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2024-08-31 13:12

日本のフェスの撮影ポリシーの現状を整理してみた #752

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サマソニの撮影禁止ルールがファンの間でも混乱を招いているのが気になるので、フェスの撮影ポリシーの現状を整理してみた|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n954b67c0e155
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はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、藤井和さんのYouTubeライブが素晴らしかったんで、ちょっとYahoo!ニュースに記事を書いてみました。
Yahoo!ニュースのタイトルは、「藤井和のスタジアムライブが動画撮影OKで無料生配信も実施の神対応だった背景」というタイトルにしてみたんですけど、
ぶっちゃけ話、この記事を書いた背景を言うと、もともとは藤井和さんのライブでYouTubeの無料配信が実施されるっていうのに対して、一部の方がちょっとクレームというか、
もっと早く言って欲しかったみたいなのを言っていたのを、一部メディアが炎上させようと書き立ててたのをちょっと見て、もやもやしてたので、カウンター的に書きたくなっちゃったっていうのが一つあるんですけど、
実際にYouTubeライブを拝見して、めちゃめちゃ良かったですかね。良かったっていうか、皆さん見ました?見てたらわかると思うんですけど、
めっちゃこの瞬間にスタジアムに入れるって幸せだろうなっていうのも、すげー感じるライブだったので、ちょっと記事を書いたんですけど、
これね、月曜日の4時まででアーカイブ消すっていうふうに宣言されてたのが、いまだに見れるんですよね。いつまでっていう期限なくなりましたよね。だから、たぶんしばらく見れるんじゃないかな。
このオープニングのね、藤井和さんの客席にいるところから始まるって面白すぎますよね、これ。初日は録画だったっぽいですね。
たぶんさすがになんかトラブったら始められなくなっちゃうから、たぶんライブ始まる前に藤井和さんがスタジアムの客席のところに行って座って、それが盛り上がったやつを録画しておいて、始まるところでもう一回流してっていう感じにしたみたいですけど、
2日目はもうそのまま何もトラブルが起きないっていう。このね、藤井和さんがスタジアムからステージに向かって歩いていくまで誰も手伸ばして触ろうとしないっていうのが、このファンの層の良さを表してる感じでしたけど、みたいなのがこの無料ライブで見えるっていう。
しかもこのね、日産スタジアムのど真ん中にピアノを置いて演奏するっていう、これも完全に3年前ですか、コロナ禍の時の、友人でやるつもりだったのがコロナ禍でできなくなって無人でやったっていうもののこのリベンジというか、何というか、オマージュというか、それのこうね、あの伏線回収みたいな感じでしたんで。
僕藤井和さん、ファンっていうファンの方が怒られちゃうぐらいの藤井和さんの音楽軽く聴いてますぐらいの人間なんで、そういう人間でもやっぱこれ見て感動するぐらいですから、ファンの方からしたらたまんないですよね、みたいなのをちょっとこの思ったんで記事を書いたって話なんですけど、
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今回何がすごかったかっていうと、無料生配信もできるしアーカイブも見れるっていうのも紙対応なんですけど、もう一つやっぱ参加者全員にスマホでの動画撮影を許可するっていう、二重三重の紙対応が今回ファンの方に対してされてるんですよね。
それによって僕もこうやって、当然ファンじゃないんでチケット申し込んでもいいないですけれども、こうやって後から見ることができるという、つい思わずあのマイクロジャクソンバーリナーの静止シーン、めちゃめちゃ印象的だったんで、ちょっとそこのシーンを記事のヘッダー画像に伝わせていただきましたけれども、やっぱりこの藤井和さんがやることによってちょっと日本の音楽のライブの形変わるかもなぁみたいな、
ちょっと今回感じたのが一つあるんですよね。
もともとはやっぱその、ちょっと最初なんでライブに注目したかっていうと、これフラッシュかどっかでしたね。
運営に不審かしかない、藤井和ライブ無料中継発表遅すぎるっていう、一部のファンのネガティブの、一部の方のネガティブな声をメディアが掲示化してフェイジビューさせるっていうのをまたやってたんで、またやってるなぁと思いながら、
ほとんどのファンの人たちはそんなこと思わないんじゃないかなって思って書いたのがこの記事なんですよね。
やっぱり僕も今年になって初めてライブに急に行き始めたって、今ようやくなるようになりますけど、
ライブで会場で体験するのと無料配信でYouTubeで見るのって意味が全然違いますよね。
当然音楽が聴けるっていう意味では同じなんですけど、スタジアムでこの空気を感じれるとか、それだけでも全然違うと思うんですよね。
今回やっぱり本当に印象的だったのが藤井和さんが最初のMCで、
みんなもライブに来てるつもりだけど、私もみんなのライブに今日来てます。
This is not my show, this is your show. So let me hear your voice.
当然ね、ライブに来るっていうのは藤井和さんの歌をみんな聴きに来てるんだけれども、
藤井和さんがこれは僕のショーだけれどもみんなのショーでもあるんだと。
だからみんなの声を聞かせてくれって言ってみんなにハーモニーしてもらうんですよね。
これYouTubeライブで見てる我々参加できないですからね。
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やっぱり会場でみんなで歌って、スタジアムでみんなのショーを作るっていう。
本当全編通してそういう藤井和さんのこだわりが伝わってくるライブでしたし、
やっぱりその自信があるからこそ無料配信踏み切ったっていうことなんだろうなっていうのをちょっと見てすごい感じましたね。
当然今回やっぱりチケット売り切れた後に8月16日に無料配信もするっていう発表したっていう順番だったんで、
やっぱりチケット買った人からすると無料配信で見れるんだったらちょっと無理してチケット買うまでもなかったって方がやっぱり何人かはいて、
そういう人からするとやっぱりもっと早く行ってくれればっていうふうに思ったのでネガティブな声が出ちゃったっていうのはこれはあると思います。
ただやっぱりいろんな話をお聞きするとやっぱりいろいろ悩んだ結果今回判断したっていう話なのかなとも思うんですよね。
個人的に感じたのはやっぱり無料配信もそうなんですけどまず動画撮影OKを全編で許可したっていうのはやっぱり大きな変化だと思います。
これは日本では神対応なんですけど実は海外では普通になってきてるんですよね。
もう日本だとどうしても無料で動画撮れるようにしたらライブに来る人いっちゃうんじゃないかって心配する方がまだまだ業界でも多いんですけれども、
実際はもう海外はもうスマホ撮影されるのは当たり前で、
多分止めたくてももう止められない空気になっていて、
でも実は世界の音楽ライブ市場ってもう着々と伸びてるんですよね。
日本の音楽ライブ市場って実は今横ばいが見込まれていて止まってるんですよね。
これは別にSNS投稿を強化してるから伸びてるだけじゃないと思うんですけど、
少なくとも悪影響はないっていう証明がされていて、
一般的には業界の人の見立てで言ってやっぱりファンの投稿を見ることによってファンの友達がやっぱりそのライブ行ってみたいと思うから撮影OKしても大丈夫だったっていう。
海外はそういう考え方なんですよね。
日本はもう禁止が当たり前なんでなかなかそう思える方は少ないかもしれないですけど、
実際今回藤井和さんはもう多分アメリカツアーもされてますし、アジアツアーも去年されてますから、
その時にやっぱりファンの人たちがファンカムを撮ってあげるっていうのは体験しているはずで、
何にも実はその日本のファンだけは撮れないっていう形になっちゃう。
それ日本だけ禁止にしてしまうと。
そういう意味でもやっぱりもう世界基準に今回日本の基準を合わせるっていう意味で動画撮影OKにしたんだろうなと勝手に僕は思ってます。
実はスタッフの方の発表によると、参加者のSNS動画ではなく公式の生中継を最初に見て欲しい。
参加者のスマホの動画だと音質とかも悪いですし、
やっぱりそれはある意味完璧な音楽を聴いて欲しいと思っている関係者の方々からするとやっぱり本意ではないんで、
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それも見れる状態にしてファンカムはあくまでその補助要素としたいっていうので、
生配信を決断したっていうことだと思うんですね。
この辺の一連の決断をするまでやっぱり時間がかかったんで、今回のライブ無料中継の発表が遅くなっちゃった。
それによって一部のファンの方が不満に思っちゃったのはちょっと残念ではあるんですけど、
これは仕方がなかったのかなと思いますね。
でも実際にやってどうだったかというと、これは大成功ですよね。
成功っていう言葉が合ってるかどうかちょっとわかんないですけど、
僕みたいなそのコアな藤井風ファンじゃない人でも、
僕もうこれ3回ぐらい見ちゃいましたからね、このライブ。
消えると思ってたから慌てて2回見た、後にのんびり1回みたいな話ですけれども、
やっぱりこのライブの映像を無料で見れば見れるほどやっぱりこの会場にいた人たちが羨ましくなりますよね。
この自転車でね、みんなに会いに行きますって会いに来てくれるとか、
いろんな本当その会場に来た人たちしか楽しめない要素もたくさんあるのがやっぱり配信でも見れますし、
やっぱりその瞬間をいろんな方々がいろんな映像で撮ってくれて、
そのファンカムの映像も、僕こういう動画を見た結果多分YouTubeの映像も、
Xのタイムラインも最適化されてもう今藤井さんのファンの動画ばっかりがタイムラインに流れてくるんですけど、
こういうすることによってやっぱりその藤井さんの音楽の良さがさらに多くの人に伝わる効果もある。
当然そのプロモーションを狙ってこれをやってるわけじゃないと思うんですけど、
チケット本当にプラチナチケットでファンの方も全然撮れなかったらしいですからね。
帰宅しても来れなかった方とか、それこそYouTubeのコメント欄とか見てると、
介護があっていけないんだけれども内容配信があって見れたとか、
すごい思いコメントもたくさんあって、
こういう人たちのために生配信を決断したんだろうなっていうのも感じられますから。
これはスタンドにも音楽業界の方々たくさん来てたみたいですし、
単純に海外でも撮影OKにしてるから日本もした方がいいとかっていうレベルじゃなくて、
音楽を自由にするとか、大勢の人に良いものを見てもらうっていう文脈で、
日本のアーティストをもってやれることあるんじゃないかなって感じていただいた
日本の音楽関係者多かったんじゃないかなとちょっと思ったりしますね。
僕自身がXGファンなんで、XGのライブで動画撮影できるライブになってしまって、
動画撮影できないライブだと僕手持ち無沙汰でライブに居づらくなるっていう、
ニュージーズのライブとかすごいなんか居場所がなくってなかなか大変だったりしたんで、
撮影できるのでありがたいなと思っている僕が人間なのでちょっとバイアスかかってるような事実なんですけど、
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でもやっぱり海外のトレンドを考えると、こうやっていわゆる歴史に残るようなライブの映像が
海外のやつだって残っていて見れるんですよね。
でも日本のやつってアーカイブどんどん消えていってしまったりするのがやっぱりすごいもったいないなっていう。
当然こちらとかもアーカイブ消してるんで見れないじゃんって話があるんですけど、
でもその代わりファンカムで残るんですよね。
この辺のやっぱり音楽のパフォーマンス、今までは当然そこのライブでしか見れないからこそ
貴重でみんな行くっていうものだったっていうのは事実だと思うんですけど、
逆にせっかく残せる時代になっているのに残さないでいいんだっけっていうのをちょっと
改めて考えさせるライブだったなと思ったのでご紹介でした。
こちらのチャンネルでは日本の円溜めを密かに応援したいなと思っていますので
他にもこんな話してますよって方がおられましたら
ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
頑張ってます。
13:12

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