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TTT/言葉は壊れたのか、進化したのか/
2026-04-22 08:40

TTT/言葉は壊れたのか、進化したのか/

「オンラインオフ会」――その言葉、少し引っかかりませんか?
 
本来は矛盾しているはずの表現なのに、なぜか普通に通じてしまう。
 
「リモート出社」や「サイレント値上げ」も同じように、
 
気づけば私たちは“ちょっとズレた言葉”を当たり前に使っています。
 
それは、言葉が壊れてきているのか。
 
それとも、時代に合わせて進化しているのか。
 
正しさよりも、通じることが優先される今。
 
その中で生まれる違和感には、どんな意味があるのか。
 
日常の中に潜む“言葉のズレ”から、
 
今の時代のコミュニケーションの在り方を考えます。
 

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サマリー

本エピソードでは、「オンラインオフ会」や「リモート出社」など、現代で一般的に使われるようになった言葉の矛盾点や違和感に焦点を当てる。これらの言葉は、本来の意味よりも、コミュニケーションの利便性や伝わりやすさを優先した結果、定着したと分析。言葉が壊れたのではなく、時代に合わせて進化している可能性を示唆し、現代のコミュニケーションにおける言葉の役割を考察する。

「オンラインオフ会」にみる言葉の矛盾
オンラインオフ会って聞いたことあります? オンラインなのにオフ?
それ壊れているのか、進化しているのか? 思考は完成させなくていい。
TheThinkingTrack~気になったテーマを深まり。 改めまして、今回は言葉は壊れたのか、
進化したのか? をテーマに進めてまいります。
オフ会っていうのは、もともとパソコン通信とかの時代にパソコン通信でオンラインでつながっている。
でもオンラインでつながってた人たちがパソコンを使わないでリアルに会う、つまりオフラインで会う、実際に対面する、
そこから来た言葉なはず。
つまりは、今で言うとインターネットですね。
インターネット上というオンラインの世界とは別にリアル、現実のオフの世界で会うっていう対比が前提な言葉。
なのに、オンラインオフ会?
え?オンラインなのにオフ?
え?オンラインでやってんじゃんオフ会をみたいに。
どっちやねん!っていう自己矛盾を含んだ表現。
実際はでも、現実的には使われているということはどういうことかというと、もともと文化としてオフ会。
つまりコミュニティがリアルに会うことを、皆さんが会うことをオフ会という前提のもと。
ただし、今回はリアルで会えないと。
だけど、Zoomとかね、そういうオンラインのツールによって会合というか、みんなでミーティングなり会ったり、オンラインでできる、なんだかな。
リアルにどこかの場所に会えない時間とか状況によって会えないので、対面じゃないけど集まろうよ、的な。
そういうことなんだと思うんです。
だから、リアルなオフ会のノリをオンラインでやる会、だからオンラインオフ会、みたいなことなんでしょう。
これ、言葉の厳密さよりもオフ会という文化の継承、その表現を優先した結果生まれてきているのではないかと。
私が違和感を感じるのは、もともとのオフ会の意味を知っているパソコン通信の時代からのオフオンラインじゃなくて、オフでリアル、オフイコールリアルって意味なんですけども。
そっち、ネット使ってんじゃんっていうところにどうしても引っかかっちゃうんですよね。
言葉がアップデートされているのに私の頭がアップデートされていない。
オンライン交流会とかリモート飲み会とかバーチャルミートアップとでも言うのでしょうか。
それをオンラインオフ会と表現しているってことですね。
ゆるい仲間感みたいなものとかね。
普段は別のツールで使っているのを、別のオンラインツールで会っている仲間が会うような、別のオンラインツールでコミュニケーションをとっているそれぞれ点と点の人たちが別のオンラインツールで対面するみたいな、そういうことなんでしょうか。
現代にみる言葉のズレの例
こういう言葉のズレって、私好きなんですけども、他にもあるんじゃないか、いくつか突っ込んでみたいと思います。
一つはリモート出社。出社してないじゃん、みたいな。
リモートで出社している。出社ってそもそも会社に行くことじゃないですか。
行かないのに出社。リモート出社。
行ってないのに出社。ねじれ現象。
会社には行ってないけど業務はしているよということで出社と同等という意味的な扱いで運用上言われている表現なんでしょうね。
無人販売店。無人販売。
販売する瞬間は人います?だって買う人は人じゃないですか。
売る人がいないっていうか、でも売る人も補充に来たりするし、なんなら防犯カメラでリモートで見てるからいないわけじゃない。
完全な無人ではないけど名前は無人販売。
リアルに同じ場に接客する人が実在していない、その場にいないっていう意味なんでしょうね。
サイレント値上げ。
値上げしているのにサイレント。
静かに値上げしてますけども、実は私が言いたいのは、
え、なんでこんなに上がってんじゃんって騒ぐじゃないですか。
だからこっそり値上げをすると大騒ぎになるけど表現はサイレント値上げ。
まあ、内緒でこそこそやるからサイレント告知しないでねっていうことなんでしょうけども、実際には穏やかではない。
場合によっては騒がれてしまうのがサイレント値上げですね。
逆転の発想とコミュニケーションの変化
炎上商法。
炎上ってマイナスなことじゃないですか。
なんでそれがプラスな商売になるんでしょうかって話。
これは炎上することをあえて使ってビジネス、金儲けをしている逆転の発想。
なので意味はおかしくないんですけども、
炎上してたら商売上がったりなのは逆転で儲かると。
はい、面白いなぁ。
既読スルーってよく使います?
よく考えたらおかしくないですか。
読んでんのかスルーしてんのかどっちやねんみたいな。
意味的には既読っていうのと無視するっていうのは逆の意味なんですけども、
読んだのに無視しているっていうのは矛盾してないんです、この表現。
無視の種類が細分化されているってことなのかな。
コミュニケーションがややこしくなった現代っぽい表現とも言えます。
他にも挙げたらキリがないんでしょうけども、
言葉の定義より伝達優先の時代
共通点は何かっていうと、本来の定義よりも使われ方が使いやすいとか理解しやすいということで広まっている。
本来の言葉の意味とかルールとは別に、便利だし伝わりやすいから、
多少おかしかろうが分かりやすくから定着していく。
言いたいことが伝わればOK。
それが道具としての言葉の一つの位置づけであるとも言えます。
意味そのもの、定義とかロジカルなものよりも、空気で伝わる。
KYじゃないですけど、空気で伝わるのが言葉の中にも論理的な意味以外に強く含まれているということなんだと思います。
では今回はこの辺りで、最後にお断りです。
この配信では身の回りでセイラージーが感じたことをもとに、ネットやAIなどから得た情報を参考に構成しています。
正確性についての保証は致しかねますので、くれぐれもご自身で最終判断をしてください。
疑わしき情報やお気づきの点がございましたら、お知らせいただけると助かります。
The thinking track
思考は途中にこそ価値がある。
正しくない言葉が増えたというより、正しさが置いていかれているということなのかもしれません。
言葉遊びが好きな方は、21秒でわかる言葉のザク通学チャンネルをやっていますので、そちらもぜひ聞いてみてください。
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