2022-05-20 42:17

ep.5 映画『mellow』〜好きな俳優と好きな監督の邂逅〜

好きと好きが出会うって素晴らしいし、さらに好きになる。私もその好きを集めて束ねてmellowな人間になりたいな。おたよりはこちらから↓ https://bit.ly/3v49UX9
00:04
とるにたらん、ラジオあそび。
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組、
とるにたらんラジオあそびへようこそ。
いつでもポップとサブのカルチャーの合間を手をたっている
パーソナリティの花田花です。
さて、今回はお便りをいただいております。
ありがとうございます。
というわけで、早速まずお便り読ませていただきます。
ラジオネームジグザグバラバラ。
初めてお便りします。
ミュージカルポーの一族きっかけで基地に絡む糸に
アプリを経由せずポッドキャストとして出会い、
こちらも聞いているという、もしかしたら既読なリスナーかもしれません。
遅くなりましたが、新番組おめでとうございます。
ep4 フリートークの伊手音クラスの話。
まさかお話し聞けると思わずに嬉しくなってしまいました。
ラスボスの息子こと、群音を演じていた安保編。
かっこいいですよね。
私は日本リメイクで群音が真宮翔太郎さんならいいなと思っていたので、
花田さんが好きだと言っていて、なんだか納得してしまいました。
他にも推しキャラがいたらよかったら教えてください。
私は勤務室長推しです。
今後も更新楽しみにしています。
お体ご自愛くださいね。
ということで、ラジオネームジグザグバラバラさんからのお便りでした。
ありがとうございました。
本当になかなか既読なリスナーさんですね。
ラジオトークのアプリ経由してなかったんだけど、
今まで聞いてくださってたということで、
すごくありがたい存在なんですけれども。
ミュージカルポーの一族っていうのは、
私の推しの千葉雄大君が去年か出演したミュージカルで、
ポッドキャスト。
あれでね、基地に絡む糸というポッドキャストの方で、
何本、5本ぐらい撮った収録をしたネタなんですけど、
それもすごくいい作品なので、
そのうちどこかで触れられたらなという風に思っているんですが、
せっかくイテウォンクラスの話を振っていただいているので、
今日のフリートークもイテウォンクラスの話しようかなと思ったんですけど、
私、群音がマミヤ翔太郎でマジで笑っちゃったんですけど、
アン・ボヒョン本当に私好きなんだよね。
顔が好きだったのかな。
前回のフリートーク聞いてない人は聞いて欲しいんですが、
イテウォンクラスっていう韓国ドラマが日本版リメイクで
六本木クラスという形で今年の夏ドラマになるということで、
主演が竹内亮真くんだっていう話をちょっとしたんですけど、
元ネタの韓国ドラマのイテウォンクラス、
私は大ハマりしていたっていう話だったんですが、
その中でも主人公の敵役となる大企業のトップっていう、
ラスボスみたいな存在の人がいて、
その人の息子っていうのがすごい悪いやつで、
03:01
主人公を痛めつけてくる役柄で出てくるんですけど、
私がラスボスの息子グンオンっていうキャラクターがね、
キャラクターとしては本当に大嫌いなんだけど、
好きな人だったみたいな話をちょっとしてたんですよ、前回。
その人がマミヤ君だったらいいなって思ったってことでしょ、
このジグザグバラバラさんね。
わかる!
わかる!
あのね、結構このグンオンが主人公の隣に並ぶことが
序盤ではすごく多いキャラクターなんですよね。
だから竹内龍馬の隣に並んで、
遜色ない、遜色ない。
並んだ時にビジュアルがすごくいい人にやってほしいっていう話を
前回やったんですけど、確かにマミヤ翔太郎だったら全然いいですね。
いや、これはさ、私のね、完全に推しに対するエコヒキかもしれないんだけど、
いや、それはね、すごくいいね。
あのグンオン、マミヤ翔太郎はすごくいいなと思います。
でね、あの、アン・ボヒョンっていう韓国の俳優さんが
このイテウォンクラスの方でね、グンオンを演じてたんですけど、
彼もすごくかっこいいんですよ。
私、結構好きな役者さんだなって思ったんですけど、
あんまり韓国ドラマには明るくないので、
本当、グンオンと他1作、2作ぐらいしか知らなかったんですよ。
そしたら先日、富士テレビ系列のバラエティ番組で
明日の内村っていう番組があるんですけど、
それをさ、それこそマミヤ君目当てで私見てたんですよ。
今放送中のドラマ、ナンバーMG5っていうドラマの密着取材を
明日の内村という番組でやっていて、
ディレクターさんに密着したっていう取材をやってたんですけど、
そのナンバーMG5の密着の前に韓国ドラマの特集があってて、
韓国ドラマのキスシーンの撮影方法がすごいっていうコーナーがあったんですよ。
そこでその韓国ドラマのキスシーンをどういう風に撮影しているのかとか、
どういう風に制作する時に気をつけているのかとか、
制作側だったりとか、俳優さんたちがどういう風に気をつけて撮っているのか
みたいなことを話しているっていうコーナーがあったんですよ。
そこで韓国風のキスシーンを実践するクマちゃんのでっかいぬいぐるみにカメラをつけて、
それに向かってキスシーンを撮影する時みたいな感じで
韓国の俳優さんにやってもらおうっていうところで出てきたのが
たまたまこのアンボヒョンさんだったんですよ。
いやーかっこよかったね。
私は本当に一番イメージがあるのがグンオンなので、
かっこいいイケメン彼氏みたいなのがキスシーンでやってるみたいなのが
あんまり想像がつかなくて、うわーグンオンだと思って見てたんですけど、
やっぱり改めて見るとめちゃくちゃかっこいい人だなっていう風に思ってね。
わーって思ったっていう。
ちょうどタイミング良かったなって思った。
そんな出来事がありました。
で、他にもおしキャラがいたら教えてくださいってことだったんですけど、
あのね、キム室長ね、噛んじゃった。
06:00
いい選択ですね。
キム室長っていうのが先ほどから言っている別会社、
ライバル会社の大ボスがいる会社のそこそこ偉い人っていう設定なんですけど、
どっちかっていうと主人公側にちょっと理解があるみたいなキャラクターなんですよ。
女性なんですけど、すっごいかっこいいのね。
キム室長はいい選択だなっていう風に思いました。
これもね、キム室長って言ったら、
すごい気になる存在ですね。
で、前回言わなかったキャラクターたちの中で、
私が一番好きなキャラクターっていうと、
あのね、ヒョニかな。
主人公の仲間で、トランスジェンダーの子がいるんですよ。
最初は男の子として出てくるんだけど、
やってるのは女優さんで、
で、中盤からちゃんと、
トランスジェンダーの女優さんが出てくるんですよ。
で、最初は男の子として出てくるんだけど、
やってるのは女優さんで、
で、中盤からちゃんと、
自分の性別を、
自分の認知している性別に合わせたみたいな感じになってて、
女の子になるんでね、その後。
なので、やってるのが女優さんで、
前半部分では男性の格好、
後半部分では女性の格好をするっていう役柄なんですけど、
このトランスジェンダーだからこそすごく悩んだみたいな、
その葛藤を描いた話っていうのが1話だけあって、
これね、日本でやってくんないかなって思ってるんですけど、
日本版リメイクで六本木クラス、
どこまでやってくれるのかっていうのが、
私すごく気がかりなんですよね。
あの、なんか料理の鉄人みたいな番組があって、
なんかそこにその、
ヒョニーが出るっていうのがあるんですよ。
そこでね、すごく感動的な詩が出てきたりとか、
結構多分、伊手本クラスの中では人気エピソードだと思うので、
ここ削らないでほしいなって思ってるんですけど、
そうなってくるとヒョニーをやるのが誰になるのかっていうのが、
すごく大事な問題になってくるんですよね。
多分、日本版も女の子がやるんじゃないかなって、
その後半部分のね、
ちゃんと性別が、
自分の心の性別と見た目の性別があった状態になった時の
ヒョニーっていうのもすごい可愛いので、
そこに合わせて多分女性になるんじゃないかなとは思うんですけど、
誰がやるのかな。
ヒョニーもすごく人気があるキャラクターでね、
スピードワゴンの小澤さんがすごい好きらしくて、
コスプレまでしてましたけど、
根強いファンが芸能界にもいるキャラクターなので、
ヒョニー誰がやるんだろうね、すごい気になりますね。
そんな感じで私、これからも伊手本クラス、六本木クラスは
注目していこうと思っているので、
まだまだツッコミメールがありましたら、
よかったら送ってください。
それでは今週もコーナーやっていきましょう。
エンタメモリー
このコーナーでは私、花田花が、
エンタメ作品の記憶、つまりメモリーを
09:05
心急問わず語っていきます。
今回の作品はこちら。
映画メロウ
その思い、この花とまれ。
街で一番オシャレな花屋と、
廃業寸前のラーメン屋を舞台に巻き起こる
恋愛群像エンタテイメント。
エンタメモリーは、
この映画メロウは、
2020年1月17日公開の映画で、
監督、脚本が今泉力也監督、
主演が田中恵さんということで、
私の好きと好きがタッグを組んだ作品となっています。
他に出演者としては、
岡崎鞘さん、
しださらさん、
しらとりたまきちゃん、
山下賢二郎さん、
墨出さん、
友坂理恵さんなどが出ていらっしゃいます。
岡崎鞘さんは、
私の好きと好きがタッグを組んだ、
この作品の後、
ドラマナイトドクターで、
田中恵さんと再共演されていたり、
しださらさんは、
監督脚本の今泉力也監督の、
別作品、
仮想劇参加用という作品が、
去年公開されているんですが、
こちらで主演をしたり、
しています。
まずは、
私、今泉力也監督の話をしたいんですよ。
私、めちゃくちゃ好きな監督さん、
たぶん、
今一番好きな監督さん、
かもしれないです。
邦賀の監督さんで。
一番有名なのは、
たぶん、
2019年の愛が何だと、
あと同じく、
2019年の愛ねくらいねなはとむじーく、
だと思うんですが、
他にも、
2013年のサットティー、
2017年の退屈な日々にさようならを、
2020年のヒズ、
2021年の街の上で、
あの頃、
仮想劇参加用などがあります。
いいんですよ。
全部大好きな作品ね。
なので、今泉力也監督の作品は、
また別回で話すかもしれないっていうぐらい、
本当に好きな作品だらけの、
そんな監督さんです。
私ね、恋愛映画っていうものを、
あんまり好んでは見ないんですよ。
これなんでかっていうと、
先が読める気がしちゃうんですよね。
読めないのに。
いや、読めないのにっていうか、
読めないものもあるにも関わらず、
って言った方が正しいのかな。
なんかね、読める気がしてしまって、
なんか運命とか、
奇跡がオンパレードになるっていうのが、
ちょっとテンプレート化してるなっていう風に、
思ってしまうんですよね。
で、私もいい年なので、
年を重ねるほど、
この恋愛映画っていうものが、
むずがゆく感じるようになってしまったっていうね、
これは年を取った、
なんていうの、
年を取ったことによって、
楽しめなくなってしまった、
みたいにちょっと思ってるところがあるんですけど、
自分の感性の問題ですね。
なんですけど、
ユキヤ監督も、
ほとんどが恋愛映画なんですよ。
12:01
今まで撮られてる作品が。
今名前を挙げた作品も、
ほぼほぼ恋愛映画って言っても過言じゃないかな。
受け取り方次第かなっていう感じなんですけど、
なんかこう、
共感性周知、
ギリギリの自分だったりとか、
身近にあるあるっていうものを、
すごい攻めてくる監督さんなんですね。
物語全体には、
普通っていう空気感がすごい流れてるんですよ。
なので、
一般社会の中、
私たちの日常生活の中にあれば、
埋もれてしまいそうな、
本当に日常のどこかにあるものっていうものを
描いてるなっていうふうに思うんです。
なんかこう、
よくある不器用さだったりとか、
あと、
共感性の高い展開。
ドラマティックではないんですよ、
決して。
なんか隣で起こってそう、
みたいな感じで、
この映画作品を見れるっていうのが、
今まで撮られてる作品なんですよ。
今泉力也監督の、
不思議なところなんですよね。
今泉力也監督って、
自身の実体験などから、
ストーリーを生み出すことも、
かなりあるそうで、
なんかこう、
自己投影してる部分があるのかな。
ちょっと、某作品で、
今泉っていうキャラクターが出てきたりもするので、
それってもう完全に、
自分ですよね。
自己投影の最たるものだと思うんですけど、
この自己投影することによって、
映画の作品内のこの自然さっていうのを
かもし出しているんじゃないかな、
っていうふうに思って、
毎回見ています。
愛すべき不器用さっていうのが、
今泉力也監督の作品の中に、
すごくたくさんあって、
主人公だけじゃなくて、
登場人物たち、
誰しもが何かしらの不器用さを
持ってるんですよ。
その不器用な登場人物たちの物語っていうものに、
親近感を覚えれば覚えるほど、
心に残るなというふうに、
毎回思っています。
人は滑稽だとか、
格好悪いところやダメなところがある
っていうところだったりとか、
人間関係の気まずさみたいな部分、
っていうのを、
なぜかすごくリアルに感じられるんですね、
今泉力也監督の作品って。
それを映し出すことによって、
共感性周知っぽいところもありつつ、
どこかシュールさも覚えるっていうのが、
不思議な部分で、
特にたぶん一番印象に残っているのは、
自分自身が、
自分自身が、
自分自身が分かるように過ごせる、
それが非常に不思議な部分で、
特にたぶん一番有名なアイガナンダね。
アイガナンダの中では、
リアルなダメ男、ダメ恋愛っていう中に、
シュールさ、笑いっていうのを
組み込んだっていうところが新しかったなって
思うんですよね、
そのころにとっては。
これどこから来てるのかなって思ったら、
ご本人の人間性から、
やっぱり来てそうだなって思うんです。
そのストーリーの中に実体験が含まれている
っていう部分もあるんだけど、
私この今泉力也監督のツイッターがすごく好きでご本人のツイッターでの発言を見ててもなぜか人間の滑稽さだったりカッコ悪いダメなところとかあと気まずい部分とかをすごく感じるんですよこれは
15:01
作品ではなくてご本人の言葉なんかこう今泉力也っていう人間が生きていく中でこの性に対してなんかそういうリアルな人間像というのをすごく感じるんですよね
なんか今泉力也監督ってツイッターで自分が普段から思っていることを自然に言葉にしてるなっていう風に思うんですね
なんかちょっと三分詞みたいな感じの言葉選びをされていてなんかあまり話し言葉ではない時とかもあるんだけどそれが不思議と物語調に見えてくるというか
なんかこう人間今泉力也を見せてくれてるなっていう感じがして
なのでご本人は意図していないのかもしれないけどこのツイッターの使い方っていうのも今泉力也っていう人間のブランディングになってるなっていう風に私は勝手に思っていつも見ています
なんかこの言葉を発している人が作った作品ならぜひ見てみたいなって思ってしまうのがこの今泉力也監督の不思議なところなんですよね
そしてこの映画メロの主人公である夏目誠一を演じた田中圭さんなんですけれども私すごく大好きな俳優さんでこのメロという作品の中で主人公の夏目誠一とにかくモテるんですよ
もう大表男田中圭の映画みたいな感じで思ってもらったら間違いないかなって思うんだけど
これはねきっと語弊はないと思う田中圭さん演じる夏目さんがモテにモテまくる話なんですよね語弊があるかな
独身でおしゃれなお花屋さんのオーナーさんで人当たりが良くってすごくにこやかでかつ顔が田中圭なんですよ
モテないわけないじゃないですか
メロ公開時に結構いろんなところでレビューが出ていて割と公開された劇場の数が少なかったので単館系映画みたいな使いになってたのかな
イオンシネマ系列ぐらいでしか多分大手では上映がされていなくて私もイオンシネマで確か見たんですけど
単館系だからこそ映画好きが結構こぞってみたみたいなところがあったんですよね
注目されている今泉力也監督の作品だっていうところもあって
なので映画レビューサイトとか映画のレビューをしているブログだったりとかそういうところでそのメロのレビューたくさん上がってたんですよ
やっぱり映画好きはみんな見たみたいな感じで
その時に結構ダサくってぶった斬るレビューあったんですよ
そういうダサくぶった斬りのレビューを私はすごくいい作品だと思ってるのでチッと思いながら見るんだけど
そういうのチッと思いながら見てると割とありがちな意見だったのが
田中慶の顔を見たくて仕方ない人だけが見ればいいんじゃないみたいな
なんかそういう切り口でぶった斬りレビューをしている人たちっていうのがいたんですよね
18:00
でも私は田中慶がこの役をやったからこそメロは素敵な映画になったんじゃないかなっていうふうに思ってるんですよ
まあ確かに正直この2020年映画公開当時っていうのが
オッサンズラブから始まる田中慶お腹いっぱい期だったと思うんですよね
2018年の連続ドラマ版のオッサンズラブの最初の方
私オッサンズラブ好きだからその分け方にすごく細かいんですけど
オッサンズラブって単発で不動産で航空会社っていう3作品があるんですよ
それとあと不動産版の映画があるんですけど4作品あるんですけど
その中でも一番最初にバズった2018年の連続ドラマ版の不動産のやつね
あれが放送されたところから田中慶バズりっていうのが始まったと思うんだけど
そこからずっと田中慶さんって途切れずに何かしらのドラマにずっと出続けてたんですよ
これって別にオッサンズラブから始まったわけではなくて
田中慶好きからするとその前もずっと続けて出てたじゃんっては思うんだけど
多分一般に広く認知されたのがそこからだったので
2018年の春から始まってこの映画が2020年の頭に公開だったので
まあもうそろそろお腹いっぱいだと
後知のレギュラーにもなったりとかしましたからね
もうそろそろ田中慶見なくてもいいぞって思った一般の人たちがたくさんいた時期だとは思うんですよ
ちょっとヘイトを受ける原因になっていそうでもあるなっていう風には私はちょっと思ったりもしたんだけど
このメロっていう映画がちょうどそのさっき言ったオッサンズラブドラマの撮影後から始まった撮影だったらしいんですよね
ハルタンからの夏目さんっていうどっちの作品も見てると田中慶振り幅すごいなって思うんですよ
本当にすごいなって思うんだけど
田中慶さんって髪型あんまり変えないことで有名なんですけど
だからねハルタンと夏目さんも髪型一緒なんですよ
なのに完全に別人格の当たり前だけど同じ人じゃないから
でもね完全に全然違う人に見せてくるんだよね
それが悪いわけではないんだけど役によってもうビジュアルめちゃくちゃ変えてくる俳優さんとかもいるじゃないですか
田中慶はそれをしない人なんですよね
だからね不思議だなと思って私いつも見るんですけど
当時爆発的にブレイクして同時期に何作品も撮ったりとかしてたり
その中の一作品がこのメロなので田中慶さんにヘイトを抱えてた人たちにとっては
もう見なくていいよお腹いっぱいだよって思った映画なのかもしれないんだけど
私はこのモテ男田中慶にはすごく説得力があったなと思ってるんですよね
これがどうしてかっていうと田中慶さんっていい意味でその辺にいそうじゃないですか
身近にいそうなお兄さんなのが田中慶だと思ってるんですよ
いないんだけどね田中慶その辺探してもいないですよ
21:02
だってよく見たら田中慶ってものすごく足長いしものすごく顔ちっちゃいしスタイルお化けだと思うんですよ
私実際舞台で一回生で見たことがあるんですけど
いやマジで足が長かったので本当にねその辺にはいないですけど
でもなんか画面越しに見るとその辺にいそうないい感じのお兄さんなのが田中慶だと思うんですよね
ちなみに田中慶さんが所属しているトライストーンエンターテイメントっていう事務所があるんですが
小栗旬さんとか綾野剛さんとか私の大好きな真宮翔太郎君とかが所属している事務所なんですけど
トライストーンはその辺にいそうなお兄さんっていう層がすごく厚い事務所なんですよね
女優陣も結構その辺にいそうなお姉さんが結構いるなって思うんだけど
それは余談なんですけど
田中慶さんといえばちょうどいい塩加減の薄めの顔
そして少年っぽさを感じる笑いじわがかわいいんだよね
笑いじわの酔った笑顔
なおかつその笑顔がスッと消えた時の真顔真剣な表情をした時のギャップ
なぜか近寄りがたさを感じない立ち姿っていうのが老若男女を惚れさせるっていう
夏目さんっていうキャラクターにすごいぴったりだなっていう風に思いました
これも余談なんですけど
メロの劇中でただいい人だけじゃないんですよ
困った顔でタバコを吹かすシーンとかがあって
それもずるいな田中慶みたいなね
そういうところを感じさせるそんな作品になっています
ではここで映画メロのあらすじを公式からストーリーというところから引用して
少しだけ読んでご紹介したいと思います
おしゃれな花やメロを営む夏目誠一
独身、彼女なし
好きな花の仕事をして穏やかに暮らしている
姪っ子の佐穂は転校後小学校に行けない日がたまにある
そんな時姉は夏目のところに佐穂を預けにやってくる
佐穂を連れて行くこともある近所のラーメン屋
代替わりして若い女主紀穂が営んでいる
亡くなった紀穂の父の仏壇に花を届けるのも夏目の仕事だ
常連客には近くの美容室の娘中学生の広美もいる
彼女は密かに夏目に憧れている
店には様々な客がいて丁寧に花の仕事を続ける夏目だが
ある日常連客の人妻マリ子に恋心を打ち明けられる
しかもその場には彼女の夫も同席していた
様々な人の恋模様に巻き込まれていく夏目だが
彼自身の思いは
というのが公式から出されているストーリーあらすじなんですけれども
冒頭で私がその思いこの花とまれっていうキャッチコピーを紹介したんですが
これはねあのポスターに映画のポスターに書いてあるキャッチコピーなんですよね
24:02
このキャッチコピーに沿って一人一人の思いが花に止まっていったら
その花がたくさん集まると花束になりますよね
主人公の夏目はお花屋さんなので
仕事の一つとして花束を作るという仕事がある人でもあります
このメロのストーリーの中で
夏目はかなりたくさんの恋心に巻き込まれていくわけなんですが
夏目が関わることによって人が組み合わさって
動き出す様々な関係性っていうのがこのメロのストーリーの中では
ある意味花束に例えられているんじゃないかなっていう風に私は思いました
恋をするとかそれを言葉にするっていうことが
メロのストーリーの中でいくつかの場面で出てきます
今泉監督曰くこの花束イコール告白ではない
ということではあるんですが
たくさんの思いが組み合わさって花束になる
そしてその組み合わせが無限大である
夏目さんは花束を作る人であり
それを組み合わせたり関わったりしていくことで
ストーリーが動いていくっていうことで
花束と告白って何となくつながるものがあるんじゃないかなと
思わせてくるストーリーでした
作中の恋の行方はさておき
主演の田中恵さんと監督今泉監督が
映画のパンフレットの中でこんな話をしていました
まず田中恵さん
人に対して興味を持つことの楽しさに気づいてほしい
そして今泉監督
相手を肯定すること認めることが人を思うことに通じるのかな
こういうことをお二人が言ってたわけなんですが
相手に興味を持つ人に対して興味を持つ
ということがつまり他者の存在を認めることに
つながると思うんですけど
それを経てその過程を経て人を好きになるっていう
そういう状況が起こるわけじゃないですか
思いを通わせる手段の一つとして告白があるっていう風に
この作品の中では見なされているんじゃないかな
っていう風に思ったんですね
で告白をするっていうことは
必ずしもその思いが実るか実らないかって言ったら
実らない可能性もあるわけじゃないですか
でもその人を好きだっていう思いを伝える
しかも実現可能性があるかないかわからない言葉を
相手に手渡すっていうのはある意味弱さとも言えるんですよね
その人についての弱みみたいなものに
思ってしまう人もいるかもしれないんですよ
でもその弱みとも言える部分を
人に差し出すことができるってある意味強いんですよね
それがこのメロウという作品の中では
思いであり言葉という花束にしたもの
27:02
その花束を人に手渡せる人こそ
メロウであるという風に言いたいのかなっていう風に思いました
ここでね急にメロウという作品のタイトル
私が勝手に回収してきたわけなんですけど
メロウっていう英単語どういう意味があるかっていうと
豊かで美しいとか成熟したっていう意味がある単語なんですよね
なので人はその恋心だったりとか告白だったりとか
そういう自分の心を試すような行動を経た上で
メロウな人間になっていく
豊かで美しい成熟した人間になっていく
様を描きたかったのがこの作品なんじゃないかな
っていう風に私は受け取っています
そしてこの作品だけじゃないんですけど
今泉力也監督の作品の中で割とありがちな状況で
なおかつこのメロウという作品の告白という
その状況においておかしいところがあるんですよ
これが何かっていうと恋愛とか告白って
皆さんどういう状況を思い浮かべますか
すごいステレオタイプな古典的な状況を考えると
体育館裏に呼び出してとか放課後教室でとか
2人きりの状況を思い浮かべませんか
恋愛とか告白って2人だけの世界だったり
他人は茅野外っていうイメージがきっとあると思うんですけど
特にメロウの中で
そして割と今泉力也監督の作品の中で違うんですよ
メロウという作品の中でこの状況がどういうところで起こるかっていうと
私が今ざっくり数えただけで5回起こってるんですよ
こういうことが告白じみたシーンが
作中で5回以上起こるってことなんですけど
その中でも2人きりではない告白のシーンっていうのが5回あるんですね
まずオープニングでこれモブになるんだけど
モブって言っても山下健次郎さんが演じてるんですけど
そこでしか出てこないんだけどね
全然メインのストーリーには絡んでこない
カップルがラーメン屋さんに出てきます
紀保がいるラーメン屋さんなんですけど
そこで別れ話をしている
ラーメン屋で別れ話をしているカップルを
夏目と紀保が目撃するっていうシーンがあります
別れ話って告白の逆パターンなんだけど
これもできれば密室でしたい話じゃないですか
だって2人にとってしか関係のない話だから
なんだけどラーメン屋っていうオープンな空間で
第三者がいる中で大声で別れ話をしている
っていうシーンがあるんですよね
そして2つ目がストーリーの中にもあった
常連客の主婦が夏目に
夫が同席する中で告白をするという
ちょっと気持ち悪いシーンがあります
あと女子中学生同士の
告白シーンっていうのがあるんですよね
だから若干揺り要素があるんですけど
30:01
女子中学生同士女の子と女の子同士の
告白をそれをさらに陰で見ている女の子の
後輩がいるっていうシーンがあって
なおかつこの揺りの告白シーンって続きがあって
その告白した方の女の子が
恋破れてしまうんですよ
なんだけど
恋破れた方ではなくて
振った方っていうか厳密に言えば振ってないんだけど
告白をされた方の子のことを
実はその告白シーンを陰で見ていた後輩も
好きで
振られたというか恋破れたっていうこと
先輩が恋破れたっていうことを分かっていながら
後輩ももう一人の女の子の方に
告白をするっていうシーンがあるんですね
それも結局同じ3人がいる中で告白をする
っていうことなので第三者がいるっていうシーンになります
あと夏目に
恋心を明かそうとする常連の女子中学生の横に
これが告白をしてきた女の子なんですけど
その女の子がいるという
なのである意味それも第三者が
介在する恋心を明かそうと告白をしようとするシーン
っていうことになりますね
めっちゃ第三者がいるんですよ
正直いない告白のシーンがないんじゃないかっていうぐらい
メロでは告白は2人だけの世界ではありません
特に女子中学生たちの
この告白シーンっていうのは
同級生同士の告白シーンを後輩が見ていた
そして先輩に告白する後輩を
同級生が見ていたっていうシーンがあるんですが
なんかここが一番最たるものかなって思うんだけど
一つの告白が波紋のように広がって
周りに影響を与えるっていうシーンなんですよね
伝えるべきか否かっていうのを考える以前に
人が介在する中でも伝えなければならない
みたいな感じになっていくみたいなね
元々の前の告白を見たから私も
伝えておかなきゃこの気持ちをみたいな感じで
気持ちを伝えるっていうシーンが出てくるということで
もう本当にビッグバンド中心に
一つの告白がなるっていうね
そんなシーンがありました
全体的にこのメロでの告白って
この一つの告白から波紋のように広がって
人間関係が広がっていくとか
人間関係にその告白が介在していって
日常生活が進んでいくみたいなシーンになってるんですけど
こっちはどっちかというと
女子中学生たちのシーンはいいパターンなんですよ
みんなの関係がこの後すごく良くなるんですね
それに介在した夏目さんと
女子中学生たちとの交流っていうのも
関係性としてすごく良くなるんですよ
この告白はビッグバンド中心として
良かったパターンなんですよね
私このメロの中の告白シーンで
33:00
一個だけ気に食わないというか
これはちょっと気持ち悪かったなって思ったシーンが
さっき話したんですけど
常連客の主婦が夏目に夫が同席する中で
告白するっていうシーンなんですよ
このシーンね
笑いが起きたんですよ私劇場で実際に見た時に
レビューをいろいろ見てみても
ここのシーンで笑っちゃったっていうレビューが
かなりたくさんあったんですよね
でも私はそこはちょっと気持ち悪いと思ってしまっていて
なんだか気持ち悪いというか
笑ってはいけないものを見てしまった時のような
気持ちになってしまったんですよ
ここのシーンってどうして奥さんが
夏目に告白をするかっていうと
奥さんの恋心に気づいてしまった旦那さんが
妻のことを愛しているからこそ
この恋心を正直に夏目さんに
伝えて欲しかったって言うんですよね
これものすごいエゴじゃないですか
夏目さんの気持ち置いてけぼりなんですよ
夫婦としての元々恋愛関係にあった
そして夫婦なのである意味結構な
強い絆でつながっている2人だと思うんですけど
この2人の間に介在する愛情っていう気持ちが
歪んで夏目さんにぶつけられてしまった
っていうような感じを受けたんですね私は
なので思いが
組み合わさって花束になるっていう話を先しましたけど
告白っていう言葉を花束にするには
あまりにもこの夫婦の行動は
エゴに満ちすぎていたんじゃないかっていう風に私は思ったんですよ
なんかどうも気持ち悪いなと思って
当事者なのに夏目さん本当に置いてけぼりなんですよ
なんかこの置いてけぼりの夏目さんのことを思うと
かわいそうになってきてしまって
なんか辛いなと思って
なのでこれは一つの告白が波紋のようにある意味広がっているわけですよ
そこに介在する旦那さんという存在がいたり
そして巻き込まれた夏目さんという存在がいたり
奥さんを中心にワッと波紋が広がっているわけなんですが
ここでみんなの関係が良くなったのか悪くなったのかって言えば
良くなってはいないんですよね
この夫婦と夏目さんって絶対関わりづらくなったと思うんですよ
なのでさっきの女子中学生たちとの関係性とは違って
これはある意味悪いパターン
だったんじゃないかなって思うんですよね
でも確かに告白って
いいことだけではないし
それに人間の行動って
エゴに満ちた行動をしていることもあるから
ある意味自然なんですよね
これって今泉力也監督が得意とする
普通日常自然っていうところに
どっちも当てはまってるんだろうなっていう風に
ある意味思ってしまいました
この作品話の中でたくさんの片思いを花束にして
夏目さん手渡されてきているわけなんですよ
今ご紹介したお話の中だけでも
36:01
恋心夏目さんに向いているものたくさんあったんですが
自分の花束を
夏目さんが手渡したいと思った相手がいました
そしてその相手に
夏目さん自身はどうやって
言葉の花束渡したんでしょうか
私はこの結末を見て
ラブだけではない愛の結末だったんですよ
ラブだけではない愛の結末だなと思ったんです
そしてその愛の形がとってもメロウなもの
豊かで美しく成熟したメロウな愛だな
っていう風に思いました
ぜひ皆さんもこのメロウな愛の結末
見届けてみてください
映画メロウはamazonプライムビデオ
netflixなどで現在配信中です
ぜひぜひ見てみてください
ありがとうございました
エンディングです
今日はね映画メロウという作品について深く語っていたわけなんですが
最後ら辺で私一つ喋るの忘れてたっていうことがあって
ちょっとさっきの本編の続きになってしまうんですけど
メロウのエンディングを見てほしいんですよ
エンディングトークだからエンディングの話してるわけじゃないんですよ
エンディングがすごいいいんですよ
ナミキルリさんの花になるっていう曲がエンディングになってるんですが
ただ文字が流れるだけのエンドロールじゃなくて
後ろに田中圭さんが映ってるんですよ
田中圭さん演じる夏目聖一が映ってるんですけど
夏目さんがただただお花をね
花束にする様子が出てきてるんです
しかもその出てくる花が一本だけで
一種類のお花だけでそのお花の葉っぱを払って
丁寧に一つ一つ重ね合わせて束ね合わせて
花束にしていくっていう様子を
田中圭さんがただ映してるだけなんですけど
それがとっても美しくてなんかそのエンドロールだけでも
ずっと見てられるなっていうそんなエンドロールなんですよね
しかもなおかつこのナミキルリさんの
花になるっていう曲の歌詞を見てほしいんだな
メロを見た後にこの歌詞を見ると
なんか足りなかったとこすごく回収された気持ちになるな
っていう風に思いました
サビの頭だけなんですけど
会いたい知りたいもっとそばにいたい
そんな言葉が今花になるっていう歌詞があるんですけど
これだけでメロってやっぱりその言葉を
花束にして思いを花束にして人に伝えるって
いうことの大切さっていうのを伝える作品だったんだな
っていう風に思ってしまいました
本編がそのまま続いてしまう
トークになってしまって申し訳なかったですね
今泉力也監督作品は
本当にまだまだ話したいんですよ
本編の最初ら辺でどんな作品があるよって
ダーって言ったんですけど
特に私今泉力也監督の作品の中では
39:01
あと2020年のヒズと
あと2021年のあの頃がすごく好きなので
またそのうち
ご紹介したいなと思ってます
ラジオトークの方でヒズとか
メロも喋ろうってしたことがあるんですよ
あの頃も喋ろうってしたことがあったんですけど
12分じゃ喋りきれなくて
でもなんか前編後編にはしたくなくって
一気に思いを伝えたいなと思っていたので
せっかく時間制限のないこっちの方でできるな
っていうことが増えてきたので
12分じゃ話せないなと思っていたネタを
語れるのが嬉しいなと思いながら
これからも続けていきますが
今泉力也監督作品の話はこれからも
まだまだ出てくるかなと思います
ぜひお付き合いいただければなと思います
でねちょっと前に
全然関係ない話になるんだけど
エンタメ唐揚げもぐもぐの回っていう話をしました
第2回かなエピソード2の時に
確か冒頭でお話をしてるんですよ
その時に
次回やる時はこのポッドキャストでも
紹介して宣伝して
その時は来てくださいねみたいなこと言えたらいいなって
言ってたんですけど実はですね
今日やりました
間に合わなかったんですよ
収録して宣伝するっていう間に間に合いませんでした
5月20日金曜日の午前9時から
10時30分までの間1時間半
私のツイッタースペースの方で
エンタメ唐揚げもぐもぐの回
5月の第5回やったんですけど
今回もめっちゃ楽しかったんですよ
アーカイブを私のツイッターの方に残してますので
そっちの方をぜひ
アーカイブの方でぜひ聞いていただければ
1ヶ月間はアーカイブ公開した状態になってますので
とるに足らんラジオあそびは
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では今週はここまで
ありがとうございましたまたね
42:17

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