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はい、皆さんこんばんは。2026年6月10日、水曜日、高橋ツカサです。この放送は、ベアレンビール営業部長の高橋ツカサが、日々の仕事や生活の中での学びや気づき、そしてビールを通じて豊かな人生をお届けする番組です。
皆さんこんばんは。もうすでに飲んでいる方もいらっしゃると思いますけれども、いかがお過ごしでしょうか。
今日は週の中日、水曜日ということで、お仕事も明後日で折り返しでお休みという方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんですよね。
そんな中、私今日シェアしたい話っていうのは、実は昨日お休みをいただいてて、いろいろやってたんだけど、その中で昨日の夕方と今日の夜で映画を一本見まして、それは何かというとね、セッションという映画なんですけど、皆さんこれご存知ですかね。
2014年の映画で、ざっくりストーリー的にはジャズドラムのお話で、ドラマーを目指す学生が音楽大学に入って、そこで蝶がつくぐらいの厳しいコーチと出会って、その中で繰り広げられるドラマーなんですよね。
これが結構刺さる内容で、テーマとしては人は限界まで追い詰められるとどうなるのかっていうね。つまり厳しい指導によって変化していくことは成長なのか、それとも破壊なのかっていうね、そんなテーマだと思うんですね。
これって上司と部下の関係で言い換えるならば、育成と圧力的なものとの境界線みたいなところ、そしてそもそもの動機がどこなのかみたいなところを炙り出すみたいな、そんな映画なんですよね。
なので、これについてストーリーをシェアしながら皆さんと考えていきたいなって思ったんですよね。
この映画自体は名門音楽大学に通っている主人公、アンドリューっていう人がドラムの練習をバシバシしてるんですよね。
その時にコーチとして入る人がフレッチャーっていうね、指揮者で教官みたいな人なんだね。
この指導方法がまあまあ激しくて、罵倒はするし、椅子は投げつけるし、みんなの前で人格否定はするし、何なら私生活まで踏み込んできて罵倒するんですよね。
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でもこのフレッチャーって人は言うんですよ。
グッドジョブ、よくやったですよね。
よくやったという言葉ほど有害なものはない。
満足させたらそこで終わりだっていうね。
そういうね、鬼共感プリを発揮すると。
さらにこれね、ジャズの話なんだけど、チャーリーパーカーが偉大になれたのは、ドラマーからね、思いっきりシンバルを投げつけられた屈辱があったから本人は本気になれて偉大な人物になれたんだっていう話をするんだけど。
これね、知らば理論じゃないけど、まさに根性論なんだよね。
すごく日本的な考えだなと思うんですよね。
これをいろいろ言われながら指導を受けてきた主人公のアンドリューっていう人は、どんどん壊れていくわけですよ、人格的に。
恋人のことを自分から決め捨てて、親とも関係を遠ざけて、交通事故を起こして、頭から血を流して、それでも現場に行って演奏しようとすると。
自分のことよりもフレッチャーっていう鬼共感からの評価を優先して行動していくような状態になっていくんですよね。
これって情熱とか熱意って言えんのかっていう話ですよね。
追い詰められた人間の行動をやる気とかっていう言葉と言えんのかっていう、そんな問いがここにはあるなっていうふうに思って、ものすごく胸を締め付けられるようなシーンだったなって思うんですね。
これね、少し最近私がハマっている成人発達学的な話でいくと、主人公ってどういう段階を得て変わっていくのかっていうと、最初は承認してもらいたいっていう流れで努力をしていくと。
それがないと自分の価値がわからないと。
周りからの評価ではなく、その人の評価を欲しくなってくると。
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で、だんだんそれがエスカレートして追い詰められていくんだけれども、最後にね、これちょっとネタバレなんだけど、フレッチャーっていう鬼共感にみんなの前で罵倒されるんだけど。
だけど、主人公のアンドリューはそれを無視して、自らドラムに向かってね、アンドリューが鬼共感を無視してドラムを叩きまくるんですよね。
そして、ドラマはクライマックスへと向かうんだけれども、この承認欲求の先がね、鬼共感から、そうじゃなく観客とか自分が最高の演技をするんだっていうパフォーマンスの方に軸が変わってるんですよね。
で、いずれ素晴らしい演技はしてるんだけれども、演奏はしてるんだけれども、内容が全然違ってる、意味合いが全然違ってて、誰かに認められたいと思って追い詰められて必死になってパフォーマンスを伸ばす。
けれども、どこかで壊れて、最後の方でやってるのはパフォーマンス伸ばしてるんだけど、それは外的な要因ではなくて、自分から、自ら誰かに追い詰められてやるんじゃなくて、俺がやるんだっていうような感じに本質的に変わってるということなんですよね。
このことから、何を僕らが学ぶべきなのかっていう話なんだけど、一言で言うと、何が本当の育成なのかっていうね、そんなことだと思うんですよね。
やっぱり挑戦をしている、主人公のようにね、目標を持ってみんなで挑戦しようみたいなところってもちろんあるんだけど、それってやっぱり誰かのフォローがあって、そのセットで機能するっていうことだと思うんですよね。
そのフォローする部分がなくて、ただただ厳しくしていくと、やっぱり人は壊れるというようなことだと思うんですよね。
だから高い要求を出すが、同時に信頼してるんだと、失敗しても大丈夫だと、一緒にやるんだっていう関係性がベースにあるから進めるものがあるんだと思うんですよね。
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これはただただ優しくしてるわけではなくて、ベースがあるからきつくできるっていうことであって、どっちが抜けてもダメだっていうことだと思うんですよね。
優しいだけで要求がないのもダメだし、厳しいだけでフォローがないのもダメで、両方あって初めて高い要求が達成されるってことだと思うんですよね。
今回の映画から得られた問いですけども、かつて私たちが受けた厳しい指導とか経験って何だったんだろうっていう話ですよね。
それを思い出してみて、果たしてそれが自分の成長になったんだろうかと、それとも何かを削ったんだろうかということ、そういう問いを立てたほうがいいなと思うんですよね。
あの経験がなければ今はなかったかなとも言えるし、あれさえなければとも言えると思うんですよね。どっちも本当だと思うんですよ。
だから私が思うのは、そこからその問いからもう一つ、じゃあ今どうするのかって話なんだけど、やっぱり今も辛いことがあったりすると思うんだけれども、将来ですよ。
20年後、30年後の自分が今の私、自分を見てみると不思議と変わるんじゃないかと思うんですよね。
今の行動とかやってることが良かったのか悪かったのかっていうのは分からないですよ、この先どうなるか。
だって今振り返っても良かったかどうかなんて分からないじゃないですか。
過去の厳しい指導が自分を成長させたのか、それとも削り取っていったのかなんて分からないよね。
同じように未来の自分から見て今の行動は、行動とか受けてる厳しい指導とか厳しい環境とかっていうのは、これが成長させるのかそれとも自分を削り取るのかっていうのはやっぱり分からないと思うんですよね。
だから、今の自分に集中して誠実に一つ一つ仕事をしていく、判断していくということが、今を変えて未来を変えることに繋がるんじゃないのかなというふうに私は思っています。
ということで、今日の放送は映画セッションからの放送なんだけど、ちょっと真面目になりましたね。いかがだったでしょうかね。
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また最後まで聞いてくださってありがとうございます。
映画の話はね、私すごい好きなんだけれども、たまにはこういう映画とか本から得られる、それもビジネス本じゃなくて物語から学び取る、そういった放送会もやってみたいなと思っております。
ということで最後まで聞いてくださってありがとうございます。
もしよろしかったら、この映画セッション、アマゾンプライムでは無料で見れますので、無料というかアマプラに入っていれば無料で見れますので、そちらの方を検索していただければいいかなというふうに思います。
それではまた皆さん明日お会いしましょう。さよなら。バイバイ。