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2021-09-24 12:57

352. スパコンが解き明かす太陽のナゾ??のハナシ【富岳】

私たちは太陽に生かされているわけですが、その太陽への理解はまだまだ途上段階!

そんな中で太陽の回転について、ずっとナゾだった「赤道と極で回転の速さが違う」って話が

日本の研究者が利用したスーパーコンピューター「富岳」によって明らかにされました!


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、今日の本題を紹介するんですが、今日の本題は、太陽が持っていた謎の回転運動というお話をしていきたいと思っております。
これどういうことかというと、詳しくは本編でいろいろ話すんですが、太陽自身というのは、実は地球みたいに1日で1回転きれいに回るということは実はなくて、
太陽の赤道あたり、真ん中あたりと北極南極みたいなあたりで、回転するスピードが違うんですね。
なので、地球みたいにくるっと1回転するんじゃなくて、グニャーと場所によってスピードが違う。
それによって1回転するまでの時間も違うので、そういったところの差が出ていたんですが、実はこれ大きな謎として残っていたんですね。
なぜこんなことが起きるのか、みたいなということで、それを実際にコンピューターで再現してあげたというような研究結果が出ていたので、
今回はそちらについてピックアップしていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
ということで、本題に入る前に毎日恒例の緊急報告させていただこうと思うんですが、
今週ですね、本日9月24日金曜日なんですが、今週の末25、26はちょっといつものポッドキャストのコラボゲスト会っていうところをお休みさせていただくことになっております。
というのも25日、26日っていうのはポッドキャストのイベントですね。国際ポッドキャストデイと呼ばれるそのイベントに参加することになっていて、
もしそのタイミングで僕のポッドキャストの方でもゲストの方呼んでしまうと、僕がそっちで生放送でたくさん出ている状況で、
さらに裏でゲストの方の放送をやってるっていう感じになってしまうと、見てくれる方も分散してしまうかなと思ったのと、
あと単純にゲストの方にちょっと失礼なんじゃないかなと思って、今週末はちょっとお休みさせていただいております。
その分、ちょっといつもと違うような配信というか、宇宙のニュースばっかりっていうよりは、
僕自身の話だったりとか、最近こんな感じですねみたいな、ちょっと雑談多めというか、あとはポッドキャストこんな感じでどうやってやっていきたいですとか、
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そういった感じの話をしながら、ゆっくり楽しんでいただけるポッドキャスト配信にしようかなと思っておりますので、
それはそれでテイストの違う感じを楽しんでいただければと思います。
軽い宣伝になってしまうんですけど、9月25日はですね、そのポッドキャストデーのイベント出るので、
夜中というか11時ぐらいからですかね、夜のから生配信で僕のポッドキャストでコラボをさせていただいた、
俺たちライブズマターとワクワクラジオの2組と一緒に生配信参加させていただいて、
雑談をただし続けるみたいな、でもやっぱり皆さんポッドキャストやってるんでおしゃべりは経つだろうといったところで、
僕はお酒を飲みながらゆっくり写ってるだけになる可能性も高いですといった感じですね。
その次の日もいくつかセッション登壇する予定ですので、興味がある方はぜひ覗いていただけたら嬉しいなと思っております。
土日そのイベント参加だけでも結構ポッドキャスト色濃い目だというような感じなんですけど、
このポッドキャスト結構調子良くなってきたおかげで色々声かけていただくことも増えて、
今週の末の間には宇宙系のイベントにも参加しますし、
あとは他のポッドキャストチャンネルとのコラボ収録も控えてます。
そんな話はまた明日の回でもできればなと思ってるんで、そこらへんまた楽しみにしていただけたらと思ってます。
そんな感じでポッドキャスト色々毎日やってきて、
350回も超えて皆様のおかげで割と人気チャンネルといったところにさせていただいているので、
これからも突き進んでいきたいと。
それの調子のおかげでこの土日は結構忙しくやらせていただく予定なので、
ぜひどこか一つでもイベント顔出してくれたら嬉しいなと思ってます。
そんな感じですね。では本題入っていこうかな。
今日は太陽が持っていた謎の動きについて紹介していきたいと思います。
すごいざっくりですよね。
この太陽が持っていた謎の動きって何なのかっていうと、
簡単に言えば太陽の時点の動きです。
時点っていうのは何かといえば、自分が星自体が回るスピードのことですよね。
地球も例に漏れず、星として太陽の周りを回りながら自分自身も回転すると。
小学校の時とかに何時何分何秒地球が何回回った頃とかわけのわかんない話をしてましたが、
地球が一回転するのは大体丸々1日かかります。
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地球は1日かかる一方で、太陽が1回転するのには25日から30日っていうような感じでよく言われたりするんですね。
じゃあこの差って何なのか。実際には24点いくつとかなるんですけど、
この太陽の回転するスピードっていうのがそうやって幅がすごいあるっていうのは何なのかっていうお話なんですが、
これ未だ解明することができていない太陽の謎で、太陽の真ん中あたり、いわゆる地球でいう赤道ですね。
赤道あたりっていうのは太陽の回転するスピードが短い。大体25日ぐらい。
一方で南極とか北極って言ったような極にあたる部分、そこら辺っていうのは30日で回るっていう風になってるんですね。
なので太陽の回転するスピードっていうのは25日から30日ぐらいっていうような言われ方をするんですよ。
これが実際に観測として極と赤道の部分っていうところの差が見つかっていた一方で、
じゃあ何でこうやって差ができてしまうのかっていったところは疑問として残り続けていたと。
結局は太陽でそういった観測結果が見えている状況であっても、僕はこのポッドキャストで話してるみたいに、
それを説明する数値計算だったりとか理論的な面っていうのはどうなってるのかっていうのがまだ説明しきれていなかったっていうのがこれまでの状況だったんですね。
そんな中で今回、日本が持っている世界最高峰のスーパーコンピューター、富岳。
これは一時期話題になったスーパーコンピューターKって呼ばれるものの次世代スーパーコンピューターですね。
これが稼働し始めていて、それを使った太陽のシミュレーションによって、
今回、赤道部分と南極北極部分の回転するスピードの違いっていうのが明らかになりました。
これは詳しく話していくとどんどん難しい話に流れていってしまうので、
ざっくりそこの計算が成功したっていうのが今回聞いてくださってる皆様に一番伝えたい部分かなと。
そこの差ができてしまっているところが理由は何なのかっていうと、
これ難しくなってしまうので詳しく言わないですが、
磁場のエネルギーがすごく関わっているっていうふうに今回明らかになったとのことです。
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きっとシミュレーションの計算の中で内側からボコボコ上がってくる熱の帯流のエネルギーだったりとか、
あとは太陽自身が持っている磁場ですね。
地球自体も大きい磁石として見れますよっていう話を何度か最近してると思うんですけど、
太陽も同じで、太陽もそれよりも強い磁石みたいな、
強いかちょっとごめんなさい、分かんないですが磁石みたいになっていて、
その太陽自身が持っている磁場の力によってそんな回転が操作されているっていうようなお話になってるみたいですね。
で、これ太陽をこうやって数値シミュレーションで再現していくことの意味っていうのが何なのかっていうのが
多分皆さんピンとこないかなと思うんですが、
太陽って私たちの生活を支えているんですよね。
で、その支えている太陽っていうのは11年の周期的な動きをしているっていう話、
最近よくしてると思うんですが覚えてる方いらっしゃいますでしょうか。
太陽の表面には黒点って呼ばれる黒い点々みたいなのが現れるんですね。
で、その上で太陽フレアって呼ばれる爆発が発生することがあるんですけど、
ここら辺はざくっと省いていただいてもよくて、
そんな太陽が持っている災害でなりそうなもの、
太陽の危険性って言ったところは11年で変化するって言われてます。
11年の間で太陽がものすごく活動が高い、
私たちにとって非常に危険な状態であるっていうタイミングと、
逆に本当に太陽がおとなしくて何もないっていうようなタイミングが11年で繰り返されると。
で、この11年周期っていうのが太陽で考えられているというか、
認識されている最も謎な部分であって、
これを説明するためにこの太陽の回転する状況っていうのがどうなっているのかをまず把握するっていうのが大事だったんですね。
なのでちょっと回りくどい話になってしまいましたが、
太陽自身が持っている大きな課題、
例えば11年で活動が変わるっていうような状況を説明するためには、
太陽がまずどういうふうに回転しているのかを正確に知る必要があったと。
言ったところで、これからこういったスーパーコンピューターだったりっていうのを利用して、
よりレベルの高い計算が進んでいくことで、
私たちが生活を委ねている、私たちの生活を支えてくれている太陽自身の理解っていうところにどんどんつながっていくというふうに考えられていますので、
こういったスーパーコンピューターを使ったシミュレーション結果についてもですね、
このポッドキャストではこれからどんどん取り上げていきたいと思っております。
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ということで、今日は太陽が持っていた謎の動きをスーパーコンピューター、
富学が解明したというお話をさせていただきました。
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昨日宇宙兄弟の単行本、最新刊を読んでものすごくテンションが上がって作った音楽プラストーク、
ミュージックプラストークっていうのを宇宙兄弟の音楽を詰めたラジオ配信っていうのをスポティファイ限定でやっているので、
もし興味がある方は覗いてみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
12:57

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