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今回は、学校の成績は悪くても出世する人がいる、という話なんですが、
身近な例で、教セラという会社を始めた、稲森さんという人がいますけれども、
稲森さんは、私の義兄と大学の時に同級生で、学校の時の成績はあまり良くなかったんだと思うんですが、
同級生の間では、稲森くんはあんなちっちゃい会社に就職して、かわいそうだな、みたいなことを言われたそうなんですよね。
義兄は、県立高校の教員をしていて、成績はそこそこ良かったのか悪かったのかわからないんですが、
いずれにしろ、その当時は、大学に行ける人は、家庭は裕福な家庭だったと思うんですよね。
というのは、その頃は、大学を進学するというのはあまり少なくて、中卒の人が金の卵とか言われていて、
列車で集団就職で見送られて、工場とかそういうところに就職していた時代で、
それから大学に行けるというのは、標準より上の経済的な家庭で育った人だと思うんですが、
今、稲森さんですが、小さな京都の会社に就職して、みんな従業員が辞めていって、一人残ってひたすら研究を続けていって、
それがうまくいって、大きな会社に成長したわけですが、そういうことを考えると、学校の時の成績ってそんなに関係ないんじゃないかなと思っているんですよね。
ギアには学校の先生で、ずっと親も職業が安定していいと思われていて、お父さんの意向もあって、そういう道を歩んだと思うんですが、
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そこそこ公務員でずっと生活を送っていれば、そこそこな暮らしをできていてもいいように思うんですが、
ちょっとぐらい給料が良くなって、税金でも送っていかれて、そんなに裕福な生活はしていないので、人生を送ったと。
一方、稲森さんは小さな会社に就職したんだけれども、事業家として成功して、実際どういう生活をされていたのか知らないんですが、そんなに悪くはないんじゃないかなと思うと。
事を考えると、ロバート・キョウサキという人が書いた、「金持ち父さん貧乏父さん」という本がありますけれども、
金持ち兄さん、貧乏兄さんみたいな感じで、そういうことを思ってしまって、いずれにしろ努力次第で、経済的にはいとりのある生活をできる人もいるんだなという話でした。
ありがとうございました。