4年に一度の閏年!宇宙に生きてることを実感するよね!
集英社連載最新回「2025年に太陽フレアはピークを迎える!? 「宇宙天気」を知っていますか?【後編】大規模停電や通信障害に備える!」公開しました!
https://yomitai.jp/series/astro/08-sasaki/
ブラックホール特集プレイリストはこちら!
スーパー宇宙ビジネスマン準レギュラー「ヒロ」のプレイリストはこちら!
月プレイリストはこちら!
宇宙兄弟公式コラボプレイリストはこちら!
お便りコーナーはこちら!
もう1つのチャンネル「となりのデータ分析屋さん」はこちら!
Spotify
Apple
Youtubeチャンネルも更新中
Instagram(ryo_astro)
個人ホームページはこちら!
Voicy
Twitter(_ryo_astro)
note
ジングル作成:モリグチさんfromワクワクラジオ
ソース
00:02
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。 今年はウルウドシ。2月がなぜか1日多い。
なぜ1日多いのか。これは僕たちが太陽の周りを回っているから。 今回は、この1日を楽しむために宇宙目線の話をしていきつつ、
天文学者が活躍して作った、小読み・カレンダーに関する歴史のお話もしていこうと思って ますので、ぜひ最後まで楽しんでください。
どうぞ。
2024年2月29日。 始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の 亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1238話目を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
ちなみに前回は、太陽は生まれた時は今よりも1万光年離れた場所にいた。
僕たちがいる天の川銀河のもっと内側にいたんじゃないか、そんな説とかが紹介されていたり、その前は緊急地震速報の宇宙バージョンが始まったんじゃないかっていうエピソードを紹介しているので、
その辺りから聞いてもらってもいいかなと思います。 ぜひですね、チャンネル登録の方していただきながら聞いていただけたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。
そんな感じで、今回は2月の29日、ウルード氏の29日まである初めての放送になるんですよ。
このポッドキャストまだ3年半とかなので、前回のウルード氏放送してなかったわけですね。
で、29日が来たと。 なぜ1日多いのか。
これは宇宙規模の話ですよね。 なので今回はこの2月29日にふさわしい
小読みの話、そしてなぜ1日調整しなきゃいけないのか、 その辺りを歴史と一緒に振り返っていく、そんな回にしていきたいなと思っておりますので、ぜひですね、楽しんでいっていただけたらと思っているわけなんですね。
で、これはもうね、なんか当たり前かのように来るじゃないですか。4年に1回、 2月がなぜ28日しかないのに、あるタイミングだけ1日増やして29日になるのかっていうところ。
03:05
これは、まあそもそも、 地球っていうのは太陽の周りをぐるぐる回っています。
で、これは、もうみんな分かってますね。 で、これぐるぐる回っている太陽の周りを一周することを光点って言うんですけど、
この光点の長さっていうのが、ぴったり365日なのか、 っていうところで言うと、実はそうではないんですよね。
本当に細かいことを言うと、 一周するのにかかる日数っていうのは、365.2422日なんですよ。
つまり、約、約365.25日であると。
なので、これ0.25っていうのは4分の1ですよね。 4年経つと、まるまる1日ずれてしまう。
太陽の周りをぐるぐる回る時のペースっていうのは、だいたいそうなっていると。
で、これまで歴史のいろんな人たちがカレンダー、小読みってやつを作っていて、 その中でこういった1日ずつのずれっていうのが学ばれてきた結果、
今みたいな形になっているわけなんですよね。 なので、4年に1回このうるう年を迎えて、1日調整していくっていうのは、
この太陽の周りを回るペースっていうのが、365.25日だからっていう話です。
だいたい5時間49分長いらしいんですね。 365日よりも。1年間で見たときですよ。
まあ、なんともなんか微妙な数じゃないですか。 そんな中で、この
1日を調整するためにうるう年っていうところが設定されているわけなんですね。 で、じゃあそもそもこの
2月がそもそも28日しかないっていうところも実はちょっと謎じゃないですか。 これはこれまで小読みを作ってきた人たちの
癖みたいなのを踏襲しているだけっていうふうに考えてくれていいかなと思います。 過去にはいろんな小読みがありました。
そして僕たちが今使っている小読みっていうのは、古代ローマの小読みが元になっているそうです。 で、このあたりの
小読みを作る方法っていうのは、例えば2000年ぐらい前のタイミングだと、
天文学者に命じて星の動きをベースに作らせたのがこの小読みだと言われています。 で、そのタイミングで使われていたのが有名なのがユリウス暦と呼ばれるもの。
06:05
ローマ帝国の終身独裁官っていうのになったユリウスカエサルっていう人の名前を取ってユリウス暦っていうふうにつけていて、
このユリウス暦っていうのが、今のカレンダーの形にものすごく近い状態。
そしてそれの前も実は古代ローマではいろんな小読みの作り方があって、 ロムルス暦っていうのがあったり、沼暦っていうのがあったり。
というので、いろんな歴史を経て、この今の小読みになってるんですよね。 で、なぜこれ2月の28日というか、2月が28日までしかないのかっていうところは、これもう
びっくりするんですけど、意味はないです。 意味はなくて、当時実際何か意味があったのかもしれないけど、今この28日当初使われている理由っていうのは
過去、古代ローマの小読みだったりとか、なんならその 引き継いできたユリウス暦とかっていうところで
2月がなんか短めに設定してあったから、まあ今も短めに設定してあるっていう。 で、ちょっと短いから、この1日調整するタイミングっていうのをここで設けているっていう感じですね。
だから、なんかこう、2月28日にも意味あるんじゃないかみたいな。 で、だからウルウド氏のタイミングで1日2月にわざわざつけてるんじゃないかみたいな。
ところで言うと、確かに過去に天文学者たちが頭を使って観測して小読みを作ったわけなんですけど、
今なんか2月の28日になっている意味っていうのは、そのローマ帝国の当初だったっていう考え方が一般的だっていうのが、この国立天文台のページとかに書いてあったりするわけですね。
ウルウド氏で調べてもらうと結構いろんな情報が出てくるので、このあたりはねピックアップしてみたら面白いかもしれないですね。
なんだかんだ4年に一度っていうことだから、僕も今年30になったわけで、まだ10回も迎えてないんですよね。
なので、なんかウルウド氏って結構頻繁に見てる気がするけどそんなことないんだなっていうのを実感しました。
そして実は今日、全然違うテーマの話をしようとしてたんですけど、
ですけど、オープニングで2月の29日っていうふうに話した瞬間に、
あ、宇宙の番組でこの1日調整に触れないで29日を過ごすわけにはいかんというふうに思って、一旦収録のボタンを止めて、
話す内容を整理し直したっていう実はそういう裏話もあったりしますんで、
09:01
ぜひね、この4年に一度しかない1日楽しんでみなさん過ごしていただけたらと思います。
ということで、まあ宇宙の中で過ごしてて太陽の周りをぐるぐる回っていることを唯一小読み上確認できるのが今日かなと思うので、
ぜひ皆さんね、今日1日ゆっくり楽しく過ごしてください。僕は普通に仕事なんですけどね。
はい、ということで、今回は2月の29日、なぜ1日調整されるのか、そして今の小読みはどうやってできているのか、そんなお話しさせていただきました。
いただいているコメントを一つ紹介していきたいと思います。お便りコーナーです。リスナーネームそのさんからいただきました。
ごめんなさい、冒頭に27日に引っかかってしまい内容が全く入らなくなってしまいました。
私たちおばさん世代はこれまでは27日ということが多かったように思います。
今の若い方はそういう言い方が普通なのかな。気になる人が他にもいるかもしれませんので、お知らせまでに。
とりあえずもう1回聞き直してきます。ということで、ありがとうございます。
27日って言ったんですよ、僕2日前のエピソードで。僕、正直これ、喋りながら
恥ずかしいな。違和感あったんですけど、何が違和感なのかあんまピンときてなくて、そのまま喋っちゃったんですよね。
だから今指摘されてめちゃハズーと思って。多分だけど、27日は言わないですね。
毎日日付を読んでるから多分僕がまひってるっていうのが正解で、27日、27日っていうのが一般的だと思います。
いやー、これで園さんがね、このエピソードを2回聞いてくれるっていう、もうそれだけで最高の
お返しかなと思ってるんで、27日か、27日って読んでよかったなと思いました。
もうね、こういう細かいところとか、もうね、僕、多分爪の甘いところが聞けば聞くほど出てくると思うので、
気になったらじゃんじゃん指摘してくださいね。指摘しないと、例えばこの27日なんて、毎月言われたらたまったもんじゃないですよ。
1年間に12回間違えますからね。毎日話してる分、そこらへんの爪の甘さっていうのが出てきてる可能性があるんで、
皆さんぜひ変なところあったら指摘してみてください。 過去にはね、これ
天体とかの話、ちょっとなんか言葉遣いというか表現が間違ってるとかではないんですけど、言葉遣いで起こられたこともあって、
天体のことをこいつがとかって僕言っちゃうんですよ、よく。 でも天文業界で
12:01
特に研究しながら議論してたりすると、こいつがね、こいつがこうなってみたいなってよく言うんですよ。
だから業界の人は多分あんまり違和感ないんだろうなと思うんですけど、あるのかな、言葉遣い汚いし。
けど、なんか僕の周りでは比較的一般的だったかなと思いますね。 そう、一緒に研究室で過ごしてた友達にこうやって言われたんだよねって言っても、
えーみたいな、違和感あるんだ、みたいな感じだったんで、まあそういう言葉遣いとか、ぜひ気になる方は指摘してください。
オスカーはちょっとわかりませんが、ということで、はい、そんな感じで日付は間違いないようにいきたいと思います。
こんな感じで皆さんからのコメントジャンジャンお待ちしておりますので、ぜひお寄せください。 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリで
フォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。 番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ
宇宙話、またはSpotifyのQ&Aコーナーだったり、概要欄のお便りフォームからジャンジャンお寄せください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
13:16
コメント
スクロール