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2022-12-23 13:19

#1-6 意外と知らない「問題」と「課題」の違い

頭がととのうラジオ、第6回は一年の振り返りにも活用できる「課題設定の方法」について話しました。認識していない人が意外と多い「問題」と「課題」の違いについて触れ、自分自身で課題を設定できるような考え方を紹介しています!
■頭がととのうラジオについて
頭がととのうラジオは、「頭の中をととのえて、日常を少しだけポジティブに」をコンセプトに、日常の中で出会う悩みや疑問に対して「整理整頓した上でポジティブな物事の見方を考える」番組です。
“ものごとの編集者“角田尭史の、経営者や若手ビジネスパーソンとの対話を通じて分かった“ものごとのととのえ方“を、一つのテーマを元にリスナーさんと一緒に楽しんでいきます。

こんな人におすすめ!
・普段いろんなことを考えているが、頭の中でごちゃごちゃしている人
・日常の中で何か違和感を覚えているが、その正体がわからず悶々としている人
・自分の将来や事業の未来を考えてはいるが、いまいちピンとこない人

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■パーソナリティ
・角田尭史:株式会社midnight sun代表取締役/編集者
愛媛県出身。愛媛、北海道、東京、静岡に住み、約2年間多拠点生活をしたのち宮城県石巻に居を移す。また、土木建築技術者→編集者→広報、マーケティング、経営企画→会社経営と、広範囲の経験を持つことが強み。編集者としての知見を活かして“ものごとの編集者“として活動し、1対1のコミュニケーションを元に主に経営者や若手ビジネスパーソンに伴走して頭と心を整える取り組みをしている。noteを毎日更新中。趣味は朝日や夕日を観に行くこと。

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・江川みどり:フリーアナウンサー
岩手県盛岡市出身。IT企業で広報として務めたのち、フリーのアナウンサーとして独立。ビジネス経験、500本以上の生放送番組司会で培った臨機応変な対応が強み。

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頭がととのうラジオ。この番組では、頭の中を整えるコンセプトに、日常の中にある悩みや複雑な物事を整理整頓し、
そこから、物事のポジティブな見方をリスナーの皆さんと一緒に考えていきます。
皆さんこんにちは、パーソナリティを務める物事の編集者株式会社midnight sun代表の澄田敬です。お願いします。
同じくパーソナリティを務めるフリーアナウンサーの江川みどりです。よろしくお願いします。
お願いします。
いやもう澄田さん、毎年言ってる気がするんですけど、もう年末ですよ。
あ、年末ですね。早い。今年もなんか早いですね。
なんで本当12月ってあっという間に去っていくんでしょうね。
12月特に早いですよね。気づいたら。
つい最近入ったと思いきや、あれもうこんなに経ってるっていう。
終わりが近づいてますよ、ほんと。
ちょっとそんなタイミングで収録もしてるんですけど、
今日はそんな年末にぴったりなテーマを持ってきてくださったんですよね。
そうですそうです。
次年の振り返りとかをこれからしていくって方もたくさんいらっしゃると思うので、
そこで使えるような話を今日は一つしたいなと思っております。
はい、ズバリ今回のテーマは問題と課題の違いということですか。
これはどういうことでしょうか。
そうですね、これなんですけど、僕が大企業に昔勤めてまして、
その時に研修をいくつか受けまして、
その時に一番僕の中で印象に残っているような話でして、
この考えも今でも使うことが結構あるので、
ぜひその場で皆さんにもご紹介したいなと、
今日はこの話をしようかなと思いました。
はい、三浦さんの大企業にお勤めだった時の経験が元になったテーマということですね。
そうですね、というわけなんですけど、
ちょっと突然ここからの質問で、問題と課題の違いって何だと思いますか。
そう、これね、テーマもちろん見てから、私自身も何だろうって思ってて、
ちょっと考えてみたんですけど、
ちょっとふわふわしては言い方になっちゃうんですけど、
問題は何かしら滞っているものとかがあって、
それぞれ共通の困っていることとかがあるみたいな、そういう認識なんですけど、
課題はわりと明確に何か解決する手段があるというか、
課題と解決ってセットなイメージがあって、
必ず何か解決する方法であったりとかしなければいけないことがセットであるようなものなんじゃないかなって思います。
ちょっとごめんなさい、具体、分かりやすくパッと違いはこれですって言えてないんですけど、
イメージはこの感じです。
03:01
うん、なるほど。70点ですね。
そこそこ良かった?思ったより良かったです。
まさか採点方式。ありがとうございます。
話してること自体はほぼほぼ答えだったんですけど、
もう少し深掘りして話したいなと思い、その余白を作っておきました。
最初にちょっとふわっとした説明をしますと、
問題はまず理想と現状のギャップですと。
理想的なことがあって、現状こんな感じになってるっていうのがあって、
そのギャップから生まれるのが問題でして、
その問題も何かしら原因っていうのがあるのでと、
その原因から分かるような改善点っていうのが課題っていうものになると思います。
ちょっとふわっとしてるんで分かりづらいんですね。
一旦こんな感じですね。
そう、段となく理解したんですけど、何かもし具体例とかあったりしますか?
あります、そうですね。
例えばですけど、僕がカレー屋さんをやっているとしますと、
1日100食を目標にしてて、100食が売れるのが理想だとして、
実際は毎日50個ぐらいだけしか売れてないっていうのが現状だとして、
となるとそこのギャップから問題っていうのは、
目標の半分しか売れてないっていうのが問題点になりますよねと。
その原因っていうのは本当にいくつもあると思いますけれども、
例えば集客とかマーケティングができてないっていうのが原因だったとしたら、
そしたら課題は集客とかマーケティングっていうのを強化していくってことが課題になるかなと思います。
その具体的なアクションとして、毎日ビュラを配ったりとか、
例えばSNSの投稿を2倍にしていくとかっていうのが出るかなと思います。
これは何を原因として定めるかっていうのにもよりますけども、
問題は理想と現実のギャップとして発生していることがあって、
そこの原因から探っていって、潰すべきことが課題っていう風になるかなと思います。
なるほど。聞いてて、まず最初にパッと浮かんでくるのが問題で、
それを深掘っていくと具体的な課題が見えてくるみたいな順序で試行していくと、
より鮮明に見えてくるのかなって思いました。
まさにまさに。まさにです。
このフリーマークっていうのは本当にいろんなところで使えるので、
また具体例を話そうかなと思いますけども。
ぜひ教えてください。
例えばですけど、新事業を作っていこうみたいな時にも、
このフレームワークって僕が使えるかなと思っていて、
06:02
例えば僕がちょうど考えて去年やってたやつでして、
旅人、多拠点居住をしているフリーランスの人たち、
フリーランスとか企業家の人たちと、
インターンとかでいろんなことをやってみたいみたいな学生さんをつなぐというか、
マッチングしていくっていうのをちょっと思いついて、
その企画っていうのをやってたんですけど、
その企画を考えるときはまさにこのフリーマークを使いましたね。
具体的にどういうふうに問題と課題を出していたんですか?
そうですね。もちろん学生によって理想とするところは違うというのは前提でありますけど、
僕たちが理想としてたところは、学生さんがいろんな場所でいろんな経験を積みながら、
自分たちのやりたいことの解像度を高めていくっていうのを理想だと設定をしまして、
現状はインターンとか一つどこかの企業にコミットしていくっていうのがほとんどなんで、
現状そういうとこで活動してるっていうのがほとんどかなと思いました。
となると、その2つのギャップから考えると問題点としては、
いろんな場所でいろんな経験を積める環境に学生がアプローチできてないっていうのが問題点かなと思いまして、
原因はいろいろありますけど、僕たちが考えたところで言うと、
そもそもいろんなところでいろんなことをやってる世の中の大人の人のほとんどがどこかの企業に勤めたりとかして、
そういう人につくとやっぱりガッツリいろんな経験を積めるけど、
とはいえそこでしかわからないことを学ぶことがほとんどで、
なのでそもそもインターンとしてその人につくべき人っていうのをずらさないといけないというか、
ちょっとそこがミスマッチになってるなっていうふうに定めて、
なのでだったらいろんな場所でいろんな活動してる人たちと直接つながれるような機会を持って、
となるとフリーランスとしていろんな企業のお仕事をやってる人たちとか旅しながら働くっていうので、
いろんなところでいろんな人とつながりながら働いてる人とある程度一緒に働いて、
次は他の人と一緒に働くみたいな仕組みが作れればそこを課題に設定してみたいな感じで、
フリーランスの人と学生さんをつなぐみたいなプログラムを考えて企画してたっていう感じです。
こんな感じです。
実際にそのようなステップでさっきのフレームワークを使いながらやっていったってことですよね。
そうですそうです。
ちなみにその取り組みはどうなったんですか。聞いてもいいですか。
聞いてもいいですか。
もちろんもちろん。
今年の春休みに学生さんとフリーランスと5、6人つないで、
僕も学生さん一人一緒に活動したりとかしたんですけど、
割とフリーランスの人たちにも結構ご協力をいただいて、
09:00
いろんなことをやってみたいみたいな学生さんと5、6組かな。
5、6組つなぐことができてすごく広がったなと思います。
ちゃんと成果も出てるという。
出ました出ました。
取り組みですね。
すごい。
でも実際に何かやりたいってなったら何かしら障壁があって、
それなんだろうっていう風にやっていくと思うんですけど、
そこを今おっしゃっていただいたような問題と課題っていう風にしっかりと定義して分けることによって、
より具体的な案であったりとか、取り組みにつながるんだなっていうのが、
今のお話聞いててすごく分かりました。
それもですし、もちろん理想をちゃんと掲げるってことが必要なことだと思ってて、
理想を掲げないとギャップもないし、
なのでまず理想、どうしたいのかみたいな。
結構そこが大事かなと思って。
最初に課題を見つけると見つからないので、
こういうものを作りたいとか、こういうことをやりたいみたいな理想を描くことの大切さが、
さらに分かるようなフレームワークかなと思います。
まさにこのお話、この考え方っていうのは、
本当にこの1年の振り返りっていうのにも応用できそうですよね。
できると思いますね。
今年どういう1年にしたかったのかっていう理想ですね。
そこをまず思い浮かべて、
今日の皆さんが現状の皆さんだとして、
そこからその2つのギャップで問題点が分かってきて、
その原因を考えて、
次、来年に向けた課題っていうのがそこから分かるかなと思いますので、
ぜひやってみてほしいなと思っております。
ちなみになんですけど、
みどりぬは今年の振り返りとかもしてますか?やりましたか?
いやー、でも振り返りになるのかなと思うんですけど、
来年はとか、2年後、3年後はこうしてたいなっていうのを、
結構最近考えるようになりましたね。
で、もちろんそれはやっぱり今年こういう過ごし方だったから、
来年は変えるぞっていうので、
ある種振り返ってるなって最近思います。
うんうん、素晴らしいです。
ありがとうございます。
優しい、優しい澄田さん。
そんな、澄田さんいかがですか?
そうですね、僕は今年の振り返りをまさに今進めてて、
会社のこともですし、僕個人としてのこともですし、
今年1年でうまくいかなかったこと、
なんか良かったなっていうこと、
どっちも大事にして、
それで来年何をしていこうかっていうのを考えてるところで、
そうですね、ちょっとまさに振り返りをしてるような感じではありますね。
これまさに今ぴったりの配信のタイミングだと思うので、
これを聞いてくださった皆さんにも、
良かったら今日の考え方っていうのを使って、
12:00
なんとなく年末のちょっと落ち着いたタイミングでね、
今年を振り返っていただけると嬉しいななんて思ってます。
よね、澄田さん。
ぜひ使ってほしいですね。
はい。
はい、ということで、一応今回が年内最後の配信ですよね。
あ、ですね。
じゃああと4回になるんで、1ヶ月ですね、あと。
はい、約1ヶ月ということで、
また来年もちょっとまさに頭が整うラジオということで、
日常のちょっとした考え方とかを変えられたりとか、
振り返れるような内容をお届けしていきたいなと思ってます。
はい、来年も良かったら聞いてくださいねということで。
ぜひお願いします。
はい、年内の放送はこんな感じなんですけれど、
この頭が整うラジオでは、
リスナーの皆さんからの質問や感想というのをツイッターで受け付けています。
ハッシュタグ頭が整うラジオ、頭は漢字、整うはひらがな、
ラジオはカタカナで、ぜひ気軽にツイートしてください。
こんなテーマで話してほしいというリクエストも大歓迎です。
はい、ということで、年内放送は以上になりまして、
次は来年の放送でまたお会いしましょう。
皆さんありがとうございました。
良いお年を。
良いお年を。
13:19

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