TTT/ソーシャルセキュリティからシステムセキュリティへ/
―「顔が見える安全」から「顔が見えない安全」へ―
人と人とのつながりが生み出す安全を、ここでは「ソーシャルセキュリティ」と呼んでいます(社会保障制度の意味ではありません)。
かつては、地域の目や評判、「あの人なら大丈夫」という信頼が、安全を支える大きな力でした。
もちろん当時も犯罪はありました。しかし、現代ほど一人が世界中に被害を広げられる時代ではありませんでした。
インターネットやAIの発達によって、リスクは桁違いに大きくなりました。その結果、私たちはパスワードや二段階認証、防犯カメラ、AIによる不正検知など、「システムセキュリティ」に大きく依存する社会へと移っています。
これは、人を信用しなくなったからなのでしょうか。それとも、人だけでは守りきれない社会になったからなのでしょうか。
「顔が見える安全」と「顔が見えない安全」。
信頼のあり方が変わった現代について、考え続けるための思考ログです。
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サマリー
かつて地域社会の信頼関係が安全を支えていた「ソーシャルセキュリティ」から、インターネットとAIの発展により、パスワードや監視カメラなどの「システムセキュリティ」に依存する社会へと移行した。これは、個人の善意だけでは対応できないほどリスクが巨大化したためであり、現代社会は顔が見えない相手とも公平に取引できる恩恵を得る一方で、仕組みへの依存を深めている。
「ソーシャルセキュリティ」から「システムセキュリティ」へ
ついに、漕ぎって廃止されてきましたね。 だから、東西預金から直接振り込みするのに、窓口に行って手続きをしてみました。
そしたら、次から次へとやってくる、何回も。 担当者がベタで対応して、順番待ちとかじゃないですよ。
一つ一つその関門をググり抜けて、完了するまでに要したの。 実に2時間。
なんでこうなっちゃったのかなぁ、現代社会。 思考は完成させなくていい。
The Thinking Track 気になったテーマを深める。
「顔が見える安全」とは
改めまして、今回はソーシャルセキュリティからシステムセキュリティへ、 顔が見える安全から顔が見えない安全へをテーマに進めてまいります。
まず、顔が見える安全、ソーシャルセキュリティって表現してましたが、 それって何でしょう。知り合いがいるってことです。
銀行で言えば、市店長と顔見知りとか、職員と顔見知り。 皆顔パスが普通にできた。
いちいちマイナンバーカードとか見せなくても、どこぞの誰々さんねっていうところで、 手続きがすぐに進んでいった。
金融機関だけじゃないです。お店もそうです。 客との関係性を知っている。付けでいいよこの人はとか。
顔パス、近所同士で見守っていた。 知らぬ人がいると逆に、あの人誰?っていうところで、
地域の治安が維持されていた。 あるいは、あの人は大丈夫。人として信頼が地域で得られていたりとか。
逆もあります。悪いことをすると、やべえあいつ。 その街では生きていけない。
いわゆる顔が見える安全の社会。これが昔の社会でした。 人間関係そのものがセキュリティ機能を果たしていた。
「顔が見えない安全」の仕組み
一方、この匿名性の高い現代、顔が見えません。 顔が見えないから何で安全を担保するかというと、
よくあるのがパスワード。 もうちょっとセキュリティ上げて二段階認証。
あるいは、防犯カメラ。監視社会です。 あるいは、見えなくするか暗号か。
AIを使って不正を検知する。 システムのログを残して調べる。
人じゃなくてシステムとかデータが信頼を担保する社会になってきています。 今何が大きく変わっているかというと、
リスクの巨大化と攻撃力の増大
仕組みが変わっているのは、リスクの大きさが昔とは比べ物にならないほど大きくなっている。
泥棒とか詐欺って昔からありましたけども、せいぜいちょっと持っていけるもの。 金額や桁が違うわけですよ。物の重みが。
数千万とか数億円。システムなんかでハッカーとかがいると、億とか兆の単位で詐欺が起きます。
昔そういうのはほぼ無理ですよね。 現金だってジェラルミンケースに入る現金が上限だったじゃないですか。
数字が小さかった。動かせる。物もそうですね。 金塊だって重たいから簡単に動かせない。
一人が被害を受ける範囲も同様に比較的限定的だったわけ。 盗みに入られたって家にあるものが上限じゃないですか。
ところが、今世界中から詐欺が横行している。 世界を股に詐欺集団を商売しています。
個人情報が一瞬で大量に流出する。 身近な地域、街以外のところにも、見ず知らずの遠方のところまで全て地球の裏側まで流出してしまいます。
たった一人が何万人にも被害を与えられる。 何万人をもたった一人が騙せてしまう。
この声だってそうですよ。AIが私そっくりの声を喋ってしまう。 声すらも信用できない。
攻撃力が桁違いに強まっているってわけなんです。 現代はね。
システム依存の必要性と恩恵
だから個人の人の善意、人間の善意だけでは安全を守れなくなって、 システムにその安全性を担保してもらう必要が出てきた。
システム依存が大きくなったっていうことなんです。 昔だって問題はありましたよ。
顔が見える問題で、逆の意味で村社会ね。 生きにくい、生きづらさありました。
同調圧力とか。 正しいことを言っても人数の力学で、力の力学で通らない。
根が、円弧が優先されたりとかね。 平等じゃない、不公平だったり。
プライバシーも何にも負ったもんじゃない、あったもんじゃない。 そういう弱点があったわけです。
そこは現代はシステムによって安心して取引ができるようになりました。 初対面であってもちゃんと商売ができる。
知り合いがいなくたって普通に公平にいろんな人と取引ができる。 なんなら世界とも
取引ができる、繋がれる。 それが今の大きな恩恵と言えます。
ちょっと表現変えると、昔は人間、人が安全を支えていた。 今はその人に顔が見える、顔パスがなくなった反面、
仕組みが安全を支えているように変化している。 それによって
規模感が変わった。 攻撃の規模が巨大化している。 だからこそ余計人で支えられる力が相対的に余って、
仕組みへの依存があります。 似てるからとか、あの人だと思ったじゃ許されないぐらい大きな影響力を持ってしまう。
信頼の変遷と現代社会
以前、スタンドFMで人を信用する代わりに仕組みを信用する社会という配信を収録しました。
そことも同じテーマです。 根っこを流れているのは同じです。
何なんでしょうね。 これって人が信頼できなくなったんでしょうか。
だから人が信用できない、人間は今信用できない悪者が増えたから仕組みが増えた。 ということでもきっとないんですよね。
一人の人間、一人の能力では守れないほど社会全体のリスクが大きくなった。
なのでそれを支えるために人間以上の能力を持つシステムが、仕組みが必要になってきた。 ということなのかもしれません。
現代のセキュリティシステムの複雑さ
いかがでしたでしょうか。 今回はこの辺りで。 最後にお答えです。
この配信では身の回りでセイラージーが感じたことを基にネットやAIなどから得た情報も参考に構成しています。
正確性についての保証はいたしかねますので、くれぐれもご自身で最終判断をしてください。
疑わしき情報やお気づきの点がございましたらお知らせいただけると助かります。
The thinking plan 思考は途中にこそ価値がある。
面倒なことにならないようになりそうだったからね。 だから事前に大丈夫って念をして何が必要って担当者に丁寧に確認しておいたんですよ。
今回の遠ざかる振り込み・送金なのにこの始末ですよ。
専門の職員ですら勘違いを強行してしまうほど現代のセキュリティシステムって複雑を極めているようです。
07:51
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