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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日はJAXAが取り組むSync Space Lifeというプロジェクトから、新たに3つの国際宇宙ステーション内で活用される商品。
これが決定していて、これがプレスリリースに載っていたので、今回はそちらを紹介していきたいと思っております。
で、このSync Space Lifeっていう活動、JAXAが実際に取り組んでいて、文字の通り、宇宙での活動、宇宙での生活を考えようっていう、そんなプロジェクトなんですね。
で、これ実は一度このポッドキャストでも扱ったことがあって、以前、宇宙美容のお話をゲストの方迎えてお話しさせていただいたと思うんですよ。
寺岡さんという方を紹介したんですが、その方も宇宙での美容っていうところで、より快適に宇宙生活を送るっていうところを目標にSync Space Lifeに参画していたんですね。
で、今回そのプロジェクトの中から、宇宙美容とは別の角度にはなりますが、3つの会社のプレスが出ております。
1つがカオーですね。で、もう1つがマンダム。そしてもう1つがスノーピーク・シタテルっていう2つの会社が合同で出したものになりますので、
そんなところをざっくり紹介しながら、今後の宇宙ステーション内での宇宙飛行士の生活っていうところをちょっとフォーカスしてお話ししていけたらなというふうに思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の近況報告させていただこうと思っていて、ちょっとだけ間が空いたんですけど、
11月の20日にJALと僕が今参加している株式会社ワイスペースっていうところを共同で行ったJALの宇宙教育プログラムっていうところでイベントの運営っていうのをやってきたんですね。
これはJALを利用している会員の方向けのサービスになっていて、お子さんに最新の宇宙開発についてのレクチャーっていうのをしたり、
あとはJAXAが出しているプログラムのAR、拡張現実ですかね、を使ってお子さんにその場で宇宙も体験してもらいながら、最新の宇宙開発の場面も覚えてもらうっていうような、そんな宇宙教育のプロジェクトに運営として参加させていただいたんですね。
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特に僕は博士号を取ったっていうところで、宇宙関連の背景知識っていうのが多いところを見込まれ、質疑応答の回答を作るみたいなところをやっていて、1時間ちょっとのレクチャーの中で質問タイムが合計20分ぐらいあったのかな。
そこで小学生とかから上がってくるような質問にバックアップ側でとにかくひたすら上がってきた質問に対して回答を書いてスピーカーの方に渡すみたいなのをやっていたんですけど、その20分とか30分もしないぐらい、20分ぐらいの間で合計50個ぐらい、それを2回やったので100個近くの質問っていうのがバンバン出てくるんですね。
これしかも、もちろん大人が見たらそれはわかるよっていうような内容のものだったりもそうですし、その角度から質問してくるのかみたいなところも結構あって、ちゃんと考えて答えなきゃいけないものもやっぱ6割ぐらいはあったんじゃないかなっていうような印象なんですよ。
とにかく20分ぐらいで、そもそも20分とか40分ぐらいか。100個ぐらいの質問っていうのが出てくるのは本当に子どもたちの好奇心っていうのはすごいんだなっていうのを実感して、今後も宇宙教育っていうところはポッドキャストを通していろいろと伝えられる部分があったら伝えていきたいなっていうふうに思いました。
なのでこれからもこういう活動あったらいろいろ運営参加したりとか、もしよければお声かけいただけたらすごい嬉しいなって思ってます。
このイベントやったときにJALの本社の中でやったので、JALさんのビル入ったんですけど、東京湾一望できるみたいな感じになってて、すごい眺めが良かったんで久しぶりに癒された感じはしましたね。
もちろん毎日っていうか結構な頻度で僕は海の近くに住んでるんで海見てるんですけど、東京のビルプラスで海っていうのも面白いなって思いましたね。
そんな感じで、このポッドキャスト撮ってる次の日は出社になってるんで本業の方で、渋谷の高層ビルで夜景を楽しみながらやっていこうと思ってますんで、もしなんか面白い話あったら明日のポッドキャストで話そうかなと思います。
そんな感じで、宇宙教育っていうのはすごい面白いなと思ったお話でした。
そんな宇宙教育で宇宙に興味持った子どもたちも結構面白いと思ってもらえるような内容かなっていうのが今日の内容で、どういうことかっていうと国際宇宙ステーションの中で利用される、地上でも使える商品、これが複数採用が決定したというようなお話をさせていただこうと思っております。
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今回紹介するのは、本当に一般企業の商品が国際宇宙ステーションの中で利用されるっていう場面なんですね。
これを後押ししているのがJAXAのThink Space Lifeって呼ばれるプロジェクトになっていて、冒頭でもお話しした通り、文字の通り宇宙での生活を考えるというところで、
例えば宇宙で地上と同じような生活をしようと思ったらどんなことがあるのかっていうところを挙げてみると、
例えば生活なのでシャンプーとかお風呂関係とかですね、あとは洗濯だったりとか衣類だったりとか食事だったりとか、そういったところになってくると思うんですね。
今回プレスリリースで出ていたのは3社。面白い取り組みがあったので紹介しようと思っていて、まず1つは花王ですね。
花王が、花に王って書いて花王が2つの商品が国際宇宙ステーションで搭載が決定した。
1つが洋服をシートで洗濯できるみたいな、シート洗濯紙っていうんですかね。
っていうようなものが国際宇宙ステーションで利用されるように決まったと。
これは洋服を単純に布みたいなので拭くと、それだけで一定の洗濯効果が得られる。
こういうふうに宇宙ステーションの中って結構清潔度っていうところは問題になっていて、
よく聞くお話で言うと宇宙ステーションの中の匂いって高校生の男子系の部活の物質の匂いがするみたいな。
っていうぐらいちょっとこもっているので汗の匂いとかそういったところも充満していると。
そういうふうに若干のイシューみたいなのがするのって生活のクオリティをグッと下げてしまうと思うんですね。
そんなところで花王が発明したのが布で洋服を拭くだけで洗濯ができるような役目があるっていうもの。
もう一つがシート型のシャンプーですね。
このシート型のシャンプーは結構面白くて、表面に凹凸がついていて、凹凸がついているシートでそのまま頭皮をぐりぐりと擦ることによって
頭皮の根元の汚れだったりっていうのを取ることができる。
しかもこれ両方とも水を一切使わなくていいっていう特徴があるみたいなんですね。
宇宙ステーションの中っていうのは基本的に水っていうのは本当に非常に高級なもの。
本当にペットボトル1本持っていくのに何百万とか何千万とかかかるような世界観ですから、
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そういったところで水を無駄にすることはできないというふうになっていて、
水なしでもそういったシャンプーだったりとかができるものが花王から実際に出てきたというようなところになっております。
これが2022年に国際宇宙ステーションに搭載されると。
あとはマンダムっていう会社、ご存知ですかね。
これギャッツビーとかのCMとか見たことあると思うんですけど、ギャッツビーをやっているのがこのマンダムですね。
マンダムからは今話した通りギャッツビーの商品が2つ宇宙ステーションに搭載されるというところで
ISSの中でも快適に使えるボディーペーパーっていうところを提供することになっているようです。
これは言ってしまえばボディーソープみたいなものですよね。
これで体を拭くことによって清潔感を保つことができたりリフレッシュする、
あとは汗の匂いだったり皮脂の匂いっていうのを抑えることができるっていうようなボディーペーパーと
あとシャワーペーパー、こちらもシャンプーの代わりになるものですね。
ここで注目したいのは、この2つの商品がエタノールフリーな設計になっているっていうところなんですよ。
これってISSの中っていうのは国際宇宙ステーション、インターナショナルスペースステーションですね。
これの中でエタノールフリーにする必要がある、つまりアルコールを入れないようにする必要があるっていうのは
アルコールっていうのは基本的に空気に蒸発しやすいっていう性質があって
その中でISSの中の環境制御とかやってるところのシステムに影響がしない、
影響させてしまうのがこのエタノールの特徴らしいんですね。
なのでそういったところのISSの環境に対応するっていう意味で
エタノールフリーのこういったボディーシートだったりシャンプー、シャワーペーパーなるものが
開発されているというところになっております。
こういうのって結局こういう部分っていうのは
地上で限られた生活をしなきゃいけない時とかっていうのも
非常に重要になってくる技術だなっていう風にあって
例えばこういった水を使わないで洗濯ができる、水を使わないで
シャワーが浴びたような感覚になれるシャンプーだったりボディーシートっていうのは
例えば災害だったりっていう水が限られた状況になった時でも
十分に使えたりするっていうところで
宇宙空間に最適化させることによって
地上の有事の際に利用できるものにも応用できる
なんていうところでなんか逆輸入的なというか
そういった性質を持ってるのも非常に面白いかなっていう風に考えてます。
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もう一つですね、これプレスリリースで出ていたのが
シタテル、スノーピークっていう2社が開発した
宇宙ステーションの船内儀ですね
これ船内儀っていうのが決まってるのも結構面白いなと思っていて
これアパレル業界がそれを作って
宇宙ステーションの中で行動がしやすいようにというところで
いろいろ試行錯誤して開発したものになっているというところみたいなんですね
今回は例えば宇宙飛行士の方が
ポケットの中に何か物をしまった時に
無重力とかだと全然下に沈まないから
たまに出てきてしまったりするとかあるらしいんですね
なのでそういった時に物が出ないようにするだったりとか
あとはそもそもさっき言ったみたいに
宇宙ステーション内の匂いだったりとか
あとは衛生面を気にする面が非常に強いので
そういったところで匂いがつきづらい
あとは群れにくいだったりとか
っていうところも十分考慮されているそうです
他にも例えば縫う部分
シームレスにして接続の部分を少なくすることによって
可動域っていうのを上げたりとかっていうので
なるべく宇宙飛行士の方のクオリティオブライフを上げていく
っていうようなところを洋服からバックアップする
なんていうところも実際に宇宙ステーションへの搭載が決まったというところで
これが全部本日11月24日になりますが
11月22日のお昼にプレスリリースでガッと出ているので
これはJAXAのThinkSpace Lifeっていうプロジェクトから
一気に採用が決まったものをパッと流すっていうようなところで
そういうJAXAの中で動いてたプロジェクトも
一つ一つ実際の商品化ないしは活用っていうところの道まで進んできた
っていうところが目の前であらわになってきた
そんなタイミングだったので今回はちょっとギュッと詰め込みましたが
サンシャ、カオ、マンダム、スタテルとスノーピークによる
宇宙船内服っていうところを紹介させていただきました
今後もきっと宇宙ステーションに搭載される日本の企業だったりとかが
どんどん出していく宇宙用の商品っていうのは出てくると思いますので
ここら辺はまたおいおい紹介できたらなと思っております
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でですね、今朝も放送させていただきました
第3回ジャパンポッドキャストアワードのリスナー賞受賞に向けてですね
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それではまた明日お会いしましょう
さようなら
