00:08
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、 先日、アジェンダノートのインタビュー企画でロボットさんの、
ロボットさんって言ってどうなんだろうな、 映像業界詳しい人なら分かると思うんですけど、
ロボットコミュニケーションズが正式名称なんですね。 株式会社ロボットですけど、
専務の福崎さんにインタビューさせていただく機会をいただいたら、 ちょっとその話をご紹介したいと思います。
ロボットさんは、もうね、すごい会社なんですよね。 すごい会社なんですよ。
どうやってうまく伝えればいいかわかんないですけど、 踊る大捜査船ザ・ムービーとか、
今の国のアリスとか、ゴジラ-1と、 結構日本の映像業界における、
分岐点的な歴史に残る作品を作っているのが多い、 ほとんどロボットじゃねえかっていう、
個人的にはですね、思った会社なんですよね。
僕自身はロボットさん、ロボットの社員の方に初めてお会いしたのが、 もう2011年とかだったかな、何かのイベントでお会いして、
海猿とか、踊る大捜査船とか、 そういう映画作ってるんですよ、みたいな。
メインは広告事業なんですけど、みたいなのを教わって、
広告と映画とか同じ会社が作ることあるんだ、 みたいなのを思った記憶があるんですけど、
そのままあんまりロボットさんがどういう会社か知らないまんま、 現在になってたんですけど、
前にゴジラ-1の記事とかを書いたときにちょっと言及したんですけど、
ロボットが製作会社で入っていて、ロボットの方に、
日本のこのCG技術がアカデミー賞で評価されるとかって あり得るんですよ、みたいな話してたら、
その方をいわく、実は日本のそのCG技術って、
ハリウッドからはよく予算でこんな質の高いのできるよねって 褒められてたんですよ、みたいなこと言われて、
実は日本の映像コンテンツ足りなかったら予算だけだったんじゃないか みたいな話を書いたことがあるんですけど、
実はそういう新しい歴史を切り開くところに 結構ロボットさんがいるみたいな感じですね。
もともとは広告会社として安部修司さんが立ち上げて、
広告会社としてしばらくやってたんだけれども、何かのきっかけ、何だったっけな、
たまたま映画との接点ができた機会があったそうで、
そのときに安部さんが映画やりたいって関わったときに、
アメリカでお手伝いした結果、クレジットに会社の名前が載るっていうのに、
安部さんが感動されたらしく、映画をやるっていう、
エンドロールにロボットとしゃべり合うのを見て、 俺がやりたいのはこれだ、映画をやるぞって安部さんが旗振って、
03:06
岩井俊治監督のラブレターを最初に制作したっていうのが1995年だそうですね。
当時は映画のプロを引き抜いて映画をやるんじゃなくて、
広告やってたCMプロデューサーのエースを社内から引き抜いて映画授業になったそうです。
僕の頭の中でも広告と映画っていうのは別物だと思い込んでたんですけど、
実は当時、95年当時とかは、いわゆる映画の小さい会社が映画を撮るときの、
機材よりも、ロボットさんの方がバブル系だったんで、
CM業界にいいカメラとか、CG機材とか、タレントとかも実は揃ってたらしいんですよね。
実はその人たちで映画を作るっていうのをトライした結果、
通常の映画会社とは違う形の映画を作れる会社がロボットだったっていう。
その結果、オドルダイソーサセンズ・オブ・ズ・ムービーが98年で大ヒットし、
テレビドラマが映画を作るっていう、新しい流れをフジテレビが生み出したやつ。
それが実はロボットさんがある意味いたからできたんじゃないかと思っちゃうんですけど、
その後、オールウェイズ三丁目の夕日がヒットするみたいなのが繋がってったっていう。
その歴史があったんで、いわゆるネットフリックスが日本に上陸したときにも
何か作りませんか?みたいなオファーがあったそうで、
そのいろんな候補の中から作ったのが今の国のアリスで、
今の国のアリスは日本の実写ドラマとしてはネットフリックスの歴史を塗り替える大ヒットになり、
シーズン2を作られ、気がついたら今度はゴジラマイナス1の制作にも携わっていて、
当然あれはロボットさんからするとあくまで白組さんですね。
山崎監督と白組のシージ技術がすごいんだとおっしゃってましたけど、
でもそこにも携わって、だからこそ多分アカデミー賞受賞式の受賞コメントで、
壇上で安倍さんへのコメントが送られていたっていうことらしいんですよね。
やっぱりこういうなんだろうな、面白いですよね。
意外にいわゆる映画業界のど真ん中じゃない会社が映画を作るようになった結果、
そこのノウハウによって日本の映画が新しいシーンが切り開かれた。
だから驚かれ操作戦2のムービーがヒットした結果、日本の邦画がやっぱりその、
当時はね、映画館といえば洋画だった時代に、
邦画を見に行くっていう文化を作り、その邦画のエネルギーが今そういう、
今国のアリスとかゴジラマイナス1と繋がってると思うとね、
06:00
なんかちょっといろいろしみじみしちゃうなと思って聞いてたんですよね。
ロモットさんの話で面白いなと思ったのは、
ロモットさん自社をどういう会社と定義してるんですかって聞いたんですけど、
もともと映像を商品にする会社と自社を定義されてたらしいです。
今はだからコンテンツネーカーかな、みたいな言い方をされてましたね。
やっぱり普通だとやっぱり報告制作会社とか映画会社とかって、
箱の定義で作っちゃうんですね。
うちはテレビドラマを作る会社だとか映画を作る会社だとか、
でもロモットさんはコンテンツメーカーとかそういう緩い定義で自社を定義してるんで、
新しいオファーが来た時には断らずチャレンジするっていう文化ができてるんだと思いますね。
たまたまインタビュー行った時にリンゴジュース、ロボットさんが作ったやつを飲ませていただいたんですけど、
リンゴジュースをロボットさんが作ってる意味わかんないですけど、
本当そこは会社の文化として、インターネット時代ですべての境界線が解けてる時に、
こういう自分たちの事業に境界線を設けずに業界横断でやるっていう姿勢ってのはやっぱり改めて大事なんだなというのが
ちょっとしみじみしたインタビューでしたのでご紹介です。
詳細はインタビュー記事の方に出てますので、よければご覧になっていただければと思います。
こちらのチャンネルでは、日本のエンタメの明るい未来を応援するべく、
エンタメのSNS活用であるとか、保持活動を浸透を感じるニュースを紹介したいなと思っています。
ほかにもこんな話してますよって方がおられましたら、ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。