1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 529. 線虫はガンも見つけるし..
2022-03-20 11:06

529. 線虫はガンも見つけるし宇宙でも生きる

注目度がぐんぐん上がっている線虫。

その線虫が無重力空間では、どのような体の変化を起こすのかを調査した研究結果が面白い!!


ソース

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/01/press20160122-01.html


感想、質問は「#宇宙ばなし」をつけてツイッターで呟いてください!

すぐに見に行きます!


Youtube(佐々木亮の宇宙ばなし)を再開します!

顔が見たい!宇宙の画像を見ながら楽しみたい!という方におすすめです。

https://www.youtube.com/channel/UCHW6gg92z7E7hdnhbStpzT


Voicy公式パーソナリティーとしても活動中!

Podcastの収録と同時に、Voicyでの生配信も実施している!?

https://voicy.jp/channel/1726


Instagram(ryo_astro)

https://www.instagram.com/ryo_astro/

Twitter(_ryo_astro)

https://twitter.com/_ryo_astro


00:00
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速、今日の本題を紹介します。今日の本題は、宇宙空間に行くことによって、生命の体には変化が起きるというお話をしていきたいと思っております。
今回の研究のお話はですね、人間の体ではなくて、別の生き物。これ、線虫と呼ばれる虫なんですけど、この虫が宇宙空間、無重力に行った時に、
運動の頻度の変化だったりとか、代謝の変化みたいなところに大きな変化を及ぼしたというような研究結果が出ていたんですね。
今回、この線虫というところに注目するきっかけは、僕が普段聞いているラジオのネタだったりとか、ラジオで話してた内容とかから、ちょっと深ぼったものになるので、ちょっと前の研究の結果なんですね。
ですが、ここら辺かなり面白い出来事っていうのが、線虫と呼ばれるところを中心に広がっているので、もしよければ最後まで聞いていただけたら嬉しいです。
この線虫っていうのの、ちょっと地球上での可能性っていうところのお話もしていこうかなと思っているので、ぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、毎日恒例の緊急報告を本題の前にさせていただこうかなというふうに思ってますが、
先日、ジャパンポッドキャストアワードのSpotify Next Creator Showというのを受賞させていただいたその喜びの気持ちっていうのをポッドキャストで更新させていただいたと思うんですね。
本当に嬉しくて、ただですね、この1年半、去年おととしの9月とか10月から引き続きずっと始めていたこのポッドキャストなんですけど、
その頃からずっと聞いてくださっている方から見れば、僕結構いろんな試行錯誤をしてきたつもりなんですね。
番組の立て付けとかっていうのも結構いろんなタイミングで変えてみたりだとか、言葉変えてみたりだとかっていうところだったり、いろんな方とコラボする時期もあったりとかっていうので、
結構いろいろ考えながらこの1年半やってきた。この毎日配信っていうところとかも、実はちゃんとどうやったらいろんな人に聞いてもらえるかなっていうところのいろいろ作戦を立てたうちの一つではあったんですね。
なので、そういったところを全くのど素人からいろんな有名な方がやってるとこだったりっていうところに並べるようなチャンネルにしていったハウトゥー動画じゃないですけど、どういうふうに考えてやったら当てはまったとか、逆にこれは微妙だったなとかっていうところをですね、なんか動画にまとめたいなぁなんていうふうに勝手に妄想していたりします。
そもそも宇宙系の動画早く撮れよって話だと思うんですけど、やっぱ動画撮ります。その動画を撮ろうと思ってるんですけど、なんかこう少なくともポッドキャストやってる人だったり音声配信をやってる人だけが見るでも全然いいんですけど、そういったのを作ってみようかなと。
03:13
10分15分ぐらいの動画でこれ見れば作戦立てれるなぁみたいなこういうやり方なんだなっていうのがわかればいいなと思ってます。ただ、本当に音声に比べて動画って労力がすごいというか、特に僕のこのポッドキャストって編集なしで毎日出してるので、そこだけ億劫でなかなか思い越しが上がらないと。
なんかこうやって毎日やってたりいろんな仕事してるからすごいフットワーク軽いんだと思われがちですが、めんどくさいことはやりたくないなって思っちゃうんですよ。なのでなんかそのあたりは頑張って近日中に出すので、頑張って出したんだなぁと思って出た時は見ていただけたら嬉しいです。
YouTube のリンクとかは貼ってあるので登録して待っておいてください。よろしくお願いいたします。そんな感じで早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は地球上でも注目されているセンチューと呼ばれる生き物。このセンチューから見た無重力空間と地球上の重力がかかっている空間とでの成長だったりとか運動代謝こういったところに差が出てきた。そんなお話をしていきたいなというふうに思っております。
今回そもそもなんでこのセンチューって呼ばれる生き物に注目したのかっていうところなんですけど、これ今回紹介する研究って2016年のものなんですよね。なので若干昔のものなので番組の冒頭で最新のものとか言っててすごい恥ずかしいんですが、ただこういう研究っていうのは事実が書かれているわけですから、別にその事実が4年経った5年経ったからって変わるわけではないので、そのあたりは安心して聞いていただければと思います。
でですね、このセンチューっていうところに僕が注目した理由、センチューに興味を持ってこの研究にたどり着いたんですよ。なんで注目というか興味を持ったのかっていうと、僕このポッドキャスト少し目指していた部分でもあったんですけど、東京FMだったかな。
空想メディアっていう放送作家の高須光義さんがやられてるラジオがあって、そのラジオって自分で会社やってる方だったりとか、最新の研究を取り入れた最先端テクノロジーとかをやってるような人がゲストに来て、あれこれ30分毎週話す番組なんですけど、その番組が僕めっちゃ好きで、そこに
センチューを扱って医療を進めている会社の方が来ていたんですよね。ちょっと会社の名前までは若干忘れちゃったんですけど、何をするかっていうと、例えば体液、おしっことかをセンチューに与えると、そのセンチューの反応によって体の中にガンがあるかどうかわかるみたいな、っていうところの話をされていて、
06:09
センチューってすごい有用な、有用っていう言い方を生き物にするのはどうかと思うんですけど、すごい能力の高い生き物なんだなっていうのを認識していて、実は生物系の研究とか、学生の頃とかにも一度はセンチューに触れるらしいんですね。
っていうような、日常の中に当たり前にいて、なおかつものすごく基礎的な対象であるにもかかわらず、そういった今、世界中から注目されるような医療研究の一部として使われているっていうところで、本当に面白い虫がいるし、面白いことをやってる人はいるんだなっていうふうに思ったのがこのセンチューだったんですよ。
で、時間がたまたまできて、最近調べてたら、センチューを、僕ごめんなさい、センチュー自体はすごい詳しく説明はできないんですけど、センチューを国際宇宙ステーションに連れて行って、そこで体の変化がどうなっていくかっていうのの成長の記録を取ったっていう研究結果が2016年に出ていたんですね。
2016年の頭に出されたネイチャーパートナーシップジャーナルっていうところに掲載されたものになっていて、まずどういう実験を行ったかっていうと、このセンチューと呼ばれる生物、この生物、筋肉とかも持っているらしいんですけど、しっかりと1ミリぐらいの大きさですごい小さな生き物ですね。
このセンチューを宇宙ステーションの中にある、まず普通に宇宙空間の、国際宇宙ステーションってマイクログラビティって言われる微小重力空間でセンチューを育てるっていう方法。
そしてもう一つは、わざわざ宇宙に持っていったのにっていうのがありますけど、遠心機、ぐるぐるぐる回すみたいなもので人工的に重力を与えて実験ができる1Gを与えられる、つまり地上と同じ重力を与えられる機械の中に入れるっていう対照実験を行ったっていうのがこの宇宙空間での研究になるんですね。
で、この2つっていうのを見比べてあげた結果、あることが分かったと。大きく分けて2つあって、まず1つは運動する頻度っていうのが極端に低下するっていうところが分かったんですね。無重力空間に行くと。
っていうところで、人間がこの先宇宙空間に出ていくっていう風になった時に、自然にしていると地上と全く同じような保有だと思っていると、単純にそれは運動する頻度っていうのが低下していってしまうっていうところだと思うんですよ。
で、プラスしてもう一つ分かったのが、エネルギーの代謝とかっていうのが低下していく。で、細胞の中の細胞の骨格みたいなのがどんどん低下していくっていうところが発見されていて、つまり体が弱くなっていってしまうっていうところだと思うんですよ、この理解としては。
09:06
っていうところで、宇宙空間に行った時というよりも、1Gっていう地上の重力がかかっているものよりも重力がなくなるっていう状況になった時に、生命としての人間のこの体の性能っていうのがどんどん落ちていってしまうっていうのが今回の研究でこれ明らかになったと。
で、今後やっぱり人間が宇宙空間に出ていくってなった時の微小重力環境に対する影響というか、そこに対応する体の変化っていうところがこの戦中の研究でも明らかになってくるっていうところで、今後の宇宙進出にとって非常に重要な研究になってくるんだなというふうに考えております。
これですね、宇宙ステーションから帰ってきた宇宙飛行士の方々の体を調べてとかで、例えば健康被害、骨訴訟症になっていたりだとかっていうところの研究結果とかも出ていたりするので、もちろん無重力っていうのが地上に比べて何か影響を及ぼすっていうのは見えてきているものの、やっぱり綺麗に対象実験ができるっていうところが今回の研究の強みだったんじゃないかなというふうに考えております。
なのでですね、今後の宇宙進出に際してはこういったところの研究もいろいろ紹介していければなと思っているので、ぜひですね、楽しみにしていただければと思います。
ということで、今回は体長1ミリの生き物、戦中が宇宙空間に行った時に重力によってその体の仕組みが大きく変化するというところが明らかになった、そんな研究をご紹介させていただきました。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問はTwitterのハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっていますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
11:06

コメント

スクロール