アートの評価の難しさ
2025年12月21日、日曜日、毎度お気にタートルでございます。よろしくお願いいたします。
今日は、アートの評価、並びに審査について、思うことをおしゃべってみたいと思います。
お聞きくださいませ。よろしくお願いいたします。
何かしらの競技、競技があると、コンテストですね、大会とかコンテストとか、
競技会、みたいなものがあったら、やっぱり評価がついて、優勝、準優勝、それ以下、順位がつくと。
順位をつけるということは、評価が必要なんですよね。審査が必要なんですよね。
これがね、やっぱりアートっていうのは難しいなって思います。
一番わかりやすい評価っていうのは、陸上かなって僕の中では思ってるんですけど、
つまり誰が一番速く走れんねんと。一番最初にゴールテープを切った人が優勝。
これわかりやすいですよね。機械で判断できる評価ですよね。
とか、どっちが強いねんですよね。どっちが倒した。どっちが倒された。
これももう明らかですよね。反則なければの話ですけど。
そういう対ムを競うであるとか、対対陣、あるいは的を射る。
一番中心に当たった方が勝ちみたいな。ど真ん中についた人が1位で、ちょっとずれた人が2位みたいな。
わかりやすいそういうのだったら、誰が見ても機械が判断してもできる評価だと思うんですけど。
やっぱり難しいのはアートですよね。アートの評価、審査っていうのが非常に難しいなって、
有形アートの審査
これは昔から感じていたところではあります。
アートっていうのも二種類僕はあると思っていて、有形と無形のアートです。
有形のアートって言いますと、つまり物に対して審査をするっていうこと。
何か作り上げた、クリエイトされたものを審査員が見て、それを評価、審査するということですね。
例えばパティシエさんの業界って、例えば飴細工で創作物を作るとかいうコンテストがあったりするんですよね。
溶かした飴ちゃんみたいなものをビャーンと伸ばして、すごいアーティスティックなものを作る。
あるいはチョコレート菓子でもそうですね。
チョコレートを創作して、すごいタワーのようなものを、創作物を作るっていう、そういうコンテストがあるんですけれども。
競技者がたくさんいて、それぞれいろんな創作物を作って、制限時間内にそれを作って、
それを審査してくださいってなったときに、全然違う創作物がいくつも並べられている。
どれに対してどう評価をつけるっていうのは、審査員の価値判断やセンスっていうものも問われてくるんですよね。
問われてくるというか、そこが加味されてしまうということですよね。
例えば技術点、いかにその創作物の中にいかに細いものを取り入れるかとか、曲線をいくつ作っているかとか、
そういう技術点みたいなものがあったら審査もしやすいですよね。
ただしそこに感性が備わってきたら、俺はこの作品好きやなとか、私はこの作品よりもこっちの方が好きやなっていうのは、
審査員によっても判断が分かれるところではあるんですよね。
なので今言った有形のものであっても、無形のもので言うと、
例えば歌の審査であるとか、ダンスの審査、昨日言ったフィギュアスケートでもそうですよね。
フィギュアスケートでも技術点っていうのがあって、何をできたから何点とか、それにプラスアルファ何点とか、
ちょっとミスったから原点何点とか、技術に対してのプラスマイナスっていうのもあると思うし、
センス、感性の部分はちょっとあるかどうか分かりません。
でもフィギュアスケートも無形のアートかなと思います。
歌でしょ、ダンスでしょ、あとお笑いですよね。今話題になっているお笑いの審査。
あれも笑わすテクニックとしては、やっぱり専門家からすると、
こういうテクニックを使って笑わしに来ているっていう、素人では分からない技術っていうところがあると思うんですよね。
そういう技術の上手さっていうところを評価するところもあるし、
審査員があんまり受けていなかったからとか、その受けを評価の基準に入れてしまうことってあるんかなと思うんですよね。
審査員が実際そう言うたはるから、あんまり受けていなかったのがちょっとなぁみたいな。
受けているか受けていないかって、その時のお客さんの温度感にもよるし、
評価される側の、例えばお笑いやったらお笑い芸人さんの技術評価じゃなくて、
その技術を発したところで、どういう周りに影響を及ぼしたか、反応が起こったかを評価してしまっているところがあるので、
それが評価の対象とはちょっと別のところにあるのかなって僕は思っているんですよね。
無形アートと感性の評価
そういうね、アートを審査するっていう時に、
こすいやり方があって、審査員好みに仕上げるっていう、そういうテクニックというのが、
一つの、それは競技者の考えの一つだと思うんですよね。
あなた、今これ聞いてくださっている方が、一つ何かアートの創作物を作ったとします。
その時に、自分の世界観をいかなく発揮して、自分の感性を込めて作り上げたこだわりの一品ですっていうものをさあ評価してくださいって言った時に、
その審査員が、ちょっとこういう感性好きじゃないねんなみたいなことになったら、
技術は認めるけど、俺好みではないなって審査員に思われてしまったら、評価、そこの感性ポイントっていうのが伸びないと思うから、
今日のコンテストの審査員はこの人か、この人って自分、その人の作品ってこういうものが多いからきっとこういうものが好きなんだろうということで、
審査員に気に入られるような作品を作る。あるいはそれが全部じゃなくても、自分の世界観の中に審査員がキュンとなるポイントを少し含ませてみる。
ということで審査員の感性を刺激し、評価を上げてもらうというテクニック。
そういう個性って言ったらあれですけど、アートですからね、感性。審査員もアーティストですからおそらくね、
くすぐられた方がドキドキするでしょうと。やっぱりワクワクするのが評価に値するかなって、アートの世界では僕は思うので。
評価する側もアーティスト。それを思うと、その審査員が何を重視するのか、あくまでも技術を見ますっていうのか、
審査員に選ばれたからには私の感性で審査させていただきますっていう軸を持つのか、
それは審査員個人と競技会、大会関係者、テーマのすり合わせかなと思うんですけれどもね。
最初にちょっと言った、戦って勝った方が勝ちっていうのはわかりやすいじゃないですか。
空手ってそうかなと思うんですよね。空手って組手の場合は一本取った方が勝ちとかね。
技術点ってあると思うんですけれども、もう一個空手って組手以外に勝たっていうのがあって、
要は一人の演武みたいなことをして、その所作の技術、ピタッと止まれるとか、スッと伸びてるとか、細かいところですけど、
そういう技術を評価されるっていう。そっちの方がはっきり言って評価は簡単ですよね。技術点。
ちゃんとできてるかできてへんかやから。でもどっちが美しいかとか、どっちが感性豊かなボケをかましてるか。
そうなると審査員の、もう難しいところですよね。何を持って審査したらいいのか。
今話題になっているお笑いの審査についてなんですけれども、
昨日見たお話でね、今、素子名さんがすごく時代の長寿やなって、ちょっと最近思ったんですよ。
っていうのは全然お笑いのことを知らないので、追ってないので、誰が今お笑い芸人として人気なのかっていうのはわからないんですけれども、
素子名さんっていうのはすごく多才な、いろんな才能を持ちの方で、感性すごいなって思うんですよね。
お笑いでも見たことあるし、面白いなと思ったこともあるので、その方が今の時代の若手というか中堅というか、
筆頭かなみたいな、他の芸人さんも知らないので、勝手に筆頭とか言えないんですけど、
ただ僕はダウンタウン世代というか、世代は違うんですけど、見てきた世代。
気がつけばごっつい感じを見ていたみたいな世代からすると、やっぱお笑いイコール抹茶みたいなところがあって、
抹茶がお笑いのトップだよねと、次に若手が、ちょっと言い方を選ばずに言うと、
ズケズケと、いけいけどんどんと、ノリノリで若手がかましてくると、
なんかちょっと偉そうにしてきた新しい人がいるなみたいに思ってしまうんですけれども、
これ時代ですよね。
僕自身が抹茶面白いなとかダウンタウン面白いなと思ってた時に、僕より上の世代は、
何やこの偉そうな若手はと、濱ちゃんとか審査員に食ってかかったりしてたらしいですから、
偉そうな新人、若手ですよね。
その時は、もっと上の世代の安貴雄さんとか、巨人阪神さんとか、
そういうお笑い世代、もっといろんな方いらっしゃいますけど、
そういう方が一番面白いとされてた時に、ズケズケと出てきたダウンタウンみたいなもんがあって、
上の世代の人は思ってはったかもしれないですね。
これは代々変わっていくものだと思いますし、
自分の世代にとらわれたらあかんなと思うんですよね。
だからこそ、増品さんという方が今出てきて、
なんかちょっと自信たっぷりな感じなんですね。
それはすごく勢いがあっていいなと思うんですよね。
どんな時代もそういう人がいないと業界変わっていかないとか、
いないとされていかないみたいなふうに思うんで、いいと思うんですよね。
今問題になっているのは、問題になっているというか、
昨日見てすごく炎上してたのが、
同じ審査員をされていた笑い飯哲夫さんに対して、
すごく喧嘩を売られたから喧嘩を買うみたいな投稿をして、
お笑いコンテストの審査について
動画を撮ってあったんですよね、増品さんがね。
大好きですと。
先輩のこと、この先輩、哲夫さんのことは大好きなんですけど、
あの審査でよかったんですか、みたいな。
あなたはそんな人じゃなかったですよね、みたいな。
ちょっと喧嘩を売られたから喧嘩を買う、みたいなことを動画でも言ってはりましたけど、
審査に対する熱量の違いを増品さんは自分の動画で言ってはったような気がするんですよね。
テレビのお笑いコンテストの審査員の立場で長く審査コメントをしていると、
増品さんは長い年と言われたことに、喧嘩を売られたというふうに捉えはったんですよね。
これ喧嘩を売られたと捉えるということは、増品さん自分でも長いことをないない思ってはるんやろうなって思うんですよね。
これは心理的なところですけど、喧嘩を売られたと感じるということは、
自分がそこにちょっと悶々としている気持ちがあったんやろうなって。
それはあまりにもみんなに言われるから、受け止められずに反発してしまうみたいなところなんかなと思うんですよね。
テレビの審査のコメントってテレビの尺というものがありますから、
審査員も他にもいるわけやし、あなたももっと喋ったらよかったじゃないですか、
豊畑なんですけど、コメントの尺というのがあるし、決められた時間というのがね。
でもなんか自分は1分半必ずコメントしますということを事前に言ってたということやから、
言っても悪くないやろうみたいなことやと思うんですけど、増品さんが豊畑は。
審査員ってテレビのお笑い番組の審査員って紹介されるじゃないですか。
今回の審査員はこの方々です、どうぞみたいな。
お笑いの有名な人が出てくるみたいなね。
M1だったらやっぱり松本さんとかが出てきたり、数々のレジェンドなお笑い芸人さんたちが紹介されて評価審査するじゃないですか。
その審査コメントの中でもその人のオリジナリティを出してきますよね。
審査しながらボケるとか、おちゃらけるとか。
でもテレビのエンタメとしてはそれでいいと思うんですよね。
だからこそその人たちが選ばれてるっていうのもあるんで。
そうじゃなかったらフィギュアスケートのテレビ見ていて、今回の審査員はこの方々ですって紹介されたら見たことないんですよね。
もしかしたら文字として審査員はこの方ですって出てるかもしれないですけど、誰一人知らないですもんね。
あんまり見てへんから知識ないっていうのもありますけれども。
だから裏で審査する場合と放送上の審査コメントを画面に映し出してしてるっていうのは全く別のことかなと思うんですよね。
だからこの場合そしらさんがどうとかてつおさんがどうとか言うつもりは全くなくて、どっちも自分の正義やなって。
これこそ自由に問いろというか、人の考えそれぞれ違うなって思いましたよね。
でも今回の件に関してはもしかしたらですけど、僕はうがった見方をしますけど、これプロレスちゃうかなと思ってるんですよね一部。
むちゃくちゃ元々仲のいい後輩と先輩ですから、ちょっと裏で握ってこういうふうにしたら、だってそしらさんが長い審査をしたということだけでも炎上していて、
それに輪をかけててつおさんが言うてきて、もっかい再炎上さすみたいな炎上処方のような気がしていて、これバズる、もっかいバズるからちょっとここで握っとくかみたいな。
だからこそかなと。
あまりにも切れすぎてるし、切れてる内容もいろんなところに飛び火してるみたいな。
その審査で言われたこと以外に、あなたのその考え方大丈夫ですかみたいな、煽ってるに近いような気がしてるなと思ったので。
全てはエンタメですからね。
よくYouTubeで誰誰さんへっていうタイトルにして、ちょっと苦言を呈すみたいなのあるじゃないですか。
M-1グランプリの録画
ああいうのって文句あったら直接言ったらええやんみたいなことはあると思いますけど、
それを公にしたほうがどうせみんな巻き込んでこの話題好きでしょ、話題にするでしょと。
そんなの分かったはってのことなんちゃうかなって思うんですよね。
僕がいつも言う、後からごちゃごちゃ言うやつで最もなこと言うやつが偉いんじゃなくて、
そのいろいろな揉め事を作ったきっかけの人が一番偉いっていう。
要は問題提起した人が一番偉いから、それに対してええことを言った人が偉いわけじゃないっていう。
そういうふうに思いますよね。厚語りしてますよね。
審査とか評価っていうのはパワー難しいですよね。
だから評価された人は嬉しいけれども、
もしくもそれに準じた人は悲しいし、その審査に最も嫌なと思えたら次に向かう。
どっちもそうか。悔しい思いはあるけど、難しいですね。
審査する方もされる人も評価されるっていうのは難しいな。
だいぶ語りましたね。
そんなこんなで今日はM-1グランプリなんですよね。
それだけはちゃんと見ようかな。
他のお笑いショーレースとか全然見てないけど、去年も言ってたと思います。
M-1だけは見ときたいなっていうふうに思うので、
今日もリア隊では見れないので録画をしてきました。
M-1と同時にフィギュアスケートの女子、全日本の女子のフリーが裏番組で被ってたので、
2番組同時録画してきました。
同時録画できるレコーダーで良かったって思いました。
以上です。