2024-07-19 1:03:49

ep.94 『ルックバック』に心の柔らかいところをぎゅーっと掴まれた配信者でありオタク

なにかを作ったことがある人も、なにかのファンになったことがある人も、なにかに対して熱量を持ったことがある人は誰しも、どこかしらできっと琴線に触れる作品だったと思います。映像でも原作でもいいから見てみて欲しい。 配信者としては、歓ぶ姿にどれだけ救われてきただろう(幸せのために生きているだけさ/SUPER BEAVER)ぜひおたよりください!こちらから⇒https://bit.ly/3v49UX9 AIによる文字起こしで、とるたラジオを文字でも読めるよ!⇒https://listen.style/p/trtradioasb

00:04
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんラジオあそび、通称とるたラジオへようこそ!
いつでもポップとサブのカルチャーの合間歌に立っている
パーソナリティーの花田花です。
今日ぐらいから全国的に夏休みに入るところが多いんですかね。
あの、子供たちはとっても楽しい夏休みかと思いますが
だってね、長いよね。7月の半ばから8月の大体末ぐらいまで。
始まりはさ、大体全国的に一緒なんだけど
終わりって地方によってバラバラですよね。
8月の31日で夏休み終わるところが多いかなとは思うんですが
寒い地域は早いんだよね。確かお盆過ぎたぐらいでもう
夏休み終わって、逆に冬休みが長かったりするの、あっちって。
なんかそういう話を聞いたことがあるんですけど
私が住んでいる地方でも、これね、自治体によるんですよ実は。
8月の31日まで夏休みガッツリやるところもあれば
今さ、授業時間の確保だったりとか、いろんな理由があって
1週間ぐらい夏休み早く終わって
午前中授業ならし保育じゃないけど
保育園とか幼稚園ならし保育じゃないんだけどさ
やっぱり小学生も長く1ヶ月以上休んじゃうと
学校にまた体が戻るのにも時間がかかるし
先生たちのカリキュラムの問題状とかもあるみたいで
1週間ないし、1週間半ぐらい早く学校を始める地域っていうのも
割となんか最近全国的に増えてはいるみたいで
なのでガッツリ8月末までお休みをする子どもたちもいれば
8月の最後の週ぐらい残してとか
2週間ぐらい残しても学校が始まるっていう子たちもいるからさ
夏休みが終わるねっていう話題は全国的にしづらいけど
夏休み始まりますねの話題はね
どうやら全国的にみんな一緒に世を挑んで始まるみたいだからさ
朝の情報番組とかでも今週ぐらいから夏休みですね
みたいなことを今週は言ってましたけど
それを聞いてさ、うちの4年生の次男が感動してましたもんね
感動してたというか感心してましたね
へー、テレビの人も分かってんじゃんみたいなことをさ
言ってて
分かってんじゃんじゃねーよと思いながら聞いてたんだけど
でもね、そうだねってみんな夏休みに入るんだねっていう話を
その時にしたんですけど
分かってんじゃんって言い方がちょっと面白くてさ
夏休みに入ると子どもたちは楽しいんだけど
親は大変ですよね
トルタラジオを聞いてる年齢層がどうやら私と同じぐらい
ちょっと上ぐらいとかが意外と多いみたいなので
親御さん世代多いんじゃないかなと思います
私と同じ子育てをしている世代の方も意外と聞いてらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど
夏休みね、大変だよね
03:01
あと夏休みに入ると接客業の皆さんとかも結構大変だよね
お子さん連れのご家族が増えると大変な業種の人たちとかもいいと思うんですけど
今年の夏クソ暑そうですからね
10年に一度の猛暑って
なんかボジョレ・ルーボーじゃないんだけどさ
ボジョレも毎年毎年最高値を更新してきたみたいな
ボジョレのいろいろあるじゃないですか
歌いもんくんが
今年は100年に一度の出来だみたいなさ
100年に一度何回やるんだよみたいな
そういうキャッチコピーみたいなのがあったりするじゃないですか
ボジョレだったりとか
あと花粉ね
花粉も例年にない飛散の仕方みたいなのが
毎年毎年言い方を変えて言ってきてる気がするんですけど
この夏の暑さっていうのも
そのボジョレの表現みたいな言い方を
毎年毎年してるなっていう感じはするんだけど
それにしても今年は本当にめちゃくちゃ暑いらしいので
皆さん熱中症には気をつけてくださいね
私もこの間ちょっと出かけてた時に
熱中症っぽくなっちゃって具合悪くなって
普段どんなに具合悪くなっても吐かないんだけど
その時だけは本当に吐きそうになっちゃって
本当にしんどかったんだよね
熱中症ってさ
大人の方が割と自分の体力を過信してるというか
大人の方が体力ないんだけどね
ちゃんと自分は水を飲んでるはずだ
日陰に入ってるはずだとかさ
そういう管理を自分はやってるはずなんだけど
やっぱり夏の暑さには体が勝てず
本当に私熱中症でこんなに具合悪くなったのは
史上初めてだったってボジョレじゃないんだけどさ
花田花史上初めてだったぞっていうくらい
本当に気持ち悪くなっちゃって
これまずいぞって思った時にはもう遅かったですね
だから私最近車には塩分チャージタブレットを
常に傾向するようにしています
水分も絶対持ち歩くようにしたりとか
気をつけなきゃなって思ってるんだけど
それこそさ
今年はっていうか今年もなんですけど
私夏フェスにも参加しますので
フェスも暑そうだよね
私去年ですら
去年もスカイジャンボリー行った時に
すっごいカンカン出りでめちゃくちゃ暑かったんですよ
それこそ去年もちょっと熱中症なりかけたなっていう
瞬間があって
ちょっと気持ち悪いなっていう瞬間があったりとかもして
やばかったんだけど
今年晴れちゃうと
多分それの日じゃないだろうなっていうのも
今からね
今からっていうか
それこそまだスカイジャンボリー
まだ1ヶ月以上あるんですけど
スカイジャンボリーあるまでね
今からちょっと警戒してるので
対策をいろいろ練りつつ
他の野外フェスバンバン始まってますから
そういうこう
よその野外フェスの暑さ対策とか
06:00
いろんな情報収集をしたりとかしながら
備えたいと思ってます
野外フェスだけではなく
海に行ったりとかね
山に行ったりレイジャーをしたりとか
ただ単にお出かけするだけでもね
今結構
暑いしさ
私はね
子供が野球やってるので
野球のさ
見守りもマジでしんどいのね
この時期ね
この時期結構試合が多いんですよ
やっぱり
夏場になるとさ
夏休みに合わせて
試合もしやすいのでね
試合も増えるんですけど
高校野球しっかり
野球もオンシーズンですので子供たちは
親大変なんだよね
見に行くのね
これはどの競技でもそうだと思います
私の周りサッカーやってるこの親御さん
結構いるんですけど
サッカーもしんどかろうなと思いながら
だってサッカーの方がたぶんしんどいと思うな
野球ってさ
なんていうのかな
市営球場とかさ
公営の球場みたいなところはさ
屋根ないところも
あるんだけど
割と新しいところはね
スタジアム化しててね
屋根があって
そういうところで
親がもう観戦できるところがあるので
日陰があるところって結構あるんですよ
割と
けどさ
サッカーコートってさ
私あんまり知らないけど
自分の記憶からするに屋根ないじゃん
しんどいだろうなと思って
サッカーってさ
子供たちも走りっぱなしじゃん
野球はさ
守備の時は出てるけど
表に出てるけど
でも
あれじゃん
攻撃の時ってさ
バッターとさ
ルイに出てる子たちしか
表にいないわけでさ
子供たちも
割と
ちゃんとした球場の場合は
陰にいられるし
なんていうのかな
オープンな
グラウンドの時も
攻撃の時は
結構テントの下にいたりとかさ
することもあるんだけど
サッカーって出ずっぱりだよなって思う
サッカーに限らないけどね
他の競技とかでも
野外競技って結構
外に出ずっぱりだなっていうのあるからさ
いやー
しんどかろうなと思って
見たりとかもするんだよね
野球コートの隣が
サッカーコートだったりとかするからさ
サッカーをよく
やってるところを見るので
子供たちが
これは親も子もきついだろうなと思って
見てたりもするんだけど
あとね
体幹競技とかも
体幹きついよね今ね
体幹熱いよねめちゃくちゃ
だって
なんていうの
それこそさ
大きいさ
あのー
なに
アリーナみたいな
なにじゃない
アリーナみたいなところで
あの本当に
公式試合のでっかい試合とかだったらさ
空調が入ってる体幹とかも
あるかもしれないけどさ
基本的には
学校の体幹とか
校営の体幹とか
民営とかのところも
そうかもしれないけどさ
いやこれないじゃん
空調なんか効かないじゃん
しかもさ空調入ってたとしてもさ
すっごい人数入ったら
効かないじゃん体幹なんてさ
みんな
お疲れ様ですよ本当に
スポーツやる子たちも
本当にすごいなって思うし
スポーツについて回る親御さんたちも
みんなすごいなと思うしさ
09:01
学生時代に
自分がスポーツを
ほぼしてきてない
ほぼしてきてないっていうのは
私大学の時にちょっとだけスポーツ
っていうか
武道やったので
ほんとそれだけなんだよね
自分の学生時代のスポーツ経験って
あとは水泳やってたぐらいで
高校の放送部の時に
インターハイに関わって
バスケットを見たっていう話は
去年かな
ザ・ファーストスラムダンクの話をした時に
ちょっとしてるので
気になる人はそこを
遡ってくださいね
ついでにザ・ファーストスラムダンクの
レビューは
今さ
ネットフリックスで見れるんでね
その辺聞いていただけると
いいなと思います
ザ・ファーストスラムダンクね
8月に
またエピソードが出てくるので
ぜひぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
ぜひ
8月に
また映画館で一斉上映ありますからね
8月13日だったかな
一斉上映ありますので
その前に予習するのもいいかなと思います
という宣伝も挟みつつ
うわーね
どこにいてもしんどいよね
っていう
でね
吹奏楽も今オンシーズンなんですよね
私がやってた部活で言うと
吹奏楽は
今から
夏休みの最初に
吹奏楽コンクールっていう
コンクールがあって
吹奏楽やってる子たちにとっては
甲子園みたいなもんなんですけど
吹奏楽も熱い中
みんな一生懸命練習しますからね
音楽室
今クーラーついてんのかな
今ね
学校結構クーラー入ってますもんね
公立の学校でもね
エアコンが入ったところで
演奏できるのかもしれないけど
でもさ
エアコンも楽器に良くないし
だから考えちゃうんだけどさ
うーん
なんかねあの
みんなね
夏頑張ろうっていう話でした
とりとめもない話をしてしまった
本当に
あのね
マジでね
あのこれ
こないだあの
花田の何かのノートの
一発目のところに書いたんですけど
私オープニングトーク
マジで最近何にも台本書いてないんですよ
何にも台本書かずに
10分ぐらい喋ってるんですけど
オープニングトークって
もう嫌なやつですね
だからねこういうね
なんか話があっちゃこちゃ
言ったりするんですけど
とりあえず夏休み始まったので
みんな暑さに気をつけて
熱中症にならないように
そしてやることがある人たちは
部活なりね
保護者活動なりね
仕事もそうですよ
みんなね
みんな人間生活頑張ってんだから
この暑さを乗り切れるように
みんな頑張って生きていきましょう
というところで
今週も撮れたラジオを始めていきたいと思います
ぜひ最後までどうぞよろしくお願いいたします
みんなとりあえずさ
ルックバック見た?
劇場アニメルックバックが
6月28日金曜日から公開されてるんですけど
ちょっとあまりにも衝撃を受けすぎて
今日はその話をしたいなと思っています
私原作の時点で結構好きだったというか
好きっていう言葉が言い表したくないぐらい
胸にずしんとくる作品だったなっていう
感想を持っているんですが
そもそも原作がですね
12:00
藤本達希さんという
マンガチェーンソーマンを描いてる方が
2021年に少年ジャンププラスっていう
ジャンプのアプリ版の漫画読めるやつ
あれで発表をした読み切り漫画が
ルックバックですね
ルックバックの原作になります
それを劇場映画版にしたということで
監督を務められたのが
押山監督という方なんですが
彼はですね
スタジオポノックに
スタジオポノック制作の映画に関わってる
って言ったらいいのかな
メアリーと魔女の花って
私結構これも好きな作品なんですけど
ジブリの流れを組んでいる
でもジブリじゃないスタジオの人ですよね
私あんまりこの辺詳しくないから
あんまり詳しい話はできないんだけど
ジブリがバラバラ分かれていった
中のスタジオの一つだよね
ポノックってね
ジブリっぽい映画を作るところの人です
なんて言ったらポノックに
怒られるのかもしれないんですけど
そこで原画を描いていらっしゃった人なんですが
まずこの押山監督何がすごいかっていうと
今回このルックバックっていう作品の原画を
マジでほぼ一人で描いてるんですよね
これなんだったっけ
私なんか情報番組で見たんですよ
ちょうど公開の頃に
マジでもうひたすら手描きで
めちゃくちゃ絵を描きまくったって
去年一番絵を描いたのは自分かもしれない
っていうぐらいすごい原画を描いたって
ご本人もインタビューでおっしゃってたぐらい
ひたすら自分で描きまくってるんですけど
その描いた時の手描きの感じだったりとか
それとか線のはみ出しだったりとかを
わざと残しているっていう
この作画にも注目をしてほしいんですよね
その作画自体っていうのが
その絵描きたちを描いたルックバックという作品にも
すごく合っていたなっていうのを
私は思っています
その作画の圧だったりとか
それとか元々ネット上で大きな話題を呼んだ
ルックバックという作品なんですけど
その映像がどんな感じになっていたのかっていうのを
今日はネタバレを避けずに話すことができないので
少なくとも原作読んでてほしいかな
できれば見た後に聞いてほしいな
って思うんですけど
でも興味を呼ぶ分には全然
今日私の話ぐらいで良ければ
今日あまり長くは話はできないと思うんですけど
私も考察したいところとかもたくさんあってね
というのも原作者の藤本辰樹さんという方が
めちゃくちゃ映画好きらしいんですよ
映画好きで有名なんですよね
チェーンソーマンもそうだし
他の作品の中にも映画のモチーフだったりとか
それとか映像的な手法を使った
絵の描き方っていうのをされる方なんですよね
視線の移動の仕方とか画面の切り取り方とかが
すごい映画的だなっていう描き方をしたりとかも
される方なので
そういうところの考察まで話してしまうと
すごく長くなっちゃいそうなので
15:01
今日はできる限り劇場版ルックバックという作品
そしてルックバックという作品の
バックボーンと原作版との違いっていうところに
スポット当ててお話をするので
できるだけ短めに話をしたいと思うんですが
映画ルックバックの話ここからしていきたいと思います
まずですねあらすじというか
簡単なストーリーなんですけど
ルックバックという作品が
まず学年新聞で4コマ漫画の枠を担当していた
小学4年生の藤野という人物が
主人公の一人目ですね
ある日先生にお願いされて不登校の生徒
京本に一枠を譲ることになります
この京本という人物がもう一人の主人公となってくるんですが
この京本がめちゃくちゃ絵が上手いということで
これですごい驚いてしまうんですね
ただ藤野それまでにクラスメイトからも絶賛されて
絵に自信があったんですが
自分より絵が上手い同級生がいるという悔しさを抱いてしまって
必死に絵を勉強し始めることになります
でも京本のすごさっていうのを実感した藤野は
心が折れてしまうんですね
天才を目の当たりにした時ってさ
努力してる人ってやっぱり心が折れてしまうことって
往々にしてあることですね
これは絵じゃなくても何かに打ち込んだことがある人なら
ここは共感するところかなと思うんですが
なので卒業が近くなる頃には
藤野は絵を描かなくなってしまいますね
絵というか漫画を描かなくなってしまいます
そんな中卒業式の日に京本の家まで卒業証書を届けるように
頼まれた藤野
そこで京本に漫画を褒められ
藤野の4コマの読者で大ファンだということを知ります
まさかのオタクがここにいたんですね
漫画を書かなくなった理由を聞かれると
賞に出すためなんだっていう風にね
ついとったに嘘を藤野がついてしまいます
そんな藤野の言葉に対して
やっぱ京本オタクなのではしゃいでしまうんですよね
ぜひ読みたいと
それをぜひ見せてくれと
いうので話ができたら見せるよっていう約束をして
藤野また漫画を書き始めることができるんですね
ここはオタクの熱意が推しを動かしたっていうシーンになってくるんですが
また漫画を書き始めます
その後2人は一緒に漫画を書くことになってしまいます
藤野京というね
藤野と京本の京ということで
藤野京という2人合同のペンネーム
よくあるやつですね
爆漫とかでもあったやつですね
2人共同のペンネームで一緒に漫画を書くようになりました
順調に漫画家人生を歩み始めた2人でしたが
今日ものから美術の大学に行きたいということを打ち明けられます
藤野は1人で漫画を書き続けていましたが
ある日テレビから流れた衝撃的なニュースを目にして
ここから先が本当に衝撃的な話になっていくんですが
ここが中心の話になるところなんですけど
そこに至るまでの経緯っていうのがね
18:00
それこそ努力家と天才の交わりと
そしてオタクと推しの交わりとっていう
この辺が割と絵を描くとかね
美術をやっているとか
クリエイターの人たちとか
そういう人たち以外にも刺さる作りにはなっていると思うんだよね
それこそ今日オープニングトークで
スポーツの話を結構したのであれなんですけど
スポーツにおいてもこれって結構あると思っていて
努力型のめっちゃ上手い人と天才型のめっちゃ上手い人って
スポーツでもいるじゃないですか
天才型のすごく上手い人って
やっぱり人を惹きつける魅力とかもあったりとかして
でも努力型のすごく上手な人って
天才に勝てない部分っていうのがやっぱりあったりするんですよね
だから努力の人が天才の人に対する葛藤を抱く気持ちだったりとか
逆に努力しなくてもできてしまう人たちっていうのは
努力をできる人たちに憧れを抱くこともままあるんですよね
だからそういう自分にないものっていうものをね
お互いの姿の中に見染めるっていう経験っていうのはさ
年を取れば取るほどどこかに経験があるものだと私は思うんですけど
私も少なからずそういう気持ちを抱いたことって
今まで何かに打ち込んだ中でやっぱり出会ったことがあるので
音声配信でもあるよそういうことって結構ね
そういう人に出会ったりとかそういうことがあったりとか
した時の自分の気持ちっていうのが
このルックバックの中にはこの登場人物たちの中にはね
どこかに私の心もあるのではないかという風に
読み解きたくなるような話だったからこそ漫画の時点で
かなりバズったんじゃないかなっていうのはあるなっていう風に思いました
せっかくなのでアニメになったからこそ良かったところっていうのを話していきたいんですが
まずですね
これって私ちょっと話は脱線するんだけど
昨今の原作あり作品の実写映像化に対しては
私ちょっと危惧を抱く部分があってですね
これやべんじゃないかなって思うところがちょっとあって
最近もう作るなみたいな風潮があるじゃないですか
それこそセクシー田中さん事件以降ね
なんかそこそうなってくると
もうなんかどっちも衰退していくんじゃないかっていうそのね
それこそさ原作作品として世に出るもの
その映像化のこれが原作なんですよって言って
世に出る作品っていうのもあるわけじゃないですか
あのバカ売れした後に映像化する作品
例えばこの番組で何回も話している題材だと東京リベンジャーズとかですね
東京リベンジャーズなんかは原作のバカ売れしてる
アニメも大ヒットしてるそこからの実写映画化だったので
21:02
そういうのってその実写映像化がなくても
触れる可能性があった人はたくさんいるわけなんだけど
逆にさそこまで知る一つ知る作品だったものが
映像になることによって実写映像化されることによって
さらにたくさんの人が知ってくれるっていう
ヒットの足掛かりになるっていう側面もかなりあったと思うんだよね
でもそれがセクシー田中さんみたいなことになってしまうと
原作者の方にとっても良くない
作った人関わった人にとっても良くないっていうようなことが起きてしまうので
その辺は作り手側がちゃんとするべきことではあると思うんだけど
それだけを一つの事象だけを切り取って
一概に全部がダメなんだって言ってしまうのは
本当によろしくない風潮なんじゃないかなって思ってるんですけど
そういうよろしくない風潮の中で
今ネット上なんかで小裸に叫ばれているのが
原作を変えないでくれと
原作改編は悪であるという人たちがたくさんいるんですよね
それこそ前期のドラマですけど
推しが関わっていた悪魔ゲームという作品ですね
悪魔ゲームもそうだしアンメットもそうですね
推しが関わっていた作品ですが
アンメットもそうなんですけど
原作から大きく大幅に設定を変えている部分っていうのがあるんですよ
例えば悪魔ゲームだと主人公の年齢が10歳ぐらい年が上がっているだったりとか
それとかアンメットは主人公が男性から女性に変わっている
男性から女性に変わっているっていうのは
最近やったブラックジャックの実写化とは違って
聖天館的な元々男性のキャラクターが女性になってしまったっていうのは
そういう変わってしまったじゃなくて
アンメットの場合は本当は三平先生が若葉隆也くんが演じたキャラクターが主人公なんだけど
その原作ではね
でもドラマ化するにあたって杉崎花ちゃんが演じた宮城ちゃんっていうキャラクターを
主人公に据えるっていう選択をね
実写チームがやったっていうところ
これはすごく当たりだったと思うんですよ
良かった点だったと思うんですけど
そういうその了解編と呼ばれるものをみんな悪だと思ってしまう風潮というのはね
よろしくないなっていうのは正直思っていたりとかするんですけど
っていうねそういう脱線したから時間を取ってしまったんだが
原作改編は悪であるみたいなさ
原作に忠実であることが美徳であるとするような風潮が
主にその実写化界隈ではあるわけなんですけれども
そういうことを言う人たちにとっても
ルックバックっていうのは
これはね実写化じゃなくてアニメ化なんですが
ルックバックはなかなかできないことをやってのけたというか
かなり原作に忠実に作ったなと
これ難しいと思うんですよ
24:00
それこそルックバックってね
読み切りなので単行本にしても一冊しかない作品なんですけど
これを短いとはいえ約1時間の映画に収めるとなると
多分追加しなければならないエピソードが出てきたりとか
短すぎて追加しなければいけないエピソードが出てくるとか
これはルックバックじゃなくて
長い作品を短くするとカットしなきゃいけないところが出てくるとか
これもそれこそ東京リベンジャーズなんかそうですけど
そういう原作から変えなければならない部分が出てくるっていうのは
アニメ化作品においても往々にして出てくる部分ではあるんですけど
今回の劇場アニメルックバック
かなり原作に忠実に映像化された作品だったのではないかと私は思っています
ただその一方でアニメじゃないとできなかった
そういう躍動感のある演出
映画オリジナルの演出っていうのもかなりあって
押山監督っていう方がアクションかなり得意とされる方みたいなんですよね
それこそチェーンソーマンにも関わっていらっしゃって
チェーンソーマンでは悪魔のデザインを務めていらっしゃる人なんですが
アクションすごい得意らしいんですね
なのでそのルックバックにおいては冒頭の藤野が書いた4コマ漫画っていうのをカラーでアニメ化したりとか
あと最後らへんですね
エンディングあたりのアクションというか大きく動くシーンがあるんですが
登場人物が大きく動くシーンがあるんですが
その辺なんか押山監督のカラーも出ていてすごく良かったなっていう風に思いました
私ねあそこがすごい好きなんですよ
原作でもすごい好きだったシーンなんですけど
京本から藤野がファンなんだって言われて
それでオタクの熱意みたいなのを京本から直に浴びて
その帰り道に藤野が本当にこう踊りしながら帰るっていうシーンがあるんですけど
これ私原作でもすごい大好きだったシーンなんだけど
この躍動感っていうのがアニメにおいて本当に一番私好きなシーンだったなって思います
だってさこれ私ポッドキャストやっててもすごい思うんだけど
ファンなんですっていつも聞いてますこういうところが好きなんですっていう
自分がやってることに対してのその熱意っていうのを浴びた時ってすごい幸せなんだよね
高揚感があるっていうかやっぱ高まるじゃん
自分がやってきたこと認められたっていう気持ちになってすっごい高まるんだけどさ
このシーンでの藤野の高まり具合っていうのは本当にこのシーン見事に表現されてたなって思うんですよね
なんかだって藤野にとってはさ紙の中に絵を描いていた
しかもその学校のねその学級新聞の中だけの4コマ漫画っていう本当に小さな世界での出来事だったんだけど
27:01
あの小さな世界を褒めてくれたっていう世界の中ではね
その全世界の中においては本当にちっぽけなちっぽけなもう米粒にも満たないような小さな喜びなんだけど
それがもう自分にとっては世界の全ての喜びなんだっていうように感じられるような
これをねセリフのないシーンで見せてくるんですよすごくないですか
これはね何かものづくりをしたことがある人だったら絶対にぶっ刺さると思うんですよね
このシーンこの声がないにもかかわらずこの躍動感と高揚感を感じるシーンっていうのはね
是非あの一見ですね一見のシーンだと思います
でまぁこの吉山監督が得意なそのアクションというか
アクションが得意だっていうのがこの高揚感だったりとか躍動感を見せるシーンというのにつながっていると思うんですけど
この楽しそうにするところにこの吉山監督のカラーっていうのが前半部分すごく出ていて
藤野と京本が2人で漫画家になっていく過程っていうところでここもう存分に使われてるんですよね
この藤野が行動にするシーンっていうのがこのトップオブトップみたいなものだと思ってるんですが
ここから先の2人で一緒に漫画家になっていく
引きこもりだった京本を引っ張り出して友達になった藤野が一緒に漫画を書いていって
で2人でペンネームをね2人の名前をくっつけたペンネーム
藤野京というペンネームを名前をつけて雑誌で13歳で
準入選という形でしたが入賞して高校卒業までに読み切りが7本雑誌に掲載されるというね
本当に順風満帆の人生を漫画家人生を2人は歩んでいくわけなんですが
でもそれもね6年間の話なんですよね
中学生から高校生までにかけての6年間の間にこれだけ順風満帆のストーリーを描いていくわけなんですが
結局京本がこの後もっと絵が上手くなりたいということで美大に進学を決めるということで
出版社から高校卒業後の連載を約束された矢先の出来事だったんだけど
京本は藤野から自立してもっと絵が上手くなりたいって思ってるんだよね
推しから自立したいっていう
推しから自立したいって変な話なんだけど
自立してもっともっと絵が上手くなってまた一緒に絵を描きたいと思っているのと
それと藤野は京本がまた引きこもりに戻ってしまうのではないか
自分から離れることによって元の世界に帰ってしまうのではないかっていうのをすごく心配してるんだよね
ここで2人で口論するシーンがあるんですけど
この口論するシーンっていうのもね
紙の上ではまた味わえなかった味わい深さっていうのがあってすごく良かったですね
30:01
藤野が速すぎるんですよ
藤野のスピードが速すぎるんですよ
京本に対してというか
京本にとっての京本が人生において持っているスピード感よりも
藤野が人生において持っているスピード感の方が速すぎるっていうのが
映像だからこそわかるシーンっていうのが結構あって
なので京本は藤野のことを押しているので
藤野のことすごいと思っているので
引き目があるんですよね追い目があるというか
もっともっと頑張って藤野に追いつかなければいけないっていう気持ちがどうしてもあって
なので京本が勉強をして美大に行って絵の勉強をして
もっと頑張りたいって思っている気持ちっていうのは
藤野のためなんですよね
京本は漫画を書く中で背景を担当しているんですが
藤野が書く漫画のためにきちんと背景を勉強したいっていう思いが
これ背景を勉強したいという思いが背景にあるっていう
今話そうとしてくだらないことを言ってしまった気もするんだけど
でもこれって結局ルックバックなんですよね
ちょっとこのルックバックに隠された話っていうのは最後らへんでしょうかなと思うんですけど
ルックバック背景なんですよね
彼女にとっては背景を描くことが彼女における存在意義だったと
京本における存在意義だったと
だから大学進学を決めたのではないかっていう
これは言葉にして語られるわけではないんですが
彼女にとってのルックバックだったんだろうなっていうふうには思いますね
その後京本と離れた後藤野は一人で連載を続けることになりました
シャークキックっていう連載をずっと続けていくんですが
ここで映画でのオリジナルのシーンっていうのが
このシャークキックに対してはちょこちょこ入ってきます
藤野が出版社から送られてくるアシスタントに満足できないので
担当者に電話をしてもうちょっといいアシスタントをくれないかと
電話で相談するシーンとかあったりとか
それとか読者ランキングのグラフが出てくるんですけど
これが人気ランキングが上がったり下がったりするっていう描写の部分だったりとか
そういうところは映画オリジナルのシーンですね
ビジュアルで見せることによって藤野の葛藤だったりとか
藤野の頑張りだったりとかっていうのを
しっかり見せてくれるシーンになっていたんじゃないかなと思いました
なので京本が去った後もいろんな苦労を抱えながら
シャークキックという連載を引いては漫画というものを
藤野は頑張って書き続けていたという描写になっています
もう一つシャークキックに対して変更が加えられている部分なんですが
棚にシャークキックのコミックスが刺されているんですよ
機関が刺されているんですけど
この機関コミックスがいくつかの間が複数冊あるっていうのが分かるんですよね
これ漫画版の方では10巻までが1冊ずつあって
33:04
11巻から先が10冊以上ボンボンボンボンって置いてあるっていう風になってるんだけど
アニメ版の方は結局原作の漫画版は10巻の後にアニメ化が決定してるんですねシャークキックが
なのでアニメ化決定後に一気に冊数が増えたみたいに見えるんですよ
ただアニメ版の方は徐々に増えているの漫画
同じ漫画が徐々に増えているんですよね
なのでその10巻までの間にも2冊3冊増えている描写っていうのがあるんですが
これどうしてこういう描写になっているのかっていうと
これ重版されたからなんですよ
重版っていうのが1回目に刷ったものが売り切れると
半を重ねてまた次にもう1回また版元から
小売本屋さんだったりとかに出していくっていう作業があるんですけど
結局めっちゃ売れたから追加で刷りましたよっていうのが重版なんだけど
重版されると作家さんには同じ本がもう1冊来るんだって
版を重ねるたびに新しい版だから初版っていうのが1冊1回目に刷られたものね
初版をまずもらうじゃないですか出版されたら
で増冊されると重版が増冊されると第2版っていうのがね
2回目出てて第3版第4版ってずっと増えていくんですけど
これ増冊されるために第2版第3版って1冊ずつくれるんだって
だからこれ原作だと11巻からが10冊以上置かれてるっていうことは
11巻からは重版されたのが10回以上重版されてるっていうのがわかる描写なんだけど
映画版の方は徐々にアニメ化が決定した後に
急にボンと重版されるようになったっていう原作漫画に対して
アニメ版はちょっとずつちょっとずつキャリアを重ねていって
シャークキックが人気になっていった結果
アニメ化が決定しましたよみたいなさ
ちょっとずつ階段を上っていった
藤野がランキングのグラフの描写だったりとか
アシスタントの描写だったりとかそういうところも含めて
漫画を頑張って描き続けてきた
少しずつキャリアを重ねていったっていうのを表現するシーンとして
映画オリジナルで追加された要素だったのではないかなというふうに思いました
一番センセーショナルなシーンにはなるんですけど
ここから先ですね一番大いなるネタバレなんですが
京本の不法が届くというシーンがあります
ここが起承転結の点の部分になるわけなんですけど
36:00
山形の美術大学
結局京本が通っていた大学で殺人事件が起きて
京本が犠牲になってしまったと
新聞の報道では被告がネットに公開していた絵を
パクられたと供述したとされていたんですが
ここの記述に関しては
ジャンプラでの公開の時から2回修正が加えられているんですよね
もともとは大学に飾られている絵から
自分を罵倒している声が聞こえたっていう内容だったんですよ
なので完全に絵を見て被害妄想を受けて
殺人を犯してしまったっていう犯人だったんですけど
その後ジャンプラで1回修正されてるんですが
この後修正された時は
誰でもよかったっていう通り間的犯行に修正されてるんですね
その後コミックスになった時に
ネットに公開していた絵をパクられたっていう風に
再修正されてるんですよ
つまり原作版は3回あるんですよ
2回の修正が加えられているので
3つパターンがあるんですけど
この犯人の供述について
だけど一応映画版では
単行本版のネットに公開していた絵をパクられたっていう
この供述が使用されたということになっています
地元に戻って
京本の部屋の前で
京本が部屋から出てくるきっかけになって
自分の4コマ漫画を藤野が見つけるわけなんですが
結局京本を部屋から連れ出してしまったから
京本はこの殺人事件に巻き込まれて
殺されてしまったんだっていう
罪悪感を抱いてしまうわけなんですよね
なので自分が漫画を描いたことで
命が失われてしまった
クリエイターは誰かを救うだけではない
誰かをもしかしたら間接的に殺してしまうこともあるんだ
っていうような
クリエイターが背負うものを描いているシーンがあるんですけど
描いていても何も役に立たないのに
っていう藤野のセリフがあるんですが
これはクリエイターが抱える無力感というか
これは原作者の藤本達希さんが
東日本大震災の時に
実際に自分もそういう無力感を感じたことがあるそうで
世界で起きた大きな事象に対する
クリエイターが持つ無力感っていうのが
こういうところには反映されているのかな
っていうふうに思います
藤本達希さんが経験したのは東日本大震災という大きな災害でしたが
このルックバックという作品の中においては
これは藤野の世界の中ではかなりの大きな出来事だよね
だって絵を一緒に描いていた親友が亡くなってしまった
しかも殺されてっていう
39:00
こんな大きな出来事っていうのがあったんでね
その後藤野が自分の4コマ漫画を破ることによって
京本が持っていた4コマ漫画を破ると
パラレルワールドの小学生時代の京本の部屋に紙が届くっていう
小学生時代の藤野は4コマ漫画を書くこともなく
京本も家を出て藤野を追いかけることもなく
二人が出会わなかったパラレルワールド
っていうところが描かれていくんですね
なので京本が藤野と出会わずに
絵の道に進むんですよこのパラレルワールドでも
山形の同じ美大に入学するんですよね
その通り間事件の日にやっぱり京本に
間の手は襲いかかるわけで
ここも無力感があるんですよね
結局一緒なのかよって思ってしまうその気持ちっていうのも
難しいんだけどねここを言語化するのって
で襲撃シーン
パラレルワールドでの襲撃シーンと
あと京本が元々パラレルワールド以前に
殺された時に犯人が供述している言葉っていうのが
ジャンプラの修正前ジャンプラの修正後
単行本版と映画版で全部違うっていうのがあるんですよ
そもそも絵から自分を罵倒している声が聞こえた
だったのが誰でもよかったになって
ネットに公開していた絵をパクられたっていう風に
供述が変わったっていうのと
それともう一つですねパラレルワールドの方で
京本を襲う犯人が叫ぶセリフがあるんですが
これも俺のパクったんだろっていうセリフになっているのと
社会の役に立てないくせに絵を描いてバカじゃないのかみたいな
ちょっとちゃんとしたセリフ回しが覚えてなくてあれなんだけど
そういうセリフだったのがジャンプラの修正後
単行本版と映画版は
俺のアイディアだったのにパクってんじゃねえって言うんですよね
っていうこのセリフの修正の移り変わりっていうのも
それこそ不適切なシーンとして修正されたっていう経緯があったりとか
ネット上で批判が起きたりとかっていうのもあったんだけど
そういうところも踏まえてね
同じシーンなんだけどセリフがこういう風に変わったっていうところを
ちょっと考えてみるのもいいのかもしれません
というのも修正前のものが犯人を精神疾患者のように描いているんですよね
なので差別とか偏見が出てしまうのではないかとか
それとか2019年に起きた共和2の放火殺人事件
これ5年も経ったっていうの
先日5年経ったっていう報道を見てびっくりしたんですけど
42:05
この事件では被告は京都アニメーションに応募した小説から
アイディアを盗まれたと思い込んで犯行に及んだっていうね
1回修正で盗作の主張っていう盗まれたっていう主張の要素を消したんだけど
単行本版と映画版でその要素を復活させて残していたっていうところから
共和2のこの放火事件に対する原作者の思いっていうのはね
藤本達喜さんの思いっていうのはかなり強いんだろうなっていうのは
私はここの修正修正の追加結構に対してすごく感じました
やっぱりクリエイターだからこそ
理不尽にクリエイターであるからという理由で奪われる命があってはならないっていうのは
共和2の放火事件に対しては私も本当にすごく思うところで
でもルックバックっていうのが過去は変えられない
だからもしこの共和2の放火事件もパラレルがあるので
もう1回人生をやり直すことができてっていうことがあったとしても
スタッフ69名の亡くなったり怪我をしたりっていうような
過去っていうのはもう変わらないのではないかっていうね
フィクションだから描けるやり直しっていうのをルックバックでは描いてるんだけど
でも実際には変わらないんだよっていうそういう痛みも描いていたりとか
そういうところがまたルックバックちょっとこう
しんどいところであるんだよね読んでてね
読んでて見ていてしんどいところではあるんだけど
それをしっかりアニメーションにも落とし込んでいたっていうのは
この作品素晴らしかったなっていうふうに思いました
でこの犯人に背後から飛び蹴りを浴びせるというね
その映画版の漫画版でも漫画家にならなかった世界線の
藤野が出てくるわけなんですが
この映画版の見せ場の1つであるアクションシーン
ルックバックの中ではほぼないアクションシーンの1つが
この藤野のライダーキックですね
ここで京本命を救われるんですパラレルワールドでは
ここの世界線では初めて藤野と京本出会うんだよねここでね
京本と出会わなかった藤野は空手をやっていたとか
もともとの世界線ではやっていたことを
漫画の道に進まなかったことによって続けていたこととか
いろいろ工作しあってここで答え合わせがされるので
オープニングの方でやっていたことっていうのは
別にいらない要素ではなかったっていうのも
この辺で分かったりするんだけど
時間がかかって遠回りしたかもしれないけど
45:02
どちらの世界線でも2人は一緒に絵を描いていくことになるんだろう
っていうところを見せるところでこの話終わるんですが
最後の4コマが私好きで
藤野の背中にツルハシが刺さっているっていう
オチのところがすごい好きなんだけどさ
結局
どう人生巡ってもやり直しをしても
つながる部分があるのかなっていう
それは
中学生時代から一緒に漫画を描かなかったとして
大学生になってようやく出会って
一緒に漫画を描くようになってっていう世界線でも
結局
藤野の4コマに京本は影響を受けてるんですよね
藤野の作風を引き継いでいたっていうのが
分かるんですよ
好きなものって
どういう世界線にいても変わらないんだろうなみたいな
そういうのが分かったりもします
元の世界線に帰る藤野なんですが
読者アンケート見つけちゃうんですよね
京本の部屋の中でね
こういう読者アンケートのグラフが途中で出てくるわけじゃないですか
これは映画版のビジュアルで出てくる
本当にすごく見せ方が上手かったシーンなんですけど
これが読者アンケートを出していた
京本っていうシーンに
つながっておーってなるっていうのは
これは映画版ならではの気持ちでしたね
本棚にもシャクキック同じ感がたくさんあるんですよ
つまり京本は10判の度に
藤野のコミック買い集めていた
っていうことが分かるんですよね
藤野が京本の部屋に飾られていた
飯店を見つけるんですけど
これ京本に頼まれてサインをしてあげてるんですよ
自分の初めてのファンに
サインをしてあげたものが
実はそこの部屋に残っていたということで
やっぱりさ自分の作品を読んで
自分の作品に対して
とびっきりの反応をくれる
ファンっていう存在
京本っていう存在が
いかに藤野の中で大きな存在だったかっていうのが
またここで分かるんですよね
シャクキック救済してたわけなんですけど
11巻の後に
この続きは12巻でって自分が書いた文字を見て
京本のために
そして引いては京本をはじめとした
ファン・読者たちのために
また再びペンを取るということなんですけど
藤野はね
ずっと相変わらず漫画を書き続けているっていうさ
48:02
その背中をずっと描かれ続けているっていう
ルックバックっていう作品が
やっぱりその背中っていう
後姿っていうのはすごく重要だと思うんですけど
後姿を見せることによってどうやって
人生歩んできたかっていう
あのルックバックって
ルックバックってさ
普通に英語として翻訳すると
振り返るっていう意味なんですよね
だからこの作品の中では
京本が亡くなった後に
パラレルワールドのシーンに入った時点で
自分の人生を違う方向から振り返っているっていう意味もあると思うんですけど
直訳というか
単語を分解して無理やり翻訳すると
背中を見る
ルックバックね
バックって背中っていう意味もあるので
ルックバック背中を見るっていう視点から考えた方が
この作品はしっかり読み解けるような気がしていて
まずは最後に出てくる京本の反転ですね
反転の背中に描いたサイン
つまり背中ですね
で何度も何度も絵を描いている
藤野の背中
っていう藤野の背中がもうひたすら
もう本当にさ
何枚背中の絵を描かれたんだろうっていうぐらいね
映画にするにあたって
アニメにするにあたって
どれだけ背中の絵を描いたんだろうっていうぐらい
もうめちゃくちゃ背中が出てくるんですけど
藤野の背中がめちゃくちゃ出てくる
そしてね
背中を見てっていう
ツルハシが刺さっている4コマ漫画だったりとか
とかね
藤野がね
京本も私の背中を見て成長するんだなっていうセリフを
言ったりとかするんですけど
それにはさっきもお話ししたんですけど
背景ですね
あの京本は
ずっと藤野京になってから
背景を描くことっていうのを担当していた
その辺で背中
後ろみたいなものは
非常に重要なモチーフとして
この作品の中にはたくさん出てくるな
っていうふうに思いました
でもあの
なんていうのかな
絵の表現としても
この映画の中で
背中っていう表現
ものすごく重要なものだと思うし
エモーショナルに描かれている部分だと思うので
ここにはかなり注目をして
見てみるのもいいかもしれません
あとは映像作品好きとして
藤本達喜先生の
映画のスパイスというか
映画のポイントポイント
入れているものっていうのにも
注目をしてほしいんですけど
ルックバック見ていく中で
外せないのが
クエンティン・タランティーノ監督の
Once Upon a Time in Hollywood
っていう作品なんですよ
これね
原作の作品の最終コマで
実はそのOnce Upon a Time in Hollywoodの
51:01
ジャケットも描かれているぐらい
この作品の中で
ルックバックの中で
下敷きにされているんだっていうのはね
本当に原作の時点で
かなりたくさんの人が言及している部分なので
今更私が言うことでもないんですが
この藤本達喜先生が
大胆にここまで作品名をはっきり出して
本編でオマージュしているっていうのは
めちゃくちゃ珍しいと思うので
なんだろうな
このルックバックを見ることで
ちょっとモヤっとした気持ちを持っている人は
ぜひOnce Upon a Time in Hollywoodも
見ていただくと
もっと理解が深まるのではないかな
というふうに思います
あと映画の方なんですけど
予告編の中に
バタフライエフェクトっていう映画のポスターが
藤野の部屋に飾られているシーンが出てくるんですよね
このバタフライエフェクトっていうのが
実は漫画の時にも
関連性があるんじゃないかっていう
指摘をしている考察も
たくさん見受けられました
なのでバタフライエフェクトも
見るといいかなとは思うんですが
これバタフライエフェクトは
私は主題歌の方が重要かなというのも
思っているんですが
バタフライエフェクト主題歌
オアシスなんですよね
オアシスのStop Crying Your Heart Outっていう曲が
主題歌なんですけど
この作品の中に
オアシス隠されてるんですよね
オアシスの作品の中の
Don't Look Back In Anger
という曲があるんですけど
このLook Backの
一番最後冒頭のところに
原作の方では
革命新聞を配るシーンで
黒板にDon'tっていう言葉が書かれているんですが
映画版でもやり方は違うんだけど
ちゃんとDon'tっていう字が出てたんですよね
一番最後にIn Anger
という言葉が書かれていて
この作品のタイトルの
Look Backっていうのを間に入れると
Don't Look Back In Angerっていう
オアシスの曲のタイトルが浮かび上がってくる
っていう作りになっているんですよ
この作りがすごい好きなんだけど
このDon't Look Back In Angerっていう曲自体が
テロ事件の追悼集会とかで
イギリスで合唱をされたりすることも
あるような曲なんですよ
タイトルからもわかる通り
直訳すると
怒りに任せて過去を振り返ることをしないでくれ
っていうタイトルなんですよね
過去に起こったことに対して
怒りを抱くのではなく
考えてみてくれないか
っていうような訴えかけをする
歌詞になっているもので
このテロ事件の追悼集会で
合唱されることからも
考えられるように
結局
このLook Backという作品の中でも
54:00
痛ましい事件が起きてしまったりとか
それの下敷きにされている
であろう共和にの事件だったりとか
それとか
藤本辰樹先生が無力感を抱いてしまった
東日本大震災のことであるとか
この曲を送りたい
ものっていうのが
たくさん下敷きにされているんですよね
この作品の中で
原作を読みながら
そして
劇場版Look Backのことを
考えながら
聞くとまた
イメージがたくさん
湧くのではないかな
っていう風にも
思いました
劇場版アニメ
やっているうちにぜひ見ていただきたいなと
本当にアニメ化
映像化されたという観点で
言えば私は
オタクにあった
オタクにあってしまった
クリエイター
押してもらえた喜びのシーン
本当にあのシーンが一番好きなので
あそこだけでも本当に見てほしい
っていうぐらい本当にめちゃくちゃ好きなんですけど
あの
なんだろうな
約1時間しかないアニメ作品
劇場版のアニメ作品としては
割と短い方ですよね
中編作品ぐらいの
位置づけになるかなと思うんですが
それだけ短い作品なのに
本当にこんなに見せてくれる
作品があるのかと
今年ね
7月に入ってから見たので
下半期に見た作品の中に入るんですが
下半期
入ってすぐ見た
中で
もうすでに今年ベストの中に
入れていいなって思ってる作品なので
やってる間に良かったら皆さんも
見に行ってください
原作もぜひ
見ていただくとまた解像度が
上がると思うので
ご紹介した他の映画だったり
音楽だったりとかも
合わせて楽しんでいただけるといいな
という風に思っております
というわけで映画ルックバックは
2024年6月28日より
もう一回言わせて
映画ルックバックは2024年6月28日より
全国の劇場で公開中です
というわけで今日は映画ルックバック
そして原作ルックバックのお話でした
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57:00
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えっとこちらは7月31日の17時頃まで印刷することができますのでとトルタラジン ネットプリントまだ手に取っていないよという方はぜひ手に取っていただけると嬉しいなと思います
えっとねー ザーッと中に書いてあることを言うと春ドラマの雑貫とかも書いてますので
えっとねー アメットとか悪魔ゲームとかあとその他私が今期見たドラマについて
ちょこちょこ思ったこと書いてたりとかあのその他にもいろいろとあの 取るに足らんことを書いておりますのであと
結構さあの印刷報告とかねえっと主に x ではちゃんと印刷したよっていうあの写真を あげて交流のある方からねあのご報告いただいたりとかあの
インスタの方でも dm だったりとかねそういうところで ご報告いただいてますけど
もっとありがたいことにね字が綺麗って言っていただいて本当に嬉しいんですけどほんと 汚い
1:00:04
本当に本当にあの雑雑なのでなのそういうレビューうのみにしないでいただきたい ですがごめんね
褒めてくれたのにごめんねまあ褒めてくれたのすごい嬉しいなと思ってますありがとうございます あの本当に私今回下書きほぼなしで書いてるのであのゴールペン一発書きで
本文本本本本本本本本本本本本書いてるので 本当にあの字が綺麗なんてねあのもったいないお言葉いただいたりとか絵が可愛いって言って
くださったりとかめっちゃ嬉しかったですありがとうございますあの 第2弾もうすでに何を書こうかなって考えてるぐらいであの配信めっちゃを楽しいなぁと思って
なのでまぁ次秋ぐらいにちょっとね取れたら新ネットプリントできたらなぁと思っている のであの第一弾これねこの後どっかにそのネット上に
ネットの海に流して残そうかなそれとももうネットプリントをさせるだけで終わら せようかなとかちょっといろいろ考えているところなので
ねあの pdf で残そうかなという話を前してたんですけどこれネットプリントして終わり の方がもしかしたら楽しいのかもしれないと思い始めてしまってなんでね私の気が変わって
もうネットには残さないよとか言い出すかもしれないのでね もしよかったらあの20円でコンビニ行ったついでに印刷できますのでよかったら
あの何かのついでに印刷して読んでいただけると嬉しいです a 4番の紙ペラ1枚で20円で印刷が できますモノクロ版になっております
ローソンファミリーマートミニストップポプラでは7月31日の17時頃まで印刷が可能と なっております
印刷番号がアルファベットはすべて大文字で r 6 z 6 j 3 a アルファベットの a
k q アルファベットの q p s アルファベットの a なんだ アルファベットの a は a しかないわ
r 6 z 6 j 3 a k k q p ですね9は数字の9です ローソンファミリーはミニストップポプラで印刷をすることができますのでよろしければ
お手に取ってご覧いただければなぁと思いますであの sns での報告とか恥ずかしいよっていう人はね あのよかったらお便りで一言とかでも結構ですあとあのスポティファイの
コメント欄からあのチラッと印刷したよとか言っていただけるのもまた嬉しいのでぜひ 印刷したら教えていただけると嬉しいなと思っておりますとるたら人ネットプリントの
方もぜひどうぞよろしくお願いします アンデネート取るたら人もありますし花田の何かもありますしそちらもぜひよかったら一緒に
お楽しみいただけると嬉しいなと思っておりますどうぞよろしくお願い致します 今週はこの辺でお別れにしようかなと思います
取るに足らんラジオ遊びは地方在住映像権縁ためカルチャー好きの y 世代が ハッと息を止めたよもやま話を好き勝手に一人語る番組です
番組へのご意見ご感想を取り上げてほしい話題などは概要欄のメールフォームそして スポティファイからお聞きの方は
エピソード株のメッセージ欄からお送りください 花田花が思うままに更新する各種 sns ございます
1:03:06
xq twitter インスタグラムノートスレッドなどございますのでそちらもぜひフォロー よろしくお願い致します
ノート2つ持っております花田花名義と花田の何か名義がありますが現在花田の何か の方更新をしておりますよかったらそちらフォローして読んでいただいて好きもしていただけると嬉しい
なと思っておりますどうぞよろしくお願いします また各種 sns ではハッシュタグ取るたら上での感想をお待ちしております
ハッシュタグ取るたが平仮名ラジオがカタカナです では今週はここまでエンタメには中毒性がございます
両方容量を守って正しくお楽しみください お相手は花田花でしたまたね
01:03:49

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