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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。 今回は、中二病心をくすぐるダークマター。
なんとこれ、検出できたんじゃないか。そんな研究結果出てまいりましたので、紹介していきたいと思います。
世の中の95%のものは目に見えない。 けど、絶対存在している。
そんな、【BUMP OF CHICKEN】の天体観測の可視、見えないものを見ようとする、そんな研究内容になってますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
どうぞ。
2024年2月19日。始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の
亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日で、エピソードが1228話目を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルから、ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
昨日とかは、日曜特別回っていう形でお届けしているので、 先週1週間どんな話があったかは、昨日のエピソードを見れば全部ガチッとわかりますよっていう、そういう立て付けになっております。
ぜひですね、こちらもチェックしてみてください。 ちなみにまぁ、僕の先週のおすすめエピソードは、やっぱ宇宙天気かな。
1225話、太陽フレアマジ怖くねっていう話してるんで、 ぜひですね、要チェックでございます。
ということで、じゃあ早速本題に行きましょうかね。 今日の本題は、みんな大好きなダークマターです。
日本が所有するハワイにある超巨大な望遠鏡、スバル望遠鏡を使って、 宇宙広くたくさん観測したら、ダークマター見つけちゃったよっていう、そういうお話ですね。
ぜひ最後まで楽しんで聞いてください。 はい、ということで、じゃあ行きましょうか早速。
今回まぁどういうふうに楽しんでもらいたいかで言うと、 ダークマターってなんやねん。ダークマターあるんだ、みたいな、そのあたりをもうざっくり言うと、楽しんでもらえたらいいんじゃないかなと思います。
これね、宇宙話のリスナーはみんな、 ブラックホールとダークマター、ダークエネルギー大好きです。
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ここがね、好きなんですよみんな。 だから今回はちょっとそのあたりの話をしていって、最近してなかったからね、思い出してもらおうかなというような感じになっております。
で、今回紹介するダークマターっていうのは、セットで紹介されるのはダークエネルギーとかって言われるものですよね。
で、これ何なのか、簡単に言うと、見えないんだけど、
どこに、どうやって存在しているか、何なのかも分かんないんだけど、
なきゃ説明できないっていう、この不思議な見つかり方をした天体、天体というか物質たちなんですね。
なきゃ説明できない。 例えば、僕たちが目に見えている物質っていうのは、世の中のたった5%だと言われてます。
それ以外はダークマターとダークエネルギーっていうものに支配されていると言われていて、
で、例えばダークマターとかって、見えないけど重力はあったりするとかね。
で、そうすると何起こるかっていうと、重力があるから他の天体引っ張られたり、
重力によって時空が歪まされるとかがあるだろうと。
で、しかも実際にそういう証拠がいくつか見つかっているっていう話なんですよね。
で、だから、なんかこう、なきゃ困るよみたいな。逆になかったら今までのどうやって説明すればいいんですかみたいな。
そんな状態になっていると。 だから、もうロマンあふれまくりですよね。
世の中の95%のものって見えないんですよ。
目に見えないけど、もうあるんですよ。絶対。っていうようなものについてのお話っていうところですね。
で、そんな中で今回何が見つかったかっていうと、その見えない物質の95、世の中の95%見えないっていううちの
だいたい25%ぐらいを占めているダークマターって言われるものが、これ観測的に見つかったんじゃないかと。
あくまでこれまでのこれじゃないと説明できんよみたいな文脈と同じですけどね。 どういうことか。
日本が所有しているハワイの山の上にあるスバル望遠鏡っていうのがあります。
このスバル望遠鏡、宇宙の遠くまでめちゃめちゃ見ることできるし、
目めちゃめちゃいいですね。で、それだけじゃなくて細かい変化とかも見やすい。
高感度、高解像度、そして高視野、広い視野を持っているっていうふうに言われている。 そんな望遠鏡です。
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よく朝日新聞とかの
中継のカメラとかが置いてあったりするので、それで 流星群オンラインで見ようっていう時にもしかしたらみんな1回ぐらいは見たことがあるかもしれませんね。
そんなスバル望遠鏡で観測した結果の中で、これはダークマターじゃないかと言われているものが検出されたわけです。
今回観測の対象になったのはカミノケザ銀河団って言われる 面で言うと数百万光年とかに渡って広がるような
そんな領域です。 もうなんかすごいですよね。
僕らは隣の惑星とかにも行けないのに、そんなに広がった構造を今回注目していくっていうのは かなり面白いポイントかなと思っていて、
その規模に渡ってダークマターがバーって広がっている様子が見えるというのが今回の 言及で明らかになったんですね。
僕たちが普段見ている天体、惑星とか衛星とか光勢、太陽みたいなものっていうのはどんな形してますかって言われたら簡単に答えれますよね。
丸いですね。球体だというのが 頭の中にもう埋め込まれているというか、実感できるじゃないですか。
まあなんか地球がフラットだと思っている人はもうここで再生切ってください。 ということで、そんな感じで丸いですという風になっていて、
宇宙の大部分を占めるこのダークマターっていうのは、こうやって丸で存在するっていうよりは、どっちかっていうと細長い糸状のコズミックウェブと呼ばれるような形で存在しているという風に考えられています。
雲の巣みたいな感じですね。で、この糸っていうのが細かったり、そもそも光ってるわけじゃないから、なんかこう雲の巣みたいな感じで見えづらいと。
気づいたらなんかもしかしたら引っかかってて、「うわっ、うわっ!」みたいな。 なるかもしれない。雲の巣だったらね。
まあそんな感じで宇宙空間に広がっている網みたいなのがあるよねっていう話なんですよ。 正直ここが僕はピンときてなくて、いつかね調べてお話できたらいいかなと思うんですけど、
重力があるっていう状態の中で、なんでダークマターは球体にまとまっていかないのか。 ここなんか僕、頭の中で整理できてないので、ちゃんと整理できたら話していきたいし、もし
いやこうでしょって知ってる人いたら、ぜひねコメント欄とかで教えてほしいですね。 で、そんな中でこう
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網状にいるだろうっていうのはわかってるんだけど、どうやってじゃあ推定していこうっていうので、今回スバル望遠鏡がそれに最高に適しているっていうふうに考えられて使われました。
で、なんでかっていうと、紙の毛座の銀河団っていうこの広がった天体、 私たちから最も近い大規模な銀河団の一つになってるんですけど、
こいつが薄く広がったダークマターの構造っていうのを検出するのに、うってつけの対象になっているというふうに事前の研究で確認できています。
唯一の問題点は、見かけの広がりが大きすぎて、 全部をカバーしきれないと。
だって100万光年広がってるんですよ。 えーって感じじゃないですか。で、望遠鏡っていうのは結構そのあたりってトレードオフな能力があって、
広い範囲を見たかったら視力諦めてくださいみたいな。 だからなんかこう、すごいイメージですよ。ぴったりじゃないんだけど、なんか肉食動物の目で行きたいですか、それとも
草食動物の目で行きたいですか、みたいな。 前に目がついて、立体的に距離感とかもつかめるような、そんな目にしたいのか、それとも広い視野を見て、
その代わりちょっと奥まで見えないみたいな状態を作るか、みたいな、そんなところのトレードオフな関係があると。
小学生とか聞いてくれてるから、こんな難しい言葉使わない方がいいですね。 どっちか1個しか選べませんみたいな状態。
目がいい方がいいですか、それとも広い範囲見れる方がいいですか、みたいな。 なってたんですけど、人間というのはそういうのをテクノロジーで超えていく
生き物ですので、スバル望遠鏡は超光視や主焦点カメラ、ハイパーシュプリームカムと呼ばれるものを持っていて、
こんな名前好きなんですよね、僕。 シュプリームの時点で最高とかって意味なんですよ。服のブランドの名前にもついていると思いますけど。
で、シュプリームでハイパーなんですよ。 大好きじゃないですか、男の子こういうの。
スーパーウルトラハイパードラゴンなんちゃらーみたいな、あのハイパーでシュプリームっていうのがついているのが個人的には、
もしかしたらなんか細かい英語の定義見たら意外とオッケーなのかもしれないですけど、 なんかスーパーウルトラなんちゃらーみたいな雰囲気を醸し出しているこの
ネーミング好きで。で、このスバル望遠鏡のハイパーシュプリームカムっていうのが 高感度、高解像度、そして光視穴組み合わせによって
今回ダークマター広がっていると思われているものを観測できるだろうということで観測してみた結果、観測できちゃったと。
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すごいですね。 でも
ここで賢いみんなは気づいたかもしれません。 目で見えないのにどうやって観測したのか。
これは ダークマターは重力を持っているので広く見た時にダークマターが広がっている空間は
重力によって歪まされていると それに対してその歪みと歪んでない部分と比較してここは歪んでるからダークマター
広がってるねっていうようなそういうマッピングができたっていうのは今回の面白い ポイントで
まぁあくまで宇宙の一部で今回ダークマターあってもおかしくない説明がまたできる 研究結果が出てきたのでこれから見えないものを見ようとする研究っていうのが
バンバン進んでいくんじゃないかなというところで楽しみにしていきたいとおもいます
今回の話はですねダークマターみんな大好きダークマターについてお話しさせていただき ました
いやこれまじ面白いですね素敵な研究でした 今日はどうですかほら12分この時点で13分でカバーできているのでいい感じじゃないでしょうか
これから宇宙話もっとサクッと もうねほんと1日10分という名に恥じないようにやっていきたいなと思っておりますのでぜひ
楽しみにしておいてください 明日10分ぴったりでできてんじゃないですか
楽しみにしててくださいねよろしくお願いします 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー
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