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2025-06-18 10:48

「バチェラー」坂東CMの反響が示す動画広告の理想像 #977

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「バチェラー」坂東CMの反響が示す、広告が嫌われる時代の動画広告の理想像(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9027bb470503c4d78f27eeca9f48f2c1a8e9f074
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サマリー

「バチェラー」の坂東CMに対する反響は、広告が嫌われる時代における動画広告の理想を示しています。特に、Uber Eatsの広告がユーザーに好意的に受け入れられており、広告の未来に関する重要な示唆を提供しています。

バチェラーの人気と広告の変化
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、バチェラージャパンの坂東さんのコマーシャルがですね、ちょっと面白かったので、
上に記事としてまとめてみたので、ご紹介したいと思います。記事のタイトルは、「バチェラー坂東CMの反響が示す広告が嫌われる時代の動画広告の理想像」というタイトルにしてみました。
バチェラージャパンは説明不要ですよね。元々はアメリカだったかな、リアリティショーで、一人の完璧なすべてを持った男性を十何人の女性が奪い合うみたいな番組で、
日本版のバチェラージャパンもめちゃめちゃ人気があって、もうシーズン6なんですよね。
なんなら男女を入れ替えてバチェロレってもシーズン2までやったかな、3までやりましたっけ、みたいな人気番組で、僕もひそかにこういう実は、記事を書くネタのためだと言いながらも結構好きなんで見てるんですけど、
今回ちょっと見てて驚いたのがその広告なんですよね。アマゾンプライムって今年から実はその有料版にも広告が入るようになったんですよね。
もともとはプライム会員の特典で無料でついてるみたいなサービスですけど、
アマゾンプライムの会員の動画配信陣にも広告が出ますよっていう、その広告出したくなかったらオプション料金さらに390円だったかな、毎月払ってくださいっていうパターンなんですよね。
ネットフリックスはメインの料金のやつは広告なしのまんま、これをどんどん値上げしながら広告プランはちょっと安いですみたいな、今790円とかでしょね。
から見れますみたいな感じで、既存のユーザーのやつは広告が入らないまま値上げしてるんで、値上げに対して文句を言う人はいるけれども、見てていきなり広告が出てきてびっくりしてクレームを言うみたいなことはないんですけど、
アマゾンプライムは逆で、既存の人たちは全員広告プランにしちゃって、文句外したかったらオプション払ってねっていう、YouTubeプレミアム方式にしたんですよね。
その結果、4月にアマゾンプライムの広告が始まったらSNSが地獄になって、アマゾンプライム、金払ってるのに広告出すなんて信じられないみたいな投稿がいっぱいあるんですよね。
注目されたUber Eatsの広告
本来はネットフリックスと同じことやってるんですけど、でもアマゾンプライムは既存が全員広告付きになっちゃったから、お金払ってるのに広告出るなんて信じられないっていうリアクションが多かったんですけど、
今回のマチェラジャパンの広告だけ反応が全然違うんですよ。
僕も見ててびっくりしたんですけど、マチェラは多分ちゃんと広告が入るタイミングも切られてるから入れやすいってのもあると思うんですけど、
僕、記事書きながら長らみしてたんで、ちゃんと見てなかったのもあるんですけど、
あれっていうワンドーさんのスピンオフ番組みたいなのが始まったぞと思ったら、実はUber Eatsの広告だったっていう。
これはね、ちょっとワンドーさん知らない人とかマチェラ見てない人からすると何を言ってるか全然わからないと思うんですけど、
本当はその本編を見ているときに本編に出ているホストのワンドーさん、人気ホストの方なんですかね、もう全シーズン毎回マチェラのサポートをしている方。
マチェラが出てるんですかね。実はファンがめちゃめちゃ多い方で、僕は一丁度だけお会いしたことがあって、おかげでこの記事書いたらご丁寧にコメントまでいただきましたけども、
めちゃめちゃいい人なんですけど、女性陣とマチェラの間に挟まれて活躍する方なんですけど、その方が番組の見方とかそういうのをネタに、
でUber Eatsを頼んで楽しんでみましょうみたいなコマーシャルなんですよね。
これをやっぱり、あ、へーと思って、番組の間に差し込まれるんですけど嫌な感じが薄いんですよね。
これはきっとそうなんじゃないかなと思って、SNSで検索したらみんな褒めてるんですよ。
なんなら本編よりこっちの方が面白いみたいなコメントもたくさんあって、それはすごいよくわかる。これ本当によくできてるなと思いました。
地上波のテレビ番組だと、せよせよワールドカップとかM-1とかで番組専用のコマーシャルってあって、
僕もリアルダッシュゲームTVというドラマに日産自動車さんが専用の広告を作ったのが、
昔審査員をやってた時に受賞されて、これこそが広告の未来なんじゃないかみたいなのをずっと思ってたんですけど、やっぱ手間かかるんですよね、この専用のものを作るのって。
なかなか地上波でも普及しなかったんですけど、それがまさか配信の番組でこんな専用広告を撮ってくると思わなかったんで、
それぐらいバーチャルライオンジャパンが見られてるってことだと思うんですけど、大勢の人に。
ネット広告の未来への示唆
いつとしても専用広告を作るだけのコストをかけてもフェイするって判断したんだと思うんですけど、
あんだけ批判されていた枠を、こうやった瞬間にポジティブの方が多くなるっていうのは、これね、すごい重要なことだと思うんですよね。
やっぱり昔からテレビコマーシャルって実はコンテンツで、トイレタイムとは言われてましたけれども、
実は10年ぐらい前までは、毎年流行語大賞はテレビコマーシャルから生まれてたんですよね。
で、それを分析している記事があって、その記事によると2013年の東新ハイスクールのいつやるか、今でしょっていう。
林治先生も今すっかり芸能人になってますけれども、この人がブレイクした2013年のコマーシャルがどうも流行語大賞に入ったテレビコマーシャルとしては最後らしいですね。
で、その後やっぱりコマーシャルはどんどん入らなくなってるって、それはやっぱりこのテレビ自体が見られるのが減ってるっていうのもあるかもしれないですよ。
広告話しがデジタル広告が入ってきた結果、効果測定をめちゃめちゃするようになったんで、やっぱりブランド広告よりも商品名でというキャッチコピーに力を入れなくなったんじゃないかみたいな分析もあって、なるほどなぁと思ったりするんですよね。
実際、ネットの広告ってもうひどいですよね。本当、広告って聞いた瞬間にみんな嫌になるっていう、個人的にはYouTubeが、YouTubeプレミアムの広告で見たいその時広告なしっていう、お前たちが広告ビジネスやってるのにそれを見ないためにお金払えっていう広告をテレビコマーシャルで回すっていう、なかなか皮肉なことをやってたのが、
2021年ですね、もう5年近く前ですけども、めちゃめちゃ印象的だったんですよね。やっぱりネットの広告って本当にその、広告授業やっているYouTubeですら邪魔な存在だというふうに言っちゃうみたいな、今もうYouTubeプレミアムの広告の最後のキャッチコピーがあるんですね。
音楽サブスクも広告なしっていう、広告がないこと自体を訴求しちゃうっていう、お金払えば広告見れなくなりますよって、ネットのバナー広告って本当にひどいですからね、それをブロックするためのアプリをわざわざ有料で買う人が増えて広告アプリがAppleアプリストアのランキングで1位になっちゃうみたいな時代になっちゃうんですけども、
やっぱりこのままだとダメだと思うんですよね。やっぱり本当なんか広告主が真面目にちゃんと分析してたら、あんなひどい広告のところに大手広告主が出てくるとありえないと思うんですよ。どう考えても多分その広告効果のポジティブな方より嫌われてる効果の方がデカいと思うんですけど、でもやっぱりデジタルの広告効果測定ってExcelで並べちゃうとコンバージョンした人の数値しか出てこないんで、
0.01%でも成果が出ればいいみたいな、これは成果が出るわけだみたいな感じでなってしまって、そうするとスマホの私たちの行方を遮り、ブロックする広告みたいなやつが成果が高いってことになっちゃうんですよね。もう1%以下の人でも広告が出れば、残り99%に嫌われても構わないっていう広告主だに今なっちゃってるんで、でも代金はそれじゃダメだと思うんですよね。
その意味でやっぱり今回のUber Eatsのコマーシャルのように、そのコマーシャルなんだけどそのコンテンツとして見て楽しいとか、それこそそれを楽しかったってわざわざSNSで口コミしてくれる人いる広告みたいなものっていうのは、これが本来ネット広告の未来にならなきゃいけないと思うんですよね。
本来ネット広告って見てる人の属性とか状況とかをちゃんと分析して出し分けれるっていうのは、いわゆるテレビコマーシャルのトイレタイム的な全員にも同じものを出すっていうものと違うことができるポイントなので、当然今回のバチラーの広告のような手間をかけたやつを番組専用に作るっていうのはそんなにしょっちゅうできることじゃないですけど、やっぱこうやってちゃんと丁寧にやれば広告自体がこうやって話題になったり好きになってもらえることがあるっていうのは
すごい重要なポイントだと思うんですよね。どうしても今はもうセイカスが出ればいいからもう生成外で適当に大量に100個ぐらい作ってA、Bテストやっていいやつ残せばいいんだみたいな。で、その広告もやっぱりセイカスが出るやつって結構過激なセリフとか派手なやつとか、それこそエロ広告とかだったりするんで、そうするとどんどんどんどんネットメディアもそういう広告枠ばっかり増やしていって、そのメディア自体見たくなくなるみたいな。
僕もね、昔はそのメディアの記事リンク貼るときは元のサイトにできるだけリンク貼るようにしてたんですけど、今は元のサイトにリンク貼るともういきなり30秒までみたいなのが出ちゃうんで、もうそれだったらヤフーニュースの方の天才記事に貼ろっていう風になっちゃってますけど、これほんとね、ちょっとそろそろやっぱりこういう分岐点になるべきなんじゃないかなと思ってるんで、はい、非常にユーバイツさんとアマゾンさんのいい事例だったのでご紹介です。
はい、こちらのチャンネルでは日本の縁のための明るい未来を目指すべく縁のためのSNS活用や推し活動の進化を感じるニュースを紹介していきたいなと思っております。
他にもこんな話してますよとかがありましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
ありがとうございます。
10:48

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