 基本的には1話完結でお話ししております。
でね、編集だったりも一切入っていないし、一発撮りでっていうので、基本的には1300回ずっとやってきた形になっております。
なのでなんか最近、字幕つけて欲しいとか、図解つけて欲しいみたいな、ポッドキャスト側の要望にはね、あの残念ながら一切答えられないという感じになっておりますので、
すいませんがこちらで楽しんでいただけたらと思います。 まあ音声でね、楽しんでいただくことをベースに考えておりますので、
ぜひね、ポッドキャストっていうものを楽しんでいただけたらと思いますね。 ということで、
まあ最近は毎日紹介している月齢カレンダー。 まあ月齢ですね。月、いつ満月、いつ新月みたいなところで、次の満月は23日、
21日は結構もう丸に近い。 なんか大体前後1日2日ぐらいだと、
今日満月じゃんって言って、次の日も満月っぽいな、いつだったんだろうみたいなのがあると思うんですね。
なので見上げてみると結構綺麗に大きく見えるんじゃないでしょうか。 ということで、じゃあ早速今日の本題に行きたいと思います。
今日は太陽の活動性1400年昔まで遡ってみた、そんなお話です。 最近は太陽フレアの話たくさんさせていただいております。
これね、需要がある時には頑張ってそこに応えたいというところで、 だんだん通常運転に戻っていこうかなと思います。
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で、そのちょっとね、今いろんなの仕込んでるんですよ。 ゲスト回もまだ編集してないやつたくさんあって、
JAXAとのコラボとかね、あるんで、ちょっと最後の方にそのあたりのお話はしていこうと思うんですけど、
今回お話しするのは、太陽フレアの歴史1400年を遡ってみるっていうところで、
先日エピソード数で言うと1316話とかかな。 木の年齢の情報から1000年前までの太陽の活動性っていうところの指標を探っていく。
そんな研究を紹介させていただきました。 年齢の中に、太陽が活動的になった時とそうでない時とで含まれる物質が変わって、
その変わった物質の情報から類推していくと、約1000年ぐらい前までもこの太陽の活動性っていうのを予測できたわけですね。
そんな中で、今回みたいに、今回地球で今太陽フレアが発生した時に、太陽フレアでかいの発生します。
発生するとそれに合わせて、地球上でオーロラが見えて、それで今注目度上がってるわけですよね。
このオーロラが見えるっていう現象、結構過去にもたくさんあって、それが歴史書に残ってきてるんですよ。
なので、これを歴史書をベースに、このいわゆる赤い木って書いて石器なんですけど、これを遡っていくことで、
いつオーロラがどんな感じで見えたのか、それの時期っていうのが、太陽の僕たちが考えている活動の周期とどれぐらい合うのかっていうのを調べてあげた研究です。
今回のこの紹介する研究っていうのは、studies in Japanese literature and cultureというところに掲載された論文になっていて、2023年の研究ですね。
なので日本の歴史書からそこを遡っていく。やっぱ日本でオーロラが見えるってかなり特別じゃないですか。
見えるイメージないですよね。オーロラを見に行くために北欧に行く、カナダに行くみたいなところをやってみる、一種大イベントなわけですよ。
そんなものが日本で見えたってなると、やっぱいろんな歴史書にその爪痕を残していくんですね。
で、その過去にあった歴史書のパターンをどんどん紐解いていくとですね、なんと今から11年の周期で発生したであろうっていうタイミングタイミングで、やっぱりこの石器、いわゆる日本でオーロラが見えたっていう、そういう記載が残ってる、そういう研究が出てたんですね。
これ結構面白いですよね。太陽フレアの発生メカニズムとか、そういったところは今日までのエピソードでたくさん話させていただいてますし、それによってオーロラが発生するところも話しているので、ぜひそちらね、見ていただきたいんですけど、で、これ昔の人がオーロラを見た時にどう思うか。
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例えばこのポッドキャストに今たどり着いてくれてる人って、このオーロラ関連の情報で言うと、僕がXで発信していただいた内容とかからポッドキャストを知っていただいたとか、それでSpotifyとかAppleとかで検索をしていただいて、たどり着いていただいたパターンが多いかなと思うんですね。
そうすると、そこって誰かが発信してとかで、しかもある程度の科学リテラシーみたいなのも蓄積されていて、だからオーロラ自体が変な不吉なものだっていう捉え方ってあんまりしないじゃないですか。
だけど、昔の人はやっぱSNSもなければ、そもそもオーロラに対する科学的な知見っていうのもたまってない状態で、そのオーロラを観測してるわけですよ。
ましてや、そのオーロラが遠く離れた昼に光合とてっている太陽の表面で起こった爆発の影響でオーロラが起こってるなんて思ってないわけですよね。
だから、普通だったら不吉なものだとして捉えると思うんですよ。
あとは、怪奇日食とかもそうか、怪奇日食とかもびっくりしますよね。
例えば自分が王だみたいな、政権を持っているって状態で、いつも光が光合とてっている太陽がいきなり暗くなるみたいな、絶対なんかあるって思うじゃないですか。
これと同じ感覚でオーロラを見ていたはずなんですよね。
で、そんな気持ちで見ているだろうっていう中で、ある歴史書の中に、織田信長がそのオーロラを見たというような歴史まで残ってるんですね。
織田信長の死の3ヶ月前に現れた石器オーロラを、織田信長はきっちょ、つまり不吉なことだっていうふうに捉えないで、そのまま戦に向かった。
当時の人々は、やっぱりこんなタイミングで戦するの絶対負けるじゃん、みたいな思っていただろう。
中でそうやって気にせずに行くっていうのは、やっぱり人間性とか、一種カリスマ性みたいなのが出てるポイントなのかなとかはちょっと思いますよね。
これは、この文献はポルトガルから来日した宣教師であるルイス・フロイスによって書かれたもので、
外国人の視点によって日本人に関する記述がされているっていうポイントがあって、その中でオーロラの記載もあったっていう、そういうイメージなんですね。
こういうイベントがいくつかあるから、歴史書ばーっと遡って、これ過去1400年、
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だから、西暦でいうと500年代ぐらいまで遡って、歴史書の中にあるこの石器っていうのを横軸に年代をとってプロットしていったわけですよ。
そうすると1200年前後とかには、そのオーロラの報告が多数残っていたりとか、あとは1800年ぐらいにもあるし、600年ぐらいの時にも800年ぐらいの時にもある。
で、このペースって太陽の活動性と照らし合わせた時に、そこまで違和感のあるペースじゃないなっていうところが分かって、
これによって歴史書の中のオーロラっていう事実、日本の中のね、と太陽の活動性、紐づけるっていう研究があったので、これはこれで結構面白いポイントなんですよね。
でそう、YouTubeとかに最近動画も上げさせてもらっていて、そこでやっぱその、天の自然現象に合わせて地上の星圏が変わったりとか、そういったところとの照らし合わせってあるんですか?みたいな質問をいただいたんですけど、
そっちの目線だとまたちょっと話が変わるかもしれないけど、なんかこう、地上の歴史的な記録から今回オーロラの話が引き付けられているっていうのは、
これに逆にその裏にある歴史的事実っていうのを照らし合わせると、ちょっと面白いことが分かるのかなとか思いましたね。
なんかこう、いろんな人にこのポッドキャストを聞いてもらえるようになってから、
あ、そういう角度の質問もあるんだとか、結構個人的にもワクワクするポイント多いので、ぜひ皆さんね、コメントとかでご感想、
コメント、質問、つぶやいていただけたら嬉しいなと思っております。
はい、ということで本題は以上になります。アフタートークです。
いや、おかげさまで、まぁポッドキャストね、ランキンググイグイ上がってたんですけど、どうも天井打ったみたいですね。
いや残念だった。今回なんか日本一いけるんじゃないかなっていうふうに思ったんですけど、難しかったですね。
最高ランク8位ということで、1年前、ちょうど1年前かなに日本ランキング3位を取って、かなりこう、
ワクワクしてたポイントだったんですけど、まぁ今回もそうやって上がっていけたということで、 日本一を一応目指せる、目指せる距離感にはいるのかなっていう感じですね。
で今回結構やっぱ面白いなぁと思ったのは、みんな太陽フレアすごい気になってるっていうことが実感できて、
アップルポッドキャストのその注目度合いが上がったっていうのもそうだけど、 太陽フレアが話題になったからアップルポッドキャストで一部ピックアップしていただいて特集みたいなのを組んでもらったからランキング結構上がったんですよ。
でもそれ単発だったらやっぱりアップルポッドキャストだけ上がって、他のプラットフォームは上がらないっていう感じなんですが、
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例えばスポティファイも最高ランク80位ぐらいまで上がったんですよ。 80位ぐらいまで上がって、
でその時アップルポッドキャストが10位ぐらいまで上がって、 だからベースラインがグッと引き上がって、宇宙に対する興味持ってくれてる人たくさんいるっていうのを実感できたわけですね。
で他にも、これyoutubeで見てくれている人もいると思うんですけど、 youtube もこの太陽フレアの一連の流れで1000人ぐらい登録してくれる人が増えて、
ポッドキャストそれで知ってくれたっていう人も多かったので、
いいね、太陽フレアの爆風を受けられた、そんなタイミングだったんじゃないかなと思います。
でツイッターとかでXか、やっぱり太陽フレア関連の動画とかはみんなからの反応良かったりするので、 ぜひぜひですね、いろんなメディアで発信している内容を楽しんでいただけたらと思います。
まあ相変わらずポッドキャストに主軸を置きながら、他の仕事もいろいろ頑張っていこうかなと。 でですね、ちょっと嬉しい
お知らせとかもいろいろできそうな気がしているので、 こちらちょっとね楽しみにしておいていただきたいです。
で今編集してない音源としてJAXAのMioっていうミッションですね。 から村上さんという方に来ていただいていろいろ喋ったりとか
であとは、 まあひろとのエピソードもまだ残ってるし、クリズムに関する
コラボの 音源とかも今一応撮ってあったりするんですよ。
だから結構皆さんに楽しんでもらえる要素っていうのはだんだんだん溜まってきているので、 ここからいろいろねお届けしていきたいなと思っております。
ぜひ楽しみにしておいてください。 ということで今回は以上にしていきたいと思います。
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番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターのハッシュタグ宇宙話 またスポティファイのQ&Aコーナーアップルポッドキャストのレビュー
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