2023-09-22 21:38

#6 アナウンススクールの選び方

「アナウンススクールの選び方」を解説しています。

補足解説→もしお住まいの地域にアナウンススクールがない場合は、週末や短期間だけ通うことも可能なスクールもありますし、都合に合わせて融通がきくスクールもあるはずです。オンラインレッスンを実施しているアナウンススクールもありますので、問い合わせてみてください。

東京アナウンスセミナー(通称、アナセミ) では体験入学も実施していますので、公式HPをご確認のうえお申し込みください。お待ちしておりまーす!

  • アナウンサー就活に関しての質問は下記リンク先、または早坂のInstagramのコメント欄までどうぞ。全ての質問にはお答えできませんがご了承ください。 https://forms.gle/pC6CRwiEjLQfXqRBA
  • 中目黒・東京アナウンスセミナーHP https://www.anasemi.jp/
  • このPodcast番組の台本はAmebaブログで公開しています。 https://ameblo.jp/makiko-irodori


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この番組は、アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます。
早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さあ、今回のテーマ、アナウンススクールの選び方、です。
結論を言う前にですね、先にまず、アナウンススクールに通っていないと絶対内定できない、というわけではない、
というのをお伝えしておきます。
特に、議員局や準議員局は、アナウンススクール未経験でも内定していく人が、20年前私が就職活動をしていた時もいらっしゃったし、現在もたまにいるみたいです。
ただ、内定する人のほとんどが、何らかの形でアナウンススクールに通った経験がある、という現状かなと思います。
この何らかの形というのは、半年とか1年アナウンススクールに通ってますというのは珍しくないんですけどね、割と多い。
だけれども、3日間だけ、1週間だけの短期集中型コースしか受けていないのに、本採用試験で受かった、みたいな人もいらっしゃるんですよね、世の中には。
でもこれらって、ポッドキャストのシャープさんでも私がお伝えした内容とリンクしていると思っていて、
アナウンサー採用試験は、正しいか正しくないかだけではなく、面白いか面白くないかで審査されることもある、といったのを覚えてますでしょうか。
そうなんです。アナウンススキルが低くても、ニュース現行読みとかしたことがなくても、持ち前の個性とか素質がアナウンサーに向いていて、それらが評価されて内定するということもあるんですよ。
このパターンは、数多くはないにせよ、誰もが納得するぐらいのビジュアルとか、知名度とか、個性とかを持っていらして、全く努力していないわけではなくて、
アナウンサー関連ではない、別のジャンルで何らかの努力をしてきた人だったら、あり得ることかなと思います。
そういう人たちは、奇跡とか、幸運なだけでは片付けられない、魅力や経験や素質を持っている人たちです。
アナウンススクールに通っていないと、絶対に内定できないというわけではない、というのを理解した上で、本題をお聞きいただけたらと思います。
ここから本題です。
アナウンススクールの選び方、おすすめの基準は、1、通いやすいかどうか。2、相性です。以上の2つ。
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いやー、普通じゃんって突っ込まれそうですけど、でもね、この2つ大事なんですよね。
まず1つずつ解説していきましょう。
1つ目、通いやすいかどうか。これ、自宅、大学、あとはアルバイトとか部活とかサークルなどの活動場所から通える地域にあるかどうかって、結構大事なポイントなんですよね。
大学生の皆さんなら想像つくと思うんですけど、通うのに片道2,3時間とかかかっちゃうと、体力も持たなくなってしまう可能性が高まるし、大学生って忙しいじゃないですか。
やっぱね、通ってる時間がもったいないんですよね。大学の課題もある。アルバイトにも行かないといけない。
部活の大会も控えてる。でも自己分析もしなきゃ。自己PRや志望動機考えなきゃ。ってね、まあなかなか忙しいんですよ、就活生って。
で、これちょっとね、経験してみないとわからないかもしれない。1,2年生はピンとはこないかもしれないですけれど、大半の就活生はね、常に何かに追われていて忙しく過ごしてるかなという印象を受けますね。
自分もそうでした。だからこそ、通いやすい場所にあるアナウンススクールを探すっていうのも大切かと思います。
そして、選ぶポイントその2、相性。これはもうシンプルに、合うか合わないか人それぞれだからですね。
いくら有名でも過去の内定率が高くても、合わない人もそりゃいるんですよ。人間ですから、そりゃしょうがないです。
で、体験入学を実施しているところでしたら、参加してみる。実施していないんだったら、見学に行って雰囲気を見てみるとかね。
まあ緊張するかもしれないですけど、アナウンサーになりたいっていう方でしたら、この段階でね、もじもじしていたらもったいないので、勇気を出して、いろいろと見学とかね、体験入学やってみてください。
で、大きく分けると、キー局が運営しているアナウンススクールと、その他に分けられると思います。
で、私が携わっている東京アナウンスセミナーは、その他に入りますね。
で、これってどっちがいいか悪いかって一概に言えなくて、どちらもメリット・デメリットあるんですよ。
キー局が運営しているアナウンススクールのメリットは、やっぱり現役のキー局アナウンサーに教えてもらえる。
そうなるとやっぱりね、やる気も出てくるわけですね。高まってくるわけですよ、気分が。
わ、報道ステーションのなんとかさんに教わった!とかね。目覚ましテレビのなんとかさんが今日教えてくれる!みたいなね、ワクワクするじゃないですか。
あとはテレビ局内のね、スタジオ見学とかももしかしたらさせてもらえるかもしれないし。
あとは具体的に採用してに進むと、系列局を受けるときに有利に働くなんてこともね、正直あるし。
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まあ学生キャスターとして番組採用されて、実際生放送の経験を詰めたり、違う、詰めたりじゃない、経験を詰めたりもするんです。
アクセント間違えました。失礼しました。
で、キー局のアナウンススクールのデメリットとしては、やっぱり生徒さん多いと思います。
多くの生徒さんがいるはずなので、ここに寄り添って手取り足取り指導してもらうっていうのがちょっと難しいかもしれない。
っていうのと、一人の先生にじっくり成長過程を見てもらうっていうのができないところもあるらしいですね。
で、その他のアナウンススクールのメリットは、逆に人数が少ない分、一人一人の個性や持ち味に寄り添って、きめ細やかなブランディングアドバイスをしてもらえるはずです。
で、デメリットとしては、キー局みたいな軽レース局に有利に働くってことは、大きな期待はできないですし、
講師がお一人しかいないというスクールの場合は、マンズーマンレッスンばかりだと、相性が合わなかった時に伸び悩むなんてことも起こり得るかもしれない。
ざっくり挙げると、こんな積み分けができるかなと思います。
どちらにせよ、メリットもあればデメリットもあって当たり前だよっていうことも知っておくといいかなと思います。
習い事をした経験がある方は、例えば学習塾とかクラシックバレーとかサッカーチームとかね、
それらをどこのチームに入ろうかな、どこのバレー教室に行こうかなって考えるときと同じような感覚と思ってください。
幼少期と違ってみなさんほとんど成人してるじゃないですか。
親御さんの都合だけじゃなくて、自分で選ぶっていうことが可能になってきている年齢、年代なので、
ぜひご自分でその相性っていうのを探ってみてください。
なんかここなら頑張れそうっていうね、ピンときたみたいなのもあると思います。
今は2023年の9月なんですけれども、9月の段階でしたら1年生2年生はまだまだ時間に余裕ありますしね、
別に急いでアナンススクール通う必要ないと思いますし、3年生4年生だっていつから通いだしたって問題ないですよ、大丈夫です。
早ければ有利とか遅いと絶対内定できないなんてことないですからね。
ただ、アナンサー採用試験ってちょっと特殊で、必ずや審査されるニュース原稿読みとかフリートークってコツがあるんですよね、特殊なんで。
しかるべき講師のもとを繰り返し繰り返し練習することをやっぱりお勧めするので、
だから早い時期からアナンススクールに通っている学生さんとかは離れしているっていうのはあると思います。
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それこそこのポッドキャストのタイトルに面接感に伝わるって書いてあるじゃないですか。
そう、面接感に伝わるフリートークってあるんですよね。
心に残る、印象付けるみたいな。
他の一般企業とかテレビ局の総合職とはかなり抑えるポイントが異なるので、
アナセミに通っていただきましたら、私含め講師陣がフリートークだけじゃないですけどね、
面接対策、ニュース原稿読みね、ビシバシと伝授、コツを伝授していけるんじゃないかなと思います。
宣伝もしておかないとなと思いましたので、宣伝入れてみました。
あとは最後に、アナンススクールに通うメリットの一つが、同じ目標を持つ仲間と出会えることなんですよね。
私も大学2年生の冬に、大学の先輩、当時4年生だった先輩にアナセミに連れてきてもらって通いだして、
年齢問わず先輩同期、後輩30人前後、いやもっとかな、出会ってるんですよね。
皆さん優しくアドバイスしてくれたり励ましあったり、情報共有しあったり、世界が広がるんですよ。
ライバルだけれどもいい仲間で支え合っていけたから、私も頑張れたんだろうなって振り返ると思います。
あれから20年経った今でも先輩後輩、そして同期たち、つながりがあってありがたい存在なんですよね。
仲いいお友達いっぱいいます。
皆さんも就活仲間、気を落とし合うんじゃなくて、共に切磋琢磨しあった方がお得だと思いますんで。
一生の友人となるかもしれませんし、出会いを大切にしてください。
と言いますことで、ここまでお聞きいただきありがとうございました。
この後はおまけコーナーいきます。
週間雑談小ネタをご紹介しますので、時間に余裕があるという方はこの後もお付き合いください。
さて、今回のおまけコーナーは、就活関連の雑談とか小ネタ紹介ではなくですね、
ちょっと私の重い考えっていうのをね語らせてください。
すみません、興味ない方には申し訳ないんですけど。
今回、アナウンススクールの選び方っていうのをお伝えしたじゃないですか。
私個人として、アナウンスセミナー代表としての思いじゃないですよ。
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違いますよ。個人です。
早坂個人の考え、思いをどうしても言いたくて今から言いますけど、
他のアナウンススクールと対立したいとか、内定率を競い合いたいとかじゃないんですよ私。
何でかっていうと、今競い合ってる場合じゃないからです。
テレビ局、ラジオ局、正直今業界的に元気ないじゃないですか。
ね、娯楽とか趣味が増えてしまって、学生さんもねテレビ離れってのは聞いたことあるでしょう。
実際そうですよ。これはね、確証のない現実です。
ね、YouTubeとかTikTokとかInstagramとかね、皆さんテレビ以外のものをね、見たり楽しんだりしてるでしょうきっと。
私だって見ますよ。
だけど、テレビ局、ラジオ局のアナウンサーとかね、しゃべりいて、楽しいよ、やりがいあるよ、魅力あるよって伝えたいんです。
だから言いたいことは、ちょっとでも興味があったら挑戦してみたらって、背中を押したいんです。
むしろ他のアナウンススクールとかと、手と手を取り合って、そういう心ある、やる気のあるしゃべり手を放送局にたくさん送り込みたいんですよ。
で、今インターネットで何でも検索できるから、どういう人がアナウンサーになるかとかいうのも、もうみんな個人のインスタとか、旧TwitterXを持ってたりするじゃないですか。
そうすると、あ、こんなキラキラした大学生がアナウンサーになるんだ、私なんか当店無理みたいに、なんか最初から諦めちゃう人とかもいて、
そんなのもったいないよって思うんです。やってみよう、興味あるんだったらっていうふうに私は個人的に思います。
そして他のアナウンススクールとともに、素敵な魅力ある話してしゃべり手を放送局に一人でも多く送り込みたいなって思ってます。
というね、本当にこれは完全に個人の勝手な思いです。
で、きっかけっていろいろあると思うんですけど、私がね、アナセミに出会ったきっかけっていうのを最後にちょっとお話ししておきますね。
私は大学2年生の冬に、同じ清泉女子大学の先輩である西村美月さんという方に出会って、アナセミに連れてってもらったんです。
で、そのアナセミに連れてってもらった経緯というのが、割と私の人生のターニングポイントだったんですよね。
どういうことかというと、当時の私って高原坂歌劇団に入りたかったけれども、受からなかった。
年齢制限があるから、もう二度とチャレンジすることができないっていうので、人生どうなったっていいやって、無気力だったんですよ。
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ちょっと言葉を選んで表現すると、生きてる意味ってないなと思っちゃったんです。
だって二度と夢が叶わないんですもん。こんなつまらないことあります?
で、そんな話をサークルでね、ぼーっとファースト風土展に行った時に喋っていたら、たまたま西村美月さんというね、サークルの先輩でもあり、大学の先輩でもある方が、
ね、まきこさーって、今夜この後予定ある?って聞かれたの、突然。
いや、特にバイトも何もないですって言ったら。
ちょっとさ、一緒に中目黒行こうって言われて、中目黒のアナウンサースクールに連れてかれたわけなんですよ。
当時からすると連れてかれたって書いてある。
で、そこで長井上司先生に出会って、いやこの子ねって昔宝塚に入りたかったけど慣れなかったんですってっていう話をね、してもらって先輩に。
その時に、長井先生にこう言われたんですよ。
綾坂さんは過去に生きてますねって。そろそろ現在を生きてみませんかっておっしゃったんです。
あーそうだよなーって、いや自分でも分かってたんですよ。
いつまでもね、高校生のことをもう二度と叶わない夢を引きずったってしょうがないってのは分かってた。
分かってたんだけども、でも悲しくて辛くて悔しくてっていうそういう負の感情しかなかったんですよね。
でもなんか長井先生にそれをふと言われた時に、もういい加減目覚ましましょうっていう風に家族以外の人に言われると、
そうだよなーって、頭の片隅では分かってたんだけどね、そろそろ切り替えなきゃなーって分かってたんだけども、
その日言われたことにより、そうだそろそろ今の人生を歩まなきゃなってようやく思えたんですよ。
それが大学2年生の冬。で、穴蝉に通おうと思ったのは、もちろんその西村みずちさんにね、紹介してもらったからっていうのもあるけれども、
先輩たちがね、すっごく魅力的な、もうキラキラした人たち。で、キラキラした人たちっていうのは受かったから、内定したからキラキラしてるんじゃなくて、
目標に向かって頑張ろうっていう、毎日穴蝉に通って自習練するっていう先輩たちがね、大勢いたんですよ。
10人、20人とか、余裕で超えるぐらい常に人がいて、で、八聖霊師アイウエオとかウイロウリとかを、
すらすらと大きな声で明るく元気に言ってる姿とかを見て、あ、そっか、ウイロウリってこういうふうにアキアキやらなきゃいけないんだなっていうのを学んだりとか、
自己PRとか志望投資とか難しい限らないとかどうしようってスランプに陥ってる姿すら、なんかね、魅力的に感じたんですよね。
あ、やっぱり目標に向かってる人って素敵だなって思ったんです。で、そういう頑張る先輩たちの背中を見て、
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あ、もう一回私も何かに向かって頑張りたいなって思ったんですよね。で、当時のことをね、西村みずしさんにありがとうございますってね、今までも何回かお伝えしたことなんですけども、
西村さんが振り返るに、あの、真木子は、私のことね、真木子は、早坂は、高須賀という夢を追いかけて努力し続けるっていう経験をしたことがあるから、
だから多分、アナウンサー試験、アナウンサーという夢に向かって努力し続けることもできる子だろうなって思ったのが一つ。
で、もう一個は、何か人前で表現するっていうことにも、まあ向いてるんじゃないか、まあそもそもね、人前で歌って踊ってっていうことをやろうとしていた人だから向いてるんじゃないか。
で、もう一個、三つ目は、何かに挫折した経験ある人って意外とアナウンサー多いんだよって思ったんですって。
だから、真木子にもそういった道あるんじゃない?ありなんじゃない?って思ったから連れてったんだよねって言われたことがありました。
そうなんですよ。あの、例えばその、甲子園行きたかったけど行けなかったとか、プロ野球選手になりたかったけどなれなかった人がアナウンサーとして、
今度は自分がプロ野球を実況する側になるっていうね、自分の経験を生かして立場は違いのプロ野球に携わるとかね。
確かに実際ね、アナウンスセミナーにもね、あの、オリンピックの補欠選手だった先輩っていらっしゃったんですよ。
すごいじゃないですか、オリンピックですよ。
で、ちょっと見晴れしちゃうからジャンルは言わないでおきますけど、相当な努力をね、重ねてきたけれども、結局は日本代表選手選ばれなかったんですって。
で、その話を自己PRとかね、練習の時されていて、もう本当に目に涙を溜めながら情熱的にね、自分のことを語ったりしていた時に、
ああそっか、そういう挫折経験もプラスに持っていける、プラスに捉えられるってこともあり得るんだって感じて、
じゃあ私が宝塚に入れなかった経験を生かせるのでは?ってようやく思えたんですよね、アナセミで。
だからもうその西村聖さんとの出会いにも感謝だし、西村さんがアナセミに通っていてくださったからこそ、東京アナセミナーにも出会えたっていうね、そこにも感謝だし、
まあ人とのね、ご縁っていうのは不思議だなと思うと同時にありがたいもんだなっていうふうに思います。
まあ何かの、誰かの何かの参考になるかなと思って、私の体験談、アナウンススクールのね、出会い方、アナセミをなぜ選んだのかっていうのをね、ご紹介してみました。
21:11
さて最後までお聞きいただきありがとうございました。
何かアナウンサー収穫に関して疑問、質問ありましたら概要欄のリンク先、もしくはインスタグラムのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます。
それでは就活生の皆さん、一緒に前向きに頑張りましょう。
21:38

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